始生代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 顕 生 代 |
新生代 中生代 古生代 |
|
| 原 生 代 |
新原生代 | エディアカラ紀 キオゲニアン トニアン |
| 中原生代 | ステニアン エクタシアン カリミアン |
|
| 古原生代 | スタテリアン オロシリアン リィアキアン シデリアン |
|
| 始生代 | 新始生代 中始生代 古始生代 原始生代 |
|
| 冥王代 | ||
始生代(しせいだい、Archean eon)とは、地質時代の分類のひとつ。40億年前(または38億年前)から25億年前までの間を指す。最初の生命が誕生したと考えられる冥王代の次の時代であり、原核生物から真核単細胞生物が現れるまで[1]で原生代の前の時代である。太古代とも呼ばれる。
目次 |
概要[編集]
地層が現存する最初の地質時代で、最古の地層はグリーンランド西部、イスア地域のイスア緑色岩帯で、約38億年前のものである[2]。
系統樹による推計では、この時代の初期に全生物最後の共通祖先が現れ、細菌の祖先と古細菌類の祖先が誕生したと推定されている。これら生物のものとみられる微化石も発見されている。この時代のストロマトライトが最も古く、これを形成した藍藻類は地球上に酸素を供給し始めたと考えられる。グリーンランド、カナダ楯状地、バルト楯状地、スコットランド、インド、ブラジル、オーストラリア、南部アフリカなどに残っている岩石のほとんどは変成作用を受けている。
分類[編集]
始生代はさらに4つに分類される[3]。
冥王代との境界の年代値は公式には決まっておらず、暫定的な値として40億年前が使われている。この時代は放射年代測定による年代値ではなく、国際標準層序年代(Global Standard Stratigraphic Age)による数値年代で定義されているため、年代数値に誤差は生じない[4]。
原始生代 (Eoarchean)[編集]
始生代初期。
- 40億年前(または38億年前)から36億年前
古始生代 (Paleoarchean)[編集]
始生代前期。
- 36億年前から32億年前
中始生代 (Mesoarchean)[編集]
始生代中期。
- 32億年前から28億年前
新始生代 (Neoarchean)[編集]
始生代後期。
- 28億年前から25億年前
脚注[編集]
- ^ 池谷仙之・北里洋著『地球生物学 ー地球と生命の進化ー』)東京大学出版会 2004年 82ページ
- ^ 川上紳一・東條文治 『最新地球史がよくわかる本 第2版』 2009年 秀和システム ISBN :4-7980-2435-X
- ^ International Stratigraphic Chart (ICS)
- ^ 地質年代表における年代数値―その意味すること (日本地質学会ホームページ)
参考文献[編集]
- 国土交通省地質・土質調査成果電子納品要領(案)付属資料
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 仲田崇志 (2009年10月29日). “地質年代表”. きまぐれ生物学. 2011年2月14日閲覧。
- “地質系統・年代の日本語記述ガイドライン 2013年1月改訂版”. 日本地質学会. 2013年5月4日閲覧。
|
|||||||||||||||||||||||