ラショーン・メリット(LaShawn Merritt, 1986年6月27日 - )は、アメリカ合衆国の陸上競技選手である。主に400mを得意としている。彼は2007年に行われた世界陸上の4×400mR金メダリストであり、同大会の400mでは、ジェレミー・ウォリナー(アメリカ)に次いで銀メダルを獲得した。北京オリンピックの400mではウォリナーを下し、金メダルを獲得した。
来歴 [編集]
2004年に行われた世界ジュニアで、400m、400mR、1600mRで優勝し、3つの金メダルを獲得。その名を知らしめる。しかも、400mは当年ジュニア世界ランク1位、リレーはともにジュニア世界新であった。本来はロングスプリンターの彼だが、この年は200mでも20秒72の記録(当年の全米ジュニアランク4位)を出していて、400mRのアンカーにも起用された。
2005年は室内で史上2人目の44秒台を出した。しかし、屋外の全米選手権では400m4位だったため、個人では世界陸上の代表になれなかったが、本戦のリレーでは予選の3走を務めた。2006年はワールドカップ優勝。ジェレミー・ウォリナーが無敵を誇っている状態のため、2番手を追う形だった。
上述の通り、メリットは400mを得意としているが、それだけではなく、200mでも19秒98という好記録を持っている。200mの19秒台、400mの43秒台という記録は、短距離走の「大台」と言われているが、これら2種目でこの記録を達成したのは、マイケル・ジョンソン(200m:19秒32、400m:43秒18)以来で、史上2人目の快挙となった。
2008年の北京オリンピックと2009年のベルリン世界陸上で400mと4×400mリレーで金メダルを獲得したが、2010年ドーピング検査で禁止薬物のテストステロンに陽性反応を示し、暫定的な出場停止処分を受け入れた[1]。出場停止となれば通常2年間であるが、後に21ヶ月に減らされ、2011年の世界選手権に出場する事が可能となった。2011年7月29日ダイアモンドリーグ第11戦で復帰。2011年のテグ世界陸上で400mで銀、4×400mリレーで金メダルを獲得した。しかし、ロンドンオリンピック400mでは途中でふくらはぎの痛みを訴え、途中棄権した。
自己記録 [編集]
- 200m 19秒98 (2007年5月20日)
- 300m 31秒30 (2009年6月7日、世界歴代3位)
- 400m 43秒75 (2008年8月21日、世界歴代5位)
主な実績 [編集]
脚注 [編集]
外部リンク [編集]