メッザルーナ
メッザルーナ（またはメッツァルーナ、伊: mezzaluna）は、各端に持ち手（ハンドル）が付いた1つまたは複数[1]の湾曲した刃を持つナイフの一種。両手で各持ち手を握り、メッザルーナを前後に揺らす動きで材料を切り刻む[2]。刃は1枚が一般的であるが、2枚または3枚の刃がついたものも存在する[3][4][5]。またの名をミンチングナイフとも言う。
メッザルーナは通常、ハーブやニンニクをみじん切りにするために使用されるが、チーズや肉などをみじん切りにするために使用することもできる[2]。また、非常に大きな一枚刃のメッザルーナがピザの切断に使用されることがある。イタリアでは一般的に、ソフリットやペストなどの準備に用いられる[1]。
メッザルーナはイタリア語で「半月」を意味し、刃の湾曲した形状にちなんでいる[6]。イギリスではこの名称が最も一般的に使用されている。
脚注[編集]
- ^ a b “A Brief History of the Pizza Slicer”. Serious Eats (2012年12月8日). 2013年2月9日閲覧。
- ^ a b “What is a Mezzaluna?”. wiseGEEK. 2013年9月13日閲覧。
- ^ McGee, Harold (2010-10-26) (英語). Keys to Good Cooking. Doubleday Canada. ISBN 9780385671309
- ^ Willan, Anne (1989-09-17) (英語). La Varenne Pratique: Part 4, Baking, Preserving & Desserts. BookBaby. ISBN 9780991134632
- ^ Hesser, Amanda (2002年). “TEST KITCHEN; A Half Moon That Brightens Kitchen Labors” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331 2018年2月9日閲覧。
- ^ “Kitchen Tool: Mezzaluna Picks”. Food Republic. 2013年9月13日閲覧。
外部リンク[編集]
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