ミッドナイト・イーグル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ミッドナイト・イーグル』(Midnight Eagle)は、高嶋哲夫著の小説、またはこれを原作とした2007年11月23日に日米同時公開された日本映画松竹配給)。

目次

[編集]  概要 

高嶋哲夫著の小説を元に2007年11月23日に公開されたアクションサスペンス山岳映画の大作。

山岳、テロ国防と硬派な内容にもかかわらずキャスティングにモデル出身の俳優が多く出演した硬軟取り混ぜた内容の濃い作品。

第20回東京国際映画祭のオープニング作品である。防衛省昇格後に初めて協力した映画作品。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 [記述をスキップ]


[編集] あらすじ

元・戦争カメラマンの西崎。数多くの戦争写真を取り続けていた彼が、ある事件によって報道写真では何も変える事が出来ないという無力感にさいなまれ、一線を去る事になってしまう。日本へ帰国後、妻子を振り返えず、報道カメラマンとしての意欲をも失せてしまい病魔に冒され余命いくばくかもない妻を看病することなく、山にこもり、星の写真を撮ってすごしていた。

そんなある日、光を放ちながら墜落していく物体を目撃し、カメラに収める。そしてその後に航空自衛隊F-15J戦闘機が上空を通過していった。瞬く間に日本アルプス周辺が警戒される。

戦争カメラマンとしての西崎を尊敬し、自身も反戦ジャーナリストとして活動している高校時代の山岳部の後輩・落合信一郎に引っ張られるように現場に向かう途中、国籍不明の工作員部隊に遭遇する。数々の戦火をくぐりぬけてきた西崎は本能的に身の危険を感じ、すぐに下山することを主張するが、落合は功名心から単独で事件の取材を強行する。一旦は西崎は下山を思い立ったが、落合の身を案じ、現場に舞い戻ってくる。

謎の武装工作員部隊の様態を取材しているさなか、現場に向かって接近してくる自衛隊の山岳部隊と工作員部隊と遭遇戦が発生する。自衛隊の一個小隊が全滅するのを目の当たりにし、西崎・落合は恐怖を覚える。アルプスの達人の自認する二人はなんとかして墜落現場に到着しようと登頂を続ける。

現場に接近していくと自衛隊の空挺部隊が工作員部隊に待ち伏せ攻撃を受ける場面に遭遇する。西崎は自分の危険も顧みず、空挺部隊に警告を発した。両部隊の戦闘によって、工作員部隊の制圧はできたが自衛隊の小隊も全滅に近いほどの大きな損害を被ってしまう。そこで小隊で唯一生存した佐伯三佐と接触する。当初は佐伯は民間人の介入を嫌い、西崎達に下山を勧めるが、真実を報道するカメラマンのプライドと自分が青春時代を過ごした山で起こった事件を他人任せに出来ないという西崎の強い気持ちの前に佐伯は西崎達の同行を認めるざるを得なかった…


以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] 映画

ミッドナイト・イーグル
Midnight Eagle
監督 成島出
製作 「ミッドナイトイーグル」パートナーズ
脚本 長谷川康夫
飯島健三郎
出演者 大沢たかお
竹内結子
玉木宏
吉田栄作
音楽 小林武史
主題歌 Bank Band「はるまついぶき」
撮影 山本英夫
編集 ウィリアム・アンダーソン
配給 松竹
公開 2007年11月23日日本の旗
上映時間 131分
製作国 日本
言語 日本語
興行収入 7.77億円
allcinema
キネマ旬報
  

[編集] スタッフ

[編集] キャスト

[編集] 主題歌

[編集] その他

  • 第20回東京国際映画祭オープニング作品
  • 日米同時公開
  • ロサンゼルスにてワールドプレミア開催
  • 防衛省全面協力(防衛省という名称になってはじめて)
  • TSUTAYAファン賞日本映画ベストテン 第8位
  • 劇中初頭で穂高駅として登場した駅はホームのみ安曇追分駅のものが使用されている。
  • 陸上幕僚長が「松本のレンジャーをもってしても…」という行が存在する。
  • 松本駐屯地所属の第13普通科連隊は精強山岳部隊として名高く、山岳地域での行動能力は高いと思われる(今回の撮影にも協力)。しかし、独立した常設の山岳レンジャー部隊は存在しない。
他の言語