ファラド

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ファラドfarad、記号:F)は、静電容量SI組立単位。名称はマイケル・ファラデー(M.Faraday)に由来するもので、ファラッドともいわれる。

コンデンサなどに1V電圧がかかっていて、1C電気量が蓄えられているとき、そのコンデンサの静電容量は1ファラドであると定義される。かつて1Fの静電容量を持つコンデンサはその大きさからあまり実用化されず、1pFや1µFといった小さな単位がよく用いられた。現在ではスーパーキャパシタなどで4.7Fや1kFといった非常に巨大な容量を持つ素子も存在する。国際単位系(SI)で組み立てると、

F =C/V =C·V-1 =m-2·kg-1·s4·A2

となる。

[編集] ファラド毎メートル

誘電率の単位は、ファラド毎メートル(F/m)であり、

F/m =m-3·kg-1·s4·A2

となる。

[編集] ダラフ

静電容量の逆数をエラスタンスelectrical elastance)ということがある。その単位は、ファラドの逆数であるため、farad を逆さまにしてダラフdaraf)と呼ぶことがある。ダラフ[F-1]は、

F-1 =m2·kg1·s-4·A-2

となる。


SI電磁気の単位
名称 記号 次元 物理量
アンペアSI基本単位 A A 電流
クーロン C A·s 電荷電気量
ボルト V J/C = kg·m2·s−3·A−1 電圧電位
オーム Ω V/A = kg·m2·s−3·A−2 電気抵抗インピーダンスリアクタンス
オームメートル Ω·m kg·m3·s−3·A−2 電気抵抗率
ワット W V·A = kg·m2·s−3 電力放射束
ファラド F C/V = kg−1·m−2·A2·s4 静電容量
ファラドメートル F/m kg−1·m−3·A2·s4 誘電率
ファラドダラフ F−1 kg1·m2·A−2·s−4 エラスタンス
ボルトメートル V/m kg·m·s−3·A−1 電場(電界)の強さ
クーロン平方メートル C/m2 C/m2= m−2·A·s 電束密度
ジーメンス S Ω−1 = kg−1·m−2·s3·A2 コンダクタンスアドミタンスサセプタンス
ジーメンスメートル S/m kg−1·m−3·s3·A2 電気伝導率(電気伝導度・導電率)
ウェーバ Wb V·s = kg·m2·s−2·A−1 磁束
テスラ T Wb/m2 = kg·s−2·A−1 磁束密度
アンペア(アンペア回数) A A 起磁力
アンペア毎メートル A/m m−1·A 磁場(磁界)の強さ
アンペアウェーバ A/Wb kg−1·m−2·s2·A2 リアクタンス
ヘンリー H Wb/A = V·s/A = kg·m2·s−2·A−2 インダクタンス
ヘンリーメートル H/m kg·m·s−2·A−2 透磁率
無次元数 χ - 磁気感受率