パブリックアイ賞

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パブリックアイ賞(英語: Public Eye Award)とは、通称:世界最悪企業賞、毎年「最も無責任で社会正義に適わない企業」を決定するための賞であり、ベルン・デクラレーション(BD)とスイスグリーンピースによってコーディネートされ、世界各地からNGOが参画している。スイスダボスで開かれる世界経済フォーラム(WEF)の年次総会に対抗するイベントとして2000年以来開催されており、2009年1月28日にその十周年を迎えた。パブリックアイ賞は「利益至上主義志向のグローバル化」への本質的な批判の場として、「企業の社会的責任」(CSR)とともに2005年以降注目を集めている。

2009年には勇気ある労働者の活動を称えるため、ポジティブカテゴリーは初めて個人もその受賞対象となった。

2013[編集]

受賞企業:

審査員賞:

ノミネート企業:

2012年[編集]

受賞企業:

審査員賞:

ノミネート企業:

2011年[編集]

オーディエンス賞:

審査員賞:

ノミネート企業:

2010年[編集]

受賞企業:

スイス」「市民」両カテゴリーのパブリックアイ賞には、中国でセルセプト(免疫抑制剤)を販売し、90%以上の死刑囚から本人の意思に反して移植向けの臓器を徴発したスイスのヘルスケア企業に与えられた。

2009年[編集]

受賞企業:

ポジティブ・カテゴリー賞:

  • Freddy Lozano、Jairo Quiroz Delgado(コロンビアの全国炭鉱労組執行メンバー)

ニューモントは同社の推進したAkyemプロジェクト(ガーナ、アハフォ鉱山における開発プロジェクト)によって2009年度の賞を「勝ち取った」。審査員によれば、本プロジェクトは固有の自然生態系を破壊し、地元住民の強制立ち退きを遂行、さらには土壌・河川を汚染した。ニューモントはこれに対し、それらの情報は誤解を招くものであるとして、本プロジェクトは国際的な自然環境の専門家や地元コミュニティ、適切な政府機関や省によって広く指導されてきたものだと説明した。

BKW FMBエネルギーはドイツ瀝青炭の火力プラントとスイスにおける電力効率と再生エネルギーの同時伝播への参画によってスイスカテゴリーにて受賞した。

ポジティブ・カテゴリーではコロンビアの全国炭鉱労組のメンバー2名が国内最大規模の炭鉱における労働条件の改善のため闘ったことを受けての受賞となった。

2008年[編集]

メラニー・ウィニガー(2008年 パブリック賞にて),© nitsch.ch

受賞企業:

ポジティブ・カテゴリー:

「市民」「グローバル」の両カテゴリーとも、北ニジェールの子会社SomaïrとCominakのウラン鉱山労働者の健康状態に関する情報を隠蔽したフランスの国有企業アレヴァが受賞した。これによって域内の病院ではHIV患者に対し、空気・水・土壌の放射性汚染によるガンの兆候が実際に示されていると診断するだろう。

グレンコアはその不明瞭なビジネスのやり方や、コロンビアの炭鉱労働者に対する容認し難いような労働条件について、受賞の「名誉」に浴した。

ポジティブ・カテゴリーの受賞ドイツ最大の天然生地通信販売会社ヘス・ナトゥアが、原料のフェアトレードを含むその社会的でエコロジカルなビジネス展開によって受賞した。

2007年[編集]

受賞企業:

ポジティブ・カテゴリー:

ブリヂストンのグローバルカテゴリー受賞は、リベリアにある子会社の悲惨な労働環境がその要因となった。労働者は泥で出来た小屋に住み、その子ども達は労働を強制されており、さらには高度の有害物質を無防備で扱わなければならない、という環境下におかれている。

ノバルティスはインドのジェネリック薬(後発医薬品)生産の強制停止を伴った抗がん剤イマチニブ特許権取得のために受賞した。結果として数多くの患者は白血病の進行を遅らせるための投薬治療を受けることが出来なくなってしまった。ノバルティス社の製品は既存のジェネリック薬に比べ、実に十倍もの値段で販売されているためである。

ポジティブ賞は、エコロジー製品や環境に配慮した農業経営への貢献が認められて、スイスの生活協同組合が勝ち取った。

2006年[編集]

受賞企業:

ポジティブ・カテゴリー:

過去30年もの間、シェブロンは非常に有害な廃水をエクアドルアマゾン川へ流すことを是認しており、コスト削減のために浄化されていない廃水を地へ戻すことが習慣化していた。シェブロンは自然環境と地元コミュニティの健康問題にコストをかけることを拒絶している。

シティグループは税金逃れ達への節操の無いアドバイス活動で受賞。

ウォルト・ディズニーは中国での玩具生産において、製造業者の名前を明かさないことで工業モニタリングのチェックから身を守ってる。

ポジティブ賞は3つのNGO(非政府組織)に与えられた。彼等はコンチネンタルタイヤのメキシコにあるタイヤ工場の非合法な閉鎖に立ち向かい、これらの組織の要求は全て受け入れられた。

2005年[編集]

受賞企業:

ダウ・ケミカルの受賞は、1984年に起きたボパールでの惨事(ボパール化学工場事故)に対して、いかなる責任を取ることも拒絶していることに起因する。同社はその事故に責任を持つ会社を買収しているにも関わらず。

シェルナイジェリアの住宅街で起こったガスの炎上事故によって受賞。

ウォルマートは製造業者の労働条件に関するあらゆる責任を否定していることで受賞。

KPMGは顧客に対して税金逃れを奨励しているとして受賞した。

関連項目[編集]

リンク[編集]