ネムノキ
| ネムノキ | |||||||||||||||||||||
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| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Albizia julibrissin Durazz. |
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| 和名 | |||||||||||||||||||||
| ネムノキ | |||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||
| Mimosa ; Persian silk tree ; Pink siris |
ネムノキ(合歓木、Albizia julibrissin)はネムノキ科(広い意味でマメ科)の落葉高木。別名、ネム、ネブ。
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[編集] 特徴
葉は2回偶数羽状複葉。花は頭状花序的に枝先に集まって夏に咲く。淡紅色のおしべが長く美しい。香りは桃のように甘い。果実は細長く扁平な豆果。マメ科に属するが、他のマメ科の植物とは花の形が大きく異なる。
イラン、アフガニスタン、中国南部、朝鮮半島[1]、日本の本州・四国・九州[2]に自生する。陽樹であり、荒れ地に最初に侵入するパイオニア的樹木である。河原や雑木林に生え、高さは10mにもなる[2]。芽吹くのは遅いが、成長は他の木と比較すると迅速である。
ネムノキ属は主として熱帯に150種ほどが分布するが、その中でネムノキは飛び抜けて耐寒性が強く高緯度まで分布する。温帯で広く栽培され、一部で野生化している。
和名のネム、ネブは、夜になると葉が閉じること(就眠運動)に由来する。漢字名の「合歓木」は、中国においてネムノキが夫婦円満の象徴とされていることから付けられたものである。
[編集] 文化
花言葉は「歓喜」。夏の季語であり、万葉集や松尾芭蕉、与謝蕪村の句に登場する。
[編集] 関連する動物
ネムノキはキチョウの食草で、時として多数がついて食い荒らされる。また、大型のカメムシであるオオクモヘリカメムシがよくついており、うっかり触ると非常に臭い。
[編集] シノニム
ネムノキには以下のような、正式ではない名称がシノニムとして存在する。
- Acacia julibrissin (Durazz.) Willd.
- A. nemu Willd.
- Albizia nemu (Willd.) Benth.
- A. julibrissin Durazz. (orth.var.)
- Feuilleea julibrissin (Durazz.) Kuntze
- Mimosa julibrissin (Durazz.) Scop.
- M. speciosa Thunb.
- Sericandra julibrissin (Durazz.) Raf.
また、漢語では合歓の他に、馬纓花、絨花樹、合昏、夜合、鳥絨などの異名がある。
[編集] 地方名
日本語の方言語彙には次のようなものがある。
[編集] 利用
観賞用の他に、街路樹としても使われることがある。中国医学ではネムの花を生薬として用いる。性は平、味は甘であり、精神安定や不眠解消の効果があるとされる。樹皮にはタンニンが含有され、打撲傷に効能がある。他、害虫駆除、鎮痛、家畜の飼料などにも利用される。
[編集] 脚注
- ^ Global Biodiversity Information Facility, Albizia julibrissin Durazz.
- ^ a b 本田正次・水島正美・鈴木重隆・本谷勲ほか 『原色植物百科図鑑』 集英社、1983年、p.604
[編集] 参考文献
- 草川俊「有用草木博物事典」(東京堂出版)
- 国吉純「想いを贈る花言葉」(ナツメ社) ISBN 978-4-8163-5002-3 141ページ
[編集] 外部リンク
- ネムノキ - 森林総合研究所