チシマザサ
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Sasa kurilensis (Ruprecht) Makino et Shibata |
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| 和名 | ||||||||||||||||||||||||
| チシマザサ |
チシマザサ(千島笹)はイネ科タケ亜科ササ属の大型の笹の一種。稈の基部が弓状に曲がるので、ネマガリダケ(根曲竹)の別名がある。他別名にコウライザサ、アサヒザサなど。
主な分布域は鳥取以北の本州の日本海側、東北地方、愛媛県、北海道、樺太、千島、朝鮮。ササの仲間では最も北部に分布する。
山地に群生し、笹としては大型の高さ1.5~3m、稈の上部でのみ枝分かれする。花は穂状で、約60年に一度と滅多に咲かないが、咲くときは群落全体が咲き、結実後枯死する。
タケノコは5~6月に収穫でき、山菜として特に人気がある。灰汁が少ないので、皮をむいて灰汁抜きせずに味噌汁や煮物にしたり、皮付きのまま焼いて皮をむいて食べたりする。稈は農作物の支柱や竹細工に利用される。「姫たけのこ」・「笹たけのこ」などとも呼ばれる。
[編集] 変種・品種
- キアケボノネマガリ(黄曙根曲竹) f. kiakebono Muroi & Y. Tanaka ex Muroi & H. Okamura - 葉の先端が黄色の曙状。
- ギンタイチシマ(銀帯千島笹) f. albostriata Muroi
- キンタイチシマ(金帯千島笹) f. aureostriata Muroi
- キンメイチシマ(金明千島笹) f. kimmei Muroi & Y. Tanaka ex H. Okamura & al. - 稈が金明型(黄地に緑の縦筋)のタカラネマガリ。
- シモフリネマガリ(霜降根曲竹) f. Simofuri H. Okamura & al. - 1968年、兵庫県氷ノ山で開花後の実生中から得られたもので、葉に微小白点がシモフリ状に無数に散在。
- タカラネマガリ(宝根曲竹) f. takara Muroi & Y. Tanaka - 稈や葉に黄緑条斑を持つ。
- チャボコンシマチシマ(矮鶏紺縞千島笹) f. chabokonshima Muroi & Y. Tanaka - 矮性のキンメイチシマ。
- チャボマキバ(矮鶏巻葉) f. chabomakiba Muroi ex H. Okamura & Y. Tanaka - 矮性のマキバネマガリ
- チャボシモフリチシマ(矮鶏霜降千島笹) f. chaboshimofuri Muroi & Y. Tanaka - 矮性のシモフリネマガリ。
- ノチザエキフネマガリ(後冴え黄斑根曲竹) f. notizaekifu Muroi & Y. Tanaka ex H. Okamura & Y. Tanaka
- マキバネマガリ(巻葉根曲竹) f. makiba Muroi & Y. Tanaka - 葉がねじれる。
- ミイロチシマ(三色千島笹) f. tricolor Muroi & H. Okamura
- エゾネマガリ(蝦夷根曲竹) var. gigantea Tatewaki
- ナガバネマガリダケ(長葉根曲竹) var. uchidae (Makino) Makino
[編集] 根曲竹(ネマガリダケ)と鯖の缶詰の味噌汁について
長野県北信地方と新潟県上越地方の山間部では、根曲竹(長野県側の呼称)またはタケノコ(新潟県側の呼称)と呼ばれるチシマザサの新芽が取れる時期(=5月~6月にかけて)に、鯖の缶詰(水煮)と一緒に味噌汁にして食べる習慣がある。作り方や材料は各家庭により違うが、基本は沸騰したなべの中にチシマザサ・缶詰から取り出した鯖を入れ、しばらくしたら特産の信州味噌または越後味噌を入れてひと煮立ちさせて完成する。
この味噌汁は当該地域では春の特産として知られている。