ジョニ男のぶらぶら昭和。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジョニ男のぶらぶら昭和。
ジャンル 紀行番組
企画 熊井将仁
構成 山崎駿
演出 田村育、森山史崇
出演者 岩井ジョニ男
ナレーター 大空直美(通常放送時)
平野文(特番時)
音楽 オープニング:三百六十五歩のマーチ
エンディング:上を向いて歩こう
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
製作
プロデューサー 村崎冬季
加茂忠雄、木下真奈未
制作 AX-ONオフィスクライン
(共に制作協力)
製作 BS松竹東急(制作著作)
放送
放送局BS松竹東急
音声形式ステレオ
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2022年10月6日 - 2023年9月28日
放送時間22:30 - 23:00
回数51
ジョニ男のぶらぶら昭和。 | BS松竹東急
テンプレートを表示

『ジョニ男のぶらぶら昭和。』(ジョニおのぶらぶらしょうわ)は、2022年10月6日から2023年9月28日までBS松竹東急にて毎週木曜日 22:30 - 23:00に放送していた紀行番組である。

同番組はイワイガワ岩井ジョニ男が初めて司会・冠タイトルを担当する番組で、全国各地に令和の今も残る「昭和」の文化が漂うスポットを、ジョニ男があてもなくただ訪ね歩く様子をレポートするというものである。原則として一つの土地を2週間の前後編形式でレポートする。中でも、「これぞ昭和」を漂わせるスポット・モノなどがあれば、使い捨てカメラ写ルンです」で撮影するお約束がある。

語り手(ナレーション)は、声優大空直美が担当。

2023年9月に放送終了。翌月10月12日から毎週木曜日 22:30 - 23:00に再放送を開始。(2024年4月7日から日曜18:30-19:00に時間移動[1])2024年1月1日には新春2時間スペシャルを放送。

出演者[編集]

テーマ曲[編集]

スタッフ[編集]

  • 企画:熊井将仁 (AX-ON)
  • 構成:山崎駿
  • 技術協力:SWISH JAPANAZABU PLAZA、BRICK、東京オフラインセンター
  • 演出:田村育、森山史崇
  • プロデューサー:村崎冬季 (BS松竹東急)、加茂忠雄 (オフィスクライン)、木下真奈未 (オフィスクライン)
  • 制作協力:AX-ONofficeKLEIN
  • 制作著作:BS松竹東急

放送リスト[編集]

レギュラー放送[編集]

話数 サブタイトル 来訪した場所 初回放送日 備考
1 渋谷
其ノ壱
渋谷ヒカリエ スカイロビー、尾崎豊歌碑(渋谷クロスタワービル)、並木橋、並木橋駅跡、小池酒店、鳥竹総本店 2022年
10月6日
[2]
2 渋谷
其ノ弐
東邦ビル脇のカウンター椅子、伊良コーラ自販機、RUDE GALLERY、ピンクドラゴン本店、のん気のママと地酒の店 ちょっとよってって(のんべい横丁) 10月13日
3 原宿
其ノ壱
南国酒家 原宿店本館(コープオリンピア)、手ぬぐい専門店かまわぬ 原宿店、原宿シカゴ 表参道店跡、イタリアン ロカンダ・エッフェク、小池精米店、 10月20日
4 原宿
其ノ弐
原宿シカゴ 神宮前店、barbershop エイト、原宿クリスティー 10月27日
5 上野
其ノ壱
パンダ橋、上野公園正岡子規記念球場、西郷隆盛像、不忍池上野東照宮、東照宮第一売店[3]、新鶯亭) 11月3日
6 アメ横
其ノ壱
石山商店、丸茂商店[4]、三幸商店[5]、丸安商店[6]、中田商店[7]、有限会社リズム[8]、肉の大山 上野店[9] 11月10日 [10]
7 神田
其ノ壱
都営バス須田町バス停の1人掛け丸椅子、昭和レトロな看板のビデオ試写室跡、岡商裏地ボタン店、和洋菓子 松屋、神田まつや 11月17日
8 秋葉原
其の壱
東京ラジオデパート(エスエス無線、セレクト・イン 22 / 平澤電気)、淡路亭ビリヤード、うなぎ久保田 11月24日
9 浅草
其ノ壱
音のヨーロー堂、仲見世通り(浅草中屋、亀屋[11]、江戸趣味小玩具 助六)、浅草寺(宝蔵門、本堂) 12月1日
10 浅草
其ノ弐
喫茶ブラザー、浅草凌雲閣跡(オーケー浅草店)、とんかつ 夏の家、瓢箪池跡(ウインズ浅草)、浅草ロック座 12月8日
11 浅草
其ノ参
浅草フランス座演芸場東洋館、六区通りの街灯(渥美清森川信榎本健一古川緑波三波伸介伴淳三郎牧伸二長門勇内海桂子・好江哀川翔大宮敏充)、くじらの店 捕鯨舩、中国料理 長崎飯店(渋谷) 12月15日 [12]
12 浅草
其ノ肆
浅草公会堂 スターの広場、浅草公会堂脇の路地[13]、宮田レコード本店、浅草中央通り(ちん横通り)、うなぎ 小柳の手押しポンプ井戸、餃子の王さま、つくだ煮元祖海老屋本店 12月22日
13 浅草
其ノ伍
浅草地下街(占い館マーヤ、地下街に点在する昭和遺構)、浅草新仲見世商店街(YAMATO、食の祭典とうようの食品サンプル、ミドリ屋、マルベル堂[14])、江戸料理 櫻田 2023年
1月5日
14 築地
其ノ壱
築地場外市場(玉子焼 松露[15]、まぐろのみやこ[16]、丸二商店[17]、斎藤水産[18] 1月12日
15 築地
其ノ弐
築地本願寺(本堂、第一伝道会館内のティーラウンジ)、築地場外市場(深谷水産、築地の鯨の外れかけたシャッター、ベジタブル石橋前に駐輪している昭和っぽい自転車、江戸屋海産、滝沢陶器、喫茶マコ[19] 1月19日
16 月島
其ノ壱
西仲通り商店街(古埜木堂、かね重、信成堂薬品脇の細い路地、月島警察署 西仲通地域安全センター[20]、大森園[21])肉のたかさご、能登本店 1月25日
17 日本橋
其ノ壱
コレド日本橋髙島屋 日本橋S.C.ぶよお堂たいめいけん[22]、八木長本店 2月2日
18 日本橋
其ノ弐
三井本館日本橋三越本店山本海苔店[23]、後藤テーラー[24]、レストラン桂[25] 2月9日
19 池袋
其ノ壱
西一番街中央通り池袋演芸場、カフェド巴里の観音開き自動ドア、萬屋松風、三杉ビルのデッキブラシと昭和の風景、ロサ会館)、ロマンス通り(やきとん千登利[26] 2月16日
20 池袋
其ノ弐
パーク街[27](三菱UFJ銀行池袋支店裏の駐輪場)、株式会社平喜屋の社屋[28]、東池袋大勝軒 南池袋店、東池袋大勝軒 本店跡地(アウルタワー)、紙のたかむら / 高村紙業株式会社、歩道橋にある手が届きそうな位置にある昭和風情の街灯[29]、うな達[30] 2月23日 [31]
21 高田馬場
其ノ壱
高田馬場駅ガード下「アトムの壁画」[32]、さかえ通り(青果 加藤商店、吾妻ビル)、山手卓球、学校法人イーエスピー学園専門学校ESPエンタテインメント東京、レコーズ・ハリー[33]早稲田予備校、喫茶ロマン[34] 3月2日  
22 高田馬場
其ノ弐
名店ビルのタイルアート、戸塚第二小学校の壁画、歌声喫茶ともしび[35]、Jmfビル高田馬場01のエントランス床に張り付いた落ち葉[36]早稲田松竹、三賞堂印店[37]、一番飯店[38] 3月9日  
23 中野
其ノ壱
中野駅北口東西連絡路から望む中野サンプラザ中野サンモール商店街(マリコ眼鏡店[39]、辻屋[40]、梅屋[41] 3月16日  
24 中野
其ノ弐
中野ブロードウェイデイリーチコ[42]まんだらけ本店[43]、まんだらけ変や、まんだらけ活動写真館、まんだらけ大車輪、アンティーク中野、ジャックロード[44]、喫茶 絵夢[45] 3月23日  
25 新中野
其ノ壱
鍋屋横丁(カメラのなるせ、勝武堂、鳳月堂) 3月30日  
26 東中野
其ノ壱
4月6日  
27 清澄白河
其ノ壱
採茶庵跡と松尾芭蕉像、清澄庭園前、旧東京市営清澄庭園店舗向住宅(小島薬局のサトちゃんムーバー、峰月堂)、深川資料館通り(高木小鳥店[46]、江戸みやげ屋たかはし[47]、田巻屋、あづま屋文具店[48] 4月13日  
28 門前仲町
其ノ壱
4月20日  
29 門前仲町
其ノ弐
4月27日  
30  
 
   
31  
 
   
32  
 
   
33  
 
   
34  
 
   
35  
 
   
36  
 
   
37  
 
   
38  
 
   
39  
 
   
40  
 
   
41  
 
   
42  
 
   
43  
 
   
44  
 
   
45 池尻大橋
 
8月17日  
46 下北沢
 
8月21日  
47 三軒茶屋
 
8月31日 三軒茶屋(前編)
48 三軒茶屋
 
9月7日 三軒茶屋(後編)
49 麻布十番
 
9月14日 麻布十番
50 芝大門
 
9月21日 芝大門
51 新橋
 
ニュー新橋ビル(むさしや、昭和ブックカフェ、エストゥディオのりこ)、銀座博品館(博品館 TOY PARK、博品館 RACING PARK)、有薫酒蔵 9月28日 最終回

特別番組[編集]

話数 サブタイトル 来訪した場所 初回放送日 備考
1 新春スペシャル〜柴又巡りに浅丘ルリ子が登場&佐藤浩市と箱根で昭和探し〜 新春特別〜柴又
酒場 春の柴又ブラジャー、柴叉たま屋、柴又丸仁、葛飾柴又寅さん記念館髙木屋老舗[49]、柴又ハイカラ横丁、川千家[50]矢切の渡し柴又帝釈天、酒場 春[51]
新春特別〜箱根
あじさい橋[52]、箱根湯本駅前商店街(田中屋土産店[53]、昆布の長寿館[54]、村上二郎商店[55])、湯元見番[56]、喫茶ユトリロ、箱根登山鉄道(箱根湯本駅 - 大平台駅)、箱根ドールハウス美術館、芦ノ湖、権現からめもち、箱根神社九頭龍神社、湯葉丼直吉
2024年
1月1日[57]
ゲスト:浅丘ルリ子佐藤浩市
語り手:平野文

他の番組のセルフパロディー[編集]

  • 2023年2月25日に生放送された『土曜ドラマかりあげクン』(第8回第3話「課長、パパになる」)にて、ジョニ男演じる課長・木村隆二が「木村隆二のぶらぶら令和」なるYouTubeで自撮りするというくだりがあった。

脚注[編集]

  1. ^ ジョニ男のぶらぶら昭和プレイバック
  2. ^ 当初予定していた取材場所で取材できなくなるというハプニングがあった。
  3. ^ 収録日当日は休業で入店できなかった
  4. ^ 干し貝柱を購入
  5. ^ 鰹節を購入
  6. ^ マグロセロを購入
  7. ^ 黒のGIベルトを購入
  8. ^ 演歌専門店
  9. ^ ホッピーセットと特性メンチカツを注文
  10. ^ アメ横に特化して取材。
  11. ^ 人形焼を購入。
  12. ^ 番組の終わりの所で、渋谷ロケ終了後にジョニ男が昭和を愛するようになったのかについて述べるコーナーがあった。
  13. ^ 路地に入り東京スカイツリーを望む位置から写ルンですで撮影
  14. ^ 雷門のマルベル堂撮影スタジオまで移動し、岩井ジョニ男のプロマイド撮影を行った
  15. ^ 卵焼きを購入、特別に店先で頂く
  16. ^ つぶを購入、店先でワンカップとともに食す
  17. ^ チータラと帆立貝柱を購入
  18. ^ マダラの白子、中トロ、瓶ビールを購入、店先で食す
  19. ^ 鶏雑煮とママの特製 秘伝スタミナジュースを注文。
  20. ^ 警視庁最古の交番建物だった。
  21. ^ 焼き鳥店。
  22. ^ 名物のたんぽぽオムライスを食する。
  23. ^ 山本海苔店会長と写ルンですで記念撮影。
  24. ^ 小渕恵三が利用していた店。現在ではほぼ手に入らない天然のビクーナから刈った250万円の毛織物を店内で拝見。
  25. ^ イタリアンスパゲティとハイボールを注文。
  26. ^ ここだけで飲めるアルコール度数35度の米酎を注文。
  27. ^ 三菱UFJ銀行池袋支店脇の南池袋パーク街
  28. ^ 建築家の梵寿綱が設計した建造物。『斐禮祈(ひらき):賢者の石』という作品名の建物。
  29. ^ 特例都道音羽池袋線豊島区東池袋一丁目/三丁目歩道橋
  30. ^ なのにトランで紹介されたうなぎ屋なのにカレーが美味しいお店。
  31. ^ 東京拘置所巣鴨プリズン(現サンシャイン60)付近を取材
  32. ^ アトムの壁画 - 一般社団法人新宿観光振興協会
  33. ^ 昭和のレアグルーヴを中心に販売しているレコード店。
  34. ^ 稲門ビル中2階。スパゲッティーロマンとミルクセーキを注文。
  35. ^ 歌声喫茶の雰囲気を感じるため高校三年生を独唱。
  36. ^ 昭和の風景として写ルンですで撮影。
  37. ^ サイン色紙用に岩井ジョニ男の印鑑を製作依頼する。
  38. ^ 手塚治虫が愛したこの店でよく注文した特製上海焼きそばをジョニ男も注文、食事前の晩酌用に焼酎ウーロン茶割を注文する。
  39. ^ 戦後間際と思われる時代の丸眼鏡を眼鏡店からのプレゼントとしてジョニ男が頂く。
  40. ^ 中野サンモール商店街で最古(2023年3月現在)の店。
  41. ^ 甘味処の梅屋名物のお好みずしを注文。
  42. ^ ストロベリーコーン(小)を注文。
  43. ^ 店舗ディスプレイを写ルンですで撮影。
  44. ^ ロレックス コスモグラフデイトナ ポール・ニューマンモデルを試着。
  45. ^ ホットケーキセットを注文。
  46. ^ 店頭のシャッターに富岡八幡宮例大祭の開催告知と番組取材告知のチラシが掲載されていた
  47. ^ 店主が南京玉簾の芸を披露
  48. ^ 鉛筆に「ジョニ男のぶらぶら昭和」の箔押し印刷を注文
  49. ^ 店内で浅丘ルリ子と合流、男はつらいよのリリー役に関する裏話などを交えたトーク枠
  50. ^ 蒲焼(竹)と鯉あらいと日本酒を注文
  51. ^ この店によく通っていた渥美清のエピソードトーク
  52. ^ 人力車に乗った佐藤浩市があじさい橋で岩井ジョニ男と合流
  53. ^ お土産代を賭けたじゃんけん勝負を行い、負けたジョニ男がひのき玉6個とでかまんじゅうのお土産代を支払う
  54. ^ じゃんけん勝負に負けたジョニ男がお土産(とろろ昆布三種)を購入
  55. ^ じゃんけん勝負に負けた佐藤浩市が梅干し二種を購入
  56. ^ 舞台上でとらとら(お座敷遊び、じゃんけん)をして負けた佐藤浩市が箱根地ビールを飲む
  57. ^ 21:00 - 23:00の放送

外部リンク[編集]