ショーン・マーカム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ショーン・マーカム
Shaun Marcum
クリーブランド・インディアンス(マイナー)
Shaun Marcum at Miller Park, Milwaukee, Wisconsin - 20110612.jpg
ブルワーズ時代(2011年6月12日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ミズーリ州カンザスシティ
生年月日 1981年12月14日(32歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2003年 ドラフト3巡目(全体80位)でトロント・ブルージェイズから指名
初出場 2005年9月6日 ボルチモア・オリオールズ
年俸 $4,000,000(2013年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ショーン・マイケル・マーカム(Shaun Michael Marcum, 1981年12月14日 - )は、アメリカ合衆国ミズーリ州カンザスシティ出身の野球選手投手、右投右打。MLBクリーブランド・インディアンス傘下に所属している。

経歴[編集]

トロント・ブルージェイズ[編集]

2003年ドラフト3巡目(全体80位)でトロント・ブルージェイズから指名され入団。2005年9月6日にメジャーデビュー。翌2006年先発ローテーションの穴埋め的な存在ながら21試合に登板(14先発)。シーズン終盤に好投した。

2007年シーズン当初はリリーフだったが、先発投手陣の相次ぐ故障や不調から先発に回り、12勝を挙げる活躍を見せた。2008年も開幕からローテーションの一員として活躍していたが、8月に不振に陥りマイナー降格。9月に復帰するが、シーズン終了後に左肘のトミー・ジョン手術を受けた。

2009年は開幕からリハビリに専念していたが、7月にAdv-A級ダニーデンで実戦復帰を果たした。当初は8月以降のメジャー復帰を目指しているとされたが、チームが地区4位と低迷したこともあり、球団GMJ.P.リッチアーディはマーカムに無理をさせず、2010年の復帰に向けてじっくり調整させる方針を固めたため、マイナー5試合に調整登板した時点でシーズンを終えた[2]

2010年はそれまでブルージェイズのエースを担ってきたロイ・ハラデイが移籍したため、彼に代わる開幕投手に指名される。好投するもなかなか勝ち星に恵まれない状況にあったが、5月2日のアスレチックス戦で7回1失点の好投で勝ち投手となり、2008年9月以来となる公式戦での勝利投手となった。最終的に自己最多の13勝を挙げ、先発登板数・投球回数・奪三振WHIPでも自己最高を更新した。

ミルウォーキー・ブルワーズ[編集]

2010年シーズン終了後の12月6日、ブレット・ロウリーとのトレードでミルウォーキー・ブルワーズに移籍[3]。ブルワーズは主砲プリンス・フィルダーFAまであと1年という状況で、契約延長は予算的にほぼ不可能だったため、彼をトレードで放出するかどうか注目を集めていた。しかしブルワーズはフィルダーを放出せず、若手有望株のロウリーを放出して弱点の先発投手陣を強化したことで、2011年シーズンを勝ちにいく姿勢を明確にした。さらに同月19日には、ザック・グレインキーもトレードでブルワーズへ。優勝争いできるチームへの移籍を望んでいたグレインキーは当初、2010年に77勝85敗と負け越したブルワーズを移籍拒否リストに入れていたが、フィルダーを残留させマーカムを獲得したブルワーズの姿勢に考えを改め、移籍を承諾したという[4]。 2011年はレギュラーシーズン33試合に登板、自身最多投球回数となる200回1/3を投げ、13勝7敗、防御率3.54で、ブルワーズ地区優勝に貢献。しかし、ポストシーズンでは先発した3試合(ディヴィジョンシリーズ1試合、リーグチャンピオンシップシリーズ2試合)でいずれも打ち込まれ、0勝3敗、防御率14.90といいところが無く[5]、チームもカージナルスに敗れワールドシリーズ出場を逃した。

2012年10月29日にFAとなった。

ニューヨーク・メッツ[編集]

2013年1月30日にニューヨーク・メッツと1年400万ドルで契約[6]。7月23日に放出された。

クリーブランド・インディアンス[編集]

2013年12月16日にクリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結んだ[7]

投手としての特徴[編集]

直球は最速で90マイル(約145km/h)に届く程度だが、チェンジアップカーブスライダーカッターを駆使する技巧派。決め球はチェンジアップ[8]。 球速の割に三振がとれ、四球も少ないためK/BBの値は高水準で、2010年のK/BBはアリーグの先発投手の中で3番目によい値と記録している。その一方でフライボーラーであるため被本塁打が多くなる傾向にあるのが課題である。

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2005 TOR 5 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 32 8.0 6 0 4 0 0 4 0 0 0 0 0.00 1.25
2006 21 14 0 0 0 3 4 0 0 .429 357 78.1 87 14 38 3 4 65 1 0 44 44 5.06 1.60
2007 38 25 0 0 0 12 6 1 1 .667 660 159.0 149 27 49 1 5 122 1 0 76 73 4.13 1.25
2008 25 25 0 0 0 9 7 0 0 .563 630 151.1 126 21 50 2 8 123 3 0 60 57 3.39 1.16
2010 31 31 1 0 0 13 8 0 0 .619 800 195.1 181 24 43 3 6 165 3 0 84 79 3.64 1.15
2011 MIL 33 33 0 0 0 13 7 0 0 .650 823 200.2 175 22 57 3 0 158 6 0 84 79 3.54 1.16
2012 21 21 0 0 0 7 4 0 0 .636 527 124.0 116 16 41 2 4 109 3 2 57 51 3.70 1.27
2013 NYM 14 12 0 0 0 1 10 0 0 .091 334 78.1 85 7 21 2 4 60 2 0 48 46 5.29 1.35
通算:8年 188 161 1 0 0 58 46 1 1 .558 4163 995.0 925 131 303 16 31 806 19 2 453 429 3.88 1.23
  • 2013年度シーズン終了時

脚注[編集]

  1. ^ Shaun Marcum Stats, News, Pictures, Bio, Videos” (英語). ESPN.com. 2014年3月3日閲覧。
  2. ^ Jordan Bastian/MLB.comMarcum could finish season in Minors,bluejays.com(英語),2009年9月4日閲覧
  3. ^ Gregor Chisholm / MLB.com, "Blue Jays exchange Marcum for top prospect / Toronto completes deal with Brewers to acquire Lawrie," MLB.com, December 6, 2010. 2011年7月7日閲覧。
  4. ^ 城ノ井道人 「グレインキーらを獲得したブルワーズの目論み 『勝算あり』」 『月刊スラッガー』2011年3月号、日本スポーツ企画出版社、2011年、雑誌15509-3、36-39頁。
  5. ^ [1]2012年10月5日閲覧
  6. ^ Marcum ready to seize opportunity given by Mets
  7. ^ Indians sign Shaun Marcum to minor-league deal CBS Sports
  8. ^ Jordan Bastian / MLB.com,Marcum could start Opening Day,bluejays.com(英語),2010/03/12閲覧

外部リンク[編集]