ケリー・ジョンソン

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ケリー・ジョンソン
Kelly Johnson
ボルチモア・オリオールズ #14
Kelly Johnson on April 17, 2013.jpg
レイズ時代(2013年4月17日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州オースティン
生年月日 1982年2月22日(32歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 二塁手三塁手一塁手
プロ入り 2000年 ドラフト1巡目(全体38位)でアトランタ・ブレーブスから指名
初出場 2005年5月29日 フィラデルフィア・フィリーズ
年俸 $2,450,000(2013年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ケリー・アンドリュー・ジョンソンKelly Andrew Johnson, 1982年2月22日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州オースティン出身のプロ野球選手内野手)。右投左打。MLBボルチモア・オリオールズに所属。

経歴[編集]

ブレーブス時代[編集]

2000年MLBドラフト1巡目(全体38位)でアトランタ・ブレーブスから指名され入団。

2005年5月29日にメジャーデビュー。同年、打撃面では87試合の出場で.241・9本塁打・40打点、守備面では無失策・6補殺を記録。

2006年は右ヒジの故障でトミー・ジョン手術を受け、シーズンを全休した[2]

2007年は前年オフに生え抜きのブレーブスの二塁手マーカス・ジャイルズサンディエゴ・パドレスに移籍したため、ジョンソンとマーティン・プラドが後釜の候補となったが[3]、ジョンソンが1番・二塁として開幕から出場。4月は打率.326・出塁率.473を記録したが、それ以降の48試合は打率.250・出塁率.325と低迷し、6月下旬以降、ウィリー・ハリスが1番打者を務め、ジョンソンは7番打者などで出場[4]

2008年は、自己最多の150試合に出場。出場試合数も含め、打数・安打・二塁打・打点・盗塁・打率・塁打数・犠打・犠飛・ダブルプレーなど、数多くの部門で自身最高の数字(ダブルプレーは自身最小)を記録。9月1日から24日にかけて22試合連続安打を記録。リーグシーズン最長、球団史上(1966年以降)6位タイとなった[5]

2009年は、打率が2割前半で低迷し、7月からはマーティン・プラドが、正二塁手となり、ジョンソンは控え二塁手へ降格[6]。その直後の7月3日から右手首の痛みにより故障者リスト入り[7]。故障から復帰後も控え二塁手として出場。打率.224・8本塁打・29打点と自己ワーストの成績でシーズンを終えた。オフの12月12日FAとなった。

ダイヤモンドバックス時代[編集]

2009年12月30日アリゾナ・ダイヤモンドバックスと235万ドルの1年契約を結んだ[8][9]

2010年は4月に打率.313、9本塁打、OPS1.154の成績を残し、月間MVPを受賞。5月からは失速するも、9月5日ヒューストン・アストロズ戦では自身初となるシーズン20本塁打を記録。この月も打率.330、7本塁打、OPS.971と好調で、シーズン通算で自己最多の26本塁打を放った。

2011年2月15日にダイヤモンドバックスと585万ドルの1年契約に合意[10][11]。シーズンは再び低打率に苦しみ、114試合に出場し、18本塁打49打点13盗塁、打率.209だった。

ブルージェイズ時代[編集]

2011年8月23日アーロン・ヒルジョン・マクドナルドとのトレードでトロント・ブルージェイズに移籍[12]パスポートを忘れて合流が遅れるアクシデントがあったが[13]、移籍後は33試合に出場し、3本塁打9打点3盗塁、打率.270だった。オフの10月30日にFAとなった。

2012年1月17日にブルージェイズと637万5000ドルの1年契約で再契約した[14]。開幕後は序盤こそ打撃好調だったが、次第に三振の山を築くようになる。終盤は若手のアデイニー・エチェバリアに出場機会を譲ることも多くなった。10月29日にFAとなった。

レイズ時代[編集]

2013年2月5日タンパベイ・レイズと245万ドルの1年契約を結んだ[15]。118試合に出場し、16本塁打52打点7盗塁、打率.235だった。10月31日にFAとなった。

ヤンキース時代[編集]

2013年12月6日ニューヨーク・ヤンキースと300万ドルの1年契約に合意した[16]

2014年は開幕ロースター入りし、77試合に出場。6本塁打22打点2盗塁、打率.219だった。7月23日に15日間の故障者リスト入りした[17]

レッドソックス時代[編集]

2014年7月31日にダイヤモンドバックス時代に二遊間コンビを組んでいたスティーブン・ドリューとのトレードでボストン・レッドソックスへ移籍した[18]8月7日に故障者リストから復帰した[19]

オリオールズ時代[編集]

2014年8月30日ジェマイル・ウィークスイバン・デヘスース・ジュニアとのトレードでマイナーリーガーのマイケル・アルマンザーと共にボルチモア・オリオールズへ移籍[20]

選手としての特徴[編集]

マイナー時代は遊撃手であったが、メジャーにはラファエル・ファーカルがいたため、外野手にコンバートされた。しかし、その後、右ヒジの故障などの理由から、二塁へコンバートされた。

選球眼がよく、四球をよく選ぶため、出塁率が高いので、テーブルセッター役に適正がある。二塁手にしてはパワーがあり、2010年には26本塁打をマークしている。一部のMLB関係者からは、「左打者版ジェフ・ケントになる可能性を秘める」と評されていた[21]。近年は三振が増加し、打率が.220ほどに落ち込む傾向にある。

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2005 ATL 87 334 290 46 70 12 3 9 115 40 2 1 2 1 40 1 1 75 11 .241 .334 .397 .731
2007 147 608 521 91 144 26 10 16 238 68 9 5 2 2 79 3 4 117 8 .276 .375 .457 .831
2008 150 614 547 86 157 39 6 12 244 69 11 6 9 4 52 2 2 113 3 .287 .349 .446 .795
2009 106 346 303 47 68 20 3 8 118 29 7 2 6 2 32 1 3 54 4 .224 .303 .389 .692
2010 ARI 154 671 585 93 166 36 5 26 290 71 13 7 3 2 79 1 2 148 12 .284 .370 .496 .865
2011 114 481 430 59 90 23 5 18 177 49 13 3 4 0 44 2 3 132 3 .209 .287 .412 .699
TOR 33 132 115 16 31 4 2 3 48 9 3 3 0 0 16 0 1 31 0 .270 .364 .417 .781
'11計 147 613 545 75 121 27 7 21 225 58 16 6 4 0 60 2 4 163 3 .222 .304 .413 .717
2012 142 581 507 61 114 19 2 16 185 55 14 2 2 4 62 4 5 159 8 .225 .313 .365 .678
2013 TB 118 407 366 41 86 12 2 16 150 52 7 4 0 3 35 1 3 99 4 .235 .305 .410 .715
通算:8年 1051 4174 3664 540 926 191 38 124 1565 442 79 33 28 18 439 15 24 928 53 .253 .335 .427 .762
  • 2013年度シーズン終了時

脚注[編集]

  1. ^ Kelly Johnson Contract, Salaries, and Transactions” (英語). Spotrac.com. 2013年11月14日閲覧。
  2. ^ Bowman, Mark (2006年6月1日). “Notes: Chipper looking for power surge” (英語). MLB.com. 2010年2月26日閲覧。
  3. ^ Crasnick, Jerry (2007年1月19日). “Braves trade LaRoche to Bucs for Gonzalez” (英語). ESPN.com. 2010年2月26日閲覧。
  4. ^ Bowman, Mark (2007年6月25日). “Notes: Offense remains mired in slump” (英語). MLB.com. 2010年2月26日閲覧。
  5. ^ Bowman, Mark (2008年9月27日). “Johnson's hitting streak snapped at 22” (英語). MLB.com. 2010年2月26日閲覧。
  6. ^ Bowman, Mark (2009年7月1日). “Johnson aims to regain starting role” (英語). MLB.com. 2010年2月26日閲覧。
  7. ^ Associated Press (2009年7月3日). “Wrist injury sends Braves' 2B Johnson to DL” (英語). Sporting News. 2009年2月26日閲覧。
  8. ^ D-backs sign Kelly Johnson”. MLB.com D-backs Press Release (2009年12月30日). 2014年8月1日閲覧。
  9. ^ Steve Gilbert (2009年12月30日). “D-backs secure infielder Johnson”. MLB.com. 2014年8月1日閲覧。
  10. ^ D-backs avoid arbitration, agree to terms with Johnson”. MLB.com D-backs Press Release (2011年2月15日). 2014年8月1日閲覧。
  11. ^ Steve Gilbert (2011年2月15日). “D-backs, Johnson reach accord on contract”. MLB.com. 2014年8月1日閲覧。
  12. ^ Blue Jays acquire 2B Kelly Johnson”. MLB.com Blue Jays Press Release (2011年8月23日). 2014年8月1日閲覧。
  13. ^ Johnson's arrival delayed; Blue Jays recall Mastroianni TSN
  14. ^ Blue Jays sign two”. MLB.com Blue Jays Press Release (2012年1月17日). 2014年8月1日閲覧。
  15. ^ Rays sign Kelly Johnson, Kyle Farnsworth to one-year contracts”. MLB.com Rays Press Release (2013年2月5日). 2014年8月1日閲覧。
  16. ^ Yankees sign infielder/outfielder Kelly Johnson to a one-year contract”. MLB.com Yankees Press Release (2013年12月6日). 2014年8月1日閲覧。
  17. ^ Bryan Hoch (2014年7月23日). “Johnson lands on DL as Yanks call up Leroux”. MLB.com. 2014年8月1日閲覧。
  18. ^ Red Sox acquire INF/OF Kelly Johnson from New York Yankees in exchange for SS Stephen Drew”. MLB.com Red Sox Press Release (2014年7月31日). 2014年8月1日閲覧。
  19. ^ Red Sox activate infielder/outfielder Kelly Johnson from Disabled List”. MLB.com Red Sox Press Release (2014年8月7日). 2014年8月8日閲覧。
  20. ^ Edes, Gordon (2014年8月30日). “Trade to Orioles completes Kelly Johnson's AL East tour”. ESPN Boston. 2014年9月2日閲覧。
  21. ^ 「2008 二塁手ランキング」 月刊『スラッガー』2008年6月号 日本スポーツ企画出版社 21頁

外部リンク[編集]