グランド・セフト・オート・サンアンドレアスの登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

グランド・セフト・オート・サンアンドレアスの登場人物(グランド・セフト・オート・サンアンドレアスのとうじょうじんぶつ)は、ゲームソフト『グランド・セフト・オート・サンアンドレアス』に登場する人物の一覧である。日本語名は日本語版に準拠する。声優は原則として、英語版へリンク。

主人公とその家族[編集]

カール・ジョンソン(Carl "CJ" Johnson
声 - Young Maylay
本作の主人公で、知り合いからはCJ(シージェイ)の愛称でよく呼ばれる。性格としては目的の為ならば人殺しや襲撃などを行うが、一方で仲間を大切にして信頼しているため、スモークとライダーに裏切られた後もそれが信じられず、ライダーを殺した時はケンドルやシーザーに「マブダチだったのに」と悔やみ、スモークの死に際にも「家族同然だったのに何故裏切った」と尋ねている。5年前の弟ブライアンの死を受けて、すべての重圧から逃れるためロスサントスから離れており、その間はリバティーシティのジョーイ・レオーネの下で5年間犯罪で生計を立てていたが、兄スウィートから母ビバリーが何者かに殺害された一報を受け、故郷ロスサントスに戻ってくる。しかし、帰郷早々に汚職警官テンペニーから警官殺しの濡れ衣を着せられてしまい、更には自分が所属するギャンググループ「グローブストリート・ファミリーズ」を立て直そうとしていた矢先に仲間であるライダーとビッグ・スモークの裏切りに遭い、テンペニーによって逆にロスサントスから追い出され、バッドランドに放り出される。その後、囚われのスウィートを救い出す目的として各地を転々としながら徐々に権力と地位、人脈を獲得しようと、手始めにトゥルースやカタリーナと共に仕事を行うが、トゥルースに会いに行った際に麻薬捜査官に悪事を嗅ぎつけられたため証拠を隠滅し、彼と共にサンフィエロに逃げだす。その後、サンフィエロではシーザーらと共にガレージ経営を行いつつ、ウージーと良好な関係を築く。また、ロコ・シンジケートの壊滅を狙い、幹部たちを殺害、集会に現れたライダーも始末する。しかし、殺したと思っていたトレノに呼び出され、投獄中のスウィートを人質に様々な任務を押しつけられることになり、ラスベンチュラスに移った後はウージーの経営するカジノの共同経営者となり、権益を大きくするためにカリギュラスカジノのマネージャーであったローゼンバーグを利用、抗争を鎮静化させる名目でシンダコとフォレッリを弱体化させ、外の世界で成功を収めたものの、地元に戻ることを望んだことからウージーの支援を受けつつ、ロスサントスに帰郷、トレノの依頼を片付けたことにより釈放されたスウィートと共にファミリーを立て直す。その後、スモークとテンペニーを倒し、全てに決着を付けた。
スウィート(Sean "Sweet" Johnson)
声 - Faizon Love
本名ショーン・ジョンソン。CJの兄で、ジョンソン一家の長兄であるグローブストリート・ファミリーズのリーダー。愛車は水色のGREENWOOD(4人乗り)、ナンバープレートは「GRОVE4L」で、「Grove for Life」(一生をグローブストリートに捧ぐ)と読める。CJがリバティーシティに居た間はグローブストリート・ファミリーズを切り盛りしていたがCJと同じく仲間の裏切りに遭い、重傷を負って警察病院に収容されてしまう。その後、長期に渡ってテンペニー、トレノらに人質として利用されるがCJの奮闘によって出所し、CJ達と再会する。また、地元を心から愛しており、成功したCJから外の世界で生きていこうと誘われても断り、CJを諭してグローブストリート・ファミリーズを盛り上げることに心血を注ぐ。
ケンドル・ジョンソン(Kendl Johnson)
声 - Yo-Yo
CJの妹。ギャングファミリーに生まれたが兄達にはアウトローの世界ではなく法に則った社会の中で暮らして欲しいと願っている。サンフィエロに移った際には不動産経営に興味を示し、ガレージ経営に関わる。また、シーザーと付き合っているがスウィートは難色を示しており、スウィートと顔をあわすたびに言い争いをしている。
ビバリー・ジョンソン(Beverly Johnson)
故人であるCJの母親。バラスがジョンソン家を襲撃した際に銃撃に巻き込まれて死亡する(物語開始直前に亡くなったため、直接的には登場はしないが、ジョンソン家にある写真で顔を確認することはできる)。
ブライアン・ジョンソン(Brian Johnson)
故人であるCJの弟で、ジョンソン一家の三男。死の経緯は詳しく語られないが、CJに関係する形でギャング抗争に巻き込まれて死亡した。

グローブストリート・ファミリーズ[編集]

ロスサントスのギャング。かつては最大勢力を誇ったが、CJが離れた後は衰退していた。

スウィート
#主人公とその家族
ビッグ・スモーク(Melvin "Big Smoke" Harris)
声 - Clifton Powellクリフトン・パウエル
本名メルヴィン・ハリス。グローブストリート・ファミリーズの古参である幹部で、大喰らいの太った人物。CJには人生訓めいたものを説き、今までに読んだ哲学の本や聖書の内容を引用して話す癖がある。また、現在は叔父の遺産でグローブストリートから少し離れた(バラスのシマにある)家に住んでいる。テンペニーに唆されて権力と金のためにファミリーを裏切り、策略によってスウィートを刑務所送りにし、CJをロスサントスから追放すると、バゴスやバラスと協力してロスサントスに一大勢力を築く。また、ロコ・シンジゲートも構成し、麻薬ビジネスも行う他、ラジオには施設に寄付をしたことなどが流れ、悠々自適な生活を送っていた。しかし、CJのロスサントスへの帰還で彼らからの復讐を恐れて地下へ潜伏、ロスサントスの暴動の最中に隠れ家に乗り込んだCJとの戦いに敗れ、裏切りの理由を告げて息絶える。
ライダー(Lance "Ryder" Wilson)
声 - MC Eiht
本名ランス・ウィルソン。グローブストリート・ファミリーズの古参である幹部で、小男且つ重度のマリファナ中毒者。身長が低いことがコンプレックスで、「俺は止められない」が口癖である。粗暴な性格で、学生の頃にバラスのギャングカラーと同じ紫色の服を来た教師を殴ったことがあるため、高校を卒業していない。スモークと共にファミリーを裏切り、ロコ・シンジゲートの会合などに顔を出す。しかし、サンフィエロのピア69でのドラッグの取引現場をCJとシーザーに襲撃され、ボートで逃走を図るもCJとのボートチェイスの末に彼に殺害される(ボートチェイスをせずともスナイパーライフルなどでも殺すことができるが、会話を聞くことはできなくなる)。
オージー・ロック(Jeffrey "OG Loc" Cross)
声 - Jonathan Anderson
本名ジェフリー・クロス。グローブストリート・ファミリーズの一員を名乗るお調子者。「ギャングスタ(ギャング)」を自称するが、スウィート達からはギャングと認められておらず、厳密にはファミリーの一員ではない。TPOを弁えずに自作のラップを披露したがる。しかし、そのラップのできは非常に悪い。また、本人は"Loc"を「ロック」ではなく「ロゥク」と読ませたがっている。様々な罪(車泥棒、駐車違反などの軽犯罪)によって服役していたが、CJの帰郷と同時期に出所する。出所後は保護観察中で、社会復帰の一環としてバーガーショット(ファーストフード店)の掃除係として働かされるが、ラッパーとして成り上がるためにCJにマッド・ドッグのライムブックを盗ませ、更に彼のマネージャーを殺害させる。その後、スモーク達の裏切りが発生するが、スモークに取り入って保身を図る。また、CJがロスサントスを離れている間にマッド・ドッグのライムブックを盗用し、ラッパーとして成功を収めるが、TVのインタビュー中にロスサントスに帰還したCJとマッド・ドッグに襲撃され、ホバークラフトカートを駆使して逃走を図るも追い詰められ、ライムブックを取り返される。その後は不明(『V』ではバインウッド・ウォークオブフェイムに名前が確認できる)である。
Bダップ(Mark "B-Dup" Wayne)
声 - The Gameゲーム
本名マーク・ウェイン。グローブストリート・ファミリーズの古参メンバー。かつてはビッグ・ベアとコンビを組んでおり、CJも「(彼らを相手にする)ヤクの売人が可哀想」と言うほどの強力コンビであった。しかし、CJがロスサントスを離れているうちにファミリーの掟に反してドラッグの密売に手を染め、私腹を肥やすと共に相棒のビッグ・ベアをも麻薬漬けにして奴隷としてこき使っていた。CJのロスサントス追放後はスモーク共々バラスと協力して大々的にドラッグの密売を行い、グレンパークに新居を買うなど順風満帆の生活を送っていたが、ロスサントスに帰還したCJとスウィートに屋敷を襲撃され、追い詰められてスモークが人間不信に陥っていることを白状する。その後、やって来たベアにドラッグを餌にしてCJ達を殺させようとするが、ファミリーの誇りを取り戻したベアはそれを拒絶し、逆に殴り倒された。その後の消息は不明である。
ビッグ・ベア(Barry "Big Bear" Thorne)
声 - Big Boy
本名バリー・ソーン。グローブストリート・ファミリーズの古参メンバー。かつてはBダップとコンビを組んで活躍していたが、CJがロスサントスを離れているうちにドラッグの密売に手を染めたBダップに麻薬漬けにされ、彼の奴隷になっていた。しかし、CJとスウィートがBダップの新居を襲撃した際に彼から麻薬と引き換えにCJ達を殺すよう命令されたが自らの意思でこれを拒絶、Bダップを殴り倒し、CJにファミリーへの復帰を願い出る。その後、スウィートに連れられて更生施設に向かった。
エメット(Emmet)
声 - Eugene Jeter J
グローブストリート・ファミリーズを構成するセビル一家(Seville Boulevard Families)所属の武器商人。CJに所持している武器を提供する。しかし、所持する銃はどれも旧式で、ライダーに渡したAK-47も途中で弾詰まりを起こしている(CJ等曰く、彼の所有する兵器は「博物館に飾ってあるような物」)。若干認知症で、自分が銃を暴発させたにも関わらず、その場に居合わせたCJ達を犯人扱いしたり、更にはCJを死亡したブライアンと間違えたりしていた。

C.R.A.S.H.(クラッシュ)[編集]

"C.R.A.S.H."はCommunity Resources Against Street Hoodlums(組織犯罪対策課)の略称である。

フランク・テンペニー(Officer Frank Tenpenny)
声 - Samuel L. Jacksonサミュエル・L・ジャクソン
ロスサントス市警の警官で、C.R.A.S.H.所属の悪徳警官。様々なギャングから裏金を巻き上げ、恫喝して汚い仕事をさせている。スモークにファミリーを裏切るように唆し、スモークが一大勢力を築く手助けもしており、裏で糸を引いている。また、汚職を追及しようとした同僚のラルフ・ペンデルベリーをヘルナンデスに殺害させ、ロスサントスを追われたCJにその罪を着せる。その後もスモークらの裏切りによって刑務所に収容されたスウィートを人質にとって、自分たちの汚職を暴こうとしている人物の破滅や証拠の隠滅をCJにさせる。しかし、ヘルナンデスの裏切りをきっかけに遂にはCJの殺害をも狙うが失敗、更に汚職が公になってしまうが、裏から手を回して証拠不十分として不起訴にすることに成功する。しかし、その理不尽な判決が原因となり、ロスサントス市内に大規模な暴動が発生する。その後、暴動の最中にCJがスモークを殺害したところに現れ、スモークの金を回収させた後は再びCJの抹殺を図るが失敗、消防車に乗って逃走を図るもカーチェイスの末にグローブストリート入口にかかる橋から消防車ごと転落して致命傷を負い、CJ達に捨て台詞を吐いて息絶える。その後、彼の死を受けて暴動は治まった。
エディ・プラスキー(Officer Edward Pulaski)
声 - Chris Pennクリス・ペン
本名エドワード・プラスキー。ロスサントス市警の警官で、C.R.A.S.H.所属のテンペニーの相棒だが、実態は子分のような扱いである。性格は粗暴且つ攻撃的で、よく人種差別的な言動もするが、黒人であるテンペニーには気を使い、彼のパシリのような扱いも甘んじて受けている。テンペニーと共に自分たちの汚職に関する証拠をCJに奪わせた後は証拠隠滅のためCJと密告したヘルナンデスの殺害を企て、砂漠のゴーストタウンの墓場に2人の死体を埋めるため、CJに墓穴を掘らせている最中に目を覚ましたヘルナンデスに逆襲されるが返り討ちにする。しかし、このことによってCJが自由になり、逃走を図るもカーチェイスの末に追いつかれてしまい、CJに「最後の願いは?」と聞かれ、「(CJの)妹とヤラせてくれ」と返し、怒ったCJに蹴り倒されて死亡する。
ジミー・ヘルナンデス(Jimmy Hernandez)
声 - Armando Riesco
ロスサントス市警の新人警官で、C.R.A.S.H.所属のヒスパニック系。テンペニー、プラスキーと3人で行動しているが台詞は殆ど無く、まともに喋るのは序盤にCJに警告の電話をしてくる時のみである。かつては熱意ある真面目な警察官として巡回を3年務めた後にC.R.A.S.H.に配属される。しかし、着任早々に同課の先輩警官ラルフ・ペンデルベリーをテンペニー、プラスキーの命令で殺害してしまい、以後はテンペニー、プラスキーと行動を共にし、2人にこき使われているが、後に良心の呵責からテンペニー達を裏切って彼らの汚職を密告する。しかし、テンペニーにバレてしまい、砂漠のゴーストタウンで彼に背後からシャベルで殴られて気絶する。その後、プラスキーが銃で脅す形でCJにCJ自身と自身の墓穴を掘らせるがその最中に目を覚まし、プラスキーに襲い掛かるも返り討ちに合い、射殺される。
ラルフ・ペンデルベリー(Ralph Pendelbury)
故人のロスサントス市警の警官で、C.R.A.S.H.所属。同じC.R.A.S.H.所属のテンペニー、プラスキーの汚職を知り、独自に調査を進めていた。しかし、物語開始直前に口封じのため、オーシャンドック地区でテンペニー達に殺害される(そのため、ゲーム中には名前が挙がるのみで登場しない。また、殺害に使用された拳銃はテンペニーがCJに押し付けており、これによりCJは警官殺しの容疑をかけられ、テンペニーらの命令に従わざるを得なくなるが、後にヘルナンデスの密告により犯人はテンペニー達であると公表され、CJの容疑は晴れている)。

CJの協力者[編集]

シーザー・ビアルパンド(Cesar Vialpando)
声 - Clifton Collinsクリフトン・コリンズ・Jr
ケンドルの彼氏である混血のスペイン人で、ヒスパニックギャング「バリオス・ロス・アステカ」のリーダー。車の改造やストリートレースを趣味にするローライダーという一面を持つ。肌の色が違うということなどからスウィートやCJからケンドルとの交際に難色を示されている。しかし、共に危機を乗り越えるうちにCJとは親友となり、彼から妹の彼氏として認められる。また、バリオスは元々グローブストリートとは敵対ギャングであったがケンドルを介して友好関係を築き、それと並行してスモーク達の不振な動きを調べており、彼らがファミリーを裏切った事実を突き止め、その現場をCJに見せている。CJのロスサントス追放後は助っ人として従姉妹のカタリーナを紹介、やがて所属していたバリオスが内部分裂したため彼自身も命を狙われる事になり、CJの妹との理由で同じく命を狙われているケンドルを守るため彼女と共にロスサントスを脱出したものの、その間に自身の縄張りもバゴスに乗っ取られてしまうが、CJのためにスモーク達の情報収集に奔走する。その後はCJがサンフィエロでガレージ経営を始めると、その知識・技術を生かして参加、車の修理や収集を行う。ロスサントスへの帰還後は暴動の最中にCJや仲間達の協力を受けて自身の縄張りを取り返す。また、同ミッション中で近日中にケンドルにプロポーズするつもりである事を明かしている。
カタリーナ(Catalina)
声 - Cynthia Farrell
シーザーの従姉妹で、『III』の主要登場人物である。感情の起伏が非常に激しく、暴力を好むサディスト。事あるごとにスペイン語訛りの罵詈雑言を吐くが、CJと共に犯罪を行ううちに一方的に恋愛感情を抱くようになる。その後、自分を恋愛対象として見ないCJの態度に不満を持って、一方的にフッた後で『III』の主人公であるクロード・スピードの恋人となり、クロードと共にCJにストリートレースを挑むが敗れ、サンフィエロのボロガレージの権利を渡し、クロードとリバティーシティへ渡る。その後も再三に渡り、CJに嫌がらせの電話をかけてくる。
トゥルース(The Truth)
声 - Peter Fondaピーター・フォンダ
フリントカウンティの農場で麻薬の栽培、生産、販売をしているヒッピーの老人。唐突に国家の陰謀論やスパイ衛星宇宙人に関する意味不明な話を展開することがあるが、その内容はある意味で真実をついている場合もある。テンペニーに脅されて麻薬の横流しをしており、CJとは彼を介して出会い、テンペニーの指令を受けたCJと共に麻薬ビジネスを行っていたが麻薬捜査官に農場が見つかり、CJと共に栽培中の麻薬畑を焼却して証拠を隠滅、共にサンフィエロへと移る。その後、ガレージ経営に必要な人脈としてゼロ、ジェスロ、ドウェインを紹介し、自身は何処かへ消える。その後は用事があるたびにCJの前に登場し、軍基地に潜入させて軍事機密のジェットパックを奪わせたり、軍が厳重に輸送中の緑色の謎の物体を強奪させたり、友人のケント・ポールらの救助を求めたりする。また、権力を嫌っており、トレノの指令を受けて権力(アメリカ政府)のために行動するCJを非難したこともあるが、最終ミッションのムービーシーンでは権力に勝ったCJ達を称える発言をする。
ウージー(Woozie)
声 - James Yaegashi
本名ウージームー(Wu Zi Mu 漢字表記では武梓穆)。チャイニーズマフィア「トライアド(三合会)」を構成する「マウンテン・クラウド・ボーイズ」のボスで、常にサングラスをかけた若い男。サンフィエロの中国人街を拠点に賭博場やカジノを経営している。盲目であるが、他の感覚がずば抜けているため障害を感じさせなく、車からの銃撃を行ったり、悪路をカーレースで走破したり、テレビゲームでCJに勝利するなど常人離れしたことすらできる。また、ボスとしても有能で、組織内では「幸運の土竜(もぐら)」という通称を持つ。部下たちにも慕われており、部下とゲームをする際には部下が逆イカサマで勝利させたりしている(本人は逆イカサマについて全く知らない)。レッドカウンティのカーレースでCJと知り合い、その腕を認めてサンフィエロを訪れた際には声をかけるよう言って別れる。その後、CJがサンフィエロに移った際にはいくつかの仕事を任せ、良好なビジネスパートナーとしての関係を築くと共にその信頼ぶりは高く、ラスベンチュラスに「フォードラゴンズ・カジノ」を造ると、黙ってCJを共同経営者に据え、CJを驚かせる。その後、CJのロスサントスへの帰還(マッドドッグ邸の奪取)も後援する。
ゼロ(Zero)
声 - David Crossデヴィッド・クロス
サンフィエロでラジコンショップを経営している28歳の童貞青年で、自称「グレートA」、「最高の天才」。オタクであるために経営しているショップは趣味も兼ねている他、電子機器に関する知識・技術が高く、通信衛星システムにハッキングを仕掛けたりできる。かつて科学コンクールで同業者であるバークレー(玩具店「トップファン」のオーナー)に勝利し、以来は互いに本物の武器を搭載したラジコンで抗争している。トゥルースの知り合いなためにCJとは彼を介して出会い、CJにバークレーとの抗争を手伝ってもらう。バークレー撤退後は電子機器のプロとして彼に協力し、カリギュラスカジノの金庫破りにおいても後方支援を行っているが、強盗の終わりに自身のせいでバークレーに情報が漏れていたことがCJに発覚し、彼に殴られる。
ジェスロ、ドウェイン(Jethro & Dwaine)
声 - John Zurhellen & Navid Khonsari
CJの誘いを受け、彼のガレージで働く整備士で、『VC』にも端役として登場している。かつてバイスシティのボートヤードで船舶の整備をしていたが、VCの主人公であるトミーがボートヤードを買収したことにより職を失い、サンフィエロに移住してくる。その後、ジェスロはガソリンスタンドの整備士、ドウェインは移動ホットドッグの店員として暮らしていたところをトゥルースを介したCJの誘いを受ける。また、「愛の集会」と呼ばれる会でトゥルースと出会ったらしく、彼の脈略の無い言動や思想にも理解を示している節があるが、普段はいたって常識的である。また、CJが車を何台も駄目にしていることを聞くと、サンフィエロのドライビングスクールを紹介する。
マイク・トレノ(Mike Toreno)
声 - James Woodsジェームズ・ウッズ
ロコ・シンジケートの幹部で、組織を仕切っている男だが、正体は政府の工作員である。常時DEAFBI、各国のスパイなどから監視衛星まで様々な者から監視及び狙われていると言うが、どこまで本当なのかはわからない。シンジケートの壊滅を狙うCJに他の幹部と同様に命を狙われ、ピア69の襲撃ではCJ達に気づいて逃げ出す。その後、ヘリコプターでサンフィエロを脱出しようとするがCJによってヘリを撃墜される。しかし、実は生存しており、後日にボーンカウンティのコテージに匿名でCJを呼び出し、自らの正体を明かした後はロコ・シンジゲートを壊滅させたことで滞った仕事の解決をCJにさせようとし、これを拒否しようとするCJに服役中のスウィートの件を持ち出し、脅しをかけて従わせる。その後、舞台が再度ロスサントスに移った後もスウィートを引き合いに出して、海軍強襲揚陸艦艦載機(VTOL戦闘機)を奪わせ、スパイ船を沈めさせるという無茶をやらせる。しかし、それを最後に今までの活躍に応えるという形でスウィートを釈放させる。
ケント・ポール(Kent Paul)
声 - Danny Dyerダニー・ダイア
『VC』にも登場する著名な音楽プロデューサーで、現在は「ガーニング・チンプス」のマネージャーを勤めている。トゥルースの案内でガーニング・チンプスのメンバーと砂漠を訪れるが、マッカーと2人で取り残されていたところをCJに助けられる。その後、ローゼンバーグの旧友でもあったため、ラスベンチュラスのマフィア抗争で調停役だった彼とCJが出会うきっかけを作る。その後はサルバトーレによって人質同然の扱いをされ、殺されそうになるがCJによって助けられる。また、マッド・ドッグの復帰に際してプロデューサーとしての手腕を発揮し、レコーディングを担当する。
マッカー(Maccer)
声 - Shaun Ryderハッピー・マンデーズ
イギリスのロックバンド「ガーニング・チンプス」のリードボーカル。所構わず自慰行為を始めるという迷惑な性癖がある。ポールと共に砂漠で立ち往生していたところをCJに助けられる。
ケン・ローゼンバーグ(Ken "Rosie" Rosenberg)
声 - William Fichtnerウィリアム・フィクナー
「カリギュラスカジノ」のマネージャーで、元フォレッリ・ファミリーの顧問弁護士。6年前(1986年)バイスシティにおいてトミー・ベルセッティと共に成功を収めたが、1992年(本作の舞台となる年)に薬物の乱用によって弁護士資格を剥奪され、ベルセッティ・ファミリーを追い出される。その後、薬物クリニックに入院して更生し、レオーネ、フォレッリ、シンダッコの利害調整役として「カリギュラスカジノ」のマネージャーとなる。しかし、「無実の人間すら死刑にしちまうダメ弁護士」と呼ばれる男に元々調停役が務まるわけもなく、マフィア側も自身を殺し、それを他の組織の仕業にして大義名分を作り、ラスベンチュラスを独占できれば良いと考えていた中でシンダッコ・ファミリーのジョニーが何者か(CJ)に襲われたことで抗争も激化していき、徐々に進退も極っていく。その後、友人のポールを通して偶然知り合ったCJに付け込まれ、表向き抗争を鎮静化させるための仕事をCJにさせる形で、実際にはCJ(及び協力関係にあるトライアド)の権益を大きくしてしまう。サルバトーレ・レオーネの来訪後はCJがフォレッリのボスを暗殺しに行く際にサルバトーレにとって用済みとなったため、ポール、マッカーと共にCJの護衛(要は殺害しろという意味)としてつけられるがCJの機転によって表向き死亡したことにされ、ポール、マッカーと共に何処かへ逃げる。その後はポール達と行動を共にしており、CJの提案によりマッド・ドックの会計士を務めることになった。また、エンディングにもポール、マッカーと共に顔を出している。
マッド・ドッグ(Madd Dogg)
声 - Ice-Tアイス-T
人気ラッパー。ロスサントス北部の高級住宅街・バインウッドに邸宅を構えるが、物語序盤でオージー・ロックの依頼を受けたCJによってライムブックを盗まれ、更にマネージャーを殺害されてしまい、このことによって転落人生を歩むこととなる。その後はドラッグに溺れ、邸宅もドラッグ売買のギャングに奪われ、最後はラスベンチュラスにて投身自殺を行おうとするがそこを偶然通りかかったCJによって助け出され、彼の励ましを受けて更生することを誓う。その後、CJがマネージャーとなり、後日トライアドの支援を受けたCJによってロスサントスの邸宅とオージー・ロックに奪われたライムブックをCJの活躍によって取り戻す。その後、自身の出したCDは最終的にミリオンセラーを記録し、ゴールドレコードを受賞する(受賞の報告の際にはCJ達の前で「俺の、いや俺達のアルバムが…」と言い直しており、自身をどん底から救い上げてくれたCJやグローブストリートファミリーに多大な信頼を寄せている)。
ヘイザー(Hazer)
シーザーがリーダーを務める「バリオス・ロス・アステカ」の幹部。シーザー同様ローライダーとしてよくユニティー駅にてローライダーの集会を開いている。バリオスの分裂後は潜伏していたが、ロスサントス暴動の際に仲間達を結集してシーザーやCJと共にバゴスに占領された縄張りの奪還を目指すために日本刀を片手に先頭を切って敵に突っ込むものの、敵の銃撃により重傷を負う。その後は仲間達により病院に連れて行かれたが、生死は不明である。

犯罪組織の人物[編集]

トライアド[編集]

ウージー
#CJの協力者
ラン・ファーリー(Ran Fa Li)
「トライアド(三合会)」を構成する「レッド・ゲッコー・トング」のボス。「ウー」という唸り声や咳払いしかせず、一切の言葉を発しないが、部下はそれだけで彼が何を言いたいのか理解しており、CJには半ば部下が通訳に入る感じで、自分の考えを伝える。暗殺者から守ってもらったことによりCJの手腕を認めて感謝している。その後、「フォードラゴンズ・カジノ」の共同経営者の1人となる。
ガッピー(Guppy)
マウンテン・クラウド・ボーイズの一員。ウージーに関わる様々なシーンで盲目の彼のサポート役としてよく登場し、カリギュラスカジノへの強盗でもサポートを行う。また、マッド・ドッグ邸の奪還にも参加しており、プレイによってはバゴスメンバーとの戦いで死亡する。
スージームー(Su Xi Mu)
声 - Richard Chang
ラン・ファーリーの通訳。彼の唸り声や咳払いからその意図を読み取り、CJに伝える。
リトル・ライオン(Little Lion)
マウンテン・クラウド・ボーイズの一員。ダナンボーイズの輸送船がサンフィエロにやってきた際にはヘリコプターを操縦してCJと共に船を襲撃する。しかし、飛行中にロケットランチャーの直撃を受けてヘリは墜落、CJは生き延びたが、自身は死亡した。

ロコ・シンジケート[編集]

サンフィエロの麻薬シンジケート。ビッグ・スモークらも関わっており、そのためにCJは組織の調査及び壊滅を狙う。

マイク・トレノ
#CJの協力者
ジジー・B(Jizzy B)
声 - Charlie Murphy
サンフィエロの成人向けのクラブ「ジジーズ プレジャードーム」の経営者であるロコ・シンジゲートの主要メンバーで、ロコ・シンジゲートでは仲介役を行っている人物。また、サンフィエロ一のポン引きとして多数の娼婦を囲い込んでいる。ロコ・シンジゲートの調査のために潜入してきたCJに心を許し、いくつか仕事を依頼する。その後、携帯電話を奪うためにクラブに襲撃してきたCJから逃走を図るも最終的には殺害される。
ティーボーン・メンデス(T-Bone Mendez)
声 - Kid Frost
サンフィエロのヒスパニック系ギャング「サンフィエロ・リファ」のリーダーで、ロコ・シンジゲートの主要メンバー。ロコ・シンジゲートでは同組織の用心棒をしており、作中ではジジー・Bとよく一緒にいる。サンフィエロのピア69でライダーとの取引中にCJとシーザーに襲撃され、AK-47で応戦するも、蜂の巣にされた後で海に転落して死亡する。

ラスベンチュラスに関係するマフィア[編集]

いずれもリバティーシティに基盤を置くイタリア系マフィアである(詳しくは『III』『LCS』)。ラスベンチュラスを巡って抗争しており、ここにトライアドが参入し、第三者のCJが介入することになる。

ケン・ローゼンバーグ
#CJの協力者
サルバトーレ・レオーネ(Salvatore Leone)
声 - Frank Vincent
『LCS』に登場するリバティーシティの一大勢力マフィア「レオーネファミリー」のドンで、『III』の主要登場人物。また、妻のマリアとはこの時の滞在で知り合う。CJによってジョニーが死亡し、ラスベンチュラスのシンダッコが弱体化したことにより「カリギュラスカジノ」を買収してサンアンドレアスへ来訪し、CJが息子のジョーイ・レオーネの下で働いていたことがあった縁で、CJの手腕を見込んでフォレッリとの抗争を手伝わせ、結果としてシンダッコとフォレッリが弱体化し、ラスベンチュラスの権益を独占したかのようになるが、直後にカリギュラスカジノをCJとトライアドに襲われ、多額の損害を被る(しかし、カジノ強盗のミッション(Breaking the Bank at Caligula's)は任意のミッションで、無視してもストーリーを進めることはできる)。
ジョニー・シンダッコ(Johnny Sindacco)
声 - Casey Siemaszkoケイシー・シーマツコ
リバティーシティの有力イタリア系マフィア「シンダッコ・ファミリー」のドン(ポーリー・シンダッコ)の息子で、ファミリーよりラスベンチュラスを任されている。新たに参入してきた「フォードラゴンズ・カジノ」に対して従業員を襲ったり、偽チップを使用したりして営業妨害を行うが、経営主体であるトライアドに捕まってしまう。その後、どこのマフィアか身元を割らせるためにCJに車のボンネットに縛り付けられ、ラスベンチュラスの街を猛スピードで駆け抜けるという拷問を受けて情報を吐いた後に解放されたがこのことによって衰弱し、病院へ入院する。入院後はフォレッリが動き出し、抗争が激化、フォレッリによって病院から連れ出されるがローゼンバーグの頼みを受けたCJによって助け出され、ファミリーが経営する食肉工場へ運ばれる。その後、そこで大分回復していたが、後日にローゼンバーグがCJを連れてきた際にCJの姿を見たため、先のトラウマによって心停止を起こして死亡してしまう。

ガールフレンド[編集]

本作では6人のガールフレンドと付き合うことができる。デフォルトで特典があり、更に愛情度を高めることで車両やスーツといった追加特典もある。殺したり、殴ったりするとオイスターをすべて集めるまで2度と会えなくなるが、オイスターを全て集めて再度交際する場合は進展度はリセットされる。デニスとミリーはミッション進行上で自動的に付き合うことになるが、他の4名は直接会う必要がある。また、その4名には男性の好みがあり、オイスターを全て集めていない場合は条件を満たさないと付き合うことはできない。

デニス・ロビンソン(Denise Robinson)
声 - Heather Alicia Simms
グローブストリートに住むギャングメンバーの黒人少女で、好奇心旺盛なギャング。グローブストリート・ファミリーズの敵対ギャングである「ロスサントス・バゴス」と関係を持っていたが、CJがテンペニーに指示されてバゴスのアジトを放火した際にアジトの中におり、CJによって助け出される。その後、CJが放火したとは知らず、そのまま助け出されたことが縁で自動的に付き合うことになる。ドライブバイ(車上射撃)が趣味で、デートが始まると「ドライブバイがしたい」と言いだす(「バラス」、「バゴス」の近くを通ると彼女が攻撃する)。また、ロスサントスにいる間は、どこにいてもデートの誘いの電話を掛けてくるが、彼女としばらく出会わず、他のガールフレンドとデートしていると車で襲撃してくる。また、車両と服装以外のデフォルトの特典は無い。
ヘレナ・ワンクスタイン(Helena Wankstein)
声 - Bijou Philipsビジュー・フィリップス
レッドカウンティ郡ブルーベリーに住む白人女性で、ガンマニア。ブルーベリーにあるアミュネイションの屋外射撃場で銃を乱射しており、優男が好みで、相手のファッションにこだわりがある。また、付き合っている間は特典として、彼女の家の火器ピストル火炎放射器)を使用することができる。
ミシェル・カンヌ(Michelle Cannes)
声 - Vanessa Aspilaga
サンフィエロのダウンタウンに住む白人女性で、車の修理工を営んでいる整備士。車の運転が大好きで、午前中はドライビングスクールにおり、また、太っている男性が好みである。付き合っている間は特典として、彼女のガレージをペイントショップとして無料で利用できる。
ケイティ・チャン(Katie Zhan)
声 - China Chow
サンフィエロに住むアジア系女性で、看護師。何故かゴルフ場で太極拳の練習をしているなど健康志向な性格で、マッチョな男性が好みである。また、付き合っている間は特典として、病院の治療が無料となり、体力ゼロで収容された場合も武器の没収といったペナルティが無くなる。
バーバラ・シュタンバート(Barbara Schternvart)
声 - Danielle Lee Greaves
ラスベンチュラス西方ティエラロバーダ郡のエル・ケブラードスに住む黒人女性で、エル・ケブラードスの警察署に勤務している警察官。デート中でも殺人などの犯罪を起こすとデートが中止になる。バツイチで2人の子持ち、太っている男性が好みで、付き合っている間は特典として、警察に逮捕されても保釈金を支払う必要がなくなり、また、武器も没収されなくなる。また、親密度が100%になると、警察の服を入手できる。
ミリー・パーキンス(Millie Perkins)
声 - Orfeh
ラスベンチュラスに住む白人女性で、カリギュラスカジノのディーラー。カジノ強盗の際にカジノ内部へ侵入するためのカードキーを手に入れたいCJによって目を付けられ、ミッションを進めことで自動的に付き合うことになる。男好きで、性的嗜好が特殊、家の内装もかなり怪しい雰囲気を漂わせたデザインとなっており、デートの際の服装に「gimpスーツ」を着ていくとスペシャルデートになる。また、デフォルトの特典は無く、スーツの特典も無いため、車両のみである。

その他の人物[編集]

クロード・スピード(Claude Speed)
カタリーナの恋人で、『III』の主人公。カタリーナの一方的な因縁によりCJとレッドカウンティのストリートレースで戦うことになるが、敗北後はカタリーナと共にリバティーシティへ渡る。『III』の時は名前が明かされておらず、「クロード・スピード」という名は本作で明かされる。また、『III』の時と同様に無口で、当然声優もいない。
リース爺さん(Old Reece)
ロスサントスのアイドルウッド地区にて理髪店「Old Reece's Hair Facial Studio」を経営している老人。CJ達とは昔からの付き合いとして会話の中でCJの父親について言及する事もあり、ライダー曰く「ここ何年も頭がおかしい」とのことだが、その腕はいまだ衰えていない。
ジミー・シルバーマン(Jimmy Silverman)
声 - James Madden
ブラスティンフールレコードのプロデューサー。CJ達がマッド・ドッグのライムブックを取り返すため、OGロックを追い詰めた際に彼らの前に現れ、CJ達と共にOGロックを罵倒した後でマッド・ドッグに契約話を持ちかける。
ケイン(Kane)
バラスの主要メンバーの一人。墓場で仲間の葬儀を行っている途中でCJ達に襲撃され、母親殺害の報復としてCJによって殺害される。
フレディ(Freddy)
ОGロックと一緒の刑務所で共に過ごしたゲイボーイ。出所後のОGロックが自宅を訪ねた際に彼に文句を言いつつ、バイクで逃走を図るも、同じくバイクで追って来たCJとOGロックによって殺害された。
ビッグ・ポッパー(Big Poppa)
バゴスの主要メンバーの一人だと思われる男性。CJ達がマット・ドッグ邸の奪取のために襲撃した際には逃走を図るも、CJに殺害された。
スネーク・ヘッド(Snake Head)
ダナンボーイズのリーダー。CJが貨物船を襲撃した際は彼と刀を使って戦うが、敗死した。