グランド・セフト・オート・チャイナタウンウォーズ
| ジャンル | アクション |
|---|---|
| 対応機種 | ニンテンドーDS プレイステーション・ポータブル iPhone/iPod touch iPad |
| 開発元 | Rockstar North |
| 発売元 | |
| シリーズ | グランド・セフト・オートシリーズ |
| 人数 | 1~2人 |
| 発売日 |
(DS版) |
| 価格 | iPhone/iPod touch版800円 iPad版800円 |
| 対象年齢 | CERO:Z(18才以上のみ対象) ESRB:Mature(M) OFLC: MA-15+ PEGI:18+ |
| コンテンツ アイコン |
暴力、犯罪 |
グランド・セフト・オート・チャイナタウンウォーズ(Grand Theft Auto: Chinatown Wars)はアメリカのRockstar Games社(開発元はRockstar North)から、ニンテンドーDS用ソフトとして発売されたオープンワールド型クライムアクションゲームである。
2009年3月17日に、ニンテンドーDS用のソフトとして北米で発売された。日本では2009年10月29日にサイバーフロントからDS版が発売された。北米では2009年10月20日にPSP版も発売され、日本でも2010年3月11日に発売された。ちなみにPSP版の発売はGTAVCS以来3年ぶり3度目となる。
目次 |
概要 [編集]
システムはGTA4とほぼ同じであるが、2作目以前の作品やアドバンス版と同様の見下ろし型の視点である。但し、旧作のように常に真上からではなくやや斜めに見下ろす視点であり、必要に応じてカメラが移動、回転すると言った改良点もある。容量の都合でイベントシーンはムービーではなく静止画とテキストで進行する。
デフォルメされながらも3DCGで描かれたGTAIV版のリバティーシティが舞台。オルダニーが登場しない等の差異がある。主人公は中国、香港出身の男性のホァン・リー。
ニンテンドーDS用のソフトでは初めてZ(18才以上のみ対象)に区分されるソフトとなった。
DS版では同機の機能であるタッチペンやマイクを使用するアクションが多く盛り込まれており、タッチペンを使って盗んだ車の配線を繋いでエンジンをかけたり、マイクを使ってタクシーを呼んだりと、ニンテンドーDS独自の操作を盛り込みながらもGTAの雰囲気を活かした作品となっている。またニンテンドーWi-Fiコネクションを使って通信対戦や協力プレイ、メッセージのやり取りなどが可能。
PSP版ではハードのスペックを活かし、グラフィックの質が向上している。反面、DSならではのタッチペン等を使った操作は全てボタン操作で行なわなければならなくなった。
今回は資金稼ぎに「ブツ(薬物)の取引」が用意され、高級品から低級品を街の至る所に存在する売人から購入したり売人に転売したりして収入を得る事ができる。時に売人からの極秘情報によりブツを格安で大量の販売や欲しいブツを高値で買い取るというチャンスもあり、それを利用して儲ける事ができる。なお今作では取引で大金を稼ぐ事ができる為、メインを含むミッションの報酬は少ない。ちなみにあまりにも大きな取引(ブツを大量に購入・売却)をすると、たまに警察によるガサ入れに遭遇して指名手配されるので注意が必要。また、売人に接触する前に警官が近くにいると売人が逃げ出して取引ができなくなる。
武器の販売はネット販売の形式で行われ、注文すると最寄りのアジトに届けられるが他のシリーズに比べると販売の性格上入手に少々手間取る形である。武器は他にもトライアドが用意した赤いゴミ集積ボックスの中を探して隠されている武器を入手といった方法もある。
ストーリー [編集]
ホァン・リーはギャング組織「トライアド」の構成員であると同時にトライアドのボスを父に持つ御曹司であり、幼少のころから何不自由なく育てられた。そんな折、父親が何者かに暗殺されたという報せを受ける。新しく家長となった叔父のケニー・リーに一族がトライアドを率いる証である「ユウ・ジアン」という剣を届けるよう頼まれ、クーロンから単身リバティーシティに渡ったホァンだが、空港に着いた途端強盗からの襲撃を受け、殺されかけた挙句ユウ・ジアンを奪われてしまう。強制的にリバティーシティの闇の世界へ巻き込まれる形となったホァンは、ユウ・ジアンを取り戻し、父親の仇を討つために立ち上がるのだった。
登場人物 [編集]
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
- ホァン・リー Huang Lee
- 今作の中国系の主人公で、トライアドの若き構成員であり、父親はトライアドのボスだったため、幼少のころから何不自由なく育てられてきたが、その父親を何者かに暗殺されて亡くしている。
- 何事もなく終わると思っていたユウ・ジアンを届けるという任務で思わぬ襲撃を受け、ユウ・ジァンを奪われたことをきっかけに、リバティーシティの暗部へと足を踏み入れる事となるが、後に実の叔父にしてすべての黒幕のケニーに最初から利用され、偽情報を疑いもせず信じきって彼に信頼を寄せていた無実のチャンとチョウをも手に掛けてしまい、全てを知った彼は叔父へ亡き父の復讐を果たし、シンに組織の真の後継者と見い出されるも、彼のリバティーシティでの一連の出来事は欲望と裏切りに翻弄された道程でしかなく、彼の心は晴れる事はなかった。
- ケニー・リー Wu "Kenny" Lee
- ホァン・リーの叔父であり、亡きホァンの父親に代わりトライアドの一部であるリー一族の家長を務めている、性格は強欲でかなりの野心家。また、趣味はカンフー映画とポルノ鑑賞で、フォーチュンクッキーの言葉とダブルスーツを好み、支払いは常に現金でするという時代遅れな一面も持つ。
- ホァンがユウ・ジアンを奪われた事によりトライアドの後継者争いで苦境に立たされた彼は、何としてもボスの座を手にすべく、ホァンを利用しようとするが、実は彼こそがホァンの父の仇であり、同時にユウ・ジァン強奪を命じた黒幕でもある。その後は偽情報でチャンとチョウに濡れ衣を着せ、ホァンに始末させた後、シンも殺害してトライアドを乗っ取ろうと画策するが、激昂したホァンに倒される。
- リン・シャン Ling Shan
- ケニーの部下である女構成員で、彼の警備主任を担当しているかなりの美貌ながら、マーシャルアーツの達人であらゆる格闘技の心得を持つ危険な戦闘能力の持ち主で、実は弟がおり、組織内の活動では姉弟でコンビを組んでいたという。
- リバティーシティに足を踏み入れたホァンに、生き残るための格闘スキルを伝授してくれるが、その直後にチンピラの凶弾に倒れ、早くも死亡してしまう。
- シン・ジャオミン Hsin Jaoming
- 現在のトライアドのボスで、その豪腕で20年以上もトライアドを統率してきたせいか、高圧的な態度が目立つ。
- 引退を控えた今は、自分の後継者としてふさわしい、野心と知性を兼ね備えた人物を探していたが、ケニーの凶刃に倒れて瀕死の最中、ホァンに組織の後を任せて逮捕されていった。
- チャン・ジャオミン Chang Jaoming
- シン・ジャオミンの息子で、シンの後継者候補の一人。女たらしで麻薬好き、口先ばかりが大きく、思慮深さも用心深さも無いという、シンが求めているような人物とは程遠い無能な男だが、ボスの息子ということもあり当の本人は自分が後継者になれると確信している。また、数年間にわたってセラピストによる治療を受けている。
- 同じ権力者の息子であるホァンを友人と呼び、自分と共に働くように呼び掛けるが、後にトライアド内の裏切り者である事が発覚、ホァンに殺害されるが、それはケニーが仕掛けた偽情報であり、その件に関しては彼は潔白であった。
- チョウ・ミン Zhou Ming
- トライアドの幹部で、大胆不敵な策士で、新参者でありながらシンの後継者候補のダークホースと囁かれている自己中心的かつ冷酷な男で、自分の古い友人に手をかけて心臓を取り出すという残虐な行為すら顔色一つ変えずにやってのけるため、これにはホァンも呆然とするしかなかった。
- ライバルのチャンと共に行動しているホァンに目を付け、仕事の依頼を持ちかけてくるが、チャン同様、偽情報に踊らされたホァンに襲撃され、大勢のボディガードとヘリコプターで迎え撃つも、全員倒されてしまった上にロケットランチャーで撃墜されて死亡する。
- ウェイド・ヘストン Wade Heston
- LCPD(リバティー市警)の麻薬捜査官。しかし、自身も麻薬中毒者で真っ当な警官ではないため、麻薬中毒者だけでなく、IAD(内務調査班)にも目を付けられている。
- 自分とホァンの2人を狙うFIBのスパイを見つけ出すためにホァンと手を組み、やがては意気投合していき、最後はホァンと共にケニーを倒し、駆け付けた警察やFIBにシン達が逮捕されていく中、ホァンだけは見逃すように取り計らった。
- レスター・リロック Lester Leroc
- トライアドと協力関係にある私立探偵で、麻薬流通ルートに詳しく、バイク、ドーナツ、ビール、女に目が無い肥満体の中年男。また、シンの依頼で「デス・エンジェルズ」というギャングに潜入するため、エルヴィス・プレスリーのような格好をしている。
- ホァンに散々尻拭いしてもらいながらも、彼の得た情報は「デス・エンジェルズにユー・ジァン強奪の犯人はいない」と言う事だけだった。
- ルディ・ダヴァンゾ Rudy D'Avanzo
- イタリア系のギャング。トライアドとマフィアが手を組んだ際、シンと親しくしているジミー・カプラという男が自分とトライアドの両方を脅かすFIBのスパイであるという情報を携えてホァンの前に現れ、普段は他のギャングと手を組まないが、自分ではカプラを排除できないという理由でホァンに協力を求める。
- 実際はカプラはFIBのスパイなどではなく、ただ彼を始末する為だけにホァンを利用していたため、それを知ったホァンに殺害される。また、この時に実は女装癖があることが判明した。
- シン・シャン Xin Shan
- ある条件を満たした場合に現れるトライアドの一員で、ケニーの部下で、まだ19歳の若者。
- ホァンを負け犬と呼んで挑発して呼び出し、無茶苦茶な仕事を依頼するのだが、後に警察に刃向かう行動により瀕死の重傷を負ってしまうが、実は物語の初期に殺されたリンの弟であり、ホァンがいながらチンピラに姉が殺された事を逆恨みの感情で彼に対して復讐するつもりであったことを告白し、ホァンに看取られながら姉が最期を迎えた同じ場所で息を引き取る。なお、ホァン自身も大切な人を失い復讐者の身であった故に彼の心情には同情的であった。
登場するマフィア・ギャング [編集]
- トライアド Triad
- 中国系マフィアで、リバティーシティのチャイナタウン全域を取り仕切っている。本拠地は香港の九龍。ボスはホァン・リーの父親だったが何者かに暗殺されてしまったため、現在は最年長の古株であるシン・ジャオミンが束ねている。そのシンも引退が近付いており、現在は後継者争いが勃発している。
- トライアドの構成員であるリー一家の家長は、「ユウ・ジアン」と呼ばれる剣を所有するのが伝統となっている。この剣は何代にも亘って受け継がれてきた一家のシンボルとされているが、実際はホァンの父親がカード賭博で勝った際に手に入れた代物にすぎず、ユウ・ジアンを受け継ぐという伝統もその際に彼が思いついたものである。
- サンアンドレアス州のサンフィエロにも縄張りを持ち、ウージームー率いる「マウンテン・クラウド・ボーイズ」、ランファーリー率いる「レッド・ゲッコ・トン」、「ブラッド・フェザー・トライアド」は傘下組織である。1986年にはバイスシティに船で偽札板を運び込むなどしている。
リバティーシティに数多い売人の中にもトライアドのメンバーが何人か存在し、同じ組織のホァンに仲間意識を持って、割と良心的な価格の取引を行っている者がいる。
- カリビアン Yardies
- グランド・セフト・オートIIIとグランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズに登場したギャングのひとつ。
- スパニッシュ・ロード Spanish Lords
- 本編グランド・セフト・オートIVにも登場する。本編では、マニー・エスクエラのミッションで敵として登場する。また、グランド・セフト・オート・ザ・バラッド・オブ・ゲイ・トニーではドラッグ・ウォーの敵として登場する。
- ちなみに彼らの縄張りはブローカー、ボーハン、アルゴンクイン、オルダニー・シティにあり、登場するストリートギャング中で一番の勢力を誇っている。
- ミッドタウン・ギャングスタ
- マフィア
- アイリッシュ・キラーズ
- デス・エンジェルズ Angels of Death
- グランド・セフト・オートIV・ザ・ロスト・アンド・ダムドに登場したバイカーギャング。
- 東欧系マフィア
- アフロ・アメリカン
日本語版の変更点 [編集]
- 麻薬の単語が「ホワイト」等隠語になっている
- 麻薬のグラフィックが一部変更されている。
- 小ネタとしてチートコードを使えば使うほど「インチキなブタ」や「虚栄のイチモツ」など自分の評価が強制的に下がるようになっている。
外部リンク [編集]
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