ポン引き

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ポン引き
The White Slave statue.jpg
若い売春婦とポン引きの像(19世紀の作品)
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ポン引き(ぽんびき)は、主に売春に顧客を集めるために路上などで勧誘する行為を言う。

概要[編集]

男性のイメージがあるが、国によっては女性のポン引きも少なくない。女性である場合、日本では遣り手とも呼ばれる。

ポン引きは売春婦のために顧客を見つけて、管理する。

多くの場合、売春婦は彼らの下で従事している。ポン引きは、店の収益から利益を得ている。売春婦が従順であることを保つために虐待的であるか、または薬物中毒にするなどの行為が知られている。

彼らは、売春婦が彼の制約のもとで、特定の地域で働けるように、合法または非合法に交渉することもある。

法律[編集]

ポン引きは売春を禁止する多くの国で不法行為として刑事罰が規定されている。

日本では売春防止法第5条により以下の行為をした者について6月以下の懲役又は1万円以下の罰金の刑事罰が規定されている。

  • 公衆の目にふれるような方法で、人を売春の相手方となるように勧誘すること
  • 売春の相手方となるように勧誘するため、道路その他公共の場所で、人の身辺に立ちふさがり、又はつきまとうこと
  • 公衆の目にふれるような方法で客待ちをし、又は広告その他これに類似する方法により人を売春の相手方となるように誘引すること

1977年6月21日の東京高裁判決では「公衆の目にふれるような方法で客待ち」について「単に売春の目的で公共の場所等をうろつき、あるいは立ち止まり相手方の誘いを待つだけでなく、外形上、売春の目的のあることが、その服装、客待ち行為の場所・時刻等と相まち、一般公衆に明らかとなるような挙動を伴う客待ち行為をいうものと解するのが相当」としている。

また、売春防止法第17条により、満20歳以上の女子については執行猶予付きの懲役刑判決が出た際に補導処分に付することができる。

また、日本の地方自治体によっては、売春類似行為目的で公衆の目にふれるような方法で客引きや客待ちも刑事罰の対象とした迷惑防止条例が制定されていることがある。

関連事項[編集]