エバンズビル (哨戒フリゲート)

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艦歴
発注
起工
進水 1943年11月27日
就役 1944年12月4日
1950年7月29日
退役 1945年9月9日
1953年2月28日
その後 海上自衛隊に貸与
除籍
性能諸元
排水量 基準 1,430トン
満載 2,415トン
全長 303 ft 11 in (92.6 m)
全幅 37 ft 6 in (11.4 m)
吃水 13 ft 8 in (4.1 m)
機関 ボイラー3基 5,500軸馬力
タービン2基 2軸推進
最大速力 20ノット (37 km/h)
航続距離
乗員 190名
兵装 3インチ50口径対空砲3門
40mm機関砲 4門
20mm機関砲 9門
ヘッジホッグ 1基
対潜爆雷投射機(Y砲)8基
爆雷投下軌条 2条

エバンズビル (USS Evansville, PF-70) は、アメリカ海軍の哨戒フリゲートタコマ級フリゲートの1隻。艦名はインディアナ州エバンズビルに因む。その名を持つ艦としては2隻目。

艦歴[編集]

エバンズビルはウィスコンシン州スタージョン・ベイのリーサーン・D・スミス・シップビルディング社で起工した。1943年4月15日まではPG-178と呼ばれた。1943年11月27日にはドン・デイビス夫人(エバンズビル市長の娘)によって命名、進水し、1944年12月4日に艦長G・T・アップルゲート沿岸警備隊少佐の指揮下就役した。

就役後エバンズビルはミシシッピ川を下り、アラバマ州モービルを訪れた後、12月31日サウスカロライナ州チャールストンに到着した。その後6ヶ月間を東海岸沿いからバミューダにかけての護衛任務、ニューヨーク沖合の偵察任務および短期間の気象観測艦任務に従事した。1945年7月9日にニューヨークを出航し、カリフォルニア州サンディエゴワシントン州シアトルに向かい、アラスカ州コールド・ベイで1945年9月4日レンドリース法に基づきソ連海軍に貸与され、9月9日にアメリカ海軍を退役した。

ソ連では「護衛艦」を意味する「EK」の略号が付与され、EK-30ロシア語:ЭК-30エーカー・トリーッツァチ)と命名された。1945年9月25日には、警備艦として太平洋艦隊に配備された。これが、ソ連へ貸与されたタコマ級(PF級)警備艦の最終艦となった。

ソ連での活動後、1950年2月17日横須賀でアメリカ海軍に返還された。1950年7月29日にアメリカ海軍へ再就役し、横須賀を拠点として韓国水域などの偵察任務に従事し、1953年2月28日に再び退役、相互防衛援助計画の下1953年10月31日海上自衛隊に貸与される。海上自衛隊ではけやき (PF-295) として就役した。けやきは1970年、保管船に区分変更され、1976年3月31日に退役、10月15日にアメリカ海軍に返還され、1977年にスクラップとして廃棄された。

外部リンク[編集]