ひとごろし
『ひとごろし』は、山本周五郎の時代小説、またそれを原作とした日本映画、テレビドラマ、演劇。
目次 |
[編集] 概要
1964年10月、『別冊文藝春秋』に掲載。
[編集] 映画
[編集] 1972年
| 初笑いびっくり武士道 | |
|---|---|
| 監督 | 野村芳太郎 |
| 脚本 | 加藤泰 三村晴彦 野村芳太郎 |
| 原作 | 山本周五郎 |
| 製作 | 杉崎重美 浅井良二 |
| 出演者 | 萩本欽一 坂上二郎 |
| 音楽 | 富田勲 |
| 撮影 | 川又昂 |
| 編集 | 浜村義康 |
| 製作会社 | 松竹 |
| 配給 | 松竹 |
| 公開 | 1972年1月21日 |
| 上映時間 | 87分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
1972年1月21日、『初笑いびっくり武士道』という題名で公開。製作は松竹。コント55号主演。
DVDのタイトルは『びっくり武士道』。
[編集] スタッフ
[編集] キャスト
- 双子六兵衛:萩本欽一
- 双子かね:岡崎友紀
- 仁藤昂軒:坂上二郎
- 松葉屋およう:光本幸子
- 旅の武家娘:榊原るみ
- 猪戸団右衛門:宍戸錠
- 松平宗矩:嵐寛寿郎
- 加納平兵衛:ピーター
- 中野大八郎:森田健作
- 中老中野:穂積隆信
- 南田利兵衛:南利明
- 大熊典膳:はかま満緒
- おくま:武智豊子
- おしか:石井富子
- 百姓娘:佐々木梨里
- 番頭:コント0番地(たんくだん吉、いわたがん太)
- 蟹屋の番頭:松原直
- かごかき:フォーリーブス(北公次、青山孝、江木俊夫、おりも政夫)
- 半次:田中邦衛
[編集] 1976年
| ひとごろし | |
|---|---|
| 監督 | 大洲斉 |
| 脚本 | 中村努 |
| 原作 | 山本周五郎 |
| 製作 | 永田雅一 |
| 出演者 | 松田優作 丹波哲郎 |
| 音楽 | 渡辺宙明 |
| 撮影 | 牧浦地志 |
| 編集 | 山田弘 |
| 製作会社 | 永田プロ 大映 映像京都 |
| 配給 | 松竹 |
| 公開 | 1976年10月16日 |
| 上映時間 | 82分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
1976年10月16日に公開。永田プロ、大映、映像京都提携作品。大洲斉監督、松田優作主演。
松田優作が出演する時代劇では二作目だが、主演としては初の時代劇である。出演一作目は黒木和雄監督の竜馬暗殺(1974年)。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
[編集] あらすじ
武芸はまるでだめで、饅頭が好物で犬嫌いで、ひどく臆病な福井藩の侍、双子六兵衛(松田優作)はある日、妹のかね(五十嵐淳子)から、兄上が臆病者だから嫁にいけない、兄上にも縁談の話がないではありませんか、と言われる。一方、武芸の指南役として、江戸で藩主にスカウトされたお抱え武芸者の仁藤昂軒(丹波哲郎)は、藩主に見出されただけあって剣と槍の腕は一流。しかし藩内での評判はよくない。よそ者をこれ以上のさばらせるわけにはいかない。このままだと、お前はのけ者にされるぞ、と加納(岸田森)に言う者も出てくる。昂軒への闇討ちを企んだ加納の仲間は、霧の濃い晩に、酒に酔った昂軒を襲おうとするが返り討ちにあう。止めに入った加納も、昂軒に斬られる。藩主が大事にしていた加納を斬ったうえに福井藩を勝手に出て行く。怒った藩主は上意討ちを命じる。そこで六兵衛は可愛い妹の為に、そして自分が役に立つ人間であることを証明する為に「私に討手をお命じ下さい」と願い出る。道中、六兵衛の思いついた巧みな心理作戦で昂軒を追い詰めていき、宿場町で旅籠の若女将、およう(高橋洋子)に出会う。
最後、追い詰められ、精神的にも肉体的にもへろへろになった昂軒は切腹を決意する。だが昂軒を六兵衛は止める。六兵衛は昂軒に、首の代わりに髻(もとどり)を要求する。
[編集] キャスト及び登場人物
- 双子六兵衛 - 松田優作
- 福井藩の侍で主人公。饅頭が好物で犬嫌い。藩から討手に指名される。
- 仁藤昂軒 - 丹波哲郎
- 福井藩の武芸の指南役。お抱え武芸者で、剣と槍の腕は一流。
- 加納平兵衛 - 岸田森
- 福井藩の侍。昂軒と決着をつける機会を狙っていたが、昂軒に斬られる。
- 宗方善兵衛 - 桑山正一
- 富山藩与力。六兵衛の上意討ちのため、お膳立てするが・・。
- かね - 五十嵐淳子(松竹)
- 六兵衛の妹。討手に指名され、旅に出る六兵衛を止めようとする。
- およう - 高橋洋子
- 旅籠の若女将。六兵衛の心理作戦で旅籠を追い出された昂軒を迎え、もてなす。翌日から六兵衛と共に旅をする。本名は、とら。
[編集] スタッフ
- 監督:大洲斉
- 製作:永田雅一
- 企画:金丸益美、西岡善信
- 原作:山本周五郎
- 脚本:中村努
- 撮影:牧浦地志
- 照明:美間博
- 美術:西岡善信
- 音楽:渡辺宙明
- 編集:山田弘
- 助監督:奥家孟
- 擬斗:楠本榮一、美山晋八
[編集] テレビドラマ
[編集] 1968年
1968年10月2日から1969年3月26日までTBSが放送したオムニバスドラマ「仇討ち」の第2話「ひとごろし!」として放送。主演は三木のり平。
[編集] 1970年
1970年3月8日、TBSの「東芝日曜劇場」の枠で放送。
[編集] スタッフ
[編集] キャスト
ほか
[編集] 1987年
1987年7月2日、テレビ朝日で放送。
[編集] スタッフ
[編集] キャスト
ほか
[編集] 演劇
これまでに4度演劇化されている。
- 1967年「ひとごろし」 - 大阪中座で上演。脚本:茂木草介、演出:矢田弥八、出演:芦屋雁之助(五郎太夫)、芦屋小雁(六兵衛)、桃山みつる(おかね)、乃木年雄(新兵衛)、秋葉浩介(尼子孝之進)
- 1971年「ひとごろし」 - 東京宝塚劇場・名鉄ホールで上演。脚本:相良準三・宮崎紀夫、演出:津村健二、出演:森繁久彌(双子六兵衛)、芦屋雁之助(小野川喜間太)、磯野洋子(かね)、門田美恵子(およう)、伊吹徹(松平斉置)、伊藤亨治(茨木好之進)、若水ヤエ子(おきん)、赤木春恵(くら)、三國連太郎(仁藤昂軒)
- 2003年「Murderer-ひとごろし-」(英語劇) - 山手ゲーテ座で上演。脚本:稲田和浩、演出:十島英明、出演:上山克彦、吉岡小鼓音、伊藤哲哉
- 2004年「ひとごろし」 - アトリエ樹で上演。脚本・演出:金澤眞、出演:川野誠一(双子六兵衛)、戸張智春(かね、およう(二役))、金沢まこと(仁藤昂軒)