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禄剛埼灯台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
禄剛埼灯台
禄剛埼灯台の位置(石川県内)
禄剛埼灯台
航路標識番号
[国際標識番号]
1123 [M7196][1]
位置 北緯37度31分44秒 東経137度19分35秒 / 北緯37.52889度 東経137.32639度 / 37.52889; 137.32639座標: 北緯37度31分44秒 東経137度19分35秒 / 北緯37.52889度 東経137.32639度 / 37.52889; 137.32639
所在地 石川県珠洲市狼煙町
塗色・構造 白色 塔形(円形) 石造[1]
レンズ 第2等不動フレネル
灯質 等明暗白光 明3秒暗3秒
実効光度 55,000[1] cd
光達距離 18海里(約 33 km[1]
明弧 95度から312度まで
塔高 12.0[1] m (地上 - 塔頂)
灯火標高 48.0[1] m (平均海面 - 灯火)
初点灯 1883年明治16年)7月10日[1]
管轄 海上保安庁
第九管区海上保安本部
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禄剛埼灯台(ろっこうさきとうだい)は、石川県珠洲市に位置する灯台。地元では、設置されている町の名前から「狼煙の灯台」と呼ばれている[1]。歴史的・文化的価値の高さから、Aランクの保存灯台に指定されているほか、「日本の灯台50選」にも選ばれている。通常の灯台は、レンズを回転させることにより光を点滅させるが、この灯台では、レンズを固定し灯火の遮蔽板(しゃへいばん)を回転させることによって点滅させている。

日本で唯一、菊の紋章が入ったプレートがあるが、これは灯台に建設を記念して下易されたものである[1]

周辺は、能登半島国定公園に指定されている風光明媚の地である。海抜 50 m ほどの断崖絶壁が続き、崖下には「千畳敷」と呼ばれる海食棚が発達する。また、2017年には恋する灯台に認定されている。[2]

能登半島地震 (2024年)では、レンズが崩落した[3]

歴史

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交通アクセス

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バス
  • 北鉄奥能登バス木ノ浦線「狼煙」バス停下車、徒歩7分
    • 道の駅狼煙の向かいにある登り口、または禄光旅館わきの道路を入った所にある登り口から徒歩で登るのが唯一のアクセス手段となる。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i 『灯台旅 -悠久と郷想のロマン-』(2023年11月18日、藤井和雄著、成山堂書店発行)72頁。
  2. ^ https://romance-toudai.uminohi.jp/toudai/rokkouzaki.php
  3. ^ さいはての灯台、曇る未来 能登から日本海を照らし140年、国内最大の不動レンズが地震で破損” (2024年4月29日). 2024年6月9日閲覧。
  4. ^ 法令全書. 明治16年”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月19日閲覧。
  5. ^ 逓信省告示第588号. 官報. 1915年07月28日”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月19日閲覧。
  6. ^ 逓信省告示第237号. 官報. 1933年02月09日”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月20日閲覧。
  7. ^ 逓信省告示第771号. 官報. 1933年04月05日”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月20日閲覧。
  8. ^ 逓信省告示第217号. 官報. 1940年02月02日”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月20日閲覧。
  9. ^ 逓信省告示第839号. 官報. 1940年04月01日”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月20日閲覧。
  10. ^ 無線方位信号所(レーマークビーコン)の廃止について” (PDF). 海上保安庁交通部 (2007年1月24日). 2013年11月17日閲覧。
  11. ^ 2024年7月26日読売新聞夕刊4版10面「しあわせ小箱 灯台どうだい?」
  12. ^ 「灯台を巡ろう!」キャンペーンがスタート!!”. 海と日本PROJECT in いしかわ. 2020年12月27日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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