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2015年の[[2015年世界柔道選手権大会|世界選手権]]では準々決勝で韓国の[[郭同韓]]と対戦して敗れるも、その後の3位決定戦で後輩の[[ベカ・グビニアシビリ]]を破って前年に続いて3位となった。また、世界団体でも同じく3位だった<ref>{{Cite web |url=http://www.intjudo.eu/News/cikk3589 |title=Championships 2015, Astana |accessdate=2015年8月28日 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20150902000628/http://www.intjudo.eu/News/cikk3589 |archivedate=2015年9月2日 |deadlinkdate=2020年5月 }}</ref>。
2015年の[[2015年世界柔道選手権大会|世界選手権]]では準々決勝で韓国の[[郭同韓]]と対戦して敗れるも、その後の3位決定戦で後輩の[[ベカ・グビニアシビリ]]を破って前年に続いて3位となった。また、世界団体でも同じく3位だった<ref>{{Cite web |url=http://www.intjudo.eu/News/cikk3589 |title=Championships 2015, Astana |accessdate=2015年8月28日 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20150902000628/http://www.intjudo.eu/News/cikk3589 |archivedate=2015年9月2日 |deadlinkdate=2020年5月 }}</ref>。


2016年のヨーロッパ選手権では3度目の優勝を飾った<ref name="judobase"/>。8月の[[2016年リオデジャネイロオリンピックの柔道競技|リオデジャネイロオリンピック]]では準決勝で韓国の郭同韓を合技で破って昨年の世界選手権のリベンジに成功した。決勝では日本の[[ベイカー茉秋]]と対戦し有効で敗れたものの、銀メダルを獲得している<ref>[http://www.ippon.org/oly2016.php Judo Olympic Games 2016]</ref>。その後、階級を100kg級に上げたが2017年の[[グランドスラム・パリ2017|グランドスラム・パリ]]では準々決勝で日本の[[飯田健太郎]]の[[大内刈]]で敗れて3位に終わった<ref>[https://www.ijf.org/news/show/paris-grand-slam-2017-day-two　Paris Grand Slam 2017 - DAY TWO]</ref>。[[2017年世界柔道選手権大会|世界選手権]]では決勝まで進むも、日本の[[ウルフ・アロン]]の技ありで敗れて2位だった<ref>[http://www.ippon.org/wc_sen2017.php Suzuki World Judo Championships 2017]</ref>。[[2017年世界柔道選手権大会 (無差別)|世界選手権(無差別)]]では2回戦で日本の[[影浦心]]の前に一本負けを喫したが<ref name="judobase"/><ref>[https://www.ijf.org/news/show/riner-wins-gold-in-morocco A Legend, a Giant, a King: Riner wins gold in Morocco]</ref>、[[ワールドマスターズ2017|ワールドマスターズ]]では優勝を果たしている<ref>[http://www.ippon.org/masters2017.php World Masters St. Petersburg 2017]</ref>。2018年の[[2018年世界柔道選手権大会|世界選手権]]では3回戦で地元アゼルバイジャンの[[エルマール・ガシモフ]]を[[外巻込]]で破るなどして決勝まで勝ち上がるも、韓国の[[チョ・グハム]]に9分近い戦いの末に技ありで敗れて、またも2位に終わった<ref>[http://www.ippon.org/wc_sen2018.php　World Judo Championships 2018]</ref>。[[ワールドマスターズ2018|ワールドマスターズ]]では優勝した<ref>[http://www.ippon.org/masters2018.php　World Masters Guangzhou 2018]</ref>。なお、2018年には90kg級時代だった2014年に続いて世界ランキングの年間1位となった<ref>[https://www.judoinside.com/news/3086/Major_changes_in_the_World_Ranking_if_bonus_beckons　Major changes in the World Ranking if bonus beckons]</ref>。2019年の[[グランドスラム・パリ2019|グランドスラム・パリ]]では決勝でウルフを技ありで破って優勝した<ref name="judobase"/>。
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IJF世界ランキングは7302ポイント獲得で1位(19/9/9現在)<ref>[https://www.ijf.org/judoka/801 Varlam LIPARTELIANI / IJF.org]</ref><ref>[https://www.ijf.org/wrl World ranking list]</ref>。
IJF世界ランキングは7302ポイント獲得で1位(19/9/9現在)<ref>[https://www.ijf.org/judoka/801 Varlam LIPARTELIANI / IJF.org]</ref><ref>[https://www.ijf.org/wrl World ranking list]</ref>。

2020年11月30日 (月) 15:27時点における版

ヴァルラーム・リパルテリアニ
獲得メダル
ジョージア (国)の旗 ジョージア
柔道
オリンピック
銀 2016　リオデジャネイロ 90 kg級
世界選手権
銀 2013 リオデジャネイロ 90 kg級
銀 2017　ブダペスト 100 kg級
銀 2018　バクー 78 kg級
銅 2014　チェリャビンスク 90 kg級
銅 2015　アスタナ 90 kg級
世界ジュニア
金 2008　バンコク 90 kg級

ヴァルラーム・リパルテリアニ（Varlam Liparteliani、1989年2月27日 - ) は、ジョージア・ムツヘタ出身の柔道家。90 kg級。身長188 cm[1]。得意技は内股。巻き込み技も非常に得意としている。また、世界大会におけるシルバーコレクターである。愛称は「リポ」、または「キャプテン」[2][3]。

人物

柔道は10歳の時に始めた[4]。2008年には世界団体でグルジアチームの優勝に貢献した[3]。さらには世界ジュニアでも優勝を飾るも[3]、2010年の世界選手権では準決勝で西山大希に指導2で敗れるなどして5位にとどまった[3]。2011年の世界選手権では初戦で西山に有効で敗れた[3]。2012年にはヨーロッパ選手権で初優勝を果たした[5]。だが、2012年8月のロンドンオリンピックでは3回戦で敗れた[1]。

2013年8月の世界選手権では決勝でキューバのアスレイ・ゴンサレスに指導2で敗れて2位だった[6]。なおゴンサレスの話によれば、この際にグルジア側が決勝でリパルテリアニに負けてくれたら2万ドルを支払うと持ちかけてきたが断ったと語っている[7]。

2014年の世界選手権では準決勝でハンガリーのトート・クリスティアーンに敗れて3位に終わり、世界団体でも3位だった[8][9]。

2015年の世界選手権では準々決勝で韓国の郭同韓と対戦して敗れるも、その後の3位決定戦で後輩のベカ・グビニアシビリを破って前年に続いて3位となった。また、世界団体でも同じく3位だった[10]。

2016年のヨーロッパ選手権では3度目の優勝を飾った[3]。8月のリオデジャネイロオリンピックでは準決勝で韓国の郭同韓を合技で破って昨年の世界選手権のリベンジに成功した。決勝では日本のベイカー茉秋と対戦し有効で敗れたものの、銀メダルを獲得している[11]。その後、階級を100 kg級に上げたが2017年のグランドスラム・パリでは準々決勝で日本の飯田健太郎の大内刈で敗れて3位に終わった[12]。世界選手権では決勝まで進むも、日本のウルフ・アロンの技ありで敗れて2位だった[13]。世界選手権(無差別)では2回戦で日本の影浦心の前に一本負けを喫したが[3][14]、ワールドマスターズでは優勝を果たしている[15]。2018年の世界選手権では3回戦で地元アゼルバイジャンのエルマール・ガシモフを外巻込で破るなどして決勝まで勝ち上がるも、韓国のチョ・グハムに9分近い戦いの末に技ありで敗れて、またも2位に終わった[16]。ワールドマスターズでは優勝した[17]。なお、2018年には90 kg級時代だった2014年に続いて世界ランキングの年間1位となった[18]。2019年のグランドスラム・パリでは決勝でウルフを技ありで破って優勝した[3]。

IJF世界ランキングは7302ポイント獲得で1位(19/9/9現在)[19][20]。

主な戦績

  • 2006年 - ヨーロッパカデ国際　3位(81 kg級)

90 kg級での戦績

100 kg級での戦績

(出典[3]、JudoInside.com)。

出演動画番組

脚注

  1. ^ a b Varlam Lip'art'eliani Biography and Olympic Results
  2. ^ IJF World Masters 2011　LIPARTELIANI, Varlam[リンク切れ]
  3. ^ a b c d e f g h i profile
  4. ^ Varlam Liparteliani: World silver medallist and former european champion
  5. ^ Varlam Liparteliani claims first European title
  6. ^ World Championships, Rio 2013 DAY 5
  7. ^ Le judoka Asley Gonzalez confirme la tentative de corruption
  8. ^ “Championships 2014”. 2014年9月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月29日閲覧。
  9. ^ “Championships, Chelyabinsk 2014”. 2014年9月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月7日閲覧。
  10. ^ “Championships 2015, Astana”. 2015年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年8月28日閲覧。
  11. ^ Judo Olympic Games 2016
  12. ^ Paris Grand Slam 2017 - DAY TWO
  13. ^ Suzuki World Judo Championships 2017
  14. ^ A Legend, a Giant, a King: Riner wins gold in Morocco
  15. ^ World Masters St. Petersburg 2017
  16. ^ World Judo Championships 2018
  17. ^ World Masters Guangzhou 2018
  18. ^ Major changes in the World Ranking if bonus beckons
  19. ^ Varlam LIPARTELIANI / IJF.org
  20. ^ World ranking list
  21. ^ セリーヌ・ジェロー（司会）、Jakhongir Toshpulatov (2020/05/05). Coffee with Céline Episode (インターネット番組 Judo - YouTubeチャンネル) (英語). スイス: IJF. 2020-05-05閲覧。 {{cite AV media}}: |date=の日付が不正です。 (説明); |medium=で外部リンクを指定しないでください (説明)
  22. ^ “Coffee with Celine” (英語). IJF (06. Apr 2020). 2020年4月11日閲覧。

外部リンク

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