「楯状火山」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
RedBot (会話 | 投稿記録)
m r2.5.2) (ロボットによる 追加: hi:ढाल ज्वालामुखी
1行目: 1行目:
{{出典の明記|date=2011年7月}}
[[Image:Mauna_Kea10.jpg|340px|right|thumb|わずかな雪がかかった楯状火山の[[マウナ・ケア山]]([[ハワイ島]])]]
[[ファイル:Mauna_Kea10.jpg|thumb|わずかな雪がかかった楯状火山の[[マウナ・ケア山]]([[ハワイ島]])]]
'''楯状火山'''あるいは'''盾状火山'''<ref>{{Cite book|和書
|author = [[文部省]]編
|title = [[学術用語集]] 地学編
|url = http://sciterm.nii.ac.jp/cgi-bin/reference.cgi
|year = 1984
|publisher = [[日本学術振興会]]
|isbn = 4-8181-8401-2
|page =
}}</ref>(たてじょうかざん、{{Lang-en-short|shield volcano}})は、緩やかに傾斜する斜面を持ち、底面積の広い[[火山]]である。[[粘性]]の低い(流れやすい)[[玄武岩]]質[[溶岩]]の[[噴出]]・[[流動]]・[[堆積]]によって形成される。


[[地球]]上の大型火山の多くは楯状火山である。'''アスピーテ'''と呼ぶこともあるが、現在ではこの呼称は推奨されない([[火山#地形による分類|火山]]を参照)。
'''楯状火山'''あるいは'''盾状火山'''<ref name="terms">[[文部省]] 『[[学術用語集]] 地学編』 [[日本学術振興会]]、1984年、ISBN 4-8181-8401-2。([http://sciterm.nii.ac.jp/cgi-bin/reference.cgi オンライン学術用語集])</ref>(たてじょうかざん、shield volcano)は、緩やかに傾斜する斜面を持ち、底面積の広い[[火山]]である。[[粘性]]の低い(流れやすい)[[玄武岩]]質[[溶岩]]の[[噴出]]・[[流動]]・[[堆積]]によって形成される。

地球上の大型火山の多くは楯状火山である。'''アスピーテ'''と呼ぶこともあるが、現在ではこの呼称は推奨されない([[火山#地形による分類|火山]]を参照)。


== 主な楯状火山 ==
多量の玄武岩質溶岩の噴出によって形成されることから、[[ハワイ諸島]]や[[アイスランド]]など[[ホットスポット_(地学)|ホットスポット]]や[[海嶺]]上に主に分布する。
多量の玄武岩質溶岩の噴出によって形成されることから、[[ハワイ諸島]]や[[アイスランド]]など[[ホットスポット_(地学)|ホットスポット]]や[[海嶺]]上に主に分布する。


13行目: 22行目:
== 脚注 ==
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
<references/>

== 参考文献 ==
{{節stub}} <!-- {{Cite book}} --> <!-- {{Cite journal}} -->


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
19行目: 31行目:
* [[火山]]
* [[火山]]


== 外部リンク ==
<!-- == 参考文献 == -->
{{節stub}} <!-- {{Cite web}} -->


{{地形}}
<!-- == 外部リンク == -->


[[Category:山|たてしようかさん]]
{{デフォルトソート:たてしようかさん}}
[[Category:火山学|たてしようかさん]]
[[Category:火山学]]


[[ar:بركان درعي]]
[[ar:بركان درعي]]

2011年7月12日 (火) 03:44時点における版

わずかな雪がかかった楯状火山のマウナ・ケア山ハワイ島

楯状火山あるいは盾状火山[1](たてじょうかざん、: shield volcano)は、緩やかに傾斜する斜面を持ち、底面積の広い火山である。粘性の低い(流れやすい)玄武岩溶岩噴出流動堆積によって形成される。

地球上の大型火山の多くは楯状火山である。アスピーテと呼ぶこともあるが、現在ではこの呼称は推奨されない(火山を参照)。

主な楯状火山

多量の玄武岩質溶岩の噴出によって形成されることから、ハワイ諸島アイスランドなどホットスポット海嶺上に主に分布する。

ハワイ諸島の火山はほとんどが楯状火山であり、世界最大のものはハワイ島にあるマウナ・ロア山である。

レユニオン島ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズは地球上で最も活発な楯状火山の1つで、平均して年一度のペースで噴火している。

脚注

  1. ^ 文部省編『学術用語集 地学編』日本学術振興会、1984年。ISBN 4-8181-8401-2http://sciterm.nii.ac.jp/cgi-bin/reference.cgi 

参考文献

関連項目

外部リンク