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加えて、この枠でスペシャルを行う番組は普段は深夜(11時台や0時台)や昼、不定期(それも深夜帯)に放送しているので、ゴールデンタイムの視聴者層には番組自体を知られていないことが多く、新たな視聴者層を取りこみにくい。また、普段放送している深夜帯などでは観ている視聴者層も、ゴールデンタイムの時間帯では在宅しておらず視聴できないという例も少なくない。これらの事情があるため、このスペシャルを放送時には裏番組に視聴率で惨敗していることが多く、1桁になることもあった(『TVのチカラ』2時間スペシャル放送時はほぼ互角状態だった)。<ref>2007年9月現在、月曜夜8時枠で放送中の『[[クイズプレゼンバラエティー Qさま!!]]』も関西地区では深夜番組時代から一貫して、[[上沼恵美子]]の番組(『[[今夜はえみぃ〜GO!!]]』([[毎日放送]])・『えみちゃんねる』)に押されている。</ref>一部地域では不定期でローカル番組放送のため1時間放送に短縮された場合もある。
加えて、この枠でスペシャルを行う番組は普段は深夜(11時台や0時台)や昼、不定期(それも深夜帯)に放送しているので、ゴールデンタイムの視聴者層には番組自体を知られていないことが多く、新たな視聴者層を取りこみにくい。また、普段放送している深夜帯などでは観ている視聴者層も、ゴールデンタイムの時間帯では在宅しておらず視聴できないという例も少なくない。これらの事情があるため、このスペシャルを放送時には裏番組に視聴率で惨敗していることが多く、1桁になることもあった(『TVのチカラ』2時間スペシャル放送時はほぼ互角状態だった)。<ref>2007年9月現在、月曜夜8時枠で放送中の『[[クイズプレゼンバラエティー Qさま!!]]』も関西地区では深夜番組時代から一貫して、[[上沼恵美子]]の番組(『[[今夜はえみぃ〜GO!!]]』([[毎日放送]])・『えみちゃんねる』)に押されている。</ref>一部地域では不定期でローカル番組放送のため1時間放送に短縮された場合もある。


前述の通り視聴率的にも苦戦していた事と、『TVのチカラ』がプロデューサーの不祥事に伴い一旦打ち切られる為、この番組も2006年秋の改変期に合わせ同年[[8月21日]]の『[[コドモのギモン!]]』スペシャルをもって終了することになっていたが、夜7時台のレギュラーコンテンツが決まらなかったために、同年[[10月]]以降も夜7時からの1時間枠に短縮した上で継続する事になった。またセールス枠もローカルセールス枠に切り替えられ、系列局によっては休止振替放送する局もある。<ref>[[北陸朝日放送]]ではローカル番組が割り当てられているため番組改変期などの特番シーズンを除きほぼ放送されていない。</ref>
前述の通り視聴率的にも苦戦していた事と、『TVのチカラ』がプロデューサーの不祥事に伴い一旦打ち切られる為、この番組も2006年秋の改変期に合わせ同年[[8月21日]]の『[[コドモのギモン!]]』スペシャルをもって終了することになっていたが、夜7時台のレギュラーコンテンツが決まらなかったために、同年[[10月]]以降も夜7時からの1時間枠に短縮した上で継続する事になった。またセールス枠もローカルセールス枠に切り替えられ、系列局によっては休止振替放送する局もある。<ref>[[北陸朝日放送]]ではローカル番組が割り当てられているため番組改変期などの特番シーズンを除きほぼ放送されていない。</ref><ref>同枠のネットセールス枠になるのは2011年4月の「[[もしものシュミレーションバラエティー お試しかっ!]]」がネットセールス枠になるまで4年半待たなければならない。</ref>


10月以降もやはり視聴率は改善されず、『月曜19時アニメアワー』、『フレンドパークII』、『ネプリーグ』の前に視聴率は平均9%前後と惨敗した。その影響もあり[[11月]]には3回も番組が休止(その内2回は『[[クイズプレゼンバラエティー Qさま!!]]』の2時間スペシャル)。[[10月2日]]には'''[[『ぷっ』すま|超『ぷっ』すまVS美女100人 男と女の修羅場&マル秘セレブ御用達グルメ解禁スペシャル]]'''として初の3時間スペシャルが放送された。さらに[[2007年]][[1月8日]]の[[爆笑問題の検索ちゃん|芸能界雑学王最強№1決定戦]]は過去最高視聴率の18.8%(関東地区)を記録した。しかし、その後は以前の低視聴率を連発する状態になり、[[3月5日]]放送分では最低視聴率の3.6%を記録した。
10月以降もやはり視聴率は改善されず、『月曜19時アニメアワー』、『フレンドパークII』、『ネプリーグ』の前に視聴率は平均9%前後と惨敗した。その影響もあり[[11月]]には3回も番組が休止(その内2回は『[[クイズプレゼンバラエティー Qさま!!]]』の2時間スペシャル)。[[10月2日]]には'''[[『ぷっ』すま|超『ぷっ』すまVS美女100人 男と女の修羅場&マル秘セレブ御用達グルメ解禁スペシャル]]'''として初の3時間スペシャルが放送された。さらに[[2007年]][[1月8日]]の[[爆笑問題の検索ちゃん|芸能界雑学王最強№1決定戦]]は過去最高視聴率の18.8%(関東地区)を記録した。しかし、その後は以前の低視聴率を連発する状態になり、[[3月5日]]放送分では最低視聴率の3.6%を記録した。

2011年4月11日 (月) 04:20時点における版

月バラ!(げつバラ)は、2006年4月10日から2006年8月21日まで1週または2週間隔でテレビ朝日ABC系列(ただしフルネット24局のみ)にて日本標準時毎週月曜日19:00 - 20:54(2006年8月7日のみ諸事情で19:00 - 19:54の放送)に放送されていた単発特別番組枠の名称。2006年10月23日から2007年3月12日までは、毎週月曜日19:00 - 19:54の1時間の特別番組枠として放送されていた。

番組概要

この枠では、テレビ朝日で放送されている深夜バラエティ番組(ネオバラエティネオネオバラエティ)やかつて月曜夜11時台に放送してきた『内村プロデュース』、改編期や不定期に放送される深夜、昼の特番、などのスペシャル番組を放送していた。

そもそもこの枠は、2001年から『月曜時代劇』(19:00 - 19:54)を放送していて、視聴率も安定していたのだが、2005年4月にフジテレビ系(ただし一部系列局除く)がそれまで低迷していた月曜夜7時台に『ネプリーグ』を深夜枠から昇格。その後『ネプリーグ』は半年と経たぬ内に『関口宏の東京フレンドパークII』(TBS系)に対抗しうる人気番組になり、その煽りを食う形で『月曜時代劇』は『月曜19時アニメアワー』(よみうりテレビ製作・日本テレビ系、枠自体は継続中)と共に視聴率が低下した。テレビ朝日は2006年3月をもって『月曜時代劇』を終了させ、火曜夜7時枠に移し(→テレビ朝日火曜時代劇)、同年4月からは空いた月曜夜7時枠を8時枠と統合して2時間枠とした。

この番組枠確保に伴い、火曜夜7時に放送されていた『Matthew's Best Hit TV+』(以下『マシュー』)が金曜深夜に移行した。また、『旅の香り』は2006年3月まではローカルセールスであったが、これによりネットワークセールス扱いとなり、替わりに月曜夜8時台が暫くの間ローカルセールスになった。

この番組が放送されていた間は『奇跡の扉 TVのチカラ』と交互(稀に2週連続で放送し、その場合は次の『TVのチカラ』も2週連続)に19:00 - 20:54の2時間スペシャルとして放送していた。

この番組になってからも、視聴率はなかなか改善されなかった。その要因の1つとして、この時間帯には先述の通り強力な裏番組が存在していることが挙げられる。7時台では『フレンドパークII』と『ネプリーグ』(関西地区では『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)と『名探偵コナン』)が圧倒的に強く、8時台にも、『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』(フジテレビ系、ただし一部系列局は放送日時差し替え)や『世界まる見え!テレビ特捜部』(日本テレビ系)、『鶴瓶の家族に乾杯』(NHK総合テレビ)が並んでいる。

加えて、この枠でスペシャルを行う番組は普段は深夜(11時台や0時台)や昼、不定期(それも深夜帯)に放送しているので、ゴールデンタイムの視聴者層には番組自体を知られていないことが多く、新たな視聴者層を取りこみにくい。また、普段放送している深夜帯などでは観ている視聴者層も、ゴールデンタイムの時間帯では在宅しておらず視聴できないという例も少なくない。これらの事情があるため、このスペシャルを放送時には裏番組に視聴率で惨敗していることが多く、1桁になることもあった(『TVのチカラ』2時間スペシャル放送時はほぼ互角状態だった)。[1]一部地域では不定期でローカル番組放送のため1時間放送に短縮された場合もある。

前述の通り視聴率的にも苦戦していた事と、『TVのチカラ』がプロデューサーの不祥事に伴い一旦打ち切られる為、この番組も2006年秋の改変期に合わせ同年8月21日の『コドモのギモン!』スペシャルをもって終了することになっていたが、夜7時台のレギュラーコンテンツが決まらなかったために、同年10月以降も夜7時からの1時間枠に短縮した上で継続する事になった。またセールス枠もローカルセールス枠に切り替えられ、系列局によっては休止振替放送する局もある。[2][3]

10月以降もやはり視聴率は改善されず、『月曜19時アニメアワー』、『フレンドパークII』、『ネプリーグ』の前に視聴率は平均9%前後と惨敗した。その影響もあり11月には3回も番組が休止(その内2回は『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』の2時間スペシャル)。10月2日には超『ぷっ』すまVS美女100人 男と女の修羅場&マル秘セレブ御用達グルメ解禁スペシャルとして初の3時間スペシャルが放送された。さらに2007年1月8日芸能界雑学王最強№1決定戦は過去最高視聴率の18.8%(関東地区)を記録した。しかし、その後は以前の低視聴率を連発する状態になり、3月5日放送分では最低視聴率の3.6%を記録した。

2007年4月よりこの枠で美味紳助が放送されるため終了となった。

  1. ^ 2007年9月現在、月曜夜8時枠で放送中の『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』も関西地区では深夜番組時代から一貫して、上沼恵美子の番組(『今夜はえみぃ〜GO!!』(毎日放送)・『えみちゃんねる』)に押されている。
  2. ^ 北陸朝日放送ではローカル番組が割り当てられているため番組改変期などの特番シーズンを除きほぼ放送されていない。
  3. ^ 同枠のネットセールス枠になるのは2011年4月の「もしものシュミレーションバラエティー お試しかっ!」がネットセールス枠になるまで4年半待たなければならない。

この枠で放送された番組

3時間枠

2006年

  • 10月2日 - 「超『ぷっ』すまVS美女100人 男と女の修羅場&(秘)セレブ御用達グルメ解禁スペシャル」(視聴率9.7%)

2007年

2時間枠

2006年

1時間枠

2006年

2007年

  • 1月22日 - 「最強!ヒットカラオケ完璧に歌って100万円」春・秋・年末の年3回放送している「史上最強のメガヒットカラオケBEST100 完璧に歌って1000万円!!」の月バラ!バージョンとして放送した。(視聴率:7.7%)
  • 2月5日 - 「全国3000店から寿司通が厳選!うまいデカ盛り回転すしベスト50」
    • 秋田朝日放送では「夢大将 ラッシャー団長が本気になった。」を放送。
  • 2月19日 - 「全国47都道府県からツアーコンダクターが厳選!うまい駅弁ベスト100」
  • 2月26日 - 「テレビ初公開!絶対聞きたい講演会」(視聴率:4.1%)
  • 3月5日 - 「検索ちゃん特別企画・腹ペコちゃん雑学王」(視聴率:3.6%)
  • 3月12日 - 「第2回久本雅美の日本全国おいしい回転ずしNo.1決定戦」
    • 北陸朝日放送では「DokiDokiてれび」を放送。
    • 広島ホームテレビでは「ひろしま菜'S」を放送。

外部リンク

テレビ朝日系列 月曜19-20時枠
前番組 番組名 次番組
八丁堀の七人
(第7シーズン)
※ここまで月曜時代劇
(19時枠)
奇跡の扉 TVのチカラ
(20時枠)
月バラ!

奇跡の扉 TVのチカラ
隔週放送
月バラ!
(19時枠)

クイズプレゼンバラエティーQさま!!
(20時枠)
※2006年9月4日、9月11日2週連続
2時間スペシャルより放送開始
テレビ朝日系列 月曜19時枠
月バラ!
(19-20時枠)
奇跡の扉 TVのチカラ
隔週放送
月バラ!