旧居留地・大丸前駅
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旧居留地・大丸前駅 | |
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駅出入口と大丸神戸店 | |
きゅうきょりゅうち・だいまるまえ Kyūkyoryūchi-Daimarumae | |
◄K01 三宮・花時計前 (0.5 km) (0.8 km) みなと元町 K03► | |
所在地 | 神戸市中央区三宮町三丁目 |
駅番号 | K02 |
所属事業者 | 神戸市交通局(神戸市営地下鉄) |
所属路線 | 海岸線 |
キロ程 | 7.4 km(新長田起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
1,713人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 2001年(平成13年)7月7日[1] |
乗換 | JR・阪神元町駅 |
備考 | 業務委託駅 |
旧居留地・大丸前駅(きゅうきょりゅうち・だいまるまええき)は、神戸市中央区三宮町三丁目にある神戸市営地下鉄海岸線の駅である[1]。
駅番号はK02。
歴史
[編集]駅構造
[編集]地下2階にコンコース、改札があり、地下3階にプラットホームがある。
地下通路により大丸神戸店(本館)、旧居留地、及び三宮駅方面と接続している[2]。地下通路を通って隣駅の三宮・花時計前駅までまっすぐ歩くこともできる[1]。
周辺には大丸神戸店のほか、旧居留地界隈、元町通商店街、南京町の中華街など神戸を代表する商業地や観光地が位置しており、駅イメージテーマを「エキゾチックシティ」とした。コンコース通路には、旧居留地にある洋風建築に倣い、オーダーを壁面にデザインし、旧居留地の雰囲気を駅の中にも表現した。駅全体の色調をグレーで統一し、この駅を訪れる乗客の色彩が引き立つようにした。ホームの対向壁は地下に差し込む光の筋をドットで表現している。また、コンコースから大丸神戸店につながる通路の壁は大理石調の大判タイルで仕上げるとともに、光の色が変わる壁面照明を設置し、鮮やかな印象が残るように配慮した。また、壁面にはコルトンやウィンドウを設置し、商業施設への期待感を高めている。
のりば
[編集]ホーム | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | 海岸線 | 三宮・花時計前行き |
2 | 新長田方面 |
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出口2
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出口3
-
出口4
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改札口
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ホーム
ダイヤ
[編集]上下とも毎時6本の運行。
利用状況
[編集]2022年度の1日平均乗車人員は1,713人である[3]。開業から2006年度までは上昇傾向にあったが、それ以降は減少し、2009年度以降は開業時の乗車人員を下回っている。
- 2000年度の時点では、2005年度の予測乗車人員は11,772人であった[4]。しかし、現在も乗車人員は計画時の2割にも満たない。
開業以降の1日平均乗降・乗車人員は下表のとおり。
年度 | 1日平均 乗降人員[5] |
1日平均 乗車人員 |
---|---|---|
2001年(平成13年) | 2,188 | |
2002年(平成14年) | 2,081 | |
2003年(平成15年) | 2,285 | |
2004年(平成16年) | 2,303 | |
2005年(平成17年) | 4,479 | 2,350 |
2006年(平成18年) | 2,396 | |
2007年(平成19年) | 2,334 | |
2008年(平成20年) | 2,216 | |
2009年(平成21年) | 1,945 | |
2010年(平成22年) | 1,900 | |
2011年(平成23年) | 1,860 | |
2012年(平成24年) | 1,955 | |
2013年(平成25年) | 2,030 | |
2014年(平成26年) | 1,953 | |
2015年(平成27年) | 1,930 | |
2016年(平成28年) | 1,906 | |
2017年(平成29年) | 1,952 | |
2018年(平成30年) | 2,011 | |
2019年(令和元年) | 2,000 | |
2020年(令和 | 2年)2,862 | 1,431 |
2021年(令和 | 3年)1,522 | |
2022年(令和 | 4年)1,713 |
駅周辺
[編集]駅名の由来となった大丸神戸店と地下で直結している[6]。周囲は元町通商店街、日本の三大中華街の一つである南京町[7]、旧居留地である。
近隣の鉄道路線
[編集]- ※およそ100メートル北
- ※県庁前駅はおよそ300メートル北。
その他周辺施設
[編集]- タクシー乗り場(大丸西入口北側)
- 南京町
- 旧居留地15番館
- 旧居留地38番館
- チャータードビル[1]
- 商船三井ビル[1]
- 三宮神社
- 大丸神戸店[1](旧居留地40番)
- 旧居留地[1]
- 三井住友銀行神戸営業部・神戸公務部・三宮ローンプラザ・藤原台支店・神戸駅前支店(旧神戸銀行→太陽神戸銀行本店)
- みなと銀行本店
- 神戸朝日ビル
- 四国銀行神戸支店
- 伊予銀行神戸支店
- 中国銀行神戸支店
- 三菱UFJ銀行神戸支店・神戸中央支店・兵庫支店・長田支店・東神戸支店
- 神戸支店の場所に神戸中央支店が移転し、現在はブランチインブランチにて営業。移転前の神戸中央支店は東神ビルディング(現:神戸御幸ビル)1階にあった。窓口は1階と2階に分かれており、2階窓口へは構造上車椅子で行くことが出来ない。
- 三菱UFJ信託銀行神戸支店
- ノーリツ本社
バス路線
[編集]-
出口1案内
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出口2案内
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出口3案内
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出口4案内
その他
[編集]- 建設時の仮称は「元町駅」であった。
- 海岸線の各駅には、海岸線開業を記念し神戸市が募集した2000年生まれの赤ちゃんの「手形・足形タイル」が飾られており、当駅には韓国の男性アイドルグループTREASUREメンバーのヨシ(金本芳典)の手形足形がある[8]。同様に三宮・花時計前駅には柔道の阿部詩、新長田駅にはフィギュアスケートの坂本花織、ハーバーランド駅にはゴルフの古江彩佳、安田祐香の赤ちゃん時代の手形足形が飾られている[9]。
- 2016年3月26日にJR北海道石北本線の旧白滝駅が廃止されたため、日本の駅名では「旧」がつく唯一の駅となった。
隣の駅
[編集]- ()内は駅番号を示す。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l 『兵庫の鉄道全駅 私鉄・公営鉄道』神戸新聞総合出版センター、2012年12月10日、235頁。ISBN 9784343006745。
- ^ 旧居留地・大丸前駅構内ご案内図
- ^ 神戸市交通局 事業概要:地下鉄駅別乗車人員(1日平均) (PDF) 2022年1月5日閲覧
- ^ 地下鉄海岸線事後評価 (PDF) - 神戸市、2007年3月
- ^ 移動等円滑化取組報告書 - 神戸市交通局
- ^ メインアクセスは地下でつながっていない元町駅として1階を中心にした店づくりをしているが、1997年に再建した際には当駅と直結する地下2階に雑貨売場を設けた(現存)。
- ^ “特集 日本三大中華街を極める!”. アサヒビール. 2013年9月16日閲覧。
- ^ 手形・足形タイル
- ^ 神戸の駅に残る阿部詩選手の小さな手足 あの3選手も
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 旧居留地・大丸前駅 - 神戸市交通局