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山形県道・宮城県道13号上山七ヶ宿線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
主要地方道
山形県道13号標識
宮城県道13号標識
山形県道13号上山七ヶ宿線
宮城県道13号上山七ヶ宿線
実延長 21.33 km
制定年 1953年
起点 山形県上山市新丁【北緯38度9分38.4秒 東経140度16分58.2秒 / 北緯38.160667度 東経140.282833度 / 38.160667; 140.282833 (県道13号起点)
終点 宮城県刈田郡七ヶ宿町東沢【北緯38度1分5.3秒 東経140度18分41.5秒 / 北緯38.018139度 東経140.311528度 / 38.018139; 140.311528 (県道13号終点)
接続する
主な道路
記法
国道13号
国道113号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
山形県道13号上山七ヶ宿線
上山市楢下(2024年5月)
宮城県道13号上山七ヶ宿線
七ヶ宿町干蒲(2024年5月)

山形県道・宮城県道13号上山七ヶ宿線(やまがたけんどう・みやぎけんどう13ごう かみのやましちかしゅくせん)は山形県上山市から宮城県刈田郡七ヶ宿町に至る県道主要地方道)である。

概要

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起点周辺は上山市街地の目抜き通り。かつては上山城下を複雑に折れる経路だったが、最近[いつ?]上山市役所まで直進し左折する経路に区域変更になり、県道としては多少わかりやすくなった。

国道13号上山バイパスをくぐると楢下(ならげ)地区へ向かう。以前は楢下宿を貫通する経路だったが、2005年平成17年)7月にこの町並みを迂回する楢下バイパス(約3km)が完成した。

楢下バイパスの終点、赤山地区で左折し金山峠を越え、宮城県に入り七ヶ宿町追分地区で国道113号に合流する。

路線データ

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全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
  • 起点:上山市新丁
  • 終点:刈田郡七ヶ宿町東沢(追分)
  • 実延長:21.33 km
    • 山形県区間:16,522 m[要出典]
    • 宮城県区間:4,808.5 m[1]
  • 路線認定:1953年昭和33年)3月31日(宮城県分。山形県分は不詳)

歴史

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  • 1993年平成5年)5月11日 - 建設省から、上山七ヶ宿線を上山七ヶ宿線として主要地方道に再指定される[2]
  • 2014年(平成26年)3月28日:山形県上山市長清水地内(長清水工区)のバイパス道路の一部(0.2km)が完成し、同工区バイパス道路が全線開通[3]

路線状況

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七ヶ宿町側から見た金山峠

金山峠付近の区間は、舗装されているものの特に山形県側で急勾配・狭小・屈曲した険しい道で、かつ冬季閉鎖される。この山形県上山市赤山 - 宮城県境・金山峠の4.4km区間を通行できる車両は、総重量5トン以下と通年規制されており、中型自動車や大型自動車などは通行できない[4]。 迂回路として赤山地区から分岐する山形県道268号楢下高畠線であれば柏木峠にある柏木トンネルを通って、通年国道113号に抜けることができる。

別名

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重複区間

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道路施設

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  • 前川大橋(上山市、前川)
  • 長清水跨線橋(上山市、奥羽本線

地理

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道路は山形と宮城両県南部の県境に位置し、東北の中心を貫く奥羽山脈金山峠(標高623m)で越えてゆく。山形県上山市街地の沿線は、温泉や山形新幹線 かみのやま温泉駅がある。宮城県側には特に目立った施設などはなく、緑深い山間を通る県道である。

通過する自治体

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交差する道路

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沿線

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脚注

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  1. ^ 宮城県土木部 (2015年3月20日). “平成26年度みやぎの道” (PDF). 宮城県管理道路現況調書(みやぎの道路). 宮城県. pp. 33-34. 2015年7月8日閲覧。
  2. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
  3. ^ 山形県県土整備部道路整備課 (2015年2月27日). “山形県道路開通情報”. 山形県. 2015年7月25日閲覧。
  4. ^ 宮城県土木部 (2015年3月20日). “平成26年度みやぎの道” (PDF). 宮城県管理道路現況調書(みやぎの道路). 宮城県. p. 60. 2015年7月8日閲覧。

関連項目

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