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坂口照幸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
坂口 照幸
生誕 1957年2月1日[1]
出身地 日本の旗 日本長崎県の旗 長崎県松浦市 鷹島町
死没 (2022-03-05) 2022年3月5日(65歳没)[2]
ジャンル 演歌
職業 作詞家
活動期間 1987年 - 2022年

坂口 照幸(さかぐち てるゆき、1957年2月1日[1] - 2022年3月5日[2])は、日本作詞家。主に演歌の作詞を手がけている。

略歴・人物

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中学卒業後、集団就職で名古屋に在住していた際、作詞家のみずの稔から歌謡詞の指導を受ける。その後、30歳を前に本格的に作詞家を目指し上京。作詞家の吉岡治に運転手兼内弟子として師事[1]

1987年3月21日に大杉美栄子がリリースした「雪つばき」で、作詞家デビューを果たした。

2022年3月5日午後1時36分、肝不全肝硬変及び脳出血のため東京都内の病院で死去[2][3]。65歳没。 日本音楽著作家連合副理事長として後進の指導に当たっていた。


受賞歴

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  • 平成6年 日本作詞大賞入賞:藤あや子「女泣川」[4]
  • 平成7年 日本作詞大賞入賞:島津悦子「酔芙蓉」
  • 平成12年 日本レコード大賞入賞:田川寿美「こぼれ月」
  • 平成22年 日本作詞大賞入賞:西方裕之「おやじの舟歌」
  • 平成22年 日本作詞大賞入賞:小村美貴「おんなみれん節」


主な作詞作品

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あ行

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  • 葵かを里
    • 「夢みなと」「短夜の…」(2005年)
  • 池田輝郎
    • 「両家良縁晴々と」「露地裏・酒の川」(2016年)
    • 「一世一代」 (2019年)
    • 「男の峠」「紀州の女」(2020年)
    • 「しぐれの酒場」「夢恋酒」 (2021年)
  • 丘みどり
    • 「北国、海岸線」「いのちの華」(2010年)

か行

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  • 北見恭子
    • 「大阪のれん」(2004年)
    • 「さみしがり」(2009年)
    • 「夫婦ちょうちん」(2012年)
    • 「桜前線」(2019年)
  • 北野まち子
    • 「縁つづき」(1993年)
    • 「しぐれ海峡」「ほろり酒」(1997年)
    • 「港哀歌」「泣きむし海峡」(1999年)
    • 「おんな春秋」(2002年)
    • 「望郷ひとり旅」「春の花」(2005年)
    • 「ひとり北国」「いっぽん桜」(2006年)
  • こおり健太
    • 「恋瀬川」(2019年)
    • 「冬椿」「初恋夜曲」(2020年)
  • 小桜舞子
    • 「雨港」「おんな草」(2014年)
    • 「しのぶ坂」「もくれんの花」(2015年)
    • 「浮世草」「裏町通りゃんせ」(2016年)
  • 小村美貴
    • 「おんな通せんぼ」「哀しみのプラットホーム」(2009年)
    • 「おんなみれん節」「雪海岸」(2010年)

さ行

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  • 島津亜矢
    • 「縁」(2013年)
    • 「いのち坂」(2020年)
  • 島津悦子
    • 「酔芙蓉」(1995年)
    • 「夫婦夢あかり」(1996年)
    • 「酔月情話」(1996年)
    • 「酔花火」(1997年)
    • 「逢瀬の花」 (2009年)
    • 「紅ひと夜」「海岸暮色」 (2016年)
  • 杉良太郎
    • 「冬牡丹」(1994年)
    • 「人生なかば 夢なかば」(1998年)
    • 「昭和残照」(1999年)
    • 「風暦」(2000年)
    • 「おもいでの神戸」「酒場物語」(2002年)
    • 「夫婦抄」(2015年)
  • 瀬口侑希
    • 「朱い鳥」(2020年)
    • 「片恋しぐれ」 (2021年)

た行

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  • 天童よしみ
    • 「郷愁〜われ立ちて〜」「風挽歌」(1997年)

な行

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  • 永井みゆき
    • 「大阪やどり」「夕月の恋」(2006年)
    • 「ひとり大阪」「夫婦花あかり」(2012年)
  • 永井裕子
    • 「哀愁桟橋」(2002年)
    • 「しあわせ音頭」(2005年)
  • 西方裕之
    • 「おやじの舟唄」(2010年)
    • 「ぼたん雪」「なさけ雨」 (2018年)
    • 「散らず花」「北放浪」(2019年)

は行

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  • 藤あや子
    • 「女泣川」「さしむかい」(1994年)
    • 「かくれ花」(1995年)
    • 「紅」「椿坂」(1996年)

ま行

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  • 前川清
    • 「夢の隣り」「恋模様」(2015年)
  • 三門忠司
    • 「流転川」「送春賦」(2002年)
    • 「俺の花」「裏町しぐれ」(2003年)
    • 「大阪夜雨」「百年坂」(2005年)
    • 「男の足跡」(2019年)
  • 三丘翔太
    • 「星影の里」(2016年)
    • 「東京ワルツ」(2017年)
  • 水田竜子
    • 「霧島の宿」(2015年)
    • 「木曽川みれん」「みちのく隠れ郷」(2016年)
  • 都はるみ
    • 「飛べない鳥へのレクイエム」「未来飛行船」(1991年)
    • 「天女伝説」(1992年)
    • 「あなたの隣りを歩きたい」(1993年)
    • 「海峡の宿」「風文」(1997年)
    • 「大原絶唱」「夫婦咲き」(1999年)
    • 「氷雪原野」(2000年)
    • 「夕陽坂」「不知火恋みれん」(2001年)
    • 「晩秋の駅」「ふたりの札幌」(2002年)
    • 「抱きしめて」「浮草の花」(2004年)
    • 「いつまでも」(2005年)
    • 「風雪夫婦花」(2007年)
  • 杜このみ
    • 「尾道海道」(2017年)
    • 「花は苦労の風に咲く」「めぐり雨」(2019年)
  • 森進一
    • 「夢おんな」(1995年)
    • 「八甲田」(2011年)
    • 「情炎」(2013年)
    • 「私の恋」「風の噂」(2016年)

や行以降

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  • 山口ひろみ
    • 「忘れ雨」(2004年)
    • 「三陸風みなと」「夕咲きの恋」(2010年)
  • 山本あき
    • 「春ふたつ」「しのぶ酒」(2013年)
  • 若山かずさ
    • 「みれん恋唄」「水暦」「花つづり」(1998年)
    • 「花桔梗」「哀恋歌」(2002年)

脚注

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  1. ^ a b c 月刊シンガープロ9月号2014年 今月のこの人 坂口照幸 さかぐち てるゆき 作詞家より
  2. ^ a b c INC, 産経デジタル (2022年3月10日). “作詞家・坂口照幸さん死去 藤あや子「女泣川」森進一「八甲田」など”. サンケイスポーツ. 2022年3月10日閲覧。
  3. ^ “5日に肝不全で死去した作詞家・坂口照幸さん 最愛の妻が偲ぶ「安らかな最期でした」”. サンケイスポーツ. 産経デジタル. (2022年3月11日). https://www.sanspo.com/article/20220311-ACRXUJWKSFNZNOOMUYBIM2IQIU/ 2022年3月11日閲覧。 
  4. ^ 今月のこの人 作詞家”. Singerpro (2014年9月12日). 2022年3月13日閲覧。