コンテンツにスキップ

久根別駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
久根別駅
駅舎(2018年6月)
くねべつ
Kunebetsu
sh10 東久根別 (1.2 km)
(1.1 km) 清川口 sh08
地図
所在地 北海道北斗市久根別2丁目25番14号[1]
北緯41度49分35.4秒 東経140度39分57.5秒 / 北緯41.826500度 東経140.665972度 / 41.826500; 140.665972座標: 北緯41度49分35.4秒 東経140度39分57.5秒 / 北緯41.826500度 東経140.665972度 / 41.826500; 140.665972
駅番号 sh09
所属事業者 道南いさりび鉄道
所属路線 道南いさりび鉄道線
キロ程 6.5 km(五稜郭起点)
函館から9.9 km
電報略号 クヘ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗降人員
-統計年度-
120[2]人/日
-2019年-
開業年月日 1913年大正2年)9月15日[1]
備考 無人駅自動券売機 有)
テンプレートを表示

久根別駅(くねべつえき)は、北海道北斗市久根別2丁目にある道南いさりび鉄道線電報略号クヘ。駅番号はsh09日本国有鉄道JR北海道における事務管理コードは▲141402[3]

歴史

[編集]
1976年の久根別駅と周囲約500m範囲。左が江差方面。島式ホーム1面2線を有する。駅裏側がほぼ直線の線形。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

[編集]

駅名はアイヌ語の「クンネペッ[注釈 1]」(黒い・川)に由来する[7][8]。現在の久根別川がいつも濁っていたため、あるいはひどい泥水であったための名とされる[8]

駅構造

[編集]

混合ホーム2面3線をもつ列車の交換が可能な地上駅である。五稜郭駅管理の無人駅で、1954年(昭和29年)に建てられた古い木造の駅舎がある[1]。ホームとは跨線橋で連絡する[1]

2016年3月の道南いさりび鉄道への移管後も引き続き無人駅となるが、同社仕様の自動券売機が設置されることになっている[9]

のりば

[編集]
のりば 路線 方向 行先
1 道南いさりび鉄道線 上り 上磯木古内方面
2・3 下り 函館方面

駅周辺

[編集]

隣の駅

[編集]
道南いさりび鉄道
道南いさりび鉄道線[注釈 2]
清川口駅 (sh08) - 久根別駅 (sh09) - 東久根別駅 (sh10)

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ アイヌ語ラテン翻字: kunne-pet
  2. ^ 下り順・駅ナンバリング順に記載。路線は東久根別方の五稜郭駅が起点である。

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h さよなら江差線編集委員会(編集) 編『さよなら江差線』北海道新聞社、2014年、154頁。ISBN 978-4-89453-743-9 
  2. ^ 北海道 駅乗降客数”. 2021年3月11日閲覧。
  3. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、218頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  4. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、827頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  5. ^ 昭和3年版及び昭和7年版線路一覧略図 札幌鉄道局発行では駅舎は内陸側に設置され、ホームは駅舎前の単式1面1線で、駅裏(海側)に副本線を1本有していた。
  6. ^ “「通報」江差線久根別駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 6. (1985年3月30日) 
  7. ^ 札幌鉄道局編 編『駅名の起源』北彊民族研究会、1939年、20頁。NDLJP:1029473 
  8. ^ a b アイヌ語地名リスト キト~コム P41-50P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月19日閲覧。
  9. ^ 道南いさりび鉄道 ご利用者説明会』(PDF)(プレスリリース)道南いさりび鉄道http://www.shr-isaribi.jp/wp-content/uploads/2016/01/briefing.pdf2015年2月26日閲覧 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]