矢不来信号場

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矢不来信号場
矢不来信号場(2010年5月)
やふらい
Yafurai
sh07 上磯 (5.5 km)
(3.3 km) 茂辺地 sh06
地図
所在地 北海道北斗市館野
北緯41度47分21秒 東経140度37分7秒 / 北緯41.78917度 東経140.61861度 / 41.78917; 140.61861座標: 北緯41度47分21秒 東経140度37分7秒 / 北緯41.78917度 東経140.61861度 / 41.78917; 140.61861
所属事業者 道南いさりび鉄道
所属路線 道南いさりび鉄道線
キロ程 14.3 km(五稜郭起点)
函館から17.7 km
電報略号 ヤフ
駅構造 地上
ホーム 2線(乗降設備なし)
開業年月日 1990年平成2年)6月4日[1]
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構内配線図

矢不来信号場(やふらいしんごうじょう)は、北海道北斗市館野(だての)にある道南いさりび鉄道線信号場上磯駅 - 茂辺地駅間(茂辺地駅から3.3kmの位置)にある。

歴史[編集]

信号場名の由来[編集]

当信号場の南側に所在する矢不来地区の名称は、アイヌ語の「ヤンケナイ[2]」(陸に揚げる川≒陸揚げ場)に東北弁で「矢が来(け)ない」という言葉を当て、「矢不来」とし、後年音読みされるようになったとされる[3]

構造[編集]

線路は交換用の2本のみで、いずれも電化されている(交流20,000V・50Hz)。一線スルー式の線路配置で、待避線の一部が第一矢不来トンネル・第二矢不来トンネルになっている。基本的に列車交換がない場合は、上下線共海側の岩石覆いの下を通過する。列車交換及び追い抜きがある場合は、トンネル側の線路に入り列車の待ち合わせを行う。

周辺[編集]

隣の駅[編集]

道南いさりび鉄道
道南いさりび鉄道線[4]
茂辺地駅 (sh06) - 矢不来信号場 - 上磯駅 (sh07)

脚注[編集]

  1. ^ a b 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '91年版』ジェー・アール・アール、1991年8月1日、190頁。ISBN 4-88283-112-0 
  2. ^ アイヌ語ラテン翻字: yanke-nay
  3. ^ アイヌ語地名リスト モク~リ P131-140”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月19日閲覧。
  4. ^ 下り順・駅ナンバリング順に記載。路線は上磯方の五稜郭駅が起点である。

関連項目[編集]