gedit
gedit 3.32でのシンタックスハイライティング | |
開発元 | gedit 開発者 |
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最新版 | |
最新評価版 | |
リポジトリ | |
対応OS | macOS、Unix系、Windows |
プラットフォーム | クロスプラットフォーム |
種別 | テキストエディタ |
ライセンス | GPL |
公式サイト |
projects |
gedit(ジーエディット)は、GNOMEデスクトップの標準テキストエディタ。通常のテキストエディタとしての機能に加え、複数のプログラミング言語に対応したハイライト表示、コードスニペットの追加といった、プログラム開発者向けの機能も有している。キー操作はWindows系ショートカットキーでMicrosoft Windowsの操作に慣れたユーザーにも使いやすい。
特徴
[編集]geditはGtkSourceView[3]経由のシンタックスハイライティング機能をもっており、これはMediaWikiを含む複数のプログラミング言語とマークアップ言語に対応している。geditはまた、GUIのタブを持っており、複数のファイルを同時に編集することができる。タブは、複数のウィンドウ間でユーザーによって任意に移動させることができる。また、GVfsを使ったリモートファイルの編集、完全なアンドゥとリドゥ、検索と置換などにも対応している。他のコード指向の機能としては、行番号の表示、ブラケットマッチング、行折り返し、現在の行のハイライト、自動インデント、自動ファイルバックアップなどが含まれる[4]。
Valenciaは、geditのプラグインで、これを用いるとgeditをValaのための軽量なIDEとして用いることができる[5]。
主な機能
[編集]- GtkSourceViewによるシンタックス強調
- 自動インデント
- UTF-8を含む複数の文字コードへの対応
- 複数の言語のスペルチェック(Enchantを使用するgspellライブラリに依存[6][7])
- スニペット機能
- プラグイン機構によるさまざまな機能拡張
アーキテクチャ
[編集]geditはGNOME Core Applicationsの一部であり、gedit 3は、GTK 3.0とGNOME 3.0のライブラリを利用している。GNOMEへの統合としては、GNOME Filesとの間でのドラッグとドロップの対応が含まれる。
2008年12月、geditのバイナリはmacOSとMicrosoft Windowsで利用可能になった[8] 。最新のWindows 32bit向けのバイナリは2.30.1で、これは2014年にリリースされたものである[9]。しかしながら、64bit Windows向けのリリースはつづけられている[10]。
ライセンス
[編集]geditはGNU General Public Licenseでリリースされている。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ "News in 46.1".
- ^ "News in 43.alpha"; 出版日: 2022年7月6日.
- ^ GtkSourceView home page
- ^ "gedit: a powerful, underrated text editor for everybody", Free Software Magazine Archived 2008-05-18 at the Wayback Machine. 15 February 2008
- ^ Valencia home page
- ^ “Projects/gspell - GNOME Wiki!”. wiki.gnome.org. 2020年6月11日閲覧。
- ^ “GtkSpell”. gtkspell.sourceforge.net. 2020年6月11日閲覧。
- ^ “Club Silencio » Late Christmas gift for Windows users”. Blogs.gnome.org (2008年12月25日). 2009年3月13日閲覧。
- ^ “ftp.gnome.org”. ftp.gnome.org. 22 March 2019閲覧。
- ^ “ftp.gnome.org”. ftp.gnome.org. 22 March 2019閲覧。