KEIRINグランプリ2021
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静岡競輪場・GP | |||
一周 400m みなし直線 56.4m | |||
レース詳細 | |||
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開催日 | 2021年12月30日(木) | ||
レース結果 | |||
優勝 | [4] 古性優作(初) | (大阪) | |
2位 | [3] 平原康多 | (埼玉) | |
3位 | [2] 郡司浩平 | (神奈川) | |
← 2020 平塚 平塚 2022 →
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KEIRINグランプリ2021(ケイリングランプリにーぜろにーいち)は、2021年12月30日に静岡競輪場にて行われた、KEIRINグランプリの37回目の開催。格付けはGP。優勝賞金は1億830万円[1][2](本賞金のみは1億330万円[3])。
出場選手
[編集]- 2021年11月23日に行われた第63回朝日新聞社杯競輪祭決勝戦終了後、出場選手が決定された。
- 取得賞金順位[4][5][6]は、当年11月23日時点による。
車番 | 選手名 | 登録地 | 出場要件事項[7] | 出場回数[8][9] |
---|---|---|---|---|
1 | 松浦悠士 | 広島 | 日本選手権(京王閣) 優勝 | 3回目 (3年連続) |
2 | 郡司浩平 | 神奈川 | 全日本選抜(川崎) 優勝 | 3回目 (3年連続) |
3 | 平原康多 | 埼玉 | 寬仁親王牌(弥彦) 優勝 | 12回目 (9年連続) |
4 | 古性優作 | 大阪 | オールスター(いわき平) 優勝 | 初出場 |
5 | 佐藤慎太郎 | 福島 | 取得賞金額 第7位 | 7回目 (3年連続) |
6 | 守澤太志 | 秋田 | 取得賞金額 第8位 | 2回目 (2年連続) |
7 | 吉田拓矢 | 茨城 | 競輪祭(小倉) 優勝 | 初出場 |
8 | 宿口陽一 | 埼玉 | 高松宮記念杯(岸和田) 優勝 | 初出場 |
9 | 清水裕友 | 山口 | 取得賞金額 第6位 | 4回目 (4年連続) |
誘導員 | 渡邉晴智[10] | 静岡 |
成績
[編集]競走成績
[編集]着 | 車番 | 選手 | 齢 | 登録地 | 級 班 |
着差 | 決まり手 | 上がり (秒) |
H/B | 特記 [15] |
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1 | 4 | 古性優作 | 30 | 大阪 | SS | 捲り | 11.4 | |||
2 | 3 | 平原康多 | 39 | 埼玉 | SS | 2車身 | 差し | 11.6 | 走注(斜行) | |
3 | 2 | 郡司浩平 | 31 | 神奈川 | SS | 1/2車身 | 11.5 | S | 走注(押上げ) | |
4 | 5 | 佐藤慎太郎 | 45 | 福島 | SS | 3/4車輪 | 11.5 | |||
5 | 1 | 松浦悠士 | 31 | 広島 | SS | 1/2車身 | 11.6 | |||
6 | 6 | 守澤太志 | 36 | 秋田 | SS | 1車輪 | 11.3 | |||
7 | 8 | 宿口陽一 | 37 | 埼玉 | SS | 1/4車輪 | 11.9 | B | ||
8 | 9 | 清水裕友 | 27 | 山口 | SS | 3車身 | 12.1 | |||
9 | 7 | 吉田拓矢 | 26 | 茨城 | SS | 大差 | JH | 重注(YL踏切) |
配当金額
[編集]- 上段:複式、下段:単式
2枠連 |
2車連 | 3連勝 | ワイド | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
308,541票 | 987,229票 | 4,084,469票 | 364,843票 | |||||
3=4 | 660円 (1) | 3=4 | 990円 | (4)2=3=4 | 1,430円 | (3)3=4 2=4 2=3 |
360円 (3) 460円 (6) 360円 (2) | |
4-3 | 1,930円 (8) | 4-3 | 2,380円 (11) | 4-3-2 | 10,520円 (32) | |||
403,319票 | 6,165,698票 | [12] 50,104,165票 | 計 62,418,264票 |
レース概要
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
エピソード
[編集]- 静岡での開催は、三谷竜生が優勝したKEIRINグランプリ2018以来3年ぶり2回目。
- 優勝賞金は2年ぶりに増額され、グランプリ史上初めて本賞金のみで1億円を突破し、ボートレースの賞金王決定戦競走の優勝賞金(1億円)を上回った[3]。なお、優勝賞金については、本賞金1億330万円に副賞500万円を加えた1億830万円が贈呈された[1]。
- 今開催も前回同様に、COVID-19の影響で入場制限を実施した上で開催された。一般入場については最終日に限り入場証(事前に抽選。当選者に発送済み)を持参した者のみを入場可能とした(最大5,000人[注 2])が、初日・二日目に関しては入場証は不要であった(但し、場内滞留者数が5,000人を超えた場合は入場制限を実施するとしていた[注 3])。なお、特別観覧席については三日間とも事前申込のうえ当選者に送付した入場証を持参した者のみ入場可能とした。また、今回は前回とは異なり居住地による制限は加えなかった。更に、この年以降はレースカットの可能性がある兼ね合いでトリプルグランプリの競輪場・場外での前々日・前日の前売発売を取りやめている[注 4]。
- 毎回恒例となっているKEIRINグランプリ前夜祭については今回は取りやめ、12月21日に共同記者会見のみをリモートで実施した[18][19][20]。また、静岡での前回大会と同様、グランプリの車番については共同記者会見の場で、選考期間のGI優勝回数、獲得賞金の多い順に出場選手が空いている番号から希望する車番を選択して決定した[21][8][注 5]。
- テレビ中継は、地上波では「坂上忍の勝たせてあげたいTV KEIRINグランプリ2021」《日本テレビ系列全国ネット》[22][23]を放送。解説は加藤慎平、実況は筒井大輔が担当。今回はゲストの武豊、武井壮を含め全員が静岡競輪場に乗り込み、メインスタンド上層階に設けた特設スタジオから中継を行った[注 6]。一方、ラジオ中継は、前年に続き組まれなかった。このほか、シリーズ初日のガールズグランプリに限り、定額制動画配信サービスのスポーツ・チャンネル「DAZN」でも初めて中継・配信が行われた(DAZNでの競輪中継は今回が初だった)[24]。
- GP単体の売上は、前回大会を約6億円上回る62億4182万6400円。なお、KEIRINグランプリの売り上げが62億円を超えたのは、伏見俊昭が優勝したKEIRINグランプリ07(2007年)以来14年ぶりだった。
- シリーズ全体での目標額は120億円[25]だったが、最終的に3日間の総売上は129億5336万8200円[26](前回比約110%)となり、目標額を大きく上回った。
- 2億8669万1400円 - 本場
- 56億5303万0200円 - 場外
- 70億1364万6600円 - 電話・インターネット投票
- 129億5336万8200円 - 計
競走データ
[編集]- 通常、出場選手は他のグランプリシリーズ出場選手と同様に前検日(12月27日)に競輪場入りするが、今回はCOVID-19の対策のため開催初日の12月28日に競輪場入りした[1]。
- 優勝の古性優作は、前年のKEIRINグランプリ2020の和田健太郎に続き、2年連続史上11例目の初出場初優勝(第1回を除く)を果たした。大阪支部所属選手による大会初制覇(近畿勢としてはKEIRINグランプリ2018の三谷竜生以来)[32]。また、第35回から3年連続して4番車の優勝となった。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ a b 当初の補欠であった山口拳矢は前もってヤンググランプリ出場正選手として選考されていた[29]ため、12月24日17時をリミットとして守澤以外も含め欠場者がいない場合は山口は補欠としての権利が消滅しヤンググランプリに出場することとし、それ以降は新たに補欠選手を選出する、とした[30]。その後リミットまでに欠場者が出なかったため、山口はヤンググランプリに出場することとし、浅井康太が新たに補欠に繰り上がった。
- ^ 実際は、4,734名が入場した。
- ^ 実際には、二日目の4,904名が最高だった。
- ^ 全て前日の18ː30からのインターネット投票のみでの発売となっている。
- ^ ちなみに静岡での前回大会では、前夜祭において選手紹介時に決定した。
- ^ 前年はCOVID-19の影響で、現地からだった解説と実況を除き日本テレビからの放送だった。
出典
[編集]- ^ a b c 日刊スポーツ大阪本社版、2021年12月28日付9面
- ^ a b c 古性優作4番手から単騎まくり 2段駆け関東勢を乗り越えV/静岡GP - 日刊スポーツ、2021年12月31日
- ^ a b KEIRINグランプリ(S1G) (PDF) 副賞を含まない金額
- ^ 吉田G1初制覇 競輪祭 【小倉】写真 男子選考用賞金 - 西日本スポーツ、2021年11月24日
- ^ KEIRINグランプリ2021出場メンバー ― 【静岡・KEIRINグランプリ2021】出場9選手決定!初出場は宿口、古性、吉田 - スポニチ、2021年11月24日
- ^ 山口拳矢は次点も前日のヤングGPに選出…GP補欠選手は調整中 - 日刊スポーツ、2021年11月24日
- ^ 競輪資料室 選考基準 KEIRINグランプリ(GP) - KEIRIN.JP
- ^ a b “KEIRINグランプリ2021共同記者会見”. Perfecta編集部. (2021年12月21日) 2022年1月2日閲覧。
- ^ 『KEIRINグランプリ2021』出場予定選手が決定!チャリレンジャーから3名が選出! - チャリロトニュース、2021年11月23日
- ^ レース詳細 2021年12月30日 11R - Kドリームス
- ^ 山口拳矢、ヤンググランプリ出場確定 - More CADENCE、2021年12月24日
- ^ a b 岸和田競輪 pdf
- ^ 別府競輪 pdf
- ^ PDF新聞 - 日刊スポーツ
- ^ 結果・検車場レポート - 日刊プロスポーツ新聞社 プロスポーツWeb
- ^ 『KEIRINグランプリ2021シリーズレポート』 最終日編 - KEIRIN.JP
- ^ http://wm.st.keirin.jp/wm-keirin38/20211230-38-06-11-01-00.mp4
- ^ “KEIRINグランプリ2021共同記者会見が行われました!!”. keirin.jp(JKA) (2021年12月21日). 2021年12月28日閲覧。
- ^ “平原康多「2人に世話になっているので」悲願Vへ関東3番手/静岡GP会見”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2021年12月22日) 2021年12月22日閲覧。
- ^ “児玉碧衣V4なら「高級腕時計を」原点の地で気合十分/ガールズGP会見”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2021年12月22日) 2021年12月22日閲覧。
- ^ “車番は選手の選択制で決定 1番車は松浦悠士「すごく有利」/静岡GP会見”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2021年12月22日) 2021年12月28日閲覧。
- ^ テレビ放送予定 - KEIRINグランプリ2021(GP)
- ^ 坂上忍の勝たせてあげたいTV KEIRINグランプリ2021 日本テレビ 番組表
- ^ “ガールズグランプリ2021 DAZNでの放送について”. keirin.jp (2021年12月3日). 2021年12月3日閲覧。
- ^ “静岡28日からKEIRINグランプリシリーズ「関東ライン軸」/来社PR”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2021年12月23日) 2021年12月24日閲覧。
- ^ “熱戦で盛況!3日間総売り上げは目標120億円を約10億上回る/静岡GP”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2021年12月30日) 2021年12月30日閲覧。
- ^ “【PIST6】世界を舞台に戦っていた渡邉晴智が参戦!”. netkeirin (ネットドリーマーズ). (2021年12月10日) 2021年12月10日閲覧。
- ^ “【KEIRINグランプリ2021】山口拳矢のヤンググランプリ出場が確定”. netkeirin (NET DREAMERS). (2021年12月24日) 2021年12月25日閲覧。
- ^ ヤンググランプリ2021出場予定選手 - keirin.jp、2021年10月27日 (PDF)
- ^ 山口拳矢KEIRINグランプリ補欠選手に選出 “権利”12月24日まで - 日刊スポーツ、2021年11月29日
- ^ “守沢太志は骨折リハビリ中「GPまでには…」出場に意欲/静岡GP会見”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2021年12月22日) 2021年12月22日閲覧。
- ^ 古性が初出場V グランプリ 【静岡】 - 西日本スポーツ、2021年12月31日
外部リンク
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