JR貨物19B形コンテナ

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JR貨物19B形コンテナ
19B形コンテナ
19B形コンテナ
全長(内寸法) 3,715mm (3,647mm)
全幅(内寸法) 2,450mm (2,275mm)
全高(内寸法) 2,500mm (2,257mm)
荷重 5t
内容積 18.7m3
自重 1.5t
扉位置 両側側面
製造初年 1994年(平成6年)
形式消滅年 2014年(平成26年)
製造メーカー 日本車輌製造東急車輛製造
製造数 3,000個
外面色 赤紫色(JRFレッド)
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JR貨物19B形コンテナ(JRかもつ19Bがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)が国鉄形コンテナを置き換える目的で1994年平成6年)から製造した12ftコンテナである。

19A形で発生したトラック積載時の問題を解決するため、幅を若干狭くして登場した。以後の19シリーズコンテナはすべて本形式と同サイズで製造されることとなる。2014年8月頃まで最後の一般仕様が製紙輸送で使用されていた。

構造[編集]

両側扉二方開きで、外法寸法は高さ2,500mm、幅2,450mm、長さ3,715mm、自重1.5t。内容積は18.7m3。最大積載量は5t。

外観塗装は19A形の下半分に施されていた黒塗装を省略し、赤紫色(JRFレッド)一色に白でJRFのロゴが配されたものになった。また製造時期によってJRFロゴのサイズや会社名の表記が異なり、細かなバリエーションが多数存在する。

現状[編集]

更新タイプの例(2212R)

老朽化が目立つようになり、現在では内張りを張り替える更新工事を施されたものも多い。更新されたコンテナは再塗装されデザインの変わった(小さなJRFロゴになった)もの、形式番号の前に丸印がついたもの、型式番号の後に+(プラス)がついたもの・Rの文字がついたものなどがあり多種多様である。

更新工事は2006年(平成18年)に終了し、更新工事の施工の有無にかかわらず19D形への置き換えが進行し、2013年(平成25年)8月に製紙輸送を最後に一般仕様は全廃になった。

製造所は、妻面広リブ個体が日本車輌製造、狭リブ個体が東急車輛製造大阪工場で日本車輌製造で製造された物は塗料の質が悪いせいか末期はピンク色に変色したものが多く目立ち、リニューアルの対象外にもされ多くの廃コンが出た。

現在は、死重用途のZD19B形に改造された物が残るのみ。

参考文献[編集]

  • 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)

関連項目[編集]