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JR貨物30C形コンテナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
JR貨物30C形コンテナ
U字形三方開き、右側の総開扉に特定の運用区間が表記されている、30C-33。 大阪(タ)にて、2003年5月17日撮影。
U字形三方開き、右側の総開扉に特定の運用区間が表記されている、30C-33
大阪(タ)にて、2003年5月17日撮影。
基本情報
製造初年 2001年(平成13年)
製造数 68個
主要諸元
外面色 赤紫色(JRFレッド)
全長(内寸法) 6,058 mm (6,007 mm)
全幅(内寸法) 2,500 mm (2,328 mm)
全高(内寸法) 2,500 mm (2,178 mm)
荷重 8.8 t
内容積 30.4 m3
扉位置 両側側面、片側妻面
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JR貨物30C形コンテナ(JRかもつ30Cがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)が製造した20 ft有蓋コンテナである。

構造

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両側側扉・片側妻扉の三方開きであり、内容積30 m3、最大積載量は8.8 t

外観は30B形と同様のフロンティアレッド一色塗りである。側面には『隅田川大阪(タ)梅田百済札幌(タ)苫小牧』なる限定された運用区間表記があり、『環境に優しい鉄道コンテナ』のステッカーも貼ってある。 『隅田川大阪(タ)梅田百済札幌(タ)苫小牧』専用の運用表記があるが、この区間以外で使用されているものもある。

現状

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2023年令和5年)1月5日現在、63個使用されている。 2020年令和2年)以降、私有コンテナの台頭や、老朽化アスベスト含有のため、常備駅のない個体から順に売却不可、解体処分が進められている。

関連項目

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