国鉄R91形コンテナ
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国鉄R91形コンテナ | |
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基本情報 | |
種別 | 冷凍コンテナ |
所有者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
製造メーカー | 三菱重工業 |
製造年 | 1967年(昭和42年) |
製造数 | 2個 |
形式消滅年 | 1985年(昭和60年) |
主要諸元 | |
外面色 | 白色 |
全長(内寸法) | 3,237.6 mm (3,035.2 mm) |
全幅(内寸法) | 2,300 mm (2,096.2 mm) |
全高(内寸法) | 2,350 mm (1,910.3 mm) |
材質 | 普通鋼(一般構造用圧延鋼材) |
荷重 | 5 t |
内容積 | 9.9 m3 |
自重 | 2.4 t |
扉位置 | 片側妻面 |
国鉄R91形コンテナ(こくてつR91がたコンテナ)は、日本国有鉄道(国鉄)が1967年(昭和42年)に製造した、鉄道輸送用一種規格[注 1](約11 ft)冷凍コンテナである。
概要
[編集]1967年(昭和42年)度に機械式冷凍コンテナを試作することになり三菱重工業にて2個開発された。形式名は国鉄初の冷凍コンテナであるが冷蔵コンテナと同じRを使用するR91形に定められた。コンテナ本体の標記は、落成時は「冷蔵コンテナ」であったが後に「冷凍コンテナ」に改められた。
外法寸法はR10形等の正式コンテナと大差ないため冷凍装置を設置した分内容積は9.9 m3と小さくなった。
扉位置は、片側妻面の1か所のみで塗装は白色である。寸法関係は全長3,237.6 mm、全幅2,300 mm、全高2,350 mm、荷重5 t、自重2.4 tである。
1985年(昭和60年)度に廃止され形式消滅した。
注釈
[編集]- ^ ※この規格は1996年(平成8年)に改訂され現在の一種規格とは異なる。
出典
[編集]参考文献
[編集]- 貨車技術発達史編纂委員会(編著)『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号:21465967。
- 吉岡心平『国鉄コンテナのすべて』 上、ネコ・パブリッシング〈RM LIBRARY 121〉、2009年9月。ISBN 978-4-77705264-6。