ACモンツァ

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モンツァ
Logo of AC Monza.png
原語表記 Associazione Calcio Monza S.p.A.
愛称 Brianzoli (ブリアンツァ人), Biancorossi (白と赤)
クラブカラー 600px Red HEX-FF0000 H White stripe.svg 赤と白
創設年 1912年
所属リーグ セリエA
所属ディビジョン 1部
ホームタウン モンツァ
ホームスタジアム U-Power・スタジアム
収容人数 18,568
運営法人 イタリアの旗 シルヴィオ・ベルルスコーニ[1]
代表者 イタリアの旗 パオロ・ベルルスコーニ英語版
監督 イタリアの旗 ラッファエレ・パッラディーノ
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

ACモンツァAssociazione Calcio Monza (イタリア語発音: [ˈmontsa] ( 音声ファイル)))は、イタリアロンバルディア州モンツァを本拠地とするプロサッカークラブである。2022-23シーズンはセリエAに所属。

概要[編集]

1912年9月1日、プロ・モンツァとプロ・イタリアという2つのクラブが合併して創設された。

2014-15シーズンはレガ・プロに所属し、財政問題で勝ち点6を剥奪されながらも15位で終え残留を懸けたプレーオフに勝利した。ところが翌シーズンのリーグ登録の要件を満たせず[2]セリエDへの降格処分が下された。2015年7月2日にイタリア人実業家のニコラ・コロンボがクラブを買収し、ACモンツァ・ブリアンツァ1912(Associazione Calcio Monza Brianza 1912)から現在の名称となった[3]

2018年9月、前イタリア共和国首相にしてACミランのオーナーでもあったシルヴィオ・ベルルスコーニフィニンヴェストを通じて株式を100%取得、クラブを買収したことを発表した[4]。買収額は250万ユーロ(当時のレートで約3億2000万円)前後と報じられている。クラブの体制は、ベルルスコーニがオーナーに就任、引き続きニコラ・コロンボが会長として留任し、最高経営責任者(CEO)には元ACミランCEOでベルルスコーニの腹心であるアドリアーノ・ガッリアーニが招聘された。モンツァは1997年にミランと業務提携し、若手選手を育成。ホームスタジアムであるU-Power・スタジアムはベルルスコーニ邸からわずか数キロの距離にあり、前会長のニコラ・コロンボの父は1977年から80年にかけてミランの会長を務めていたりと縁の深い買収となった[5]

2019-20シーズンは新型コロナの影響でセリエCが途中打ち切りとなったが、中断時点で2位に16ポイント差を付ける首位で順位が確定し2000-01シーズン以来の2部昇格となった[6]

2021-22シーズンはセリエBで最終節の前時点で自動昇格圏内の2位につけるも最終節でペルージャに0-1と敗れ、4位へと転落し、自動昇格を逃した[7]。しかし、昇格プレーオフで勝ち上がり、チーム史上初のセリエA昇格を果たした[8]

セリエA初参戦となった22-23シーズンは第6節終了時点で1分5敗と未勝利で最下位に沈んでいたが、現地時間2022年9月17日に行われた第7節ユヴェントス戦で1-0と勝利し、クラブ創設110年にして悲願のセリエA初勝利を挙げた[9]

タイトル[編集]

国内タイトル[編集]

国際タイトル[編集]

過去の成績[編集]

シーズン ディビジョン コッパ・イタリア
リーグ 勝ち点 順位
2000-01 セリエB 38 9 4 25 41 77 31 18位 GS敗退
2001-02 セリエC1 ・ジローネA 34 4 12 18 27 47 24 18位 GS敗退
2002-03 セリエC2・ジローネA 34 13 11 10 37 29 50 7位
2003-04 セリエC2・ジローネA 34 10 15 9 33 31 45 8位
2004-05 セリエC2・ジローネA 34 14 11 9 30 21 53 3位
2005-06 セリエC1 ・ジローネA 34 14 14 6 35 25 56 3位 1回戦敗退
2006-07 セリエC1 ・ジローネA 34 13 15 6 42 32 54 5位 2回戦敗退
2007-08 セリエC1 ・ジローネA 34 11 13 10 38 35 46 8位
2008-09 レガ・プロ・プリマ ・ジローネA 34 8 14 12 41 48 38 13位 2回戦敗退
2009-10 レガ・プロ・プリマ ・ジローネA 34 9 14 11 37 45 41 10位
2010-11 レガ・プロ・プリマ ・ジローネA 34 7 11 16 35 50 32 15位[10] 2回戦敗退
2011-12 レガ・プロ・プリマ ・ジローネA 34 7 12 15 27 42 33 17位
2012-13 レガ・プロ・セコンダ・ジローネA 34 17 12 5 57 34 63→57 1位→5位
2013-14 レガ・プロ・セコンダ・ジローネA 34 15 9 10 57 43 54 4位[11] 2回戦敗退
2014-15 レガ・プロ ・ジローネA 38 11 12 15 37 38 45→39 15位[12] 2回戦敗退
2015-16 セリエD・ジローネB 38 12 13 13 52 49 49 10位
2016-17 セリエD・ジローネB 34 24 8 2 70 17 80 1位
2017-18 セリエC・ジローナA 36 16 10 10 40 26 58 4位
2018-19 セリエC・ジローナB 38 16 12 10 45 35 60 5位 2回戦敗退
2019-20 セリエC・ジローナA 27[13] 18 7 2 53 18 61 1位 3回戦敗退
2020-21 セリエB 38 17 13 8 51 33 64 3位 4回戦敗退
2021-22 セリエB 38 19 10 9 60 38 67 4位 2回戦敗退
2022-23 セリエA

現所属メンバー[編集]

2022年9月2日現在

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK イタリア エウジェニオ・ラマンナ
2 DF イタリア ジュリオ・ドナーティ
3 DF スペイン パブロ・マリ
4 DF ブラジル マルロン
5 DF イタリア ルカ・カルディローラ
6 MF イタリア ニコロ・ロヴェッラ
7 MF 赤道ギニア ペピン (Flag of Spain.svg)
8 MF イタリア アンドレア・バルベリス
9 FW デンマーク クリスティアン・ギトケアー
10 MF イタリア マッティア・ヴァローティ
12 MF イタリア ステファノ・センシ
16 GK イタリア ミケーレ・ディ・グレゴリオ
17 FW イタリア ジャンルカ・カプラーリ
19 DF イタリア サムエレ・ビリンデッリ
20 MF ギリシャ アントニス・シアトゥニス
22 MF イタリア フィリッポ・ラノッキア
24 FW クロアチア ミルコ・マリッチ
25 DF イタリア ガブリエーレ・フェッラリーニ
26 DF ブルガリア ヴァレンティン・アントフ
No. Pos. 選手名
28 MF イタリア アンドレア・コルパニ
29 DF イタリア ガブリエル・パレッタ (Flag of Argentina.svg)
30 DF ブラジル カルロス・アウグスト
32 MF イタリア マッテオ・ペッシーナ キャプテン
34 DF イタリア ルカ・マッローネ
37 FW イタリア アンドレア・ペターニャ
38 MF フランス ウォーレン・ボンド
44 DF イタリア アンドレア・カルボーニ
47 FW ポルトガル ダニー・モタ (Flag of Luxembourg.svg)
55 DF イタリア アルマンド・イッツォ
69 MF イタリア ニコラ・リゴーニ
77 MF イタリア マルコ・ダレッサンドロ
79 MF イタリア サルヴァトーレ・モリーナ
80 MF イタリア サムエレ・ヴィニャート (Flag of Brazil.svg)
84 FW イタリア パトリック・シウリア
89 GK イタリア アレッシオ・クラーニョ
91 GK イタリア アレッサンドロ・ソッレンティーノ

※括弧内の国旗はその他の保有国籍を、星印はEU圏外選手を示す。

ローン移籍[編集]

in

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
3 DF スペイン パブロ・マリ (アーセナル)
4 DF ブラジル マルロン (シャフタール・ドネツク)
6 MF イタリア ニコロ・ロヴェッラ (ユヴェントス)
10 MF イタリア マッティア・ヴァローティ (S.P.A.L.)
12 MF イタリア ステファノ・センシ (インテル)
17 FW イタリア ジャンルカ・カプラーリ (ヴェローナ)
22 MF イタリア フィリッポ・ラノッキア (ユヴェントス)
No. Pos. 選手名
25 DF イタリア ガブリエーレ・フェッラリーニ (フィオレンティーナ)
28 MF イタリア アンドレア・コルパニ (アタランタ)
32 MF イタリア マッテオ・ペッシーナ (アタランタ)
37 FW イタリア アンドレア・ペターニャ (ナポリ)
55 DF イタリア アルマンド・イッツォ (トリノ)
89 GK イタリア アレッシオ・クラーニョ (カリアリ)


out

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
-- GK イタリア ステファノ・ルビ (ペルゴレッテーゼ)
-- DF イタリア アルマンド・アナスタシオ (レッジャーナ)
-- DF イタリア ダビデ・ベッテッラ (パレルモ)
-- DF イタリア マリオ・サンピリージ (フロジノーネ)
-- MF イタリア ルカ・マッツィテッリ (フロジノーネ)
-- MF イタリア トンマーゾ・モロシーニ (レッコ)
No. Pos. 選手名
-- MF イタリア アンドレア・パラッツィ (パレルモ)
-- MF イタリア ニコラ・モスティ (モデナ)
-- MF イタリア ルカ・ロンバルディ (ヴィス・ペーザロ・ダル1898)
-- MF ポルトガル ペドロ・ペレイラ (アランヤスポル)
-- FW イタリア ダヴィデ・ディアウ (LRヴィチェンツァ)
-- FW イタリア レオナルド・マンクーゾ (コモ)

歴代監督[編集]

歴代所属選手[編集]

GK[編集]

DF[編集]

MF[編集]

FW[編集]

脚注[編集]

  1. ^ “Silvio Berlusconi: Ex-Italian PM buys Italian club Monza” (英語). (2018年9月28日). https://www.bbc.com/sport/football/45678724 2020年1月21日閲覧。 
  2. ^ レッジーナ、ベネツィア…かつて日本人選手が所属したクラブたちが破産”. フットボールチャンネル (2015年7月16日). 2016年1月21日閲覧。
  3. ^ Nasce il nuovo Monza, il patron è Nicola Colombo”. Official Site Monza 1912 (2015年7月2日). 2016年1月21日閲覧。
  4. ^ 元ミランオーナーのベルルスコーニがセリエCのモンツァ買収を完了”. 超WORLDサッカー (2018年9月26日). 2022年4月3日閲覧。
  5. ^ “ミラン化”が急加速! ベルルスコーニ、ガッリアーニがモンツァに描く夢物語「買収は運命だった――」【前編】”. ワールドサッカーダイジェスト (2021年2月13日). 2022年4月3日閲覧。
  6. ^ セリエA復帰を目指すベルルスコーニ氏、所有クラブが2部昇格”. AFP (2020年6月9日). 2022年4月3日閲覧。
  7. ^ モンツァ、クラブ史上初のセリエA昇格が決定!オーナーの元ミラン会長が歓喜「万歳!次はスクデットとUCL出場を」”. DAZN (2022年5月30日). 2022年5月30日閲覧。
  8. ^ 延長戦の末にピサを下したモンツァがクラブ史上初のセリエA昇格!《セリエA昇格プレーオフ》”. 超ワールドサッカー (2022年5月30日). 2022年5月30日閲覧。
  9. ^ “前半でディ・マリア退場、ユーヴェが今季セリエA初黒星…“新体制”のモンツァは記念すべき初勝利”. サッカーキング. (2022年9月19日). https://www.soccer-king.jp/news/world/ita/20220919/1690275.html 2022年9月19日閲覧。 
  10. ^ プレーアウトに敗れ降格が決まっていたが、アレッサンドリアの降格により残留
  11. ^ リーグ再編により3部へ昇格
  12. ^ 財政不備により4部へ降格
  13. ^ 新型コロナの影響で途中でリーグが打ち切られた

外部リンク[編集]