黒船 (サディスティック・ミカ・バンドのアルバム)

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黒船
サディスティック・ミカ・バンドスタジオ・アルバム
リリース
録音 1974年2月 - 5月
ジャンル ロック
レーベル 東芝EMI
プロデュース 加藤和彦(#1 - #5)
Chris Thomas(#4, #6 - 11)
チャート最高順位
サディスティック・ミカ・バンド アルバム 年表
SADISTIC MIKA BAND
1973年
黒船
1974年
HOT! MENU
2007年
『黒船』収録のシングル
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黒船』(くろふね)は、1974年11月5日サディスティック・ミカ・バンドが発表した2枚目のオリジナル・アルバム。

解説[編集]

プロデューサーにピンク・フロイドらを手がけていたクリス・トーマスを招いて制作されたアルバム。1つのコンセプトのもとにストーリー風に楽曲が収められている。

レコード・コレクターズ2010年8月号の特集「日本のロック/フォーク・アルバム・ベスト100(60〜70年代篇)」では5位にランクインしている。

今では当たり前となっているパンチインやマスターテープの加工もレコーディング当時は一般的ではなく、マスターテープにハサミを入れる事がご法度とされていたため、クリスからテープ編集を指示された録音スタッフのハサミを持つ手は震えていたという[1]

リリース履歴[編集]

No. 日付 レーベル 規格 規格品番 最高順位 備考
1 1974年11月5日 東芝EMI LP DTP-72003 38位
2 1982年 東芝EMI/エキスプレスレコード LP ETP-40153 -位 エキスプレスレコード15周年完全生産限定盤
3 1988年4月5日 東芝EMI CD CA30-1410 -位 『音蔵』シリーズ
4 1989年6月7日 東芝EMI CD CT25-5467 -位 『サディスティック・ミカ・バンド CD-BOX』収録
5 1992年6月24日 東芝EMI CD TOCT-6578 -位 『音蔵』シリーズ
6 1994年3月23日 東芝EMI CD TOCT-8331 -位 CD-BOX『PERFECT!』収録
7 1998年3月18日 東芝EMI CD TOCT-10139 -位 Q盤』シリーズ
8 2000年12月6日 東芝EMI CD TOCT-10748 -位 『20世紀名盤』シリーズ
9 2003年6月27日 東芝EMI CD TOCT-25113 -位 『必聴名盤』シリーズ
紙ジャケット仕様/24ビットリマスタリング
10 2005年3月30日 東芝EMI CD TOCT-16012 -位 再発
11 2006年8月23日 東芝EMI CD TOCT-11162 -位 再発
12 2013年9月25日 ユニバーサル ミュージック合同会社 SHM-CD TOCT-95214 -位 絶対名盤 J-Premium』シリーズ
SHM-CD仕様

収録曲[編集]

A面
#タイトル作詞作曲時間
1.墨絵の国へ松山猛加藤和彦
2.何かが海をやってくる松山猛サディスティックス
3.タイムマシンにおねがい松山猛加藤和彦
4.黒船(嘉永六年六月二日) サディスティックス
5.黒船(嘉永六年六月三日) サディスティックス
6.黒船(嘉永六年六月四日) サディスティックス
B面
#タイトル作詞作曲時間
7.よろしく どうぞ サディスティックス
8.どんたく松山猛加藤和彦
9.四季頌歌松山猛加藤和彦
10.塀までひとっとび林立夫小原礼
11.颱風歌松山猛加藤和彦・小原礼
12.さようなら松山猛加藤和彦

楽曲解説[編集]

A面[編集]

  1. 墨絵の国へ
  2. 何かが海をやってくる
  3. タイムマシンにおねがい
    のちにシングルカットされ、1992年アニメ「まぼろしまぼちゃん」の主題歌に起用された。
  4. 黒船(嘉永六年六月二日)
    この曲の収録時に、ドラムス高橋幸宏がドラミングで苦労していたところ、クリスからスタッフへ「ティーカップ(湯飲み茶碗)を50個、用意するように」との指示があった。早速スタッフが用意し、「お茶も50杯分、用意しましょうか?」と訊くのをよそに、収録したイントロ部分のリズムに合わせて、湯飲み茶碗を一斉に叩き壊したという。
  5. 黒船(嘉永六年六月三日)
  6. 黒船(嘉永六年六月四日)

B面[編集]

  1. よろしく どうぞ
  2. 街の雰囲気を出すため、あえてスタジオでレコーディングを行わず、スタジオがあるビルの横の路地で行われた。
  3. どんたく
    前奏にジッパーを上げる音が入っている。これは、クリスから「明日、リーバイスの501ではないタイプのジーンズを穿いてくるように」との指示がメンバーにあり、翌日ジーンズを穿いてスタジオ入りするとマイクが腰の位置にセットされていた。それを見かけたメンバーは、キューに合わせて一斉にジッパーを引き上げたという。
  4. 四季頌歌
  5. 塀までひとっとび
    のちに、「SUKI SUKI SUKI (塀までひとっとび)」というタイトルで、シングルカットされた。
  6. 颱風歌
  7. さようなら

参加ミュージシャン[編集]

サディスティック・ミカ・バンド

脚注[編集]

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  1. ^ 福井ミカ著『ミカのチャンス・ミーティング』(ISBN 4880634069)より

外部リンク[編集]