金刀比羅神社
表示
(金比羅神社から転送)
金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)、琴平神社(ことひらじんじゃ)、事比羅神社(ことひらじんじゃ)、金比羅神社(こんぴらじんじゃ)は、香川県仲多度郡琴平町の金刀比羅宮を総本宮とし、その主祭神である大物主神を祀る神社であり、日本全国に存在する。「神社」ではなく「宮」と称するものもある。
概要
[編集]江戸時代には船による流通が盛んになると、海運業者や商人によって金毘羅信仰が日本中に広められ、分社が各地に作られた。明治維新による神仏分離・廃仏毀釈によって神仏習合の金毘羅大権現は廃され、大物主神を主祭神とする神道の神社になった。総本宮の金刀比羅宮に列して主祭神を大物主神とする金刀比羅神社・琴平神社・金比羅社は日本全国に約600社ある。なお、主祭神を変更せず現在も金毘羅大権現を祀る社寺も存在する。
各地の金刀比羅神社・琴平神社・金比羅神社
[編集]金刀比羅
[編集]北海道
[編集]東北地方
[編集]関東地方
[編集]- 金刀比羅神社 (石岡市)(茨城県石岡市国府)
- 金刀比羅神社 (流山市)(千葉県流山市)創建 1823年
- 金刀比羅宮 (東京都中央区)
- 金刀比羅宮(東京都港区)創建1660年
- 金刀比羅神社 (台東区) 創建 慶長年間(1596年 - 1615年)
- 浅川金刀比羅神社(東京都八王子市)
- 武州青梅金刀比羅神社 (東京都青梅市)
- 木曽金刀比羅神社 (東京都町田市) 創建 傳重寺十四世の誉原浄の時代
- 大綱金刀比羅神社(神奈川県横浜市神奈川区)
- 金刀比羅・大鷲神社(神奈川県横浜市南区)創建1859年
中部地方
[編集]- 金刀比羅神社 (新潟県新潟市中央区)
- 金刀比羅神社 (愛知県名古屋市東区)
- 金刀比羅神社 (愛知県名古屋市西区)
- 金刀比羅神社 (瑞浪市)(岐阜県瑞浪市釜戸町2510番地の1)
- 金刀比羅神社(岐阜県恵那市山岡町)
近畿地方
[編集]- 金刀比羅神社 (京丹後市)(京都府京丹後市)創建1811年
- 金刀比羅神社 (白浜町)(和歌山県白浜町)創建1836年
- 大歳金刀比羅神社(兵庫県多可郡多可町中区)創建1795年
四国地方
[編集]- 金刀比羅神社(徳島県徳島市勢見町)創建1616年
- 金刀比羅神社 (徳島市川内町) 創建1601年
- 金刀比羅神社 (鳴門市)(徳島県鳴門市)創建1601年
- 金刀比羅神社 (阿南市)(徳島県阿南市)
- 金刀比羅宮(香川県仲多度郡琴平町)*総本宮、創建年は諸説
- 金刀比羅宮(愛媛県松山市衣山四丁目)
- 金刀比羅宮松山分社(愛媛県松山市)創建1966年
- 平木金刀比羅宮(香川県木田郡三木町平木)
九州地方
[編集]琴平
[編集]北海道
[編集]- 琴平神社 (古平町)(北海道古平町)創建1866年
東北地方
[編集]関東地方
[編集]- 琴平神社(埼玉県久喜市太田袋
- 琴平神社 (青梅市) (青梅市)
- 琴平神社 (川崎市)(神奈川県川崎市麻生区)創建1570年以前であるが金毘羅権現の勧請は1826年
中部地方
[編集]- 琴平神社 (上越市) 創建 文化年間(1804年 - 1818年)
- 琴平神社 (富士宮市)(静岡県富士宮市) ※市内に二つの神社が存在する
- 琴平神社 (愛知県豊橋市) 創建1627年
四国地方
[編集]九州地方
[編集]金比羅
[編集]関東地方
[編集]- 金比羅宮(東京都多摩市)創建 文政(1818年 - 1830年)中期
中部地方
[編集]近畿地方
[編集]九州地方
[編集]それ以外の表記
[編集]- 金毘羅社(名古屋市南区)富部神社の脇宮:金毘羅の表記であるが祭神は大物主。
- 金刀比羅大権現(愛媛県西条市氷見丁):山里の単独の祠。鳥居の扁額はこのような表記であるが総本宮からの勧請。