那須川天心 対 武尊戦

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THE MATCH 2022
那須川天心 対 武尊
開催日 2022年6月19日
認定王座 なし
開催地 日本の旗 日本
東京都文京区
会場 東京ドーム
放送局 フジテレビ
ABEMA
主催 榊原信行(RIZIN)
豊田茂、中村拓己(K-1)
伊藤隆(RISE)

武尊 対 那須川天心
ナチュラルボーンクラッシャー 神童
比較データ
30歳 年齢 23歳
鳥取県米子市 出身地 千葉県松戸市
41戦 40勝 (24KO) 1敗 戦績 41戦 41勝 (28KO) 無敗
168cm 身長 165cm
58kg 体重 58kg
オーソドックス 特徴 サウスポー
K-1 WORLD GPスーパーフェザー級王者・K-1 WORLD GP3階級制覇王者・Krushフェザー級王者 評価 RISE世界フェザー級王者・ISKAオリエンタルルール世界バンタム級王者・ISKAフリースタイルルール世界フェザー級王者

武尊 対 那須川天心戦は、開催される予定のキックボクシングの試合。RISE(天心所属)、K-1(武尊所属)、RIZINなど団体を問わない中立のイベントであることを総合プロデューサーである榊原信行(RIZIN CEO)が明言している。

試合成立まで[編集]

2015年8月1日、那須川天心大田区総合体育館で開催されたBLADE FC JAPAN CUP -55kgトーナメント2015に参戦し優勝。試合後のマイクアピールで「まだ国内で1人やりたい選手がいる。K-1武尊選手、かかってこいやって感じです」とコメントし、武尊との対戦をアピールした[1]。同年8月5日、武尊は会見を開き所持していたKrushフェザー級王座を返上し、K-1 WORLD GPスーパーバンタム級王座の防衛に専念することを表明、会見上で那須川からの対戦アピールについて質問が飛び「僕がK-1の世界チャンピオンになってから、世界中から僕と戦いたいとの声が届いていると聞いています。その中の一人としか思っていない。K-1で試合が組まれるならいつでもやってやる。K-1の世界チャンピオンは世界一強いと自負しているので、誰とやっても負けない。必ず倒す自信があります」と、K-1で試合が組まれれば受けて立つと語った[2]

2015年11月21日、国立代々木競技場第二体育館で開催されたK-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN~THE CHAMPIONSHIP~にて、K-1 WORLD GP スーパーバンタム級王座を防衛しリング上で「僕、大みそかめっちゃ暇なのでよろしくお願いします」と語った武尊に、観客席にいたRISEバンタム級&BLADE-55kg王者の那須川が花道に歩み寄り、握手を求めて「大みそかで(戦いましょう)」と対戦を直訴した[3]

2017年12月31日、那須川がRIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 Final ROUNDの「Cygames presents RIZIN KICK ワンナイトトーナメント」に出場し優勝。試合後のマイクアピールで「皆さん誰と見たいですか?」とファンに問いかけると、大勢のファンから「武尊!」と名前が上がり、これを聞いた天心は「皆さんのこの歓声の声が答えだと思うんで、是非来年中にやりましょう」と武尊へ対戦を呼び掛けた[4]

2018年6月12日、K-1が那須川、その父、RIZIN運営会社を民事訴訟で訴えていると週刊新潮が報じた。上述の2017年12月31日に那須川が「皆さん誰と見たいですか?」と発言して観客に「武尊」と言わせたことが他団体の興行に対する不当な介入にあたるなどし、営業妨害によってイメージダウン、スポンサーが離れたという[5]。これにより、那須川は武尊との対戦希望を積極的に口にしなくなる。

2018年12月8日、エディオンアリーナ大阪で開かれたK-1 WORLD GPスーパーフェザー級タイトルマッチで武尊は皇治に判定勝ちを収めた後のマイクアピールで「格闘技界を背負う、変えるとずっと言ってきているので、時期はわからないが、必ず実現させたいと思っている」と間接的に那須川戦への意欲を語った[6]

2019年9月16日、RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament 決勝で那須川は志朗に判定勝ちを収めた後のマイクアピールで「武尊選手、自分にはやりたいことがたくさんあります。僕は逃げも隠れもしないです。さっさと正式な話をください。俺は待ってます」と武尊へ対戦を呼びかけた[7]

2019年12月23日発売のFight&Life Vol.76でのインタビューで「それをやらないと、現役を終われないと思ってるんで。来年それがやれなければ、たぶん僕はそのままやめると思います。」とこの1戦が実現しなかった場合は引退を示唆する発言をした[8]

2020年12月31日、RIZIN.26において武尊が5年ぶりにRIZINに姿を現し、那須川天心の試合をリングサイドで生観戦。試合後に那須川と言葉を交わす。観戦後の公式会見において、武尊自身は今回のRIZIN観戦は那須川戦に向けた意思表示だと発言した[9]

2021年3月28日、日本武道館で開催されたK’FESTA.4 DAY.2の武尊の試合を那須川がリングサイドで観戦した。武尊はKO勝利のリング上で、那須川が見守る中「天心選手と最高の舞台で最高の試合をしたいです」とマイクで語るも、那須川は対戦の可能性について「まだ何も決まっていません。話もこれからです」と語るにとどめ、囲み会見を行うこともなく、即座にタクシーで帰宅した[10]

2021年6月1日、RIZINの榊原信行CEOが記者会見を行い、6月13日に東京ドームを押さえ両者の試合を実現させる予定であったが、上述の試合で武尊が右拳を負傷した為実現に至らず、RIZIN.28を開催することになったとの経緯を語った[11]。翌日、K-1の中村拓己プロデューサーが囲み取材を行い、中立なリングでの試合に向けて調整に入っていたとの補足説明を行った[12]

2021年9月9日、テレビ朝日アメトーーク!』にて「キックボクシング大好き芸人」が放送され、メインテーマで那須川と武尊が紹介され、番組内でも両者の対戦を期待された。那須川はスペシャルゲストとして登場し、2020年12月31日にRIZINに来場した武尊とのやり取りを明かした[13]。放送終了後に武尊は自身のインスタグラムを更新し、「こうやって格闘技が人気番組で取り上げて貰えるのは嬉しい。もっと盛り上げます」とファンにメッセージを送った[14]

2021年10月23日、那須川と武尊の試合が消滅したとの報道が流れるが[15]、直後に武尊が自身のツイッターにて「不確定な記事出すのやめてほしい。叩かれるのは選手。答えが出た時に発表するし、今も毎日のように実現に向けて話し合いして試合に向けて準備しています」とコメントした[16]

2021年12月11日、武尊が自身のツイッターにて「年末まで一ヶ月も切って何も発表出来てないこの現状が期待してくれているみんなに本当に申し訳ないしSNSで毎日たくさんの意見を貰うけど僕自身も悔しい気持ちしかない。その時が来たら必ず自分の口から正式発表します。もう少しだけ待っていてください。僕は戦えると信じています」とコメントし那須川戦へ向けた試合実現への意欲を記した。一方で大晦日のRIZINへの出場を表明していた那須川も自身のツイッターにて「俺の!!試合は!!いつ決まるんだー!!!!あー!!!」との思いの丈を明らかにする声明を出した[17]

対戦決定後の概要[編集]

2021年12月24日、都内で記者会見が行われ、2022年6月に両者が対戦することが発表された。体重は前日計量で58kg契約、当日計量もあり4kg戻しまで、のリカバリー制限。ワンキャッチワンアタックアリのキックボクシングルール、判定基準を明文化し、ルールはこれから詳細を詰める予定との発表がなされた。そして「年明け頃にイベントタイトル、主催組織、配信と放送局、その他チケットの問い合わせ先」を発表したいとした。なお、武尊は「判定やドローは要らないので、延長無制限で」と希望している[18]

2021年12月31日、RIZIN.33において那須川のRIZINラストマッチとなる五味隆典とのエキシビションマッチが行われ、試合後に武尊がリングに入場。武尊が「6月は最高の果し合いをしよう」と呼びかけると、那須川も「僕からはじめた物語なんで、僕がしっかり終わらせてやろうと思う」と意気込んだ[19]

2022年2月27日、東京体育館で行われたK-1 WORLD GP 2022 JAPANにおいて武尊がK-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗とエキシビションマッチを行う。試合後の記者会見にて、武尊が4月に試合を控えている那須川に向け「ケガだけしないでほしい。6月に万全の状態でやり合いたいので。東京ドームで待ってます」とエールを送った[20]

2022年4月1日、ドリームファクトリーワールドワイド・K-1・RISEの3社から、那須川VS武尊の試合が2022年6月19日に東京ドームで開催されることが発表された[21]

2022年4月7日、都内で試合興行に関する記者会見が行われた。出席したのは両選手のほか、RIZINの榊原信行CEO、K-1の中村拓己プロデューサー、RISEの伊藤隆代表。大会名は『THE MATCH 2022』、ラウンド数は3分3ラウンドプラス延長1ラウンドが決定したと発表された[22]

試合の詳細[編集]

契約体重[編集]

前日計量で58kg契約、当日計量(試合の3時間前)4kg戻しまで

ルール[編集]

ワンキャッチワンアタックありのキックボクシングルール

ラウンド数[編集]

3分3R+延長1R

脚注[編集]

  1. ^ 【BLADE】16歳・那須川天心が全試合KOで完全優勝、K-1王者に宣戦布告 eFIGHT 2015年8月1日
  2. ^ 【K-1】武尊、那須川と「いつでもやってやる」 eFIGHT 2015年8月5日
  3. ^ 【K-1】那須川天心が武尊に大みそか対戦直訴 eFIGHT 2015年11月21日
  4. ^ 那須川天心がファンが求める武尊戦を「2018年中にやりましょう!」 バトル・ニュース 2018年1月1日
  5. ^ 「那須川天心」挑戦状に“損害賠償請求” K-1オーナーの噛みつき作戦 デイリー新潮 2018年6月12日
  6. ^ 【K-1】武尊が大激闘で2度のダウンを奪い皇治を撃破、ファンの声に「必ず実現させる」 eFIGHT 2018年12月8日
  7. ^ 【RISE】那須川が58キロ級T制覇 K-1エース武尊に対戦呼びかけ 東スポWeb 2019年9月16日
  8. ^ 武尊が交わした”大晦日の約束”「実現できなかったら引退」を表明した1年前のインタビュー FITNESS LOVE 2021年1月8日
  9. ^ 【RIZIN】武尊が来場した理由は2021年に「第三者のリング」で那須川天心戦を実現するため ゴング格闘技 2021年1月1日
  10. ^ 那須川天心のK-1観戦は”武尊へ大みそかの敬意のお返し” eFIGHT 2021年3月29日
  11. ^ 【RIZIN】榊原代表、6.13東京ドームの武尊vs天心戦が「幻になってしまった」開催と中止までの経緯を語る eFIGHT 2021年6月1日
  12. ^ 【K-1】武尊vs那須川天心、6月13日東京ドームで決定していたわけではなかった「あくまでも中立の舞台で実現できるように調整していきたい」(中村プロデューサー) ゴング格闘技 2021年6月2日
  13. ^ 『アメトーーク!』で芸人たちが武尊vs那須川天心の実現を熱望、大晦日RIZINでの2人の会話内容も明かされた ゴング格闘技 2021年9月10日
  14. ^ 武尊、那須川天心が出演『アメトーーク!』にコメント「取り上げて貰えるのは嬉しい」 クランクイン 2021年9月10日
  15. ^ 那須川vs武尊消滅か、12・29検討も会場キャンセル判明 日刊スポーツ 2021年10月23日
  16. ^ 武尊が抗議「不確定な記事出すのやめて」那須川天心との対戦は「今も実現に向けて話し合い」 デイリースポーツ 2021年10月23日
  17. ^ 武尊、天心戦へ「僕は戦えると信じている」発表なく「申し訳ないし悔しい」 デイリースポーツ 2021年12月11日
  18. ^ 那須川天心vs.武尊が電撃決定!2022年6月に激突、中立なリングで ゴング格闘技 2021年12月24日
  19. ^ 【RIZIN】武尊が登場、那須川天心に「最高の果たし合いしよう」那須川「RIZIN代表として勝つ」 eFIGHT 2022年1月1日
  20. ^ 武尊「6月東京ドームで待っている」4月試合の那須川天心にエール 万全状態での対戦希望 日刊スポーツ 2022年2月28日
  21. ^ 那須川天心VS武尊は6月19日に東京ドームで開催 その他のカード、ルールなど後日発表 日刊スポーツ 2022年4月1日
  22. ^ 天心と武尊が改めて会見、ルール、テレビ中継ほか決定 eFIGHT 2022年4月7日

外部リンク[編集]