王様ゲーム (小説)

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王様ゲーム(おうさまゲーム)は、金沢伸明(クリエイター名:ぱっくんちょ)により執筆されているケータイ小説。また、その小説を元にした漫画、ソーシャルゲーム、2011年冬公開の映画、ライトノベルについても記述する。

概要[編集]

モバゲータウンにおいて総閲覧数3000万を突破しており、これはモバゲータウンに於ける最高総閲覧数である。番外編を含んで現在8作品が公開されており、そのうちの『王様ゲーム』、『王様ゲーム 終極』、『王様ゲーム 臨場』、『王様ゲーム 滅亡』、『王様ゲーム 起源』、『王様ゲーム 再生』、『王様ゲーム 煉獄』、『王様ゲーム 深淵』は双葉社によって書籍化されており、シリーズ累計発行部数は650万部を突破している[1]。2011年1月28日に連打一人によるマンガが発売された。同年12月には映画が公開されている。

あらすじ[編集]

※モバイル版と書籍化されているものとでは若干物語に違いがある。

王様ゲーム[編集]

ある日の夜0時0分に、金沢伸明とそのクラスメイトの元に〝王様〟からメールが届く。そのメールには王様からの命令が書かれており、その命令に24時間以内に従わなければ罰を与えられるという。その日から毎晩0時0分にクラスメイト達にメールが送られるようになり、最初はふざけ半分で王様メールからの命令を実行していたものの命令の内容は次第にエスカレート。そしてとうとう命令に従わなかったためにクラスメイト二人に〝罰〟が下された。それを皮切りにして次々と死んでいくクラスメイト達。クラスメイト達の死に様はどんどんと残酷になっていく。迫られる選択、王様の目的は一体何なのか。果たして伸明たちはこの悪夢から逃れられるのだろうか。

王様ゲーム 終極[編集]

王様ゲーム終了直後、一人生き残った伸明は王様ゲームを終わらせるために、≪王様ゲームを続ける≫ことを決意する。そしてその数ヵ月後に伸明の転校先で再び王様ゲームは始まり、悲劇が繰り返されていく。そんな彼の前に現れた王様ゲームを知る謎の少女、本多奈津子。伸明は彼女の手により翻弄され、次第に追い詰められていく。過去を探るにつれて次第に明らかになる王様ゲームの全貌。そしてついに明らかになる王様の正体。王様ゲームを止める方法は伸明にとってはあまりにも過酷で、残酷だった―――

王様ゲーム 臨場[編集]

王様ゲームの番外編。物語の冒頭は終極と同じ時間軸で展開される。携帯で読んだ王様ゲームという小説、それが実話であるということに気付いた高校生の葉月はかつて王様ゲームが行われたという紫悶高校へと向かう。〝王様ゲーム〟より少し前、奈津子が体験したもうひとつの王様ゲーム。そこで奈津子が体験したものとは・・・・。

王様ゲーム 滅亡[編集]

滅亡 6.08[編集]

〝王様ゲーム 終極〟の直後、全国の高校生を巻き込んだ王様ゲームが始まる。突然始まった謎の王様ゲームに人々は困惑し、次第にその困惑は恐怖へと変貌していく。王様によって下される理不尽な命令、王様ゲームを追う謎のハッカー達、何とか日本を救おうともがく政府。そんな未曽有の大混乱の中で、広島県の高校に通う智久は王様ゲームを終わらせるため、行方不明となった“金沢伸明”の遺体を探し求める。

滅亡 6.11[編集]

6月11日0時、王様からさらなる命令が下された。 再び狂気の淵に落ちていく高校生たち。 日本を滅亡の危機から救うために東京の首相官邸に向かう智久と修一、 命令を自在に操るプログラム【ナノクイーン】を手に入れた蛍、 謎の少女・葉月、殺人鬼・海平……運命に導かれた5人の先に待つのは希望なのか!?

王様ゲーム 起源[編集]

王様ゲームの32年前、智恵美の父親である本多一成が体験した王様ゲーム。山奥にある人里離れた夜鳴村にて王様ゲームが行われた。「村の10代は死体に触れ、命令に従わない場合は首吊りの罰を与える。」命令に従わなかった、2人が首を吊って死亡したことから、一人また一人と死んでいく。王様ゲームが続くにつれ優しかったはずの村民が豹変していく。物語の始まりとされる32年前の真実とは・・・・。

王様ゲーム 再生[編集]

再生 9.19[編集]

日本中を襲った悲劇から1年。生き残った雅人達は、札幌近郊の高校に通っていた。 ようやく皆の心の傷も癒えてきた頃、人間によるものと思えない、お腹を引き裂かれた死体が東京周辺で見つかる。 雅人達は同級生たちとペンションに遊びに行くが、5月4日深夜0時、携帯に王様からの命令が届いた。悪夢の幕が再び開く!

再生 9.24[編集]

チャイルドが支配する世界を目指す宗教団体「リボーン」により壊滅的被害を受けた北海道。 リボーンの幹部である高校生の氷室香鈴は、王様ゲームの命令を自由に操れるナノクイーンを使い宮内雅人に挑戦状を突きつける 【恋人がいる者はその相手を殺せ】――追い詰められた雅人と、恋人の春野美咲は……。

王様ゲーム 煉獄[編集]

煉獄 10.29[編集]

ある高校で1人が自殺した。そして2ヵ月後、クラスメイトに「王様」から1通のメールが届く。 警察は王様を捕まえられないまま、ゲームが続く恐怖。 クラスメイトの運命は…。

煉獄 11.04[編集]

埼玉県の高校で再び始まった地獄のゲーム。開始からわずか1週間で、クラスメイトは32名から18名まで減ってしまった…。生徒達の運命やいかに!?

王様ゲーム 深淵[編集]

深淵 8.02[編集]

夏、日本・韓国・台湾の高校生が、国際交流の研修として台湾のある孤島に集まった。研修5日目の夜、生徒たちの携帯電話に”王様”を名乗るメールが送られてきた。そして、地獄のゲームが始まった!やがて、生徒らの対立は深まり…

深淵 8.08[編集]

”王様”のメール届いてから6日。台湾の孤島に集まった日本・韓国・台湾の高校生、32名は20名にまで減ってしまった。王様は20名の中にいるのか?それとも…。

登場人物[編集]

王様ゲーム[編集]

金沢伸明(かなざわ のぶあき)
『王様ゲーム』の主人公。序盤では自己中心的な性格であったが、王様ゲームを通して次々と仲間の死に直面するうちに他人を思いやる優しい性格へと変わっていく。王様ゲームが本物であるという事に最初に気付いたうちの一人。王様を探し出そうとするその姿勢からクラスメイト達に一目置かれるが、その行動が裏目に出て一部の人間からは王様ではないかと疑われる事もあった。本多智恵美という彼女がいる。
本多智恵美(ほんだ ちえみ)
伸明の彼女。優しい性格で涙もろい。また、しっかりものである。伸明とは強い信頼関係で結ばれており、どんな時でも伸明を信じ通した。彼女の父親の本多一成は32年前に王様ゲームを体験し、ただ一人生き残った。奈津子(娘)の双子の妹。
橋本直也(はしもと なおや)
伸明の親友。王様ゲームが本物であることに伸明とともに気づいた。臆病で運動音痴だが、大切な人のためなら命を投げ出すことも厭わない。王様ゲームの中で変わっていく伸明を頼もしいと思い、誰よりも信頼している。実は智恵美のことが好きだった。
岩村莉愛(いわむら りあ)
王様ゲームの真相を独自に追い求めている伸明のクラスメイト。基本的に無表情で感情の起伏が非常に少なく、人の生き死にについてほとんど関心がない。目的のためには簡単に命を軽視するため、その態度から伸明と度々衝突する。自分の一生分の経験をさせてくれた王様に対して感謝している節がある。実は直也に好意をもっている。

王様ゲーム 終極[編集]

金沢伸明(かなざわ のぶあき)
『王様ゲーム 終極』の主人公。クラスメイト31人の犠牲の上で唯一生き残った伸明は、王様を見つけ出し復讐するため再び王様ゲームへの参加を決意する。新たに行われた王様ゲームでは奈津子の策略によりクラスメイト全員を敵に回してしまうが、そんな状況でも身を呈してみんなを守ろうとする。死んでいった仲間の命を無駄にしないために最後まで王様を追い求めた伸明。ついに王様ゲームの正体へとたどり着くことになるが・・・。
本多奈津子(ほんだ なつこ)
本記事では『起源』の奈津子と区別するため、「奈津子(娘)」と記述する。前回の王様ゲームで伸明が生き残った際、王様から送られてきたメール文章に名前のあった謎に包まれた少女。偶然にも伸明の転校先の学校で同じクラスとなる。幼い頃、父、本多一成に虐待を受け祖母に預けられた。当初、奈津子(娘)は誰とでも仲良く付き合える明るいムードメーカー的な存在であったが、王様ゲームが始まった途端に性格が豹変。豹変後の奈津子(娘)は伸明が王様だと言って伸明を孤立させたり、クラスメイトを騙して罰により死ぬよう仕向けるなど残忍で冷酷な性格となる。何よりも自分の命を優先して考える。伸明と同じく過去に王様ゲームで生き残ったうちの一人。智恵美の双子の姉。
赤松健太(あかまつ けんた)
奈津子(娘)の策略により多くのクラスメイトが伸明を迫害する中でも伸明を庇い守ろうとした。自尊心が強く、相手の事を深く思いやることのできる頼もしい性格。柔道部で体格が大きく、人間一人ほどの重さなら軽く持ち上げる事が出来る。広島弁をしゃべる。
雪村美月(ゆきむら みつき)
伸明の新しいクラスメイトの一人。当初は奈津子(娘)の策略にはまり伸明を憎むが、あまりにも以前とは違う奈津子(娘)の不条理な言動に追い詰められ、王様からの命令を放棄する。その後伸明や健太と行動を共にし、王様ゲームの真相を突き止めるために夜鳴村へと向かう。頼もしい健太に次第に惹かれていく。
松本里緒菜(まつもと りおな)
伸明の新しいクラスメイト。一人称が「里緖菜」。当初は伸明を信用していなかったが、命令4で行動を共にし、伸明に徐々に惹かれてゆく。クラスの皆からは「女王様」と呼ばれている。
永田輝明(ながた てるあき)
伸明と同じクラスの男子生徒。

王様ゲーム 臨場[編集]

本多奈津子(ほんだ なつこ)
『王様ゲーム 臨場』の主人公。健太郎とともに陸上で将来を有望視されている。王様ゲームの中で人の命を何とも思わずに自分にゲームを仕掛けてくる舞に対して憎しみを募らせる。健太郎に好意を抱いており彼のためならどんなことでもする覚悟がある。
安田健太郎(やすだ けんたろう)
王様ゲームが行われている間、本多奈津子と行動を共にするが、次第に豹変していく奈津子(娘)を見て不安を募らせる。自分ではなく他人を優先して行動する性格。
佐竹舞(さたけ まい)
何かと奈津子(娘)の前に現れるクラスメイト。金持ちで容姿もよくすべてが満ち足りた退屈な生活を送っていたためか、王様ゲームにより一変した世界を楽しんでいる。命に対する執着が薄い。
持田亜矢子(もちだ あやこ)
田中左馬進(たなか さまのしん)
舞に買収された男子生徒で、学級委員。頭の回転が速く、成績優秀なことから、みんなから「優等生」と呼ばれているが、実は「名前が呼びにくいから」という理由で見た目からこのあだ名をつけられていた。

王様ゲーム 滅亡[編集]

工藤智久(くどう ともひさ)
広島県に住む高校生。本作の主人公で、物語の前半は彼の視点で描かれている。智久の住む高層マンションの周辺地域を巡るトラブルに巻き込まれ、父親を殺されている。父親を失ったショックを暫く引き摺っていたが、友香や修一の説得により岡山県へと向かう事を決意する。父親の葬儀の際に「殺されたのが智久でなくて良かった」と言った母親に対して深い憤りを感じており、それ以来疎遠な関係となっている。
今村友香(いまむら ゆか)
智久の彼女。父親の死を長く引きずっている智久の事を心配している。
渡辺修一(わたなべ しゅういち)
智久の友人。智久や友香と共に広島県からの脱出を試みる。語尾によく、「~なのだ」を付ける。物語の後半からは、彼の視点で描かれている。
未送信メールの情報提供をしたのをきっかけに、全国の高校生をまとめる存在となる。
最初は楽天家で軽い一面もあったが、人の死を目の当たりにすることで、精神的に成長していく。
三田幸村(みた ゆきむら)
智久のクラスメイト。友達思いで責任感が強く、みんなをまとめるリーダー的存在。
佐久間勇気(さくま ゆうき)
王様ゲームの命令を自在に下せるプログラム「ナノクイーン」の開発者。蛍に殺害される。
国生蛍(こくしょう ほたる)
東京都に住む17歳の少女。勇気を殺害し、ナノクイーンを奪った。家が貧乏で、生まれつき心臓がよわかった。心臓の手術が必要になったとき、何もしようとしなかった両親を憎み、同時にお金や世の中を憎んだ。
日村海平(ひむら かいへい)
智久たちのもとに現れた不気味な少年。実は、智久の父親を殺した犯人で少年院にいたが、王様ゲームが始まってから逃げ出した。反田高校の音楽室で、十数名の生徒を殺害し、友香を誘拐してマインドコントロールで人質にし、政府を利用しようとしている。
児玉葉月(こだま はづき)
謎の少女。過去の王様ゲームのことを詳しく知っている。
広瀬敏也(ひろせ としや)
内閣官房長官。迅速な対応をするために自ら危機管理情報局の局長へと就任した。

王様ゲーム 起源[編集]

本多一成(ほんだ かずなり)
16歳。どんな時でも真面目で純情な性格。奈津子と付き合っているが、従兄弟同士な為周りの大人には良く思われていない。智恵美、奈津子(娘)の父。王様ゲームが続くなかで、精神的に疲弊していく。
本多奈津子(ほんだ なつこ)
16歳。一成の彼女。一成とは従兄弟同士であるため、交際することについては同じく良く思われていない。学校ではかわいいタイプで人気らしい。(ミチ子談)。『終極』『臨場』の奈津子とは別人だが、名付けの由来はこの奈津子から。しかし奈津子(娘)の顔を見るたびに一成はこの奈津子のことを思い出してしまい、娘に暴力を振るうようになっていき、結果として奈津子(娘)は父や妹から引き離されることになった。
田中勇二(たなか ゆうじ)
16歳。一成の親友。肩幅が広く、身長は一成よりも10cm近く高い。王様の手紙を最初に見つけた。
平野ミチ子(ひらの みちこ)
15歳。頭の回転が早く、合理的で手段を選ばない性格。一成に好意を寄せているものの、一成には奈津子しか見えていないと分かっているので、付き合いたいわけではない模様。また、学校では生意気だが外見は悪くないと評判はいいらしい(ミチ子談)。王様ゲーム中には自分が助かるために真っ先に一成を誘惑するなど、まず自分の命が大事という考えで動いていた。
丸岡修平 (まるおか しゅうへい)
24歳。最初はクールで優しく、頼もしい人物だったが王様ゲームが進むにつれ、自分だけが生き残る事を考える様になった。散弾銃を所持している。

王様ゲーム 再生[編集]

宮内雅人(みやうち まさと)
北海道に住む高校生。本作の主人公。過去に日本中で行われた王様ゲームの命令で高校生以外の人間が生き残る選択をするように周りを説得した。また、復興ボランティア団体『絆の樹』未成年の部のリーダーも務めている。「地元の英雄」とよばれているが、仲間を守ることができないことで苦悩している。
春野美咲(はるの みさき)
雅人の彼女。雅人と共にボランティア活動をしている。
荒井和彦(あらい かずひこ)
雅人の親友。
氷室香鈴(ひむろ かりん)
雅人のクラスメイト。雅人に恋心を抱いている。過去に両親を強盗に殺され失っている。
湯月亜沙美(ゆづき あさみ)
自衛隊の高校生部隊の副隊長を務める少女。
神崎斗志雄(かんざき としお)
自衛隊の高校生部隊の隊長を務める高校生。八重歯が特徴。洞察力と戦闘力共に優れており、人間とチャイルドの区別が可能で、嘘をついている人間を見抜くことができる。行動原理はあくまでも自分のためであるため、雅人と意見を違えることも多い。

王様ゲーム 煉獄[編集]

佐々山夢斗(ささやま むと)
王様ゲームが始まる一日前に転校してきた男子生徒。
伊藤由那(いとう ゆな)
夢斗の隣の席の女子生徒。智輝とは仲がよかった。
松崎風香(まつざき ふうか)
女子生徒。ショートボブでスレンダーな体型。気が強い性格で、智輝をいじめていた誠一郎たちを注意していた。
高橋星也(たかはし せいや)
男子生徒。背が低く、色白で大きなメガネをかけている。パソコンが得意。警察からマークされている容疑者の一人。
永山時貞(ながやま ときさだ)
男子生徒。身長が180cm近くあり、自分で切っているのか、髪はぼさぼさである。クラスメイトと関わることに興味がなく、他人を信用しない性格だったが、夢斗たちと行動していくにつれ、次第に心を開いていく。
牧村奈留美(まきむら なるみ)
女子生徒。トップクラスのアイドルのような外見。自己中心的な性格で、智輝のいじめにも興味がなかった。
自分が好きらしく、若いまま永遠に生きられたら最高、と考えている。
藤原誠一郎(ふじわら せいいちろう)
智輝をいじめていた主犯格の男子生徒。整った顔立ちで、瘦せ型だが筋肉質。智輝が自殺して、王様ゲームが始まってからも、全く反省していなかった。家が金持ち。
熊谷佐登志(くまがや さとし)
男子生徒。身長は170cmを超えていて、手足は木の枝のように膨らみがない。誠一郎のグループで、智輝のいじめに参加していた。
精神的に不安定なところがあり、夢斗からは二重人格だと思われている。
神塚蒼太(かみづか そうた)
男子生徒。クラスの中で一番背が低く、中学生のような外見。常にニコニコと笑っているため、無邪気な印象を与えている。誠一郎のグループで、智輝のいじめにも参加していた。
王様ゲームを楽しんでいるような様子から、夢斗たちからは警戒されている。
林英行(はやし ひでゆき)
夢斗たちのクラスの委員長を務めている男子生徒。いじめを行っていた誠一郎たちを注意していたが、自殺を止めることができなかった。
中島陽平(なかじま ようへい)
夢斗の後ろの席の男子生徒。日に焼けた肌をしていて、髪を短く切っている。自分が生き残ることを第一に行動している。
最初は夢斗たちと行動していたが途中で裏切り、奈留美のグループに加わる。
城戸宗介(きど そうすけ)
男子生徒。王様ゲームが始まった日、学校に来なかった。警察からマークされている容疑者の一人。
北村智輝(きたむら ともき)
夢斗が転校してくる2か月前に自殺した男子生徒。誠一郎のグループからいじめを受けていた。今回の王様ゲームが始まったきっかけでもある。
王様
リボーンの信者からナノクイーンとケルドウイルスを奪い、夢斗たちのクラスで王様ゲームを始めた人物。
智輝をいじめた誠一郎たちのグループだけでなく、いじめを止められなかったクラスメイトや、いじめに無関心だったクラスメイト、いじめに気づかなかった担任の岩本、そして自分自身も共犯だったと考えている。
蒼太からは、女子生徒ではないかと考えられている。

王様ゲーム 深淵[編集]

天海翔真 (あまみ しょうま)
日本の男子高校生。熱血で友達思いだが、大切な仲間を助けることができない自分の無力さを嘆くことも多い。
チャン•トンハ
韓国の男子高校生。周囲からは「食べ物や女のことばかり考えている」と思われている。
楊邦友(よう ほうゆう)
台湾の男子高校生。
坂本秋雄(さかもと あきお)
翔馬の男友達で、同じ高校。研修中に、美佳と恋人になった。
小松崎美佳(こまつざき みか)
日本の女子高校生で、秋雄の彼女。
高橋理緒(たかはし りお)
日本の女子高校生。王様ゲームが続くなかで、自分が助かるために他人を殺そうとする本心を露わにした。
黄若英(こう じゃくえい)
台湾の女子高校生。
王海峰(おう かいほう)
台湾の男子高校生。背が高く、すらりとした体型。勉強もスポーツもトップクラスの成績で、「台湾の至宝」と呼ばれている。
林永明(りん えいめい)
台湾の男子高校生。
吉村悠人(よしむら ゆうと)
日本の男子高校生。中性的な整った顔立ちをしており、性格は海峰曰く「無邪気で明るさがある」。王様候補を躊躇なく殺そうとする。
ユン・ミリ
韓国の女子高校生。
王様
紅島にいる者をケルドウイルスに感染させ、王様ゲームを始めた人物。シリアルキラーであると考えられており、海峰曰く、「暗く陰湿で猟奇的」。

用語[編集]

王様
参加者に命令を下し、従わなかった者に罰を与える存在。
命令はメールで送っていたが、『起源』では手紙を用いていた。
その正体はケルドウイルスだが、『煉獄』以降は、ナノクイーンを使ってケルドウイルスを操っている人間が『王様』と呼ばれていた。
夜鳴村
広島県の中国山地の奥、鳥取県との県境の辺りにあった村。現在は廃村になっている。この村で最初の王様ゲームが行われた。
『王様ゲーム』では、丸岡香織、金沢伸明、岩村莉愛の順番で訪れた。『終極』では、伸明、赤松健太、雪村美月が共に訪れ、『臨場』ではそれより先に児玉葉月が、葉月よりも先に本多一成が訪れていた。『滅亡』では再び訪れた葉月によって火が放たれた。
ケルドウイルス
一連の王様ゲームを操っていた新種のウイルス。命令を実行できなかった後ろめたさをトリガーとし、人間の身体能力を無理矢理稼働させて出鱈目な死を発生させている。
その原種は、呪術師の家系であった本多家の蔵にあった壺に眠っていた。この壺は32匹の毒虫を食らい合わせて作り出した蟲毒の壺であった。交際を反対されていた本多奈津子がある時に癇癪を起してこの壺を割ってしまい、奈津子をメインの宿主として村人に感染した。
交際に反対する村人32人への呪いを糧としたのか、「32人」「32年」など32という数字をトリガーとして活性化し、感染者たちによる蟲毒の状況を作り出して進化しようとする特性を持つ。実際、最初は固定の「王様」の存在が必要だったのに2度目にはそれがなくなり、3度目には高校生全体に感染するなど元々あった制約が徐々になくなってきている様子が確認できる。
『再生』以降は、『滅亡』で抗体を打たなかった氷室香鈴の体内で変異した新型が、人間に利用されている。
ナノクイーン
このプログラムを使用する事で使用者は好きに王様ゲームの命令を下せる。
『滅亡』で佐久間勇気が完成させ、彼を殺害した国生蛍が使用している。
『再生』ではリボーンの氷室香鈴が使用している。
『煉獄』『深淵』では「王様」を名乗る人物が使用している。
チャイルド
宗教団体リボーンが人と同じ能力を持ち人間を管理させる、人間より強く大きな存在を作り出す為に開発した。外見はほとんど人間とほとんど同じだが口から触手が伸び、それに噛まれるとケルドウイルスに対する抗体を撃っていない高校生(失われた世代)以外は触手に噛まれる其の毒ですぐに死んでしまう。
香鈴曰く「地球を管理して、平和な世界を造ってくれる完全な生物」らしいが、雅人は「人間よりも危険な、ただの化け物」「平和な世界を造るという考えのない、殺人鬼の集団」と称した。
リボーン
『再生』で登場した宗教団体。チャイルドによって世界を支配しようとしている。

漫画版[編集]

『E★エブリスタプレミアム』で連載。双葉社アクションコミックスよりコミックス化されている。

王様ゲーム[編集]

作画は連打一人

  1. 2011年1月28日発売 ISBN 978-4-575-83865-7
  2. 2011年3月23日発売 ISBN 978-4-575-83883-1
  3. 2011年7月28日発売 ISBN 978-4-575-83931-9
  4. 2011年11月28日発売 ISBN 978-4-575-83992-0
  5. 2012年6月22日発売 ISBN 978-4-575-84087-2

王様ゲーム 終極[編集]

作画は栗山廉士

  1. 2012年11月28日発売 ISBN 978-4-575-84158-9
  2. 2013年5月10日発売 ISBN 978-4-575-84225-8
  3. 2013年9月23日発売 ISBN 978-4-575-84289-0
  4. 2014年2月22日発売 ISBN 978-4-575-84350-7
  5. 2014年7月22日発売 ISBN 978-4-575-84456-6

王様ゲーム 起源[編集]

作画は山田J太

  1. 2014年1月10日発売 ISBN 978-4-575-84330-9
  2. 2014年5月10日発売 ISBN 978-4-575-84403-0
  3. 2014年10月18日発売 ISBN 978-4-575-84509-9
  4. 2015年4月10日発売 ISBN 978-4-575-84604-1
  5. 2015年10月10日発売 ISBN 978-4-575-84702-4
  6. 2016年3月12日発売 ISBN 978-4-575-84770-3

王様ゲーム 臨場[編集]

作画は栗山廉士

  1. 2015年1月22日発売 ISBN 978-4-575-84563-1
  2. 2015年7月28日発売 ISBN 978-4-575-84655-3
  3. 2016年5月12日発売 ISBN 978-4-575-84802-1
  4. 2016年11月11日発売 ISBN 978-4-575-84884-7

ゲーム版[編集]

映画に先立ってMobageでアイテム課金制のソーシャルゲームがエフルートレックスの提供で配信。また、2013年3月22日に『王様ゲーム -共闘-』がアクセルマークの提供でMobageで配信されこちらは後にdゲームに対応した。

実写映画[編集]

王様ゲーム
監督 鶴田法男
脚本 加藤淳也
原作 金沢伸明
出演者 熊井友理奈
鈴木愛理
音楽 遠藤浩二
撮影 上野彰吾
製作会社 王様ゲーム製作委員会
配給 BS-TBS
公開 日本の旗 2011年12月17日
上映時間 82分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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2011年12月17日に本多智恵美を主人公とした実写映画[2][3]が公開された。本多智恵美を熊井友理奈、岩村莉愛を鈴木愛理が演じ、Berryz工房℃-uteのメンバーが総出演している。

本家と違い、命令に背いた場合は「存在を抹消」となっており、参加者以外の人々の記憶から抹消された人の記憶が消えるという設定となっている。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]