新・仁義なき戦い。

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新・仁義なき戦い。
監督 阪本順治
脚本 高田宏治
原作 飯干晃一
出演者 豊川悦司
布袋寅泰
音楽 布袋寅泰
撮影 笠松則通
編集 荒木健夫
製作会社 東映ビデオ / 東映衛星放送
配給 東映
公開 日本の旗 2000年11月25日
上映時間 109分
製作国 日本
言語 日本語
次作 仁義なき戦い/謀殺
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新・仁義なき戦い。』(しん・じんぎなきたたかい。)は、大阪を舞台にした2000年11月25日公開にされたヤクザ映画である。阪本順治監督。

2003年2月15日には、新たなキャスト・スタッフによる『新・仁義なき戦い/謀殺』が公開された。橋本一監督。

新・仁義なき戦い。[編集]

あらすじ[編集]

日本最大の暴力団・佐橋組の組長の死を発端に、組の跡目をめぐって若頭補佐の粟野と、若手実力者の中平の関係が悪化。そんな中、粟野組の門谷は、幼馴染のコリアン実業家の栃野と再会し、組の抗争へと巻き込まれていく。

作品について[編集]

深作欣二監督「仁義なき戦い」のリメイクとしながらも、舞台を広島から大阪に移し、抗争も現代的な駆け引きを中心とした全く異なるストーリーとなっている。

深作監督は、公開当時の宣伝用コメントや、各媒体インタビューで「自分が撮ったものとは違うが、これはこれでいい」という旨のコメントをしている。

また停電のシーンやを食べるシーンなど、随所に深作版のオマージュとも取れる演出が施されている。

キャッチコピーは、俺は生きざま、こいつは死にざまや。

興行収入は2.0億円[1]

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

映画音楽[編集]

テーマ曲と共に挿入曲等、音楽監督は布袋寅泰が行う。その前作のフレーズを活かしたテーマ曲と共に、今作品のオリジナルのテーマ曲「新・仁義なき戦いのテーマBATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY)」等を作曲。
世界的な映画監督のクエンティン・タランティーノが元々、「仁義なき戦いシリーズ」及び深作欣二監督を敬愛しており、なおかつ今作品のこの曲を大変気に入り、映画『キル・ビル』のテーマ曲としてそのまま使用されたのを機に、世界の各放送媒体、イベント等で使用されるようになった。テレビのスポーツ番組での「対決」をコンセプトとした部分に使用されたり、テレビ朝日系列の野球日本代表試合中継、MLBニューヨークヤンキース松井秀喜選手の打席に向かう際のテーマへの起用、さらに桜塚やっくんの出囃子になるなど、幅広く使われている。

主なロケ地[編集]

サントラCD[編集]

ビデオ[編集]

新・仁義なき戦い。
発売日 タイトル 規格 品番
2001年8月10日 新・仁義なき戦い。 DVD DSTD-02016

※DVDは2006年12月8日に期間限定出荷の廉価版として再発された後、、2014年10月10日に「東映 ザ・定番」として継続的な廉価版として再発されている。Blu-rayは未発売。

新・仁義なき戦い/謀殺[編集]

新・仁義なき戦い/謀殺
監督 橋本一
脚本 成島出、我妻正義
原作 飯干晃一
出演者 高橋克典
渡辺謙
音楽 東京スカパラダイスオーケストラ
撮影 山本英夫
編集 米田武朗
製作会社 「新 仁義なき戦い/謀殺」製作委員会
配給 東映
公開 日本の旗 2003年2月15日
上映時間 110分
製作国 日本
言語 日本語
前作 新・仁義なき戦い。
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解説[編集]

スタッフ・キャストを一新して2003年に製作された。舞台は大阪、名古屋。阪本順治監督『新・仁義なき戦い。』とは打って変わって、仁義なき戦いのパブリックイメージにより近いスタイルで、エネルギッシュな人物像とやくざ抗争劇を描く。単独でも鑑賞に支障はないが、物語は阪本版の後日談となっている。

高橋克典演じるいわゆる経済やくざと古いタイプの武闘派極道渡辺謙の対比が物語の特徴だが、前作『新・仁義なき戦い。』の「主人公二人が共感しつつも対立し、破滅していく」という図式は本作も引き継がれている。

また音楽は東京スカパラダイスオーケストラが担当、おなじみのテーマ曲を現代風にアレンジしている。

キャッチコピーは、人間は…おっとろしい生きモンや。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

サントラCD[編集]

  • 新 仁義なき戦い/謀殺 ORIGINAL SOUNDTRACK(2003年1月16日 cutting edge CTCR-14240)

ビデオ[編集]

新・仁義なき戦い 謀殺
発売日 タイトル 規格 品番
2003年8月8日 新・仁義なき戦い 謀殺 DVD DSTD-02202

※DVDは2006年12月8日に期間限定出荷の廉価版として再発された後、2014年10月10日に「東映 ザ・定番」として継続的な廉価版として再発されている。Blu-rayは未発売。

脚注[編集]

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  1. ^ 「2000年度 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2001年平成13年)2月下旬号、キネマ旬報社、2001年、 150頁。

外部リンク[編集]