神田佐久間河岸

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神田佐久間河岸
神田佐久間河岸(道路右)・神田佐久間町三丁目(道路左)
神田佐久間河岸(道路右)・神田佐久間町三丁目(道路左)
神田佐久間河岸の位置(東京23区内)
神田佐久間河岸
神田佐久間河岸
神田佐久間河岸の位置
北緯35度41分49.59秒 東経139度46分42.74秒 / 北緯35.6971083度 東経139.7785389度 / 35.6971083; 139.7785389
日本の旗 日本
都道府県 東京都
特別区 千代田区
地域 神田地域
人口
2017年(平成29年)12月1日現在)[1]
 • 合計 110人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
101-0026[2]
市外局番 03[3]
ナンバープレート 品川
和泉橋より東に神田川を眺める。左側が神田佐久間河岸
美倉橋北児童遊園(神田佐久間河岸92号地)

神田佐久間河岸(かんださくまがし)は、東京都千代田区町名住居表示未実施地域であり、丁番の設定のない単独町名である。郵便番号は101-0026[2]。当町における住所表記は「神田佐久間河岸○○番地」ではなく「神田佐久間河岸○○号地」である[4]

地理[編集]

千代田区北東部に位置する。東西に長い町域内には中層建造物が立ち並び、町域の南端を神田川が流れる。また、東端に清洲橋通りが通り、神田川には美倉橋が掛けられているほか、西端には昭和通り(昭和通り上に首都高速1号上野線も併設)が通り、こちらも神田川に和泉橋が掛けられている。美倉橋に隣接して、町域内唯一の公共施設である千代田区立美倉橋北児童遊園があり、西部には昭和通り沿い地下を通る東京メトロ日比谷線秋葉原駅の4番出口が置かれている。東は東神田、西・北は神田佐久間町、南は神田川を挟んで岩本町・東神田と接している。

河川[編集]

  • 神田川 - 町域南端を流れる一級河川。町名の由来となる河岸は神田川に設置された。

歴史[編集]

この地は江戸時代から神田川に沿った河岸場となっていた。また、神田川から運河がひかれ、東北地方から薪炭や米などが陸揚げされ秋葉原貨物駅に運ばれていた時期がある。1889年明治22年)に隣接する「佐久間町」に因んだ「佐久間河岸」が行政地名となり、1947年昭和22年)の千代田区成立に伴い、旧区名の神田を冠して現町名となる。

世帯数と人口[編集]

2017年(平成29年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
神田佐久間河岸 88世帯 110人

小・中学校の学区[編集]

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]。なお、千代田区の中学校では学校選択制度を導入しており、区内全域から選択することが可能[6]

番地 小学校 中学校
全域 千代田区立和泉小学校 千代田区立麹町中学校
千代田区立神田一橋中学校

施設[編集]

  • 和泉橋
  • 美倉橋
  • 美倉橋北児童遊園
  • スズケン東京支店

脚注[編集]

  1. ^ a b 町丁別世帯数および人口(住民基本台帳)”. 千代田区 (2017年12月6日). 2018年1月2日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月2日閲覧。
  4. ^ 住所の表記 千代田区
  5. ^ 区立小学校の通学区域”. 千代田区 (2017年8月17日). 2018年1月2日閲覧。
  6. ^ 区立中学校の通学区域と学校選択”. 千代田区 (2017年10月26日). 2018年1月2日閲覧。

外部リンク[編集]