メルセデス・ベンツ・GLCクラス

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メルセデス・ベンツ・GLCクラス
X253/C253
Osaka Motor Show 2015 (9) - Mercedes-Benz GLC250 4MATIC (X253).JPG
リア
Osaka Motor Show 2015 (10) - Mercedes-Benz GLC250 4MATIC (X253).JPG
販売期間 2016年 -
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアSUV
4ドアSUVクーペ
エンジン 直列4気筒2Lターボ
直列4気筒2.1Lターボディーゼル
直列4気筒2Lターボ+モーター
V型6気筒3Lツインターボ
駆動方式 FR/4WD
最高出力 211PS/5,500rpm
最大トルク 35.7kgm/5,500rpm
変速機 9速AT
サスペンション 前4リンク後5リンク
全長 4,660mm(4,670mm[1])(SUV)
4,735mm(クーペ)
全幅 1,890mm - 1,930mm
全高 1,640mm - 1,645mm(SUV)
1,590mm - 1,605mm(クーペ)
ホイールベース 2,875mm
車両重量 1,740 - 2,110kg(SUV)
1,740 - 2,100kg(クーペ)
先代 GLKクラス
-自動車のスペック表-

メルセデス・ベンツ・GLCクラスMercedes-Benz GLC-Class )は、ドイツの自動車メーカーであるダイムラーが生産し、同社がメルセデス・ベンツブランドで販売しているクロスオーバーSUVである。GLKクラスの事実上の後継車である[1]

初代(X253)[編集]

GLCクラスは2015年6月17日に発表された。GLCクラスは、いわばCクラス(W205・S205・C205)のSUV版である。Cクラスとしてはセダン・ステーションワゴン・クーペに続く第4のボディの位置付けとなっている。ダイムラーは2015年からメルセデスブランドにおいて一部車種を車名変更をすることになり、Gクラスを除くSUVの車種にはGLが付き、最後に車格を表す「S」、「E」、「C」が付くことになり、GLCはその法則に準じたものである[2]。 Cクラスと同じプラットフォームを採用、エクステリア、インテリアもCクラス(エクステリアのみS205・Cクラスステーションワゴン)に準じたデザインとなっている。ボディサイズは全長4,660mm[3]×全幅1,890mm[4]×全高1,645mm[5]、ホイールベースは2,870mmとなっておりとなり、先代のGLKからサイズは全長は100mm、全幅は50mm拡大され、全高は25mm低められた。ホイールベースは115mm伸ばされた。これにより座席スペースの拡大、ラゲッジスペースの拡大に寄与している。なおW205・Cクラスセダンと比較すると全長は30mm短く[3]、全幅は80mm広くホイールベースは30mm伸びている。

駆動系では4輪駆動の王道であるトランスファーを搭載するパーマネント式4WDで、駆動配分は左ハンドル仕様車は前後45対55、右ハンドル仕様車は前後33対67である[6]。変速機はガソリンエンジン仕様の変速機は9段の「9Gトロニック」を搭載。後述のプラグインハイブリッドモデルの「GLC350e」には7段の「7Gトロニックプラス」が搭載される。走行モードは「ECO」、「Comfort」、「Sport」、「Sport+」、「Individual」(インディビジュアル)のモードが選べる。

ドイツ本国でのラインナップは2.0L直列4気筒ターボの「GLC250 4MATIC」、同型エンジンだがチューニングが異なり高出力タイプの「GLC300 4MATIC」、2.1Lディーゼルの「GLC220d 4MATIC」、同型エンジンだがチューニングが異なり高出力タイプの「GLC250d 4MATIC」、2.0L直列4気筒ターボエンジンにプラグインハイブリッドシステムを組み合わせた「GLC350e 4MATIC」、メルセデスAMG仕様で、3.0L V型6気筒ツインターボのメルセデスAMGが設計監修しメルセデス社内で生産されるエンジンを搭載する「メルセデスAMG GLC43 4MATIC」が用意される。米国仕様車は、発売当初より「GLC300」(2.0L直列4気筒ターボの高出力タイプエンジン搭載・後輪駆動ならびに4MATIC)が用意されている。

また、派生モデルとして、4ドアSUVクーペ仕様のGLCクーペが用意されている。外観はフロントホイールから始まるドロッピングライン、ボディ下部を緩やかに上昇させ、実際よりも長く見せる効果を持つカウンターライン、高い位置に配してサイドウィンドウの高さを視覚的に低く見せるベルトラインの3つのサイドラインで構成されたサイドビューとし、フロントの「ダイヤモンドフロントグリル」はGLEクーペなどのスポーツモデル同様にシングルルーバーにスリーポインテッドスターを一体化させたデザインとし、フロントグリル下のバンパーにはAウイングと大型エアインテークを採用。SUV特有の要素としてフロントオーバーハングは短めにし、アンダーガードを備えている。リアデザインはクーペ特有のデザインとなり、バンパーはエグゾーストエンドと一体化し、アンダーガードをディフューザー形状とした。また、Sクラスのクーペで初めて導入された細い分割型のリアコンビネーションランプ、中央配置のスリーポインテッドスター、シャープな形状のスポイラーリップはGLCクーペにも採用されている。

直接的なライバルはBMW・X3アウディ・Q5ポルシェ・マカンレクサス・NXとされる。

日本仕様[編集]

日本では2016年2月9日発売。キャッチフレーズは『いよいよ Cクラスに、SUV』となっている。GLKクラスでは、構造上の問題から右ハンドル仕様が用意されなかったが[7]、GLCクラスはすべて右ハンドルである。なお日本では『GLCクラス』とは呼ばず単に『GLC』と呼ばれている。グレード体系は「GLC250 4MATIC」、「GLC250 4MATIC Sports」、「GLC250 4MATIC Sports(本革仕様)」の3グレードが用意され、すべて四輪駆動である。日本での発売を記念してGLC250 4MATIC Edition 1を250台限定で発売した[1]

同年9月9日、プラグインハイブリッド車仕様の「GLC350 e 4MATIC Sports」(左ハンドル設定のみ)およびメルセデスAMG仕様の「メルセデスAMG GLC43 4MATIC」が発表され同日より販売を開始した。[8]

2017年2月22日に、日本仕様のGLCクラスでは唯一の2輪駆動(後輪駆動)モデル「GLC200」・「GLC200 Sports」及び、「GLC250」と同じ内外装・機能装備としつつ、2.2L直列4気筒BlueTECエンジンである651型を搭載したクリーンディーゼル車仕様の「GLC220 d 4MATIC」・「GLC220 d 4MATIC Sports」を追加発売。同時に、既存モデルの一部改良も行われ、ヘッドアップディスプレイを「GLC250 4MATIC」・「GLC350 e 4MATIC Sports」・「Mercedes-AMG GLC43 4MATIC」に標準装備したほか、「GLC250 4MATIC」には、車速や走行条件に応じてダンピング特性や車高を自動的に調整する電子制御式エアサスペンション「AIR BODY CONTROLサスペンション」とブラックアッシュウッドトリムも標準装備した[9]。また、4ドアSUVクーペモデルの「GLCクーペ」もGLCのモデル追加・一部改良と同時に日本でも公式発表・発売を開始した(「Mercedes-AMG GLC43 4MATIC Coupé」のみ、同年3月下旬販売開始)[10]

同年7月25日に一部改良[11]。「安心安全サービス」と「快適サービス(同年8月サービス提供開始)」で構成されたテレマティクスサービス「Mercedes me connect(メルセデス ミー コネクト)」を新たに搭載した。これに伴い、全モデル5万円値上げされた。そして、「Mercedes-AMG GLC43 4MATIC」のSUVとクーペそれぞれに無償オプションとして設定されていた「ツインカラー20インチAMGマルチスポークアルミホイール〔フロントタイヤ:255/45R20/リアタイヤ:285/40R20〕」が標準装備へ変更となり、これまで標準装備として設定されていた「ツインカラー21インチAMG5ツインスポークアルミホイール〔フロントタイヤ:255/40R21/リアタイヤ:285/35R21〕」は廃止となった。

グレード 排気量・エンジン 最高出力・最大トルク 駆動方式 発売日
GLC200
GLC200 Coupé
274型 1,991cc 直列4気筒 DOHC ターボ 184PS/5,500rpm
30.6kgm/1,200~4,000rpm
FR 2017年2月22日
GLC200 Sports
GLC200 Coupé Sports
GLC220 d 4MATIC 651型 2,142cc 直列4気筒 DOHC ディーゼルターボ 170PS/3,000~4,200rpm
40.8kgm/1,400~2,800rpm
4WD
GLC220 d 4MATIC Sports
GLC220 d 4MATIC Coupé Sports
GLC250 4MATIC 274型 1,991cc 直列4気筒 DOHC ターボ     211PS/5500rpm
35.7kgm/1,200rpm~4,000rpm
2016年2月9日(SUV)
2017年2月22日(クーペ)
GLC250 4MATIC Sports
GLC250 4MATIC Coupé Sports
GLC350 e 4MATIC Sports
GLC350 e 4MATIC Coupé
2016年9月9日(SUV)
2017年2月22日(クーペ)
Mercedes-AMG GLC43 4MATIC
Mercedes-AMG GLC43 4MATIC Coupé
276M30型 2,996cc V型6気筒 DOHC ツインターボ 367PS/5500~6000rpm
53.0kgm/2,000rpm~4,200rpm
2016年9月9日(SUV)
2017年3月下旬(クーペ)

出典[編集]

  1. ^ a b c メルセデス・ベンツ、GLKクラスの後継となる新型SUV「GLC」発表会Car Watch
  2. ^ メルセデス・ベンツGLCの国内販売がスタートweb CG
  3. ^ a b GLC200、GLC220 d 4MATIC、GLC250 4MATICの値。GLC200 Sports、GLC 4MATIC Sports、Mercedes-AMG GLC43 4MATICは4,670mmとなる。
  4. ^ GLC350 e 4MATIC Sportsは1,900mm、Mercedes-AMG GLC43 4MATICは1,930mm
  5. ^ Mercedes-AMG GLC43 4MATICは1,640mm
  6. ^ 【ベンツGLC試乗】売れる要素てんこ盛り!走・攻・守そろうオールラウンダー&GP
  7. ^ GLC日本発売。待望の右ハンドルを設定したミドルクラスSUVcar view!
  8. ^ メルセデス GLC にPHEVとAMGを追加…価格はともに863万円”. carview! (2016年9月9日). 2016年9月10日閲覧。
  9. ^ “「GLC 200」および「GLC 220 d 4MATIC」を追加 「GLC 250 4MATIC」「GLC 350 e 4MATIC スポーツ」「メルセデスAMG GLC 43 4MATIC」の装備を一部改良” (PDF) (プレスリリース), メルセデス・ベンツ日本株式会社, (2017年2月22日), http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2017/20170222_2.pdf 2017年2月23日閲覧。 
  10. ^ “「GLCクーペ」を発表” (PDF) (プレスリリース), メルセデス・ベンツ日本株式会社, (2017年2月22日), http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2017/20170222_3.pdf 2017年2月23日閲覧。 
  11. ^ “メルセデス・ベンツGLC/GLCクーペ 機能を一部改良” (PDF) (プレスリリース), メルセデス・ベンツ日本株式会社, (2017年7月25日), http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2017/20170725_1.pdf 2017年7月27日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]