メルセデス・ベンツ・W205

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メルセデス・ベンツ・Cクラス(4代目)
W205/S205/C205/A205型
C200アヴァンギャルド
Mercedes-Benz C 200 Avantgarde (W 205) – Frontansicht, 26. April 2014, Düsseldorf.jpg
Mercedes-Benz C 220 BlueTEC AMG Line (W 205) – Heckansicht, 15. März 2014, Düsseldorf.jpg
日本仕様 C200アバンギャルド コクピット
Mercedes-Benz C-Class W205 JPN 003.JPG
製造国  
販売期間 2014年-
乗車定員 5
ボディタイプ 4ドアセダン
5ドアステーションワゴン
2ドアクーペ
エンジン 直列4気筒DOHCターボ
駆動方式 FR
変速機 7速AT
全長 4,690 - 4,755mm(セダン)
4,705 - 4,770mm(ステーションワゴン)
4,705mm(クーペ)
全幅 1,810 - 1,840mm(セダン、ステーションワゴン)
1,810mm(クーペ)
全高 1,430 - 1,445mm(セダン)
1,445 - 1,460mm(ステーションワゴン)
1,405mm(クーペ)
ホイールベース 2,840mm
先代 W204
-自動車のスペック表-

W205/S205/C205/A205は、メルセデス・ベンツ4代目Cクラスを指すコードネームである。W205はセダン、S205はステーションワゴン、C205はクーペ、A205はカブリオレを指す。

概要[編集]

4代目CクラスであるW205型は2014年1月12日、デトロイトモーターショーの開幕に伴い発表された。「アジリティ」と呼ばれる車体の俊敏なスポーツ性を売りとしているのがW205型Cクラスの大きな特徴であり、EクラスSクラスの後輪駆動プラットフォームを採用し全長は4,686mm、全幅は1,810mm、ホイールベースは2,840mmとし、先代より、全長は95mm、全幅40mm、ホイールベースは80mmそれぞれ拡大された。これでCクラスで初めて全幅1,800mmを超えたことになった。なお、ボディサイズを拡大させたにもかかわらず、先代より10kgの軽量化に成功させた。インテリア、エクステリアは新型Sクラスを彷彿とさせ、ヘッドライド内のポジションランプやウインカーは、現行ラインナップと統一性を持たせたデザインとなった。Sクラスで搭載されている装備が多く搭載され、Cクラスで初のエアサスペンションを採用。ステアリングコラムシフト、バンパー下を足でかざすとトランクが開くハンズフリーアクセスが搭載されることになった。

クーペは流麗なリアビューを持つ
ステーションワゴン(Estate)

クーペはAピラーよりも後方を専用設計としており、メルセデスクーペ伝統のプロポーションを形成する高い位置のベルトラインとサッシュレスドアを採用し、ドロッピングラインをリアホイールアーチの後ろまで長く伸びているのが特徴で、車高はセダンよりも25mm低くなっている。また、ドアミラーもセダンやステーションワゴンのAピラーではなく、メルセデスAMG・GTなどのスポーツカーと同じくドアに配置されている。

カブリオレはロングボンネットとショートオーバーハングを特徴とするフロントと、フロントバンパーからフェンダーライン、リアまで一体的につながるデザインとしたサイドで構成される。また、ボディ剛性の確保などに特有の技術を必要とするルーフレス構造を考慮し、ボディシェルのフロントエンドとフロア周辺、ルーフ周りをカブリオレ用に新設計したほか、アルミニウム合金とスチール材を組み合わせ、軽量と高いボディ剛性を両立する「アルミニウムハイブリッドボディシェル」を採用している。

エンジンは3種類用意され、2,143cc直列4気筒ターボディーゼル、1,595cc直列4気筒ガソリンターボ、1,991cc直列4気筒ガソリンターボが用意される。

日本では、2014年7月11日にセダンが公式発表され、同日より販売を開始(C250スポーツのみ、同年秋ごろより納車開始)[1][2]。次いで、同年10月1日にステーションワゴンも公式発表され、同日より注文受付を開始した[3]。2016年3月14日にはクーペも公式発表され、同日より販売を開始[4]。同年9月28日には歴代Cクラスで初めてのオープンモデルであるカブリオレも公式発表され、同日より販売を開始した[5]

2014年10月14日にCクラスセダンが日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会が主催する「2014-2015 インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。さらに2015年世界・カー・オブ・ザ・イヤー(ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー)を受賞。また、同年10月30日には特定非営利活動法人 日本自動車殿堂が主催する「2014-2015 日本自動車殿堂インポートカーオブザイヤー」を[6]受賞し、さらに、同年11月11日にはNPO法人 日本自動車研究者ジャーナリスト会議が主催する「2015年次 RJCカーオブザイヤー:インポート」を受賞[7]。またユーロNCAPによる安全評価でbest in class cars5つ星、safest family cars5つ星、driver assistance system5つ星と、W205型Cクラスは全部で7冠を達成した。

ちなみに、過去日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいてCクラスでは1995年(W202で受賞)、2000年-2001年次(W203で受賞)、2007年-2008年次(W204で受賞)、2011年-2012年(W204・後期型及びS204・後期型(ステーションワゴン)で受賞、史上初となる同一モデルでの2度受賞)以来、通算5回目との受賞となった[8]。また、主催団体によってその年の選出車種が異なることが多い日本国内でのカー・オブ・ザ・イヤーにおいて、3つの主催団体が同じ部門で同じ車種を選出するのは極めて稀である。

日本市場[編集]

日本ではまず、1,595cc直列4気筒ターボエンジン、1991cc直列4気筒ターボエンジンが導入され、2015年にはディーゼルエンジンプラグインハイブリッドモデルが追加された。グレード体系はセダンは先代から引き続き設定されるC180・C180アバンギャルド・C200アバンギャルドに加え、高出力・高トルク仕様エンジンを搭載した新設のC250スポーツの他、367馬力を誇るV6ツインターボを搭載したC434MATIC[9]、9500馬力を超えるエンジンを搭載しサーキット走行に最適化されたメルセデスAMG- [ ] C63・メルセデスAMG・C63 Sを加えた8グレードが設定される。ステーションワゴンは先代から引き続き設定されるC180ステーションワゴン・C180ステーションワゴン アバンギャルド・C200ステーションワゴン アバンギャルドに加え、C180ステーションワゴン スポーツ・C200ステーションワゴン スポーツ・C250ステーションワゴン スポーツ・メルセデスAMG C43 4MATICステーションワゴン[10]・メルセデスAMG C63ステーションワゴン・メルセデスAMG C63 S ステーションワゴンが追加された9グレード展開となる。ステーションワゴンのグレード体系が多いのは、納期短縮を図るため、先代まで設定されていたオプションパッケージを廃止し、セダンではオプション設定となっている装備品をほぼ標準化したグレードが設定されているためである。これ以降のメルセデス・ベンツの日本仕様車はステーションワゴンならびにクロスオーバーSUVモデルにはオプションパッケージは採用されなくなった。クーペはC180 クーペ スポーツ・C180 クーペ スポーツ+・メルセデスAMG C63 クーペ・メルセデスAMG C63 Sの4グレード展開である。カブリオレはC180カブリオレ スポーツ・C300 カブリオレ スポーツ・メルセデスAMG C43 4MATIC カブリオレ・メルセデスAMG C63 S カブリオレの4グレード展開で、C300 カブリオレ スポーツは受注生産となる。

エアサスはC250スポーツは標準。C200アバンギャルドはオプション。装備はバージョンにより異なり「レーダーセーフティパッケージ」、「エントリーパッケージ」、「ベーシックパッケージ」、「プレミアムパッケージ」、「レザーエクスクルーシブパッケージ」、「AMGパッケージ」が用意される。ただし装備は一部重複。

なお、セダン・ステーションワゴン共に、C180系とC200系は「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を、C250 スポーツは「平成21年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」認定をそれぞれ取得。さらに、JC08モード燃費を向上したことで、全車「平成27年度燃費基準+20%」を達成した。クーペのC180系とカブリオレのC180 スポーツ・C300 スポーツは、セダン・ステーションワゴンのC180系・C200系同様に「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得するとともに、「平成27年度燃費基準+10%」を達成した。

2015年3月6日、セダンに特別仕様車「C200 Exclusive Line Limited」を発表し、同日より注文受付を開始[11]。現行のカタログモデルでは設定されていないボンネットのスリーポインテッドスターマスコットや3本のルーバーを備えたラジエータグリルを備えた専用のフロントデザインを採用し、細身のスポークを放射線状に配した専用17インチマルチスポークアルミホイール、専用シート、専用レザーARTICOダッシュボード、専用カーペットを装備。内装はレザーツイン/DINAMICA仕様と本革仕様の2種類を用意しており、レザーツイン/DINAMICA仕様にはベーシックパッケージを、本革仕様にはレザーエクスクルーシブパッケージをそれぞれ装備した。ボディカラーは「ポーラーホワイト(ブラック内装)」と「カバンサイトブルー(クリスタルグレー内装、本革仕様専用色)」の2色を設定した。590台の限定販売である。

同年5月27日に、メルセデスAMG・GTと同じ基本設計としたAMG 4.0L・V8直噴ツインターボエンジンであるM177型や電子制御式7速スポーツトランスミッション「AMGスポーツシフトMCT」を搭載したハイパフォーマンスモデル「メルセデスAMG・C63」を発表(同日より注文受付を開始、同年10月ごろ発売開始)[12]。同時に、外観にマットブラックペイント19インチAMGクロススポークアルミホイール(鍛造)、ハイグロスブラックパーツ(セダンは専用装備としてAMGトランクリッドスポイラーリップにも採用)、サイドデカール、レッドアクセントを、内装にAMGレッドカーボン/アルミニウムインテリアトリム、AMGパフォーマンスシート(前席、レッドダイヤモンドステッチ入り)、AMGパフォーマンスステアリング(レザーDAINAMICA、Edition 1ロゴ・レッドセンターマーキング・レッドステッチ入り)、ナッパレザードアセンターパネル(レッドダイヤモンドステッチ入)、レッドシートベルト、レッドパイピング付AMGフロアマットを装備し、セダンにはステーションワゴンに標準装備されているエクスクルーシブパッケージを、ステーションワゴンにはブラックルーフレールをそれぞれ装備した特別仕様車「メルセデス・AMG C63 S Edition 1」も注文受付を開始した(セダン350台、ステーションワゴン50台の計400台限定販売)[13]。なお、発売は10月頃を予定しているカタロググレードに先駆けて「Edition 1」から先に発売され、セダンは同日より発売開始、ステーションワゴンは6月中旬頃からとされた。ハンドル位置はセダンは左右選択可、ステーションワゴンは従来通り右のみ。なお現行モデル全体としては、日本仕様車ではAMGモデルのセダンのみに左ハンドルが設定され、それ以外は全て右ハンドルのみの設定となる。

同年7月16日に、特別仕様車「C200 Sports Edition」を同年7月下旬より700台限定で発売することを発表し、同日より注文受付を開始[14]。「C200 アバンギャルド」をベースに、現行モデルの日本仕様車ではAMGモデル以外では初となる左ハンドル仕様とし、AMGスタイリングパッケージ(フロントスポイラー、サイド&リアスカート)、18インチAMG5スポークアルミホイール、AMGスポーツステアリング、レザーARTICOダッシュボード、ステンレスアクセル&ブレーキペダル(ラバースタッド付)、AMGフロアマット、Mercedes-Benzロゴ付ブレーキキャリパー&ドリルドベンチレーテッドディスク(フロント)、AIRMATICアジリティパッケージで構成されたAMGラインを特別装備。前席シートの仕様に合わせて装備内容が一部異なる2仕様が用意されており、レザーARTICO AMGスポーツシート(前席)を採用したベース仕様にはパークトロニック、アクティブパーキングアシスト(縦列・並列駐車)、前席シートヒーターで構成された「ベーシックパッケージ」を特別装備。レザーARTICO AMGスポーツシート(前席)を採用した本革仕様は、「ベーシックパッケージ」に加え、ヘッドアップディスプレイ、自動開閉トランクリッド、ハンズフリーアクセス(トランク自動開閉機能)、助手席メモリー付パワーシート、助手席電動ランバーサポート、エアバランスパッケージ(空気清浄機能、パフュームアトマイザー付)を追加した「レザーエクスクルーシブパッケージ」とパノラミックスライディングルーフ(挟み込み防止機能付)を特別装備した。

同年7月21日に、メルセデスAMGが専用開発した高出力V6エンジンとパフォーマンス指向の四輪駆動システム「AMG 4MATIC」を備えた新コンセプトの「AMGスポーツモデル」第一弾として、「C450 AMG 4MATIC」を発表し、同日より注文受付を開始(同年9月発売開始予定)[15]。エンジンの高出力V6エンジンには、最大圧力200barのピエゾインジェクタとスプレーガイド式燃焼システムにより常に最適な燃焼環境を作り出し、クランクケースとシリンダーヘッドアルミニウム製とすることで軽量化を実現し、シリンダーウォールには摩擦低減と高強度を実現する「NANOSLIDE」加工を施した276M30型を搭載。最高出力360PS(270kW)、最大トルク53.0kgm(520Nm)を発揮し、0-100km/h加速はセダンで4.9秒、ステーションワゴンで5.0秒のハイパフォーマンスを実現するとともに、「平成17年基準排出ガス50%低減レベル(☆☆☆)」認定も取得。四輪駆動システム「AMG 4MATIC」はCクラスでは初採用となり、駆動力の変動によるステア特性の変化が少ないため、直線でもコーナーでもドライバーの意志とひとつになって正確に路面をトレースする安定した挙動を実現し、33:67のリア寄りのトルク配分とし、ロッキングトルクを低めに設定した。また、ハイパフォーマンスモデルの「メルセデス・AMG C63」同様に、足回りには「AMG RIDE CONTROL スポーツサスペンション」を採用したほか、ステアリングギアレシオを14.2に設定されたラック&ピニオン式を採用し、車速や「AMGダイナミックセレクト」のドライブモードによってパワーアシスト量が変化する電動パワーステアリングも備えた「AMGパラメーターステアリング」、ブレーキはフロントに360mmのドリルドベンチレーティッドディスク、リアに320mmベンチレーティッドディスクを採用。外観はシングルルーバー付ダイヤモンドグリル、AMGトランクリッドスポイラーリップ、ブラックデュアルツインエグゾーストエンド、ハイグロスブラック19インチAMGツインスポークアルミホイールなどを採用し、アクセントとしてフロントスポイラー、フロントグリルのルーバー、リアディフューザーなどにハイグロスブラックを施し、エンジンカバーにレッドのVラインをあしらった。なお、「C450 AMG 4MATIC」は左ハンドルのみの(右ハンドルはまだ開発されていない)車種である。

同年9月28日にはクリーンディーゼルモデル「C220 d」(欧州名「C220 BlueTEC」)を発表し、同日より注文受付を開始(10月販売開始)。2.2L・直4のBlueTECエンジンを搭載し、Cクラス初の9速AT「9G-TRONIC」を搭載した。グレード体系はセダンは「C220 d AVANTGARDE」のみの設定、ステーションワゴンは「C220 d AVANTGARDE」と「C220 d Sports」の2グレードを展開しており、「C220 d Sports」には本革仕様も設定されている[16]

同年12月4日にはプラグインハイブリッドモデル「C350 e」(欧州名「C350 PLUG-IN HYBRID」)を発表し、同日より注文受付開始(2016年1月販売開始)。エンジンには「C250 Sports」に搭載されている2.0L・直4の274型を採用し、これにブースト機能を備えた電気モーターを組み合わせることで、システム全体の最高出力279PS、最大トルク600Nmのハイパワーを発揮。また、走行環境やバッテリー残量に応じてエンジンと電気モーターを併用し、電気モーターのブースト機能で途切れのない加速感も味わえる「HYBRID」、電気モーターの単独走行ができる「E-MODE」、その時点でのバッテリーの充電レベルを維持する「E-SAVE」、走行しながらバッテリーを充電する「CHARGE」の4つのモードを備えている。さらに、アクセルペダルの抵抗を増してドライバーに知らせることにより、EVモードとハイブリッドモードの切り替えポイントを明瞭化する「プレッシャポイント機能」とレーダーで先行車両との車間距離や速度差を測定してアクセルペダルに2回のノックパルスを発生させることでドライバーにアクセルペダルから足を離す適切なタイミングを知らせる「ダブルパルス機能」で構成された「インテリジェントアクセルペダル」を採用した[17]

2016年4月15日にはセダンとステーションワゴンにラインナップされているAMG 4.0L V8直噴ツインターボエンジンを搭載した「メルセデスAMG・C63」・「メルセデスAMG・C63 S」をクーペにも設定することを発表し[18]、同時に「メルセデスAMG・C63 S クーペ」をベースに、外観は19/20インチAMG 5ツインスポークアルミホイール(鍛造)にマットブラックペイントを、フロントスポイラーのセンター部分・リアバンパー・ドアミラー・ウインドウアーチモールにハイグロスブラックパーツをそれぞれ採用したほか、リアのトランクリッドスポイラー・テールパイプのトリム部分・リアディフューザーを専用デザインに変更。内装はイエローダイヤモンドステッチを施したAMGパフォーマンスシート(前席)、ナッパレザードアセンターパネルをはじめ、レザーDAINAMICA製AMGパフォーマンスステアリングなどを採用した特別仕様車「メルセデスAMG・C63 S クーペ Edition 1」も発表された(7月31日受注受付分までの期間限定販売)[19]。なお、受注受付はカタロググレード・「Edition 1」共に同日より開始となるが、発売は「Edition 1」が6月、カタロググレードが8月からとなる。

同年8月19日には、クーペの新モデルとして、「C300 クーペ スポーツ」を追加[20]。外観はフロントスポイラーリップ、ドアミラー、リアスポイラーにブラックのアクセントを加え、ハイグロスブラックペイントを施した19インチAMGマルチスポークアルミホイールを装着。内装は本革シートやエアバランスパッケージに加え、インテリジェントライトシステムとアダプティブハイビームアシストプラスを標準装備した。エンジンは2.0L 直列4気筒BlueDIRECTターボエンジン274型を本モデル用に高出力・高トルク仕様で搭載し、トランスミッションは9速AT「9G-TRONIC」を採用。これにより、JC08モード燃費14.4km/Lを実現し、「平成27年度燃費基準+5%」を達成した。なお、本モデルは受注生産となる。併せて、セダンとステーションワゴンに設定されている「メルセデスAMG・C43 4MATIC(旧「C450 AMG 4MATIC」)」を一部改良(同日より注文受付開始、発売は同年9月より)[21]。トランスミッションを9段に多段化した「9G-TRONIC」に変更するとともに、前後トルク配分を従来の33:67から31:69にリアドライブ側にシフト。また、「メルセデスAMG・C63」と同じくSPORT HANDLINGモードを追加した3モードESPを採用し、サーキットなどでのスポーツ走行時に車両の状況が把握できるAMGメニューも追加された。さらに、AMGロゴ付ダイヤモンドグリルやブレーキキャリパー、サイドステップカバーを採用し、「メルセデスAMG・C63」と同じセンターホイールキャップを装着。AMGエンブレム付キーカバーも装備された。また、従来からの左ハンドル仕様に加えて右ハンドル仕様が追加され、クーペにも同一仕様の「メルセデスAMG・C43 4MATIC クーペ」が新たに設定された(クーペは右ハンドル仕様のみの設定)。

2017年2月1日にセダン・ステーションワゴン・クーペを一部改良[22]。セダン・ステーションワゴンは、Cクラスの4気筒エンジン仕様で初となる4MATIC(4輪駆動)モデル「C200 4MATIC アバンギャルド(セダン/ステーションワゴン)」、「C200 4MATIC ステーションワゴン スポーツ」を追加。既存モデルは「C200 アバンギャルド」・「C220d アバンギャルド」(それぞれのスポーツを含む)において、従来、標準装備となっていた「レーダーセーフティパッケージ」をオプション設定化したことで、車両本体価格を値下げ。併せて、「C180 ステーションワゴン」に「レーダーセーフティパッケージ」を新たにオプション設定した。また、今まで「C350 e アバンギャルド 」のみに設定されていた、「ブリリアントブルー(メタリックペイント)」が、「Mercedes-AMG C 63/ C 63 S」を除く全車にオプションで設定された。そして、「C180」・「C180 アバンギャルド」・「C200 アバンギャルド」(ステーションワゴンに設定の「スポーツ」を含む)は従来の7速から9速AT「9G-TRONIC」に変更。セダンにオプション設定されている「プレミアムパッケージ(「C180 アバンギャルド」、「C200 アバンギャルド」、「C220d アバンギャルド」、「C250 スポーツ」に設定)及び「エクスクルーシブパッケージ(「メルセデスAMG・C43 4MATIC」に設定)」にヘッドアップディスプレイを追加。ステーションワゴンは一部モデルにヘッドアップディスプレイを標準装備した。クーペはエントリーモデルとなる「C180 クーペ」を追加するとともに、既存の「C180 クーペ スポーツ」はセダン・ステーションワゴンの一部モデル同様に従来の7速から9速AT「9G-TRONIC」に変更するとともに装備内容を見直し、前席にシートヒーターとメモリーシートを追加するとともに、ドアを閉めてイグニッションをオンにするとシートベルトが自動的に前方に押し出され、シートベルトの引き出しを簡易的にするオートマティックベルトフィーダーも標準装備した。

グレード エンジン 排気量 最高出力・最大トルク 変速機 駆動方式
C180
C180 ステーションワゴン
C180 クーペ
274M16型 直列4気筒 ターボ 1,595cc 156PS/5,300rpm
25.5kgm/1,200rpm-4,000rpm
9速AT FR
C180 アバンギャルド
C180 ステーションワゴン アバンギャルド
C180 ステーションワゴン スポーツ
C180 クーペ スポーツ
C180 カブリオレ スポーツ
C200 アバンギャルド
C200 ステーションワゴン アバンギャルド
274型 直列4気筒 ターボ 1,991cc 184PS/5,500rpm
30.6kgm/1,200rpm-4,000rpm
C200 4MATIC アバンギャルド
C200 4MATIC ステーションワゴン アバンギャルド
4WD
C200 ステーションワゴン スポーツ FR
C200 4MATIC ステーションワゴン スポーツ 4WD
C220 d アバンギャルド
C220 d ステーションワゴン アバンギャルド
651型 直列4気筒 ターボ 2,142cc 170PS/3,000rpm-4,200rpm
40.8kgm/1,400rpm-2,800rpm
FR
C220 d ステーションワゴン スポーツ
C250 スポーツ
C250 ステーションワゴン スポーツ
274型 直列4気筒 ターボ 1,991cc 211PS/5,500rpm
35.7kgm/1,200rpm-4,000rpm
7速AT
C300 クーペ スポーツ
C300 カブリオレ スポーツ
245PS/5,500rpm
37.7kgm/1,300rpm-4,000rpm
9速AT
C350 e アバンギャルド
C350 e ステーションワゴン アバンギャルド
211PS/5,500rpm
35.7kgm/1,200rpm-4,000rpm
7速AT
メルセデスAMG・C43 4MATIC
メルセデスAMG・C43 4MATIC ステーションワゴン[10]
メルセデスAMG・C43 4MATIC クーペ
メルセデスAMG・C43 4MATIC カブリオレ
276M30型 V型6気筒 ツインターボ 2,996cc 367PS/5,500-6,000rpm
53.0kgm/2,000-4,200rpm
9速AT 4WD
メルセデスAMG・C63
メルセデスAMG・C63 ステーションワゴン
177型 V型8気筒 ツインターボ 3,982cc 476PS/5,500-6,250rpm
66.3kgm/1,750rpm-4,500rpm
7速AT FR
メルセデスAMG・C63 クーペ M177型 V型8気筒 ツインターボ
メルセデスAMG・C63 S
メルセデスAMG・C63 S ステーションワゴン
メルセデスAMG・C63 S カブリオレ
177型 V型8気筒 ツインターボ 510PS/5,500-6,250rpm
71.4kgm/1,750rpm-4,500rpm
メルセデスAMG・C63 S クーペ M177型 V型8気筒 ツインターボ


セダン
ステーションワゴン
クーペ

出典[編集]

  1. ^ 新型「メルセデス・ベンツCクラス」日本上陸Web CG
  2. ^ メルセデス・ベンツ C クラスをフルモデルチェンジ (PDF) - メルセデス・ベンツ日本株式会社 プレスリリース 2014年7月11日(2014年7月14日閲覧)
  3. ^ メルセデス・ベンツ Cクラスステーションワゴンをフルモデルチェンジ (PDF) - メルセデス・ベンツ日本株式会社 プレスリリース 2014年10月1日
  4. ^ 「新型Cクラスクーペ」を発売 (PDF) - メルセデス・ベンツ日本株式会社 プレスリリース 2016年3月14日(2016年3月17日閲覧)
  5. ^ “「Cクラス カブリオレ」を発売” (PDF) (プレスリリース), メルセデス・ベンツ日本株式会社, (2016年9月28日), http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2016/20160928_2.pdf 2016年9月29日閲覧。 
  6. ^ メルセデス・ベンツ Cクラスが日本自動車殿堂インポートカーオブザイヤーを受賞 (PDF) - メルセデス・ベンツ日本株式会社 プレスリリース 2014年10月30日
  7. ^ メルセデス・ベンツCクラスが2015年次RJCカーオブザイヤー:インポートを受賞 (PDF) - メルセデス・ベンツ日本株式会社 プレスリリース 2014年11月12日(2014年11月13日閲覧)
  8. ^ メルセデス・ベンツCクラス セダンがインポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞 (PDF) - メルセデス・ベンツ日本株式会社 プレスリリース 2014年10月14日(2014年10月16日閲覧)
  9. ^ http://mercedesamg.jp/c43/sp/engine/
  10. ^ a b 2016年4月27日にそれぞれ「C450 AMG 4MATIC」「C450 AMG 4MATIC ステーションワゴン」から改名。
  11. ^ “「C 200 Exclusive Line Limited」を発表” (PDF) (プレスリリース), メルセデス・ベンツ日本, (2015年3月6日), http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2015/20150306_1.pdf 2015年3月12日閲覧。 
  12. ^ “「メルセデスAMG C 63(セダン・ステーションワゴン)」を発表” (PDF) (プレスリリース), メルセデス・ベンツ日本株式会社, (2015年5月27日), http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2015/20150527_3.pdf 2015年5月28日閲覧。 
  13. ^ “「C 63 S Edition 1」を限定発売” (PDF) (プレスリリース), メルセデス・ベンツ日本株式会社, (2015年5月27日), http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2015/20150527_2.pdf 2015年5月28日閲覧。 
  14. ^ “「C 200 Sports Edition(左ハンドル仕様)」を発表” (PDF) (プレスリリース), メルセデス・ベンツ日本株式会社, (2015年7月16日), http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2015/20150716_1.pdf 2015年7月16日閲覧。 
  15. ^ “「C 450 AMG 4MATIC (セダン/ステーションワゴン)」を発表” (PDF) (プレスリリース), メルセデス・ベンツ日本株式会社, (2015年7月21日), http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2015/20150721_2.pdf 2015年7月23日閲覧。 
  16. ^ “クリーンディーゼル「C 220 d (セダン/ステーションワゴン)」を追加” (PDF) (プレスリリース), メルセデス・ベンツ日本株式会社, (2015年9月28日), http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2015/20150928_1.pdf 2015年10月1日閲覧。 
  17. ^ “プラグインハイブリッドモデル「C 350 e AVANTGARDE」を発表” (PDF) (プレスリリース), メルセデス・ベンツ日本株式会社, (2015年12月4日), http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2015/20151204_1.pdf 2015年12月10日閲覧。 
  18. ^ “「新型メルセデスAMG C 63 クーペ/C 63 S クーペ」を発表” (PDF) (プレスリリース), メルセデス・ベンツ日本株式会社, (2016年4月15日), http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2016/20160415_2.pdf 2016年4月21日閲覧。 
  19. ^ “「メルセデスAMG・C 63 S クーペ Edition 1」を期間限定発売” (PDF) (プレスリリース), メルセデス・ベンツ日本株式会社, (2016年4月15日), http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2016/20160415_1.pdf 2016年4月21日閲覧。 
  20. ^ “「C 300 クーペ スポーツ」を追加” (PDF) (プレスリリース), メルセデス・ベンツ日本株式会社, (2016年8月19日), http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2016/20160819_1.pdf 2016年8月26日閲覧。 
  21. ^ “「C 43 4MATIC クーペ」を追加、「C 43 4MATIC(セダン/ステーションワゴン)」を一部改良、および右ハンドル仕様を追加” (PDF) (プレスリリース), メルセデス・ベンツ日本株式会社, (2016年8月19日), http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2016/20160819_2.pdf 2016年8月26日閲覧。 
  22. ^ “「C 200 4MATIC アバンギャルド(セダン/ステーションワゴン)」「C 180 クーペ」を追加 Cクラス(セダン/ステーションワゴン/クーペ)の装備を一部変更” (PDF) (プレスリリース), メルセデス・ベンツ日本株式会社, (2017年2月1日), http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2017/20170201_1.pdf 2017年2月2日閲覧。 

外部リンク[編集]