ホームタウン (ASIAN KUNG-FU GENERATIONのアルバム)

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ホームタウン
ASIAN KUNG-FU GENERATIONスタジオ・アルバム
リリース
録音 2017年-2018年
ジャンル ロック
時間
レーベル Ki/oon Music
チャート最高順位
ASIAN KUNG-FU GENERATION アルバム 年表
BEST HIT AKG Official Bootleg
2018年
ホームタウン
(2018年)
プラネットフォークス
2022年
『ホームタウン』収録のシングル
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ホームタウン』は、日本ロックバンドASIAN KUNG-FU GENERATIONの9thフルアルバム。2018年12月5日Ki/oon Musicから発売。

概要[編集]

  • ベストアルバムを除いた場合、「ソルファ(2016)」から2年、オリジナルアルバムとしては「Wonder Future」以来3年6ヵ月ぶりとなるアルバム。
  • 今作にはリヴァース・クオモWeezer)、ブッチ・ウォーカーを迎え入れ制作された「クロックワーク」、リヴァースと後藤の共同で制作された「ダンシングガール」が収録されている[1]
  • 「パワーポップ」をテーマに制作されたアルバムで、前アルバム『Wonder Future』以降にリリースされたシングルのうち「Right Now」「ブラッドサーキュレーター」はコンセプト違いのため本アルバムには未収録(2018年3月発売の『BEST HIT AKG 2 (2012-2018)』に収録された)となった。
  • 当初は2018年3月発売を目標に制作を進めており、その際は「Right Now」「ブラッドサーキュレーター」「荒野を歩け」「UCLA」「モータープール」「クロックワーク」「スリープ」「廃墟の記憶」「生者のマーチ」「イエロー」「はじまりの季節」など、シングル曲、共作曲も含んだバラエティ豊かな内容になる予定だった。だが制作に行き詰ったため、アルバム制作を延長しコンセプトの見直しが図られた。そのため3月にはコンセプト違いでオリジナルアルバム未収録が決まった「Right Now」「ブラッドサーキュレーター」「生者のマーチ」も含んだベストアルバムを発売した。その後後藤が新たに「パワーポップ」をテーマにした楽曲(「ホームタウン」「レインボーフラッグ」「サーカス」「さようならソルジャー」「ボーイズ & ガールズ」)を書き足し、半年間の制作延長期間を経てオリジナルアルバムが完成した。ベストアルバムにも収録されなかった共作曲は「Can't Sleep EP」として初回限定版に付属された。
  • アルバム発売を記念したラジオにて、喜多がアルバム制作中の2018年春ごろに禁酒を開始したことを明かし、メンバー曰く「飲んでいる音」と「飲んでいない音」の両方が入っていることを明かしている。また、後藤は日記にて、「荒野を歩け」以降の喜多のギターを絶賛している。
  • 初回限定盤にはCD「Can't Sleep EP」に加え、特典DVDが付属。特典DVDには、昨年行われた南米ツアーの模様の他、現地のファンの生活を追ったドキュメンタリー映像が収録されている[2]
  • 付属CD「Can't Sleep EP」には「生者のマーチ」やグラント・ニコラスFEEDER)との共作曲「スリープ」に加え、ホリエアツシ(ストレイテナー)が作曲を手がけた楽曲「廃墟の記憶」(尚、ホリエも一部ボーカルとして参加している)、Bassの山田貴洋が初のメインボーカルを務めた「イエロー」、THE CHARM PARKが作曲を担当した「はじまりの季節」が収録されている[3]。「廃墟の記憶」「はじまりの季節」はバンド史上初めてメンバーが作曲に関わっていない楽曲となった。
  • 今作のジャケットはこれまでと同様、中村佑介のイラストが適用されている。
  • 喜多、山田、伊地知が作曲にクレジットされた楽曲が収録されておらず、これは『サーフ ブンガク カマクラ』以来である(『Can't Sleep EP』には山田作曲の「イエロー」が収録されている)。
  • オリコン週間ランキング初登場7位となり、オリジナルアルバムでは初めて5位圏外となった。

収録曲[編集]

ホームタウン[編集]

  • 全作詞:後藤正文、全編曲:ASIAN KUNG-FU GENERATION
#タイトル作詞作曲時間
1.「クロックワーク」 Rivers Cuomo・Butch Walker・後藤正文
2.「ホームタウン」(BSテレ東ドラマ「神酒クリニックで乾杯を」主題歌) 後藤正文
3.「レインボーフラッグ」 後藤正文
4.「サーカス」 後藤正文
5.荒野を歩け(アニメ映画『夜は短し歩けよ乙女』主題歌) 後藤正文
6.「UCLA」 後藤正文
7.「モータープール」 後藤正文
8.「ダンシングガール」 Rivers Cuomo・後藤正文
9.「さようならソルジャー」 後藤正文
10.ボーイズ&ガールズ 後藤正文

Can't Sleep EP[編集]

  • 全作詞:後藤正文、全編曲:ASIAN KUNG-FU GENERATION
#タイトル作詞作曲時間
1.「スリープ」(映画「スタートアップ・ガールズ」主題歌) Grant Nicholas・後藤正文
2.「廃墟の記憶」 ホリエアツシ
3.「イエロー」 山田貴洋
4.「はじまりの季節」 THE CHARM PARK
5.「生者のマーチ」 後藤正文

初回限定盤DVD[編集]

  1. ASIAN KUNG-FU GENERATION America Tour Documentary Pt.2(Latin America)

ゲストミュージシャン[編集]

脚注[編集]