ダレン・オデイ

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ダレン・オデイ
Darren O'Day
ボルチモア・オリオールズ #56
Darren O'Day on April 24, 2012.jpg
2012年4月24日
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州ジャクソンビル
生年月日 1982年10月22日(34歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2006年 アマチュア・フリーエージェントとしてロサンゼルス・エンゼルスと契約
初出場 2008年3月31日 ミネソタ・ツインズ
年俸 $6,000,000(2016年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ダレン・クリストファー・オデイDarren Christopher O'Day, 1982年10月22日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州ジャクソンビル出身のプロ野球選手投手)。現在はMLBボルチモア・オリオールズ所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

高校時代は無名の存在で、フロリダ大学にも奨学金無しで入学した。2年時にサイドスローに転向してから成績が向上し、2005年にはカレッジ・ワールドシリーズに出場。その傍らで獣医学を専攻し、メディカル・スクールへの進学も考えていた。MCATの点数は合格ラインを上回っていたが、最終的には野球でプロを目指す道を選んだ[2]

プロ入りとエンゼルス時代[編集]

2006年5月29日にドラフト外でロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムと契約した。この年は傘下のパイオニアリーグのルーキー級オレム・オウルズ英語版とA級シーダーラピッズ・カーネルズ英語版でプレー。A級シーダーラピッズでは17試合に登板し、3勝1敗・防御率2.70だった。

2007年はA+級ランチョクカモンガ・クエークスとAA級アーカンソー・トラベラーズでプレー。AA級アーカンソーでは29試合に登板し、3勝4敗・防御率3.99だった。

2008年3月29日にエンゼルスとメジャー契約を結び[3]、31日のミネソタ・ツインズ戦でメジャーデビュー。1点ビハインドの8回裏から登板し、1回を2安打無失点に抑えた[4]。16試合に登板したが、5月13日にAAA級ソルトレイク・ビーズへ降格した[5]6月9日クリス・ブーチェック故障者リスト入りしたため、メジャーへ昇格[6]。11試合に登板したが、8月4日に再びAAA級ソルトレイクへ降格した[7]。登録枠が拡大された9月2日に再昇格[8]。この年は30試合に登板し、0勝1敗・防御率4.57だった。オフの10月21日40人枠を外れ、AAA級ソルトレイクへ降格した[9]

メッツ時代[編集]

2008年12月に行われたルール・ファイブ・ドラフトニューヨーク・メッツに指名され移籍した[10]

2009年3月1日にメッツと1年契約に合意し、開幕ロースター入りした。それまで着けていた背番号「36」はこの年同じく加入したジョン・スウィッツァーが先に着けたため、キャリア全体でこのときだけ「56」を選択した。開幕後は4試合に登板し、防御率0.00だったが、4月18日DFAとなった[11]。ルール・ファイブ・ドラフトの規約でエンゼルスが獲得の権利を握ったが、エンゼルスは獲得せずにウェーバー公示した。

レンジャーズ時代

レンジャーズ時代[編集]

2009年4月22日にウェーバーでテキサス・レンジャーズへ移籍[12]。移籍後はC.J.ウィルソンに次いでチーム2位の64試合に登板し、防御率1.94、WHIP0.95という好成績を残した。20ホールドはチームトップだった[13]

2010年3月4日にレンジャーズと1年契約に合意[14]。この年は72試合(リーグ7位タイ)に登板し、レンジャーズの中継ぎ陣の柱として大車輪の活躍を見せ、球団初のリーグ優勝に貢献した。しかし、サンフランシスコ・ジャイアンツとのワールドシリーズでは不振に陥り、登板した4試合のうち3試合で失点してしまった(シリーズの防御率は13.50)[15]

2011年1月23日年俸調停を回避し、125万1000ドルの1年契約に合意[16]。当初は移籍したフランク・フランシスコに代わるセットアッパーを任されたが、4月26日トロント・ブルージェイズ戦で臀部を痛め、その手術により前半戦の大半を棒に振ってしまった[17]、8月には右肩の炎症で故障者リストに入った[18]。9月には復帰したが、プレーオフのロースターからは漏れた[19]

オリオールズ時代[編集]

2011年11月2日にウェーバーでボルチモア・オリオールズに移籍した[20]

2012年1月17日にオリオールズと1年契約に合意[21]。この年は69試合に登板し、7勝1敗、防御率2.28だった。

2013年2月18日にオリオールズと総額580万ドルの2年契約(2015年・425万ドルの球団側選択オプション付き)に合意[22][23]。この年は68試合に登板し、5勝3敗2セーブ・防御率2.18だった。

2014年は、更なる飛躍を遂げるシーズンとなった。68試合に投げて5年ぶりとなる防御率1.00台で、自己ベストとなる1.70を記録。WHIPも2年ぶりに1.00未満に抑え、オリオールズのリリーフ陣をけん引した。この活躍が認められ、翌年の契約の球団オプションが行使された。

2015年、3年連続で68試合に登板。防御率1.52は前年の数値を更に下回る自己ベストの数値であり、また、奪三振率では初めて10.00を超えた。初めてオールスターのメンバーに選ばれたが、登板機会はなかった。11月2日FAとなった[24]が、12月14日にオリオールズと4年3100万ドルで再契約を結んだ[25]

2016年は出番が激減し、それまで4年連続で継続していた68試合以上の登板試合が途切れて34試合に留まった。防御率3.77・3勝1敗3セーブという成績に留まったが、奪三振率は2年連続で11.0以上をマークした。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]






















































W
H
I
P
2008 LAA 30 0 0 0 0 0 1 0 1 .000 194 43.1 49 2 14 6 4 29 1 0 24 22 4.57 1.45
2009 NYM 4 0 0 0 0 0 0 0 0 --- 17 3.0 5 0 1 0 1 2 0 0 2 0 0.00 2.00
TEX 64 0 0 0 0 2 1 2 20 .667 216 55.2 36 3 17 1 4 54 1 0 12 12 1.94 0.95
'09計 68 0 0 0 0 2 1 2 20 .667 233 58.2 41 3 18 1 5 56 1 0 14 12 1.84 1.01
2010 72 0 0 0 0 6 2 0 22 .750 240 62.0 43 5 12 2 5 45 0 0 15 14 2.03 0.89
2011 16 0 0 0 0 0 1 0 3 .000 74 16.2 17 7 5 0 2 18 0 0 10 10 5.40 1.32
2012 BAL 69 0 0 0 0 7 1 0 15 .875 263 67.0 49 6 14 2 3 69 0 0 17 17 2.28 0.94
2013 68 0 0 0 0 5 3 2 20 .625 247 62.0 47 7 15 1 5 59 1 0 16 15 2.18 1.00
2014 68 0 0 0 0 5 2 4 25 .714 271 68.2 42 6 19 4 8 73 0 0 14 13 1.70 0.89
2015 68 0 0 0 0 6 2 6 18 .750 257 65.1 47 5 14 1 5 82 0 0 13 11 1.52 0.93
通算:8年 459 0 0 0 0 31 13 14 124 .705 1779 443.2 335 41 111 17 37 431 3 0 123 114 2.31 1.01
  • 2015年度シーズン終了時

獲得タイトル・表彰・記録[編集]

背番号[編集]

  • 56 (2008年、2009年途中 - )
  • 36 (2009年 - 同年途中)

脚注[編集]

  1. ^ Darren O'Day Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2016年7月1日閲覧。
  2. ^ T.R. Sullivan (2010年3月25日). “Reliever O'Day a true renaissance man” (英語). MLB.com. 2015年12月15日閲覧。
  3. ^ “Angels announce 2008 Opening Day roster” (プレスリリース), MLB.com (Los Angeles Angels), (2008年3月30日), http://losangeles.angels.mlb.com/news/press_releases/press_release.jsp?ymd=20080330&content_id=2466362&vkey=pr_ana&fext=.jsp&c_id=ana 2015年12月15日閲覧。 
  4. ^ Scores for Mar 31, 2008”. ESPN (2008年3月31日). 2015年12月15日閲覧。
  5. ^ Lyle Spencer (2008年5月13日). “Halos' Izturis activated from 15-day DL”. MLB.com. 2015年12月15日閲覧。
  6. ^ Mike Scarr (2008年6月9日). “O'Day recalled from Triple-A Salt Lake”. MLB.com. 2015年12月15日閲覧。
  7. ^ Rhett Bollinger (2008年8月4日). “Izturis will avoid disabled list”. MLB.com. 2015年12月15日閲覧。
  8. ^ Rhett Bollinger (2008年9月2日). “Familiar faces join Angels in September”. MLB.com. 2015年12月15日閲覧。
  9. ^ Lyle Spencer (2008年10月21日). “Angels replace O'Day on 40-man roster”. MLB.com. 2015年12月15日閲覧。
  10. ^ Anthony DiComo (2008年12月11日). “Mets add depth to 'pen in Rule 5 Draft”. MLB.com. 2015年12月15日閲覧。
  11. ^ Lyle Spencer (2009年4月19日). “Halos may choose to bring back O'Day”. MLB.com. 2015年12月15日閲覧。
  12. ^ “Rangers place RHP Kris Benson on 15-day disabled list; Acquire RHP Darren O'Day on waiver claim from New York Mets” (プレスリリース), MLB.com (Texas Rangers), (2009年4月22日), http://texas.rangers.mlb.com/news/press_releases/press_release.jsp?ymd=20090422&content_id=4382444&vkey=pr_tex&fext=.jsp&c_id=tex 2015年12月15日閲覧。 
  13. ^ Texas Rangers 2009 Pitching Statistics” (英語). ESPN. 2015年12月15日閲覧。
  14. ^ “Rangers sign 14 players to 2010 contracts; All players under contract” (プレスリリース), MLB.com (Texas Rangers), (2010年3月4日), http://texas.rangers.mlb.com/news/press_releases/press_release.jsp?ymd=20100304&content_id=8672244&vkey=pr_tex&fext=.jsp&c_id=tex 2015年12月15日閲覧。 
  15. ^ Darren O'Day Game By Game Stats and Performance” (英語). ESPN. 2015年12月15日閲覧。
  16. ^ Baily Stephens (2011年1月23日). “Signing O'Day, Rangers avoid arbitration” (英語). MLB.com. 2015年12月15日閲覧。
  17. ^ Richard Durrett (2011年4月27日). “Darren O'Day (hip) to undergo surgery” (英語). ESPN. 2015年12月15日閲覧。
  18. ^ T.R. Sullivan (2011年9月9日). “Cruz, running without problem, nears return” (英語). MLB.com. 2015年12月15日閲覧。
  19. ^ T.R. Sullivan (2011年10月8日). “Texas adds Tateyama, not O'Day, to ALCS 'pen” (英語). MLB.com. 2015年12月15日閲覧。
  20. ^ “Orioles Claim RHP Darren O'Day On Waivers” (プレスリリース), MLB.com (Baltimore Orioles), (2011年11月2日), http://m.orioles.mlb.com/news/article/25871870 2015年12月15日閲覧。 
  21. ^ “Orioles agree to terms with LHP Dana Eveland and RHPs Jim Johnson and Darren O'Day” (プレスリリース), MLB.com (Baltimore Orioles), (2012年1月17日), http://m.orioles.mlb.com/news/article/26367580 2015年12月15日閲覧。 
  22. ^ “Orioles Agree to Terms with RHP Darren O'Day on Two-Year Contract with Club Option for 2015” (プレスリリース), MLB.com (Baltimore Orioles), (2012年2月18日), http://m.orioles.mlb.com/news/article/41749016 2015年12月15日閲覧。 
  23. ^ Justin Hunter (2012年2月9日). “Orioles, Darren O'Day agree to two-year deal”. MLB Daily Dish. 2015年12月15日閲覧。
  24. ^ Transactions | orioles.com” (英語). MLB.com (2015年11月2日). 2015年11月3日閲覧。
  25. ^ Dan Connolly (2015年12月14日). “Orioles make Darren O'Day deal official; Navarro designated” (英語). The Baltimore Sun. 2015年12月15日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]