スージー・アンド・ザ・バンシーズ

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スージー・アンド・ザ・バンシーズ
Siouxsie And The Banshees
出身地 イングランドの旗 イングランド
ロンドン
ジャンル ポストパンク
オルタナティヴ・ロック
ニュー・ウェイヴ
ゴシック・ロック
活動期間 1976年 - 1996年 / 2002年
レーベル ポリドール・レコード
共同作業者 クリーチャーズ
Siouxsie Sioux (solo)
The Glove
公式サイト www.siouxsieandthebanshees.co.uk
旧メンバー スーシー・スー (音声)
スティーブンセヴェリン (ベース)
ケニー・モリス(ドラムス)
ジョン・マッケイ(ギター)
ジョン・マッギオーク (ギター)(1980-1983)
ロバート・スミス (ギター)
ジョン・カルチャーズ (ギター)
マーティンマッカリック (キーボードとチェロ)
ジョン・クライン (ギター)
ノックスチャンドラー(ギター)

スージー・アンド・ザ・バンシーズ (Siouxsie And The Banshees) は、女性ボーカルのスージー・スー (Siouxsie Sioux) を中心として1976年に結成されたイギリスの ポストパンクニュー・ウェイヴバンド

その音楽性は、活動時期によって多様性に富んでいる。初期のストレートなポストパンクから出発して、中期には呪術的とも評されたサイケデリック色を強めた独自のサウンドを構築したが、後期にはスージー・スーのボーカルがより重視されるようになった。

スージー・アンド・ザ・バンシーズに影響を受けたバンドは数多く、ジョイ・ディヴィジョン[1]ザ・キュアー[2]PJ ハーヴェイ[3]マッシヴ・アタック[4]

独特の演奏感覚を持つプレイヤー揃いのバンドであり、特にギタリストのジョン・マッギオーク[カレイドスコープ Kaleidoscope (1980年)、呪々 Juju (1981年)、キス・イン・ザ・ドリームハウス A Kiss in the Dreamhouse (1982年)]に関しての評価が高い。ジ・エッジU2[5] [6]ジョニー・マーザ・スミス[7]エド・オブライエンレディオヘッド[8] [9]ビリー・コーガン (スマッシング・パンプキンズ)[10]ジョン・フルシアンテレッド・ホット・チリ・ペッパーズ[11] ら錚々たる名手達が演奏面でギタリストのジョン・マッギオークに影響を受けたことを公言しており。

メンバー[編集]

スージー・スー(Siouxsie Sioux)とベースのスティーヴ・セヴェリン(Steven Severin)を中心に結成された。バンシーズは、アイルランドおよびスコットランドに伝わる女の妖精であり、家人の死を予告すると言われている バンシーから取られている。スージー・スーの名前は、本名のスーザンの愛称であるスージー及びスーを、インディアンスー族(Sioux)の綴りにしたものである。また、セヴェリンは、マゾッホの『毛皮を着たヴィーナス』の主人公の名である。

ドラムとしては主としてバッジー(Budgie)が参加。ギターは頻繁にメンバー・チェンジを繰り返したが、初期には元マガジンのジョン・マッギオーク(John McGeoch)が加入、後にはザ・キュアーロバート・スミス(Robert Smith)らがゲスト参加した。

スージー・スーとBudgieーは1991年に結婚、2007年に離婚。

ディスコグラフィー[編集]

オリジナル・アルバム[編集]

  • 悲鳴 The Scream (1978年)
  • ジョイン・ハンズ Join Hands (1979年)
  • カレイドスコープ Kaleidoscope (1980年)
  • 呪々 Juju (1981年)
  • キス・イン・ザ・ドリームハウス A Kiss in the Dreamhouse (1982年)
  • ハイエナ Hyaena (1984年)
  • ティンダーボックス Tinderbox (1986年)
  • スルー・ザ・ルッキング・グラス Through the Looking Glass (1987年) - カバー・アルバム
  • ピープ・ショー Peepshow (1988年)
  • スーパースティッション Superstition (1991年)
  • 恍惚〜ラプチュアー Rapture (1995年)

ライブ・アルバム[編集]

  • ノクターン Nocturne (1983年) - 2枚組ライブ・アルバム
  • The Seven Year Itch (2002年) - 再結成時のライブ・アルバム
  • At The BBC (2009年)

編集盤[編集]

  • ワンス・アポン・ア・タイム Once Upon a Time: The Singles (1981年) - シングル集
  • トワイス・アポン・ア・タイム Twice Upon a Time: The Singles (1992年) - シングル集
  • ベスト・オブ・スージー&ザ・バンシーズ The Best Of Siouxsie & The Banshees (2002年) - 2枚組ベスト盤
  • Downside Up - B-Sides & Rarities (2005年) - 4枚組B面+レア曲集

シングル[編集]

  • Hong Kong Garden (1978年)
  • Happy House (1980年)
  • Christine (1980年)
  • Israel (1981年)
  • Spellbound (1981年)
  • Arabian Knights (1981年)
  • ディア・プルーデンス (1983年)
  • Cities in Dust (1985年)
  • Peek-a-Boo (1988年)
  • The Last Beat of my Heart (1988年)
  • Kiss them for me (1991年)
  • Face to Face (1992年)

ビデオ[編集]

  • ワンス・アポン Once Upon a Time (VHS) (1981年)
  • トワイス・アポン Twice Upon a Time (VHS) (1992年)
  • ノクターン Nocturne (VHS) (1983年)- (DVD) (2006年)
  • ベスト・オブ・スージー&ザ・バンシーズ (サウンド&ビジョン) The Best Of Siouxsie & The Banshees (Sound & Vision) (2004年)
  • At The BBC (2009年)

サイド・プロジェクト[編集]

スージー (Siouxsie)[編集]

オリジナル・アルバム[編集]

  • マンタレイ Mantaray (2007年)

シングル[編集]

ビデオ[編集]

  • ドリームショー Dreamshow (2005年)
  • フィナーレ:最後のマンタレイ&もっと見る Finale: The Last Mantaray & More Show (2009)

クリーチャーズ (The Creatures)[スージー・スーとBudgie] 1981年 - 2005年[編集]

クリーチャーズ(The Creatures)は、スージー・スーとBudgieーによるユニット。1981年にシングル『ワイルド・シングス』(Wild Things)を発表した後、1983年にはハワイで録音したファースト・アルバム『フィースト(饗宴)』(Feast)を発表。スージーのボイスとパーカッションを中心に、バンシーズの呪術的、民族的側面をより前面に押し出している。1989年にはセカンド・アルバム『ブーメラン』(Boomerang)を発表し、その後も活動を続けている。

オリジナル・アルバム[編集]

  • 悲鳴 Feast (1983年)
  • ブーメラン Boomerang (1989年)
  • アニマ・アニムス Anima Animus (1999年)
  • ハイ! Hái! (2003年)

編集盤[編集]

  • ベストプライス A Bestiary of (1999年)

手袋 (The Glove) 1983年[編集]

手袋(The Glove)は、スティーヴ・セヴェリンとロバート・スミスによるユニット。1983年にファースト・アルバム『ブルー・サンシャイン』(Blue Sunshine)を発表。女性ボーカルのジャネット・ランドレー(Jeannette Landray)をフィーチャーした曲もあり、スージーのボーカルとはまた異なったポップなサイケデリックさが特徴となっている。

来日公演[編集]

1982年:

  • 3月29日 - 東京 ツバキハウス
  • 3月30日 - 東京 渋谷公会堂
  • 4月 1日 - 吹田 万博ホール
  • 4月 2日 - 横浜

1983年:

  • 2月 5日 - 東京 渋谷公会堂
  • 2月 6日 - 東京 渋谷公会堂
  • 2月 8日 - 京都 (2公演)
  • 2月10日 - 大阪 大阪厚生年金会館

1999年 - クリーチャーズ (The Creatures)[スージー・スーとBudgie]) :

  • 5月13日 - 大阪 心斎橋クラブクアトロ
  • 5月12日 - 東京 渋谷クラブクアトロ

2002年

  • 8月17日 - 大阪 WTCオープンエアスタジアム [サマーソニック大阪]
  • 8月18日 - 千葉 幕張メッセ [サマーソニック東京]

外部リンク[編集]

  • Siouxsie.com - スージー・スーとクリーチャーズの公式サイト(英語)
  • ^ Playlist – Peter Hook’s “Field recordings”. Q magazine (2013年4月23日). 2017年1月10日閲覧。 “Siouxsie And The Banshees were one of our big influences [...] The Banshees first LP was one of my favourite ever records, the way the guitarist and the drummer played was a really unusual way of playing”
  • ^ Oldham, James (2004年). “Siamese Twins - The Cure and the Banshees”. Uncut (magazine): 60. "When we went on tour with [Siouxsie and the Banshees] at the end of 1979. They were a massive influence on me. [...] They were the group who led me towards doing Pornography. They drew something out of me" 
  • ^ Appleford, Steve (2000年10月29日). “Checking In With . . . PJ Harvey In a New York State of Mind”. Los Angeles Times. 2016年5月10日閲覧。 “Q: Was there any figure who connected with you when you were just a listener? A: It's hard to beat Siouxsie Sioux, in terms of live performance. She is so exciting to watch, so full of energy and human raw quality.”
  • ^ massive attack discography – tune info + lyrics – superpredators”. inflightdata.com. 2011年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年11月1日閲覧。
  • ^ U2 Jukebox”. U2wanderer.org. 2010年11月1日閲覧。
  • ^ McCormick, Neil (2006). U2 by U2. HarperCollins Publishers. pp. 56, 58 and 96. 
  • ^ An interview with Johnny Marr”. seattlepi.com (2014年12月17日). 2015年12月1日閲覧。 “I try to think about the guitar along the spectrum of James Williamson, who was in the Stooges during the Raw Power era, on the one hand to John McLaughlin and his solo record, My Goal's Beyond. I like all the spectrum in between, and that might be – and is – Richard Lloyd of Television, John McGeoch from Siouxsie and the Banshees, Nile Rodgers. To me these people are magicians and artists”
  • ^ Dombal, Ryan. “Radiohead interview”. Pitchfork.com. 21-03-2008閲覧。 “Colin Greenwood: In rehearsals yesterday, Thom, Ed and I were running through a Siouxsie and the Banshees cover called "Happy House" and Jonny [Greenwood]-- the young one-- was like, "What the fuck is this?" And we're like, You know, Siouxsie and the Banshees! Check out Juju [ Siouxsie and the Banshees' 1981 album]”
  • ^ Casandra Scaroni, Samuel Dietz.. “You’ve got to find a voice [Radiohead Ed O'Brien interview]”. Alltuntun. 01-09-2018時点のオリジナルよりアーカイブ。2-09-2011閲覧。 “I was very lucky because I grew up in an era, a time from about 1979 onwards, and I was very aware of music in the charts in England . It was the post-punk era, so you had a lot of music like Siouxsie and the Banshees [...] it was a great era of music, you’d been listening to the charts or tape them on a cassette recorder so you’d have [...] "Spellbound" by Siouxsie And The Banshees,”
  • ^ Billy Corgan plays X tracks while hosting SiriusXM Lithium station”. crestfallen.com (2011年10月28日). 2013年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月14日閲覧。
  • ^ Borjesson, Tore S (2003年3月23日). “Red Hots verkliga frontman”. Aftonbladet. 2 July 2015閲覧。 “John McGeoch is a guitarist I want to be. He's got a new brilliant idea at each song. I generally listen to the records he recorded with [...] Siouxsie and the Banshees, Juju"”