スズキ・SW-1

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
スズキ・SW-1
Suzuki SW-1 in the Suzuki History Museum.JPG
スズキ歴史館に展示されているSW-1[1]
基本情報
排気量クラス 軽二輪
メーカー 日本の旗スズキ
車体型式 NJ45A
エンジン 249cm3 4ストローク
空冷SOHC単気筒
内径x行程 / 圧縮比 72.0mm x 61.2mm / 9:1
最高出力 14.7kW(20PS)/8,000rpm
最大トルク 20.5Nm(2.1kgf・m)/5,500rpm
乾燥重量 168kg
テンプレートを表示

SW-1(えすだぶりゅー・わん)とは、スズキが販売していた普通自動二輪車(軽二輪)である。

概要[編集]

SW-1は1992年2月26日に発売された。曲線を多用したフルカバーボディによる懐古的とも未来的とも言える外観が最大の特徴となる。同車は1992年度のグッドデザイン賞を受賞した[2]

コンセプトデザインは坂井直樹によるものであり[3]、車名の「SW」とは坂井が代表を務めるウォータースタジオとスズキの頭文字に由来する。1989年に開催された第28回東京モーターショーに出展された同名のコンセプトモデル「SW-1」をモデファイした市販車となる。 同コンセプトモデルでは、水冷V型2気筒エンジンを搭載し、リアサイドのトランクスペースはハーフタイプのヘルメットを収納できる容量を持ち、メーター一体型のヘッドライトケース、ホワイトリボンタイヤの採用など、外観のデザイン以外は市販車と大きく異なっている。また、シート前席の下部は工具入れとなっておりKTCミラーツールを収納していた点も特徴である。

搭載される4スロトーク単気筒250ccエンジンは、DR250S(SJ41A型)をルーツとするものであり、同系列のエンジンは後にボルティーグラストラッカーST250などにも採用された。シーソー型チェンジペダルやベルトドライブなどの採用により実用性の向上も図られている。

価格は688,000円という設定がなされたが、同時期にラインナップされたグース250バンディット250などの499,000円と比較して非常に高価だった。250ccクラスの単気筒モデルとしては異例の価格設定であったため販売が振るわず、短期間で生産が終了した。しかし、スクーターと一般的なMT車の中間的で特殊なコンセプト、独創的なデザイン、希少性が評価され、コンディションの良い個体は中古車市場においてかなり高価な価格で取引されている[要出典]

脚注[編集]

[ヘルプ]

関連項目[編集]