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坂井直樹

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さかい なおき
坂井 直樹
生誕 (1947-09-20) 1947年9月20日(78歳)
日本の旗 日本大阪府大阪市
職業 コンセプター
団体 株式会社ウォーターデザイン(代表取締役)
株式会社スピーディ(取締役会長)
著名な実績 日産・Be-1日産・パオオリンパス・O-Product等のコンセプトデザイン
公式サイト WATER DESIGN
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坂井 直樹(さかい なおき、1947年9月20日 - )は、日本のコンセプター。株式会社ウォーターデザイン代表取締役、株式会社スピーディ取締役会長。大阪府大阪市生まれ、京都府京都市出身。

略歴

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京都市立芸術大学デザイン学科入学後、1969年に渡米。サンフランシスコで「Tattoo Company」を設立し、刺青をプリントした「Tattoo T-shirt」を販売した。この活動はヒッピー・ムーブメントの中で大きな成功を収め、1970年には米国メディアの『シカゴ・トリビューン』紙でも大きく取り上げられた。

1973年に帰国後はテキスタイルデザイナーとして活躍。株式会社ウォータースタジオ(現・WATER DESIGN)を設立。1987年、コンセプトを手がけた日産自動車の「Be-1」が発売される。発表直後から記録的なヒットを記録し、この成功により「コンセプター」という職業が社会的に認知される契機となった[1]。その後も「PAO」「figaro」「ラシーン」などのコンセプトデザインを担当し、自動車業界にデザイン変革をもたらした。

プロダクトデザインの分野では、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久保存コレクションとなったオリンパスのカメラ「O-Product」や、au design projectをはじめ、国内外の製品開発に携わり、数々のヒット商品を生み出す。外部デザインディレクターなど、国内外のプロジェクトに幅広く携わっている。

2000年代以降は教育、マーケティング分野にも進出し、慶應義塾大学大学院教授などを歴任。現在はデザインと経営を融合させた「デザイン経営」を提唱し、オンラインサロンの主宰[2]や執筆、講演活動を行っている[3]

最近の活動・対談

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近年は「デザイン経営」や「ダイバーシティ」をテーマに、中川政七や山口有希子らと対談を行っており、その内容は専門メディアでも広く取り上げられている[4][5]

また、2021年には女優ののんと自身の主宰するオンラインサロンで対談を行うなど、ジャンルを超えたクリエイターとの交流も深い[6]

年譜

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  • 1966年:京都市立芸術大学デザイン科入学。
  • 1969年:渡米。サンフランシスコでTattoo Companyを設立。ヒッピー達と「Tattoo T-shirt」[7]を売り、大当たりする。
  • 1971年:西武百貨店で「Tatoo Show」を開催。木村英輝と共にロックフェスティバル「TOO MUCH」をプロデュース。
  • 1973年:帰国後、株式会社ウォータースタジオ(現・WATER DESIGN)を設立[8]
  • 1987年:コンセプトデザインを手がけた日産Be-1」が発売される[1]
  • 1988年:コンセプトデザインを手がけたオリンパス「O・product」[9]が発売され、その後MoMAで永久保存される。
  • 1989年~1992年:日産から「Be-1」に続き「PAO」「figaro」「Rasheen」を世に出し、自動車業界にデザイン変革をもたらす。
  • 2001年:インターネットマーケティングを行うブランドデータバンク株式会社を設立。
  • 2005年:au KDDIの外部デザインディレクター就任。au design projectに携わり、コンセプトモデルを複数発表[10]。 
  • 2008年:慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスにて大学院政策・メディア研究科教授に就任。(2013年退任)
  • 2011年:慶應義塾大学医学部兼担教授に就任。(2013年退任)
  • 2013年:成蹊大学経済学部客員教授に就任。(2016年退任)
  • 2018年:株式会社スピーディ 取締役会長に就任[11]

作品

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著書

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  • 『テキスタイルデザインの技法―新しい感覚による量産プリントのデザイン』(美術出版社、1978年1月)ISBN 978-4568140132
  • 『ニューヨークのファッション・ブティック』(商店建築社、1988年1月)ISBN 978-4785800000
  • 『コンセプト気分の時代―欲望をデザインする』(かんき出版、1990年4月)ISBN 978-4761252915
  • 『コンセプトメーキング私の方法』(産能大学出版部、1991年4月)ISBN 978-4382050853
  • 『魅力創造のレシピ―90年代をシミュレーションする』(史輝出版、1991年12月)ISBN 978-4915735103
  • 『恋愛品態マーケティング論』(かんき出版、1992年9月)ISBN 978-4761253639
  • 『秘伝 未来からのモノづくり―ポスト空洞化時代の商品開発作法』(かんき出版、1995年10月)ISBN 978-4761255282
  • 『大世紀末コンセプト・ノート』(東急エージェンシー出版部、1996年3月)ISBN 978-4884970406
  • 『創業人のススメ―アントレプレナー・ノート』(徳間書店、1997年2月)ISBN 978-4198906474
  • 『モノのカタチ―20世紀デザイン進化論』(グリーンアロー出版社、1999年4月)ISBN 978-4766332568
  • 『自分探しのブランドブック―エルメスなひとグッチなひと』(かんき出版、2001年12月)ISBN 978-4761259747
  • 『Emotional Program Bible』(英治出版、2002年6月)ISBN 978-4901234238
  • 『デザインのたくらみ』(トランスワールドジャパン、2005年12月)ISBN 978-4925112567
  • 『今日、息子が死んだ』(英治出版、2007年6月)ISBN 978-4862760234
  • 『デザインの深読み』(トランスワールドジャパン、2007年12月)ISBN 978-4903545219
  • 『好奇心とイノベーション―常識を飛び越える人の考え方』(宣伝会議、2020年5月)ISBN 978-4883354924
  • 『欲望とインサイト―インサイトハンターの日常』(Speedy Books、2020年12月)ISBN 978-4910408088
  • 『スイスイ生きるコロナ時代』(高陵社書店、2021年4月)ISBN 978-4862231260
  • 『トヨタの戦い、日本の未来。 本当の勝負は「EV化」ではなく「知能化」だ!』(集英社インターナショナル、2024年10月)
  • 『ピークではなく、谷を歩く。 Walking the Valley — A Life Built with Failure』(株式会社スピーディ、2026年4月)

脚注

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出典

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外部リンク

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