ザ・ベスト・バンド

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ザ・ベスト・バンド
フランク・ザッパライブ・アルバム
リリース 1991年4月16日
録音 1988年2月 - 6月
ジャンル ハードロックプログレッシブ・ロックジャズ・ロック、実験音楽
時間 64分40秒(ディスク1)
66分53秒(ディスク2)
レーベル バーキング・パンプキン・レコード
プロデュース フランク・ザッパ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 30位(スイス[1]
  • 64位(オランダ[2]
フランク・ザッパ 年表
オン・ステージ Vol.3
(1989年)
ザ・ベスト・バンド
(1991年)
メイク・ア・ジャズ・ノイズ
(1991年)
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ザ・ベスト・バンド』(原題:The Best Band You Never Heard in Your Life)は、フランク・ザッパ1991年に発表したライブ・アルバム。ザッパは1988年2月から6月にかけてアメリカ東部とヨーロッパでツアーを行い[3]、その時のライブ音源が収録されている。

背景[編集]

本作に先行してリリースされた『ブロードウェイ・ザ・ハード・ウェイ』(1988年)や次作『メイク・ア・ジャズ・ノイズ』(1991年)と共に、1988年のツアーのライブ音源を収録した作品で、本作は主にザッパの古い曲を中心とした内容である[4]。また、カントリーロッククラシック音楽、テレビや映画のテーマ曲のカヴァーも含まれており、レッド・ツェッペリンのカヴァー「天国への階段」はレゲエにアレンジされている[4]

本作は28曲入りの2枚組CDとして発売されたが、一部のヴァージョンは「ボレロ」が外されて27曲入りとなった。例として1992年にMSIから発売された日本盤CD(MSI-80052/80053)[5]、1995年のヨーロッパ盤再発CD(RCD 10653/54)が挙げられる[6]

ジャケット[編集]

アメリカやヨーロッパで発売された初回盤CDのジャケットには、バンドのステージ写真が使われていたが、撮影者の許諾が得られないまま使用されていたため、後にステージ写真のあった部分を黒くしたデザインに変更された[7]。2012年のリマスターCDにも、この黒く塗られたジャケットが使用されている[8]。また、カル・シェンケル英語版によるイラスト(「フランク・ザッパ」の当て字で「不乱苦雑派」と書かれている)が使用されたヴァージョンもあり[6]、日本盤は1992年盤(MSI-80052/80053)、1995年盤(VACK 5228/9)ともにシェンケルの描いたジャケットが使用された。

評価[編集]

François Coutureはオールミュージックにおいて「この時のバンドはとても有能でプロフェッショナルであり、選曲はザッパのキャリアの全範囲にわたっている。簡単に言えば、これはザッパのライブ・アルバムの中でも特に優れた作品の一つである」と評している[4]。また、和久井光司はザッパの後期の最高傑作として本作を挙げている[9]

収録曲[編集]

特記なき楽曲はフランク・ザッパ作。

ディスク1[編集]

  1. ヘヴィー・デューティー・ジュディー ("Heavy Duty Judy ") - 6:04
  2. リング・オブ・ファイア ("Ring of Fire") (Merle Kilgore, June Carter) - 2:01
    • 公演地:ヴュルツブルク
  3. コズミック・デブリス ("Cosmik Debris") - 4:33
    • 公演地:ヴュルツブルク
  4. ファインド・ハー・ファイナー ("Find Her Finer") - 2:42
  5. フー・ニーズ・ザ・ピース・コープス? ("Who Needs the Peace Corps?") - 2:40
    • 公演地:ミュンヘン、ヴュルツブルク
  6. 想い出のサンフランシスコ ("I Left My Heart in San Francisco ") (George C. Cory, Jr., Douglas Cross) - 0:37
    • 公演地:ヴュルツブルク
  7. ゾンビー・ウーフ ("Zomby Woof ") - 5:42
  8. ボレロ ("Bolero") (Maurice Ravel) - 5:19
    • 公演地:ロッテルダム
  9. ズート・アリュアーズ ("Zoot Allures") - 7:07
  10. ミスター・グリーン・ジーンズ ("Mr. Green Genes") - 3:41
  11. フロレンティン・ポーゲン ("Florentine Pogen") - 7:11
  12. アンディ ("Andy") - 5:52
    • 公演地:ペンシルベニア州アレンタウン、ニューヨーク州ビンガムトン
  13. インカ・ローズ ("Inca Roads") - 8:19
  14. ソファ#1 ("Sofa #1") - 2:50
    • 公演地:ミュンヘン

ディスク2[編集]

  1. 紫の煙 ("Purple Haze") (Jimi Hendrix) - 2:27
    • 公演地:リンツ(サウンドチェック)
  2. サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ ("Sunshine of Your Love") (Pete Brown, Jack Bruce, Eric Clapton) - 2:31
    • 公演地:リンツ(サウンドチェック)
  3. レッツ・ムーヴ・トゥー・クリーヴランド ("Let's Move to Cleveland") - 5:52
  4. ウェン・アイリッシュ・アイズ・アー・スマイリング ("When Irish Eyes Are Smiling") - 0:46
    • 公演地:ニューヨーク州ビンガムトン
  5. "ゴッド・ファーザーパートII"のテーマ ("Godfather Part II" Theme") (Nino Rota) - 0:30
    • 公演地:ニューヨーク州ビンガムトン
  6. ア・フュー・モーメンツ・ウィズ・ブラザーA.ウエスト ("A Few Moments with Brother A. West") (Brother A. West, Frank Zappa) - 4:01
  7. 拷問は果てしなく パート1 ("The Torture Never Stops Part One") - 5:20
  8. "ボナンザ"のテーマ ("Theme from "Bonanza"") (Ray Evans, Jay Livingston) - 0:29
    • 公演地:ロンドン
  9. ロンサム・カウボーイ・バート ("Lonesome Cowboy Burt") - 4:55
  10. 拷問は果てしなく パート2 ("The Torture Never Stops Part Two") - 10:47
  11. モア・トラブル・エヴリィ・デイ ("More Trouble Every Day") - 5:29
  12. ペンギン・イン・ボンディッジ ("Penguin in Bondage") - 5:05
    • ニューヨーク州ポキプシー
  13. エリック・ドルフィー・メモリアル・バーベキュー ("The Eric Dolphy Memorial Barbecue") - 9:19
  14. 天国への階段 ("Stairway to Heaven") (Jimmy Page, Robert Plant) - 9:20

参加ミュージシャン[編集]

脚注[編集]