ダズ・ヒューモア・ビロング・イン・ミュージック?

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
ダズ・ヒューモア・ビロング・イン・ミュージック?
フランク・ザッパライブ・アルバム
リリース
録音 1984年10月8日 - 12月23日
ジャンル ハードロックプログレッシブ・ロックアート・ロック、コメディ・ロック
時間
レーベル EMIレコード英語版
プロデュース フランク・ザッパ
専門評論家によるレビュー
フランク・ザッパ 年表
ミーツ・ザ・マザーズ・オブ・プリヴェンション
(1985年)
ダズ・ヒューモア・ビロング・イン・ミュージック?
(1986年)
オールド・マスターズ・ボックス2
(1986年)
テンプレートを表示

ダズ・ヒューモア・ビロング・イン・ミュージック?』(Does Humor Belong in Music?)は、フランク・ザッパ1984年に録音、1986年に発表したライブ・アルバム。オリジナル盤はイギリスとドイツで限定発売された[1]

背景[編集]

ザッパは1984年に大規模なワールド・ツアーを行い、本作には10月8日から12月23日の公演におけるライブ録音が収録された[2]。なお、本作に先がけて1985年に発売された同名の映像作品には、8月26日のニューヨーク公演の模様が収録されている[3]

本作が初出となった曲のうち「ホット・プレート・ヘヴン・アット・ザ・グリーン・ホテル」は、1984年のツアーより演奏されるようになった曲で、1988年の録音もアルバム『ブロードウェイ・ザ・ハード・ウェイ』に収録されている[4]。「コック・サッカーズ・ボール」は、ザ・クローヴァーズ英語版ブートレグに収録されていた作者不明の曲が元になっている[2]。「レッツ・ムーヴ・トゥー・クリーヴランド」は1982年のツアーで初演された曲で、1988年の録音もアルバム『ザ・ベスト・バンド』に収録された[5]

1995年発売のリマスターCDでは、ザッパ自身によるリミックスが施されており、「レッツ・ムーヴ・トゥー・クリーヴランド」はオリジナル盤よりも約1分長くなった[6]。また、ジャケットはカル・シェンケル英語版の描いた絵に差し替えられた。

評価[編集]

François Coutureはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「チャド・ワッカーマンのエレクトロニック・ドラムス、当時のザッパが多用していた鋭利なギター・サウンド、それに彼のデジタル・レコーディング技術の操作により、妙に生気がなく、ほとんど殺風景とも言えるアルバム・サウンドになった」と評している[6]

収録曲[編集]

特記なき楽曲はフランク・ザッパ作。収録時間はリマスターCDに準拠。

  1. ズート・アリュアーズ ("Zoot Allures") - 5:26
  2. ティンゼル・タウン・リベリオン ("Tinsel-Town Rebellion") - 4:43
    • 主に11月23日のシカゴ公演の録音が使用されているが、エンディングは12月17日のシアトル公演より[2]
  3. トラブル・エヴリィ・デイ ("Trouble Every Day") - 5:31
  4. ペンギン・イン・ボンディッジ ("Penguin in Bondage") - 6:44
    • ボーカル部分は12月1日のセントピーターズバーグ公演と12月18日のバンクーバー公演、ソロはバンクーバー公演より[2]
  5. ホット・プレート・ヘヴン・アット・ザ・グリーン・ホテル ("Hot-Plate Heaven at the Green Hotel") - 6:42
    • 12月18日のバンクーバー公演より[2]
  6. ホワッツ・ニュー・イン・ボルティモア ("What's New in Baltimore") - 4:47
  7. コック・サッカーズ・ボール ("Cock-Suckers' Ball") (Traditional/arr. by Frank Zappa) - 1:05
    • 12月23日のロサンゼルス公演より[2]
  8. WPLJ ("WPLJ") (Ray Dobard) - 1:30
    • 12月23日のロサンゼルス公演より[2]
  9. レッツ・ムーヴ・トゥー・クリーヴランド ("Let's Move to Cleveland") - 16:43
    • ギター・ソロは10月28日のアマースト公演、ピアノ・ソロは12月1日のセントピーターズバーグ公演、ドラム・ソロは12月18日のバンクーバー公演、イントロとアウトロは12月23日のロサンゼルス公演より[2]
  10. ウィッピング・ポスト ("Whipping Post") (Gregg Allman) - 8:23
    • 12月23日のロサンゼルス公演より[2]

参加ミュージシャン[編集]

脚注・出典[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 1995年再発CD (VACK-5080)帯
  2. ^ a b c d e f g h i j k l CD英文ブックレット内クレジット
  3. ^ Frank Zappa - Does Humor Belong In Music? (DVD) at Discogs
  4. ^ Couture, François. “Hot Plate Heaven at the Green Hotel - Frank Zappa”. AllMusic. 2017年11月26日閲覧。
  5. ^ Couture, François. “Let's Move to Cleveland - Frank Zappa”. AllMusic. 2017年11月26日閲覧。
  6. ^ a b Couture, François. “Does Humor Belong in Music? - Frank Zappa”. AllMusic. 2017年11月26日閲覧。