クリミア王国

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クリミア王国(クリミアおうこく)は、任天堂(開発・インテリジェントシステムズ)のコンピュータゲームファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』およびその続編である『ファイアーエムブレム 暁の女神』に登場する架空の国家。

本項では『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』については『蒼炎』、『ファイアーエムブレム 暁の女神』については『暁』と略記する。

概要[編集]

テリウス大陸の西側に位置するベオクの王国。王都は王国中部に所在するメリオル。ベグニオン暦352年頃、当時ラグズを差別していたベグニオン元老院の中でラグズに歩み寄ろうという動きが起きる。そしてベグニオン暦390年、分裂した元老院の有力議員カラドックとその同志たちによって西方の地クリミアに建国された。その経緯から、ベオクの国家の中では最もラグズと親しい関係を築いている。ベグニオン暦648年現在の国家元首はベグニオン暦646年春に即位したエリンシア女王。

『蒼炎』の時代(ベグニオン暦645年-646年)にデイン王国により一時滅ぼされるが、その後唯一生き残った世間からは秘匿されていた王女エリンシアがグレイル傭兵団ラグズの者たち、ベグニオン帝国騎士団の手助けを経て、【狂王】アシュナードを倒し、再興された。この関係で『暁』ではベグニオンからの移籍者も多い。甲冑の色は白。

(※)は『蒼炎の軌跡』および『暁の女神』の両作品に登場し、かつ能力引き継ぎのある人物を示す。

王宮[編集]

(※)エリンシア / エリンシア・リデル・クリミア
滝田樹里(蒼炎、ヒーローズ
ベオク。『蒼炎』および『暁』に登場。クラスは『蒼炎』では上級職のクリミア王女。『暁の女神』では最上級職女王(クイーン)。属性は
『蒼炎』の登場人物。『暁』第二部の主人公。クリミア王国の現女王。次期国王に叔父である王弟レニングが決定してから生まれ、政権争いを避けるために『蒼炎』の時代まで各国の王族を除き公にはその存在を隠されていた。『蒼炎』の時代以前は離宮で生活していたため、家事全般、剣術、馬術などさまざまなことを教えられており、基本的なことは何でもこなせる。気さくな性格なうえ、育ちの事情ゆえに貴族意識も低いので、誰に対しても敬語を使う。
『蒼炎』での動向
物語序盤、デイン軍が突如クリミアを奇襲してきた際、自分の目の前で両親をアシュナードに殺される。彼女は家臣たちの手引きで城を脱出し、ジョフレ率いる騎士団に守られながらガリアへ亡命しようとしたが、道中でデイン軍に見つかって交戦になり、その時の混乱でジョフレたちとはぐれ、ひとりになってしまった。その後、倒れていたところを近隣の偵察に来ていたアイクたちグレイル傭兵団に発見され、彼らにガリアへの亡命の護衛を依頼した。その件がきっかけで、アイクたちとともに祖国解放のための約1年に渡る長い旅が始まった。
道中、アイクらに馴染もうと彼女なりに努力していたため、「ぶっとばして差し上げましょう![1]と育ちの割に過激な発言をすることもあった。アイクは後にこの発言を「面食らった」と振り返っている。
後半、新生クリミア軍の旗印として戦いを見守る立場にいたが、物語終盤で元ベグニオン聖天馬騎士団だった曾祖母の形見である聖天馬騎士の装束を身に付け参戦する。
『蒼炎』終了後から『暁』第三部までの動向
デインとの戦いに勝利し、最後の王族として王位に就き、クリミアを再興。優しく聡明で、自分のことよりも他人や国民を思いやる心優しい人徳者だが、国内の貴族にその姿勢を“弱腰”と貶し反感を抱く者も少なくない。そのことが『暁』第二部のフェリーレ公ルドベックの反乱を招いてしまう。しかしこの反乱は彼女を王として大きく成長させ、秩序を乱そうとする者や一線を超えてしまった者に対しては毅然とした対応をとるようになった。
『暁』第三部では、ベグニオン元老院軍の総司令官のバルテロメがラグズ連合を壊滅させるために無断でクリミア王国領土を侵犯し、なおかつ高慢な態度でクリミア王国の兵士・物資・兵糧の無償提供を要求するのに対し、国内貴族の反対を押し切り彼女はこれを拒否。それでもベグニオン元老院軍の進軍は止まず、対するラグズ連合軍も進軍を食い止めるべくクリミアに向かうという危険な状況にもかかわらず、自国の土地が血に染まることを阻止するために単騎で両軍の交戦区域に降り立って捨て身の交渉を試みることもあった。結果的には戦いは避けられなかったが、ベグニオン元老院軍の内部割れには成功し、フェニキス国王ティバーンにはその度量を高く評価される。直後にサナキが亡命し、彼女の復権を後押しするべくラグス連合との会見設定や皇帝軍結成に奔走した。その後自身はメリオルに留まっていたが、ユリシーズからの連絡が途絶えたため、デイン入りする。
『暁』第四部以降の動向
裁きの光の後、ティバーン隊のサブリーダーとして同行する。第2章では第三部で激しく対立したバルテロメと対峙、説得を試みるが逆に侮辱されたため断念する。第5章ではレニングへの仕打ちを知らぬままイズカと対峙、討ち果たした直後に彼と再会。合流したジョフレとユリシーズ、そして帯同していたルキノと共に女神との決戦に臨む。支援次第では後日談でジョフレと結婚することになる。
ユニット総論
『蒼炎』、『暁』両作共に宝剣アミーテ[2]が使用でき、毎ターン体力が回復する「回復」のスキルを持っている。また、『暁』では専用のスキルとして、敵のHPを1だけ残す「慈悲」が使える[3]。天馬騎士系のユニット同士によるトライアングルアタックも使用できるが、この技が使えるのは『蒼炎』では事実上終章およびエクストラマップのみ[4]で、『暁』でも彼女込みのものは第四部限定である。
『蒼炎』では参戦タイミングの割に初期レベルが1であり、しかも倒されるとゲームオーバーになってしまうため育成が難しい。ただし成長率は総じて高く、特に魔力の伸びが全ユニット中最も高いので、使い方次第では機動力のある回復ユニットとしての役割が期待できる。
『暁』でも『蒼炎』同様に成長率は高く、特に力の伸びが全ユニット中でも上位に入るほど高い。アミーテの威力も強化され、育てれば主力級の活躍も可能。
レニング
ベオク。先代クリミア王ラモンの実弟でエリンシアの叔父、次期国王となるべき存在であった。エリンシアによれば、自分の一番の理解者であったという。
「武勇ならぶものなし」と言われるほどの勇将。デインが侵攻してきた際にエリンシアを逃がすためクリミア王城にてアシュナードと対決し、敗れて戦死したとされた。
だが実際は死んでおらず、不意打ちにより敗れた後に拉致され、「なりそこない」の薬を飲まされたことにより自分の意思を奪われデイン王国の四駿ベウフォレスとして戦争に参加させられていた。
クリミア軍と戦った直後(『蒼炎』26章の直後)にユリシーズにより密かに救出され、3年間の調査と療養を経てリュシオンの「再生」の呪歌によって復活。女神との戦いに参加する。『暁』のエンディングでは国に戻り、自らは一歩引いた場所に身を置き、常に女王を立てて国勢を安定させたという。
仲間になったときのクラスは剣を得意とする黄金騎将(ゴールドナイト)。属性は。クリミア王族であるため宝剣アミーテが装備可能ではあるが、エリンシアのアミーテに固定武器アイコンがあるため、実際には使用不可である。
ラモン
かつて賢王として名を馳せた先代クリミア国王。故人。
ラグズとの共存を望んでおり、ガリア獅子王・カイネギスと同盟を結び、同種族との架け橋を築き上げた人物。
デイン侵攻の際にアシュナードと対決するが敗れ、当時のエリンシアの目の前で妻と共に殺された。

軍・王宮騎士団[編集]

クリミア王国と現女王エリンシアを護る、勇敢な騎士団でクリミア軍の主力。 このうちマーシャ、マカロフ、ステラの3名はベグニオン出身者であり、『蒼炎』のエンディングでは一旦ベグニオンに帰国しているが、『暁』開始半年前に王宮騎士団に入隊している。

(※)ルキノ
ベオク。『蒼炎』および『暁』に登場。クラスは『蒼炎』ではソードマスター。『暁』では剣豪(ソードマスター)剣聖(ソードエスカトス)。属性は
エリンシアの護衛隊長。クリミア王国の貴族デルブレー伯爵家の令嬢で、エリンシアの乳兄弟であり、姉妹同然の絆で結ばれている。クリミアがデインに襲撃されたときは追っ手を撒いて収容所送りを逃れ、弟のジョフレやユリシーズとともに民間人に変装しながらクリミアに潜伏し、エリンシアの帰りを待ち続けていた。
冷静な性格で多くの者が憧れる美貌の人だが、相当な切れ者で剣の名手でもある。弟のジョフレと共に女王エリンシアに心からの忠誠を誓い、エリンシアのためならば我が命の危険など苦にしない。しかし、その忠誠はエリンシアの思いを無視したものであることを本人とアイクから諭され、考えを改める。また思慮深い面もあり、相手から責められても言い返すことはない。
支援次第では最終的にユリシーズと親密な関係になる(ただし、結婚までには至らない)。
『蒼炎』ではロングヘアーだったが、『暁』ではさる事情により、第2部・終章からうなじが見えるくらいに髪が短くなる。手厳しい人間ではあるが、第二部序章の戦闘前イベントでのエリンシアとマーシャの会話よると、意外と甘党らしい。
(※)ジョフレ
ベオク。『蒼炎』および『暁』に登場。クラスは『蒼炎』では槍と弓を使うパラディン。『暁』では槍騎将(グローリーナイト)白銀騎将(シルバーナイト)。属性は
クリミアの貴族デルブレー伯爵家の血統で、エリンシアの乳兄弟。姉であるルキノと親友であるユリシーズとともに女王エリンシアを支える腹心。エリンシア一の騎士であり、彼女への忠誠は絶対で、何事においても彼女を守ることを第一に考え行動する。
『蒼炎』ではクリミアがデインの強襲を受けた際、レニングの指示で小隊を率いてエリンシアをガリアまで亡命させようとしたが、途中でデイン軍に見つかって交戦になり、その混乱でエリンシアを見失ってしまった。しかし、エリンシアが生きて祖国解放のために立ち上がったと知り、ほかの臣下たちとともにクリミアでエリンシアの帰りを待ち続けている。
『暁』ではレニングの跡を継いで、現クリミア王国の若き王宮騎士団長を務める。エリンシアに恋慕の情を胸の内に抱いているようだが、クリミア貴族達には看破されており、「身の程知らず」と非難されている。
騎士としての礼儀と誇りを持っているがそれにこだわり過ぎない性格で、市民とも交流がある模様。彼の絆支援の人数はアイクと並んで多い。支援によっては、『暁』のエンディングにてエリンシアと結婚する。
(※)ユリシーズ
ベオク。『蒼炎』および『暁』に登場。クラスは『蒼炎』では賢者。『暁』では大賢者(アークセイジ)。属性は
クリミア王国の有力貴族、フェール伯にして副宰相。レニング直属の腹心。ジョフレとは親友同士。エリンシアの忠実な臣下であり、世情や外交に明るい。芝居がかった回りくどい言い回しを好む。
一見、道化師のように軽い口調で立ち回るが非常に優れた政治手腕を持ち、クリミアの策略家といえば誰もが彼の名を挙げる。ルキノに好意を寄せており、支援によっては『暁』のエンディングで正式に婚姻はしていないものの、親密な間柄になっている。また、暗殺稼業のフォルカの裏の顔を知る数少ない1人であり、フォルカから「表の仕事より裏の仕事が似合ってる」と言われるほど隙のない人物。
『暁』二部冒頭で慶賀の使者としてデインに赴くが、それはデイン復興の調査も兼ねると同時に、自分が王国を離れると確実に反乱が起こると予測し、グレイル傭兵団を秘密裏に雇い、一度内乱を起こすことでクリミア内部の膿を徹底的に絞り出すための策でもあった。デイン四駿であるベウフォレスと対峙してすぐに主であるレニングと見抜き、戦闘後万が一蘇生できなかった場合に備え、密かに連れ帰り治療する。また、彼が「なりそこない」の薬を盛られているとも気付き、フォルカを雇って(『蒼炎』時代の支援会話でそれと思われる依頼をしている)「なりそこない」の黒幕であるイズカを拉致、リュシオンの手助けによりレニングを蘇生させた。レニングにも絶対の信頼を置かれている。
『暁』では既に大賢者(アークセイジ)なので分かりづらいが、使用魔法は風属性が主体。
(※)ケビン
ベオク。『蒼炎』および『暁』に登場。クラスは『蒼炎』ではアクスナイト→パラディン。『暁』では斧騎将(グレートナイト)黄金騎将(ゴールドナイト)。属性は
『蒼炎』では第5番隊隊長でジョフレの部下。エリンシアをガリアまで送るはずだったが、道中でデイン軍に見つかってしまい、エリンシアを逃がすことには成功したものの、部隊は壊滅し彼も捕まって収容所に送られてしまう。その後、収容所を奇襲したアイクたちによって解放され、エリンシアの護衛としてアイクたちグレイル傭兵団に同行する。
後に功績が認められたのか昇格し、『暁』ではクリミア王宮騎士団の副団長となっている。凄まじい熱血漢で騒がしく、とても単純な性格。クリミア騎士である自分に誇りを持っており、自国への忠誠心は揺るぎない。また自分とともに戦う乗馬を大事な戦友と見ており、武器の斧や鎧も同様に思っている。
オスカーによるといつも血まみれ(自分の血も含めて)らしく、1人で訓練しているときですら頭から頻繁に血が流れている(本人いわく「よくあることだから気にしなくていい」)ようである。『蒼炎』では、1人で斧の素振りをしているのにもかかわらず、張り切りすぎて斧を自分の頭に垂直にぶつけて死にかけ、キルロイを困らせた。戦闘時に度々自分の所属と名乗りを上げているため、仲間のほとんどにすぐ名を覚えられたらしい。
『蒼炎』では少し遅めに登場するので分かり難いが、シリーズ御馴染み赤緑騎士の赤の方。上司であるジョフレに心酔しており、『暁』で彼から銀の斧を受け取った際には感動のあまり家宝にしようとした。かつての同僚であり、馬術で自分を負かしたオスカーを一方的に「永遠の好敵手」だと決め付けているが、本人にそんな気は全くなく、良き友人としてみており扱いも慣れている。オスカー曰く「騒がしいことを除けばいい騎士」。
(※)マーシャ
ベオク。『蒼炎』および『暁』に登場。クラスは『蒼炎』ではペガサスナイト→ファルコンナイト。『暁』では聖天馬騎士(ファルコンナイト)神天馬騎士(エンリルナイト)。属性は
ベグニオン出身の天馬騎士。『蒼炎』では“聖天馬騎士団”の所属で、シグルーンやタニスのなかで自分たちの跡継ぎ候補として密かに名前が挙がっていたほどの才能を持っていたが、兄の借金が原因で除隊(厳密には兄を捜すために無断で退団)を余儀なくされる。一応簡単な書き置きで除隊を表明していたはものの、タニスたちに将来を有望されていただけあって簡単に除隊は認められず、当時故郷では脱走兵とされていた。海賊に騙されて襲われているところをグレイル傭兵団に助けられ、その恩返しとしてクリミア軍に与して戦った。
戦いの功績により戦後、一応聖天馬騎士団に戻れることにはなっていたが、クリミアと共に戦った縁から結局クリミアで仕官の道を選び、『暁』の物語の半年前から王宮騎士団に兄のマカロフとともに入団した。基本的にエリンシアのお供役を務めており、持ち前の明るい性格でエリンシアの悩みも聞いたりしている。
活発的でしっかりとした性格の持ち主だが、ぐうたら兄貴が悩みの種。また、元上官である“神使親衛隊”副長タニスの前では頭が上がらない。『暁』では、騎兵揃いのクリミア王宮軍のなかで貴重な飛行ユニットとして活躍する。
『暁』では若干髪型が変わっており『蒼炎』より少し髪を伸ばしている。
エリンシア、タニス(『暁』ではシグルーンも含める)と協力してトライアングルアタックを発動できる(ただし、『蒼炎』ではクラスチェンジおよび特定イベントが必要)。
(※)マカロフ
ベオク。『蒼炎』および『暁』に登場。クラスは『蒼炎』ではソードナイト→パラディン。『暁』では剣騎将(ブレイドナイト)黄金騎将(ゴールドナイト)。属性は
ベグニオン出身の傭兵騎士でマーシャの兄。
自他共に認めるぐうたら男で楽天家。サボることを日課とし、いつも居酒屋で寛いでいる。3度の食事より賭け事を愛し借金を増やしては妹のマーシャに苦労をかけているが兄妹仲は悪くない。ちなみに、彼は父親似でマーシャは母親似とのこと(父は故人)。だらしない性格だが、騎士としての力量は確か。
チャランポランで妹の言葉もわかっていつつも馬耳東風だが、その涙にはさすがに弱く、一応悪いとは思っている。間違ってステラに惚れられてしまい(『暁』では自覚していないが恋愛模様に発展)、自分がダメ人間であるという自覚はあるようで、自分に恋心を抱くステラを「男を見る目も人と違っていて可哀想」と評した。ちなみに、『暁』の支援次第では彼女と結婚することになる。
「蒼炎」では借金が原因で行商団に雇われていたが、マーシャに(強引に)説得されクリミア軍として戦うことになった。その際行商団がアイク達により壊滅させられたため借金が帳消しになったと喜ぶが、借金自体はセネリオが「やっかいごとを持ち込まれるのは困る」と団の運用金から支払われており、今度は傭兵団から借金したことになりタダ働きをさせられることとなる。『暗黒竜と光の剣』に出てくるマチスと同じく、妹を平気で攻撃してくる(戦闘セリフが発生し、困惑しているがやはり攻撃してくる)。支援会話では借金や賭け事に関する話題が出るが、ギャンブルは下手で借金取りに追われるのは日常茶飯事と思われる。
『暁』では半年前に妹マーシャと共にクリミア王宮騎士になったが、ぐうたらな性格は直らず相変わらずの日常を送っている。カリルの店で酔っぱらってサボる案を考えている姿が度々見られるが、クリミア騎士団はほかの騎士団に比べ規律が緩いらしく(エリンシアの性格ゆえと思われる)、奇跡的に退団せずに済んでいる。
(※)ステラ
ベオク。『蒼炎』および『暁』に登場。クラスは『蒼炎』ではボウナイト→パラディン。『暁』では弓騎将(アローナイト)白銀騎将(シルバーナイト)。属性は
ベグニオン帝国のディアメル伯の令嬢だったが、軍人として輝かしい日々を送る兄たちとは対照的に、親の意向で顔も知らない相手の下へ無理矢理嫁がれていく姉たちを見て、不自由がない半面自由のない生活に嫌気が差すようになる。その後自分より30も年上の元老院のルカンとの結婚が決まった際にそれを嫌がり、自分の生きる道を選ぶために出奔しベグニオン騎士団に所属する。ちなみに、後に『暁』でルカンと対峙したときに、あの時の自分の判断は間違っていなかったと再認識している。
『蒼炎』の戦いでクリミア軍に与して戦った縁から、『暁』でクリミアで仕官の道を選ぶ。器量が良く貴族意識は低いが、お嬢様故に世間知らずで、感性や男性の好みも常人とは異なる。そのためか、騎士なのに気取らず、妹を気遣い(実際は機嫌取りである)、自分をだらしないと自覚する態度を見せるマカロフを謙虚で優しい人物と誤認し、恋心を抱いている。さらには、「マカロフ様のような立派な騎士になりたい」「マカロフ様ほど素敵な殿方は他におられません」とまで言い切っており、彼の面倒をみることが日課となっている。あまりにも人を見る目が無さ過ぎて当人にすら呆れられているが、本人は幸せな日々を送っていると認識している(『暁』でクリミアに仕えるのは彼が居たためという可能性もある)。支援によっては『暁』のエンディングで、周囲の反対を押しのけてマカロフと結婚する。
『蒼炎』では下級職、『暁』では上級職のLV2と周りに比べ低いレベルで加入するが、獲得経験値を倍にするスキル「エリート」を持っているため、育成は難しくない。

グレイル傭兵団[編集]

旅の行商隊[編集]

『蒼炎』でクリミア国に滞在していたところをデインの強襲という形で戦争が始まり、やむを得ず敗戦国となったクリミアからガリアのゲバル城に避難してきたところをアイクたちと出会い、グレイル傭兵団と契約。身の安全の保証を条件に彼らの必要な武器や道具を調達し、売るようになった。

『暁』の第一章ではデインに滞在していたが、ベグニオン駐屯軍にララベルとイレースが捕まってしまう。その後、かつてクリミア解放戦争で一緒だったサザたちによって二人が救出され、それが縁でミカヤたち「暁の団」と行動を共にするようになった。第三章ではアイクに呼ばれてラグス連合軍と行動を共にしている。「女神の裁き」が起きた時は負の女神ユンヌが目覚めた建物の中にいたため、一般人ながら石化を逃れた。

ムストン
旅の商隊のメンバー。「武器屋」を営む。
隊の中ではリーダー格らしく、年齢相応の知識と心構えを持っている。『暁』の物語の終盤では最上級の魔道書をくれるなど気前のいい面も見受けられる。何故か体中古傷(刀傷)だらけだが、それについて作中では言及されない。
ダニエル
商隊のメンバー。「練成屋」を営む。ジョージとは双子でありダニエルが兄に当る。髪の色は茶。
性格は穏やかで真面目。いつも血気盛んなジョージをよく窘めている。
ジョージ
商隊のメンバー。「古物屋(武器・道具を売れる)」を営む。双子兄弟のうちの一人でジョージは弟。髪の色は金。
性格は兄ダニエルとは逆で血の気が多く、女の子に声を掛ける軟派男。
ララベル
商隊のメンバー。「道具屋」を営む。
『蒼炎』12章にて命の危機に瀕したところをアイクに助けられ(たと思い込み)、以降アイクに惚れ込んであの手この手で積極的なアプローチを仕掛け続ける。商品を渡す際に手をやたらと握ったり、世界に一つしかない貴重なアイテムをプレゼントして気を引かせようとしたり、商品を無料にする代わりに自分を美しいと言わせ既成事実を作ろうとしたりと何度もアイクに近づく手段を講じるが、そのほとんどをセネリオに妨害され、また上手く利用されている。
『暁』では、デインで帝国兵に捕らえられグライブ監獄へと収容されていたが、ミカヤ達と出会ったことで共に脱獄し、物語に関わっていく。旅の商人なので所属国家はないが、祖国はクリミア王国。
暗黒竜と光の剣』に登場する道具屋の女性ララベルとは名前も姿も同じだが、これはチュートリアルに登場する女性アンナと同じく過去作品とのリンクネタであり、あくまでも『暗黒竜』と『蒼炎』『暁』のララベルはそれぞれ別人である。
(※)イレース
ベオク。『蒼炎』及び『暁』に登場。クラスは『蒼炎』では魔道士→賢者。『暁』では雷魔道士(サンダーマージ)雷の賢者(サンダーセイジ)大賢者(アークセイジ)。属性は
商人として各地を売り歩く商人達とともに旅をする魔道使い。『蒼炎』の物語開始前(年数を逆算すれば4年前)に、家を出たものの行き倒れ状態となり、道端で倒れているところをムストン一行に助けられ(アイクには「結構豪快な人生」と評された)、以降『暁』の時代まで7年間という長い間、彼らと一緒に旅をしている。しかし商売を覚えている様子はなく、護衛として働いている感じもない。
『蒼炎』では行商隊とはぐれたところをデイン軍に発見され、クリミア側の人間でないことを証明するためアイクと出会う前まではデイン軍の一員として戦わされていた。
『暁』ではララベルと共に駐屯軍に捕らわれていたが、暁の団に救出され以後デイン解放まで暁の団と行動を共にする。
性格はおっとりしていて誰に対しても敬語だが、華奢な外見からは想像できないほどの大食らい。その食欲は想像を絶し、一回の食事で5人分の量だけでは全く足らず、ラグズ成人男性12人分相当の料理を平らげてもまだ「量が足りない」と漏らすほど。その異様さをルキノは「根本的な何かが問題」と評する。いつもお腹を空かしてふらついているが、そうと知らない人には体調不良と勘違いされることがしばしばある。基本的に好き嫌いはなく、質より量らしい。駐屯兵に捕らえられた際には、不味いうえに少ししか食事を出さなかったことについて腹を立てていた。
物忘れが激しいが、食事を奢ってくれた人(ツイハーク、ガトリー、ルキノ、ヘザーなど)やグレイル傭兵団の人のことは大体覚えて(覚えるように努力している)おり、特にオスカーの食事は絶品だったと語る。珍しく初対面で食事を奢らなかったツイハークとは浅からぬ縁がある。
ちなみに、イレースの出撃可能回数は『暁』では全キャラクターの中で一番多く、また第一部ではデイン軍の一員として戦っていた経緯もあり、第三部においてのデイン軍側キャラクターとの戦闘会話が多い。
普段の言動や行動に反して、時として物事の本質を見抜き、そして現実主義者的な考えも持っている。それもあってか、ラグズに友好心を持ちながらデイン側に付き戦っていたツイハークにその矛盾を問いかけて迷いを晴らし、頑なにデインの将として振る舞い、ラグズ連合の行く手を遮るミカヤに対しては「憎み合ってない私たちが戦っていること自体がおかしいんです」とその不条理に疑問を投げ掛けた。ジルには「戦いはいつも、とても悲しいものですね」と無意味に争わねばならない現状を憂う台詞も述べる。ペレアスが自身の不甲斐なさがデインを窮地に陥れてしまったことを悔やみ、詫びる際には、「人なんてだいたいそんなものです」と彼女なりの気遣いを見せた。
味方の魔道士系において唯一、雷魔法を主体とする。そのため、『暁』での最上位雷魔法「レクスボルト」は事実上彼女専用武器となっている。

貴族[編集]

『暁』時代に現女王エリンシアの政治を嫌い、反旗を翻した。

ルドベック
ベオク。『暁』に登場。クラスは斧武将(グレートドゥクス)
クリミアの有力貴族でクリミア王家の遠縁でもあるフェリーレ公爵。王家転覆を画策して、民衆を扇動して反乱を起こして実権を握ろうとしている。
エリンシアの弱さに付け込み、情報戦をも制してルキノを捕らえ、女王の隠れた砦へと攻め入った。
「待ち伏せ」のスキルを持っているのでこちらから攻撃しても逆に先制攻撃を食らう可能性がある。
紳士的な物腰だが「民など勝手に増えるもの」と考えており、国民の生命・財産ですら軽視し、また、エリンシア女王一人を殺害するのは容易いことだと思っているなど、その性格は傲慢。しかし、エリンシアに彼女の優しさを突いた絶対成功すると予測していた最後の策を破られた後などのセリフから、クリミアに対する彼なりの忠誠心や、野心の中にもエリンシアという女王の器を試していたような部分も窺える。
『暁』第二部の最後の敵であり、アルピ砦でエリンシア女王に自ら戦いを挑む。自分の策が残っていたためか城内戦の後エリンシアにあっさり降伏。そして最後の抵抗でルキノの処刑と引き換えに王座を奪おうとしたが、エリンシアが拒み、ユリシーズに依頼されていたグレイル傭兵団によって処刑も失敗し、さらに王宮騎士団の反撃によって反乱軍は完全に鎮圧された。その後反乱を企てる者は出てこなかった。なお、第二部終了後の彼の処断については語られていない。
ヤードリー
ベオク。『暁』に登場。クラスは槍武将(グローリードゥクス)
女王を蹴落とし、権力を手に入れようとする貴族達の従者。貴族の手足となって、何も知らない村民を扇動して暴動を起そうと企む。しかし1番言ってはいけないことである革命の首謀者の名前と領名を、「フェリーレ領のルドベック」と事あるごとに連呼していたため、チャップ達を通してエリンシアは計画を一足早く察知できた。
マージョウ
ベオク。『暁』に登場。クラスは風の賢者(ウィンドセイジ)
フェリーレ公爵の従者。秘密を探りにきたルキノ達を抹殺すべく現れる。丁寧な話し方で言い回しをよく(ユリシーズほどではないが)使う。ラグズを嫌っており、「ガリアの半獣と友好を結ぼうとするエリンシア女王」の美意識を疑っている。しかし、リアーネを「殺してしまうのが勿体無い程美しい」とも評している。
タシヨリア
ベオク。『暁』に登場。クラスは剣豪(ソードマスター)
フェリーレ公爵の従者。未熟な志願兵を多く抱えながらもクリミア王宮騎士団に決死の戦いを挑む。王宮騎士団を引き付けさせるために城諸共捨て駒にされたと気がついておらず、最期までルドベックの増援部隊が来ると信じていた。なお、勝てば英雄になり褒美も名誉も望むままと思っていた模様。制圧地点を守っているが、ハードモードでは珍しく制圧地点を動いてくる(一応倒さなくてもクリアはできる)。
サローネ侯
クリミア王国の有力貴族。『暁』に登場。
サローネ侯をはじめとしたクリミア有力貴族は、家柄にこだわるため、内政ではエリンシアが女王に即位したこと、爵位がある家の中では身分が低いデルブレー伯爵家(ルキノ、ジョフレ)が宮廷会議に出席していること、一傭兵のアイクが将軍、貴族になったこと、一般市民の税金の負担を軽くする政策などを不服に思っていた。また外交では、エリンシア女王が敗戦国のデイン王国に友好な姿勢をとり、多額の賠償金を得ていないことや新王の即位式に祝儀を送ったことも不服に思い、ラグズの国家よりもベグニオン帝国の機嫌を損ねてはいけない姿勢をとろうとする発言をするなど、先の大戦から何も学んでいないことがうかがえる。しかし、反乱後のエリンシアの迷いない態度には逆らわなかった。
ゲーム内では、名前はエリンシアに呼ばれたぐらいでしか出てきていない。

クリミアの一般市民・民兵[編集]

(※)カリル
ベオク。『蒼炎』および『暁』に登場。クラスは『蒼炎』では賢者。『暁』では炎の賢者(ファイアーセイジ)大賢者(アークセイジ)。属性は
『蒼炎』での戦いでクリミア軍に参加した自称「一流の魔道使い」。終戦後は恋人ラルゴと結ばれ、クリミア王都に小さな酒場を持つ。作中にてトパックの魔道の師匠を請け負う。「キレイなおねえさん」とよばれると機嫌が良くなる。自身を「洗練された都会の女」と称するが、実は田舎生まれ。そのためか同じく田舎生まれで同じような悩み(言葉の訛り)を持つネフェニーに良く接し、『蒼炎』では化粧など女を磨くためのアドバイスをしていた。人をおちょくることも多いが、本来は家族思いで温かい性格の持ち主である。
『暁』ではラルゴが怪我を負って戦えなくなったため、自分が代わりとなって戦場へ出る。そのため、『蒼炎』におけるラルゴのステータスを代わりに引き継ぐことができる。
出身地は不明だが、初登場時にベグニオン帝国内の建物に居たことや、ラルゴの出身地もベグニオンであることから、その国の生まれである可能性が高い。
ラルゴ
ベオク。『蒼炎』および『暁』に登場。ただし、戦闘には『蒼炎』のみに参加する。クラスはバーサーカー。属性は
『蒼炎』での戦いでクリミア軍に参加した自称「一流の狂戦士」。『蒼炎』では味方ユニット唯一のバーサーカー。怪力の持ち主で、虎を3頭同時に片手でひっくり返した、という武勇談があるがアイクには「微妙」扱いされている。また、軍に自分を売り込む際はカリルに術を仕込まれたらしく、彼女が軍に参入するときとほぼ同じ言い回しであった。自分で言うほどに物覚えが悪いらしく、2つの物事を一度に考えられなかったり、また忘れぬよう考え事をするときは常にメモ書きをしている。ラグズに対して偏見を持っておらず、ムワリムと力比べをして軍を盛り上げたり、タウロニオとの支援会話にて、終戦の後ベオクもラグズも寛げるような酒場を開きたいという夢を語ったりしていた。店の名は、自分が一番大切だと思う惚れた女の名である「カリル」と決めた。ちなみに、故郷はベグニオン帝国。
『暁』では「自分の全て」と言い切る女性、カリルと結婚、夢である酒場を経営し、店も繁盛しているなど彼自身の人生は順風満帆でもある。しかし、戦後に事故に遭って戦うことができなくなってしまった。さらに力を失ったことが原因か、第3部終盤の“裁き”で石化してしまう。
トラキア776』に同名キャラがいるが、こちらは敵将でクラスはジェネラル。
エイミ
ラルゴとカリルの養女。2人を実の親だと信じて慕っている。
幼いながらもしっかりとした性格で仕事をサボろうと考えるマカロフを叱るなどしている。
ベオクとラグズの血を受け継いだ印付きであるが、経緯も印の位置も不明。印付きであったため、“裁き”が起きたときは一般人ながら石化せずに生き残った。その後、石化したラルゴの足にしがみ付いて泣いていたところを街の様子を見にきたジョフレに発見され、彼やユリシーズとともにティバーン隊のもとへ向かった。
ダラハウ
ベオク。『蒼炎』に登場。クラスはハルバーディア。属性は
謎の槍の達人。タナス公オリヴァーの屋敷の花壇に無断で立ち入った罰として1年間タダ働きをさせられていたが、子供が戦っているのを見てクリミア側について戦っていた。間延びした怪しげな口調は独特だが、子供好きで笑顔を愛する好人物。しかし、悪党には一転して非情となる。
アドバイスするのが得意で、よく人に大切なことを伝えている。また、一種の大道芸を身につけている(秘伝らしい)。
ウハラダ
ベオク。『暁』に登場。クラスは槍闘士(ハルバーディア)聖槍使い(ホーリーランサー)。属性は
クリミアにある繁盛店カリルの店の主人ラルゴの親友。槍の達人だがその素性は謎。クリミア人ではないらしい。
『蒼炎』に登場したダラハウに瓜二つ、喋り方から性格までまったく一緒で、名前も「ダラハウ」がそのまま逆さになったものであるが、本人は同一人物説を否定している。間違えられることは日常茶飯事のようで、ダラハウのことは知っているらしい。また、オリヴァーも彼をダラハウだと勘違いしていた模様。『暁』で最も謎の多い人物の一人である。なぜかラルゴもダラハウとは別人と言い張るが、ちゃんとダラハウのステータスを引き継ぐ。ちなみに、『蒼炎』のダラハウのとラルゴの支援会話で、ダラハウの大道芸の登場人物(腹話術の人形)として、名前だけは登場している。
(※)チャップ
ベオク。『蒼炎』および『暁』に登場。クラスは『蒼炎』では重歩兵ジェネラル。『暁』では斧武将(グレートドゥクス)将帥(マーシャル)。属性は
クリミア王国の田舎村・オマ村の農夫。先の戦いでデインに侵略された際、民兵として志願し戦いに加わった。のんびりとした性格で、家族と畑仕事を何より愛し、志願した際に家族から貰ったお守りを大切にしている。
『蒼炎』では民兵ということもあり気弱な面も見られたが、『暁』ではヤードリーに唆された村の若者達に逆上され「人殺し」と罵られた際には、「そうじゃ、わしらは人殺しじゃ」と言い放ち、また戦争の経験者として戦争の意味や本質を語り若者達の軽率な行動を諫める姿が強い印象を与えている。
『蒼炎』では槍を武器としていたが、度重なる開墾作業のため『暁』では斧を得意としている(槍は最上級にクラスチェンジしないと使えない)。『暁』では敵の装備を外す「武装解除」のスキルを持っている。
ちなみに、『蒼炎』の個別キャラクターイラストでは得物として剣が描かれていたが、これは初期案の名残である。
メグ
ベオク。『暁』に登場。クラスは剣重装兵(ソードアーマー)剣武将(ブレイドドゥクス)将帥(マーシャル)。属性は
チャップの次女。父と同じく性格は温厚。一番上の姉が嫁に行ったので、親の(勝手に)決めた許婚(ツイハーク)に会うため、クリミアの田舎町からデインまで遥々旅してきた。「死の砂漠」の入り口で痕跡を見失い足が止まっていたがミカヤ達に出会い、ツイハークを見つけるために暁の団の一員となる。結果としてミカヤ達が探していたデイン解放軍にいたツイハークに会うことができた。ただ、許婚の話自体、チャップが真面目でしっかりしている好青年のツイハークと話したり食事をしているうちに気に入って、一方的に決めてしまったようなものであったので、ツイハークにはそのつもりはなく困惑されるが、親同様一方的に話を進め、許婚として花嫁修業は欠かさないと言っている。
敵の必殺を完全無効にするスキル「強運」の持ち主。速さと幸運が高いが、守備はアーマー系のユニットとしては低め。
(※)ネフェニー
声:大本眞基子(ヒーローズ)
ベオク。『蒼炎』および『暁』に登場。クラスは『蒼炎』ではソルジャーハルバーディア。『暁』では槍闘士(ハルバーディア)聖槍使い(ホーリーランサー)。属性は
クリミア王国の田舎村・オマ村出身の女性。先の戦いでデインに侵略された際、民兵として志願し戦いに加わった。
器量はかなり良いが田舎者であるために劣等感があり、訛り言葉(現実でいう広島弁の表現で描かれる)が恥ずかしいらしく普段は無口。だが、同郷の人間であるチャップや気を許した相手には、田舎訛りを交えて話す。またじろじろ見られるからと、顔をほとんど兜で隠している(原因は美人だからのようだが、本人にその自覚は全然ない)。『蒼炎』での支援会話でカリルに、「美人で胸もあるが自覚が無い」と評され、またダラハウには人馴れせず無愛想な点を指摘され、笑顔の大切さをアドバイスされる。『暁』では人見知りが多少改善されたらしく、初対面のヘザーやエリンシアと話す際にも訛りを出して恥じらう様子は見られない。
感情をあまり表には出さないが、とても真面目で毅然とした確固たる意志を持っている。『暁』で村の若者達が言われるがままに扇動されたときには、チャップを連れて立ち向かおうとしたり、女王であるエリンシアを心ない言葉で侮辱された際には怒りを露わにする場面も見られた。そのような一面もあってか『蒼炎』、『暁』共に「怒り」を個人スキルとして所有する。
六人姉弟の長姉で、妹が二人に弟が三人(三つ子)、ほかに彼女や弟妹たちを生んだ母親がいる。
ヘザー
ベオク。『暁』に登場。クラスは盗賊(ローグ)密偵(エスピオン)。属性は
着流しの女盗賊。母親の薬代を稼ぐためにあちこちの町で「仕事」をしている。各地を回る職業柄ルドベックの臣下のヤードリーが各地で住民を扇動していたことを知っていた。
かなりの美人だが異性に全く興味はなく(利用することは得意らしい)、逆に可愛い、または綺麗な同性に目が無い(本人曰く「そういう性質」。公式サイトの質問コーナーでも、回答として「生まれつきのもの」と断言されている)。偶然オマ村に出稼ぎにきたとき、ネフェニーを気に入って助太刀に加わり、以降も行動を共にする。三部ではグレイル傭兵団に合流する。アイク達とは面識がないが勘で来たらしく、イレースを気に入る。
作中では支援会話を除き、ネフェニー、ルキノ、イレースに優しく接している。また、エリンシアとも会いたかったらしいが、その機会をルドベックの反乱騒動によって潰されてしまい、ルドベックに対して私的な恨みを持ち「むさい奴」とよび貶す。後日談によると盗賊から足は洗ったようだが手癖の悪さは直らなかったらしい。
スキル「すり抜け」を所有する。自身のクラスが盗賊であるためこのスキルは相性抜群であり、また第2部、第3部で味方ユニット内における「盗む」スキル所有者は彼女だけなので、彼女がいなければ入手できないアイテムは非常に多い。
主要ユニット以外では、珍しく固有の勝利モーションを有している。

脚注[編集]

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  1. ^ なお、『暁』第二部序章でもハード・マニアックモード限定であるが、この変形である「ええ、ぶっとばして差し上げますわ!」を発言する。
  2. ^ 耐久無制限かつ常時連続攻撃可能で防御、魔防を強化できるが、蒼炎のみある特定の条件を満たさないとほかの武器に変わってしまう。
  3. ^ 着脱可能だが、彼女にしか着けられない。逆に言えば、このスキルが着いている限り彼女は敵にとどめをさすことができない。
  4. ^ 28章の拠点会話を回覧すると使えるようになるが、同章では仕様としてエリンシアが出撃不可なため。