グルニア王国

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グルニア王国(グルニアおうこく、Kingdom of Grunia)は、任天堂(開発・インテリジェントシステムズ)のコンピュータゲームファイアーエムブレム』のシリーズ作品中『暗黒竜と光の剣』(リメイク版『新・暗黒竜と光の剣』も含む)『紋章の謎』『アカネイア戦記』に登場する架空国家

概要[編集]

アカネイア大陸南西部に位置する王国。解放戦争の三英雄の一人、オードウィン将軍が興した騎士の国。質実剛健を旨とし、黒騎士団に代表される精鋭部隊を多数擁し、軍事大国として、その騎士団の強さは大陸随一と謳われた。また、シューターと呼ばれる遠距離用兵器を開発しており『暗黒竜』では木馬隊と呼ばれるシューター専用部隊も登場している。

地理[編集]

海を挟んで北にカダイン、東にドルーアと接する。大陸本土とは北のカシミア大で結ばれている。暗黒戦争後は領内のオルベルン城にグルニア占領軍の本拠が置かれていたが、ラングはここを拠点に暴虐の限りを尽くしたため、グルニアの民からは「悪の巣」の異名で忌み嫌われた。

ラーマン神殿[編集]

神竜族・ナーガを祀る神殿。グルニア領の最北、カシミア大橋の袂にある。かつてはファルシオン、封印の盾、そして三種の神器が納められていた。ナーガの手により、神竜族以外の竜族は立ち入ることのできない強力な呪文がかけられている。

歴史[編集]

勇将と謳われたオードウィンが大陸最西部の島に入り、アカネイア暦501年、グルニア王国を興す。それ以来、強力な騎士団の力を背景に近隣の未開部族を切り従え、ついに七王国でも一、二を争う強国となった。なお、元々はドルーア帝国の領内に誕生した国家であった[1]が、国力の増大を危惧したアカネイアの強権によって放棄を余儀なくされた。

しかしアカネイア暦598年、暗黒戦争に際しては、当時の国王ルイは気が弱く、復活したメディウスの力に恐れをなしていたこと、そしてアカネイアに対する反感があったこともあり、ドルーア帝国との同盟を受け入れる。結果、大陸最強を誇ったグルニア軍は帝国の主力部隊として活躍することとなってしまった。英雄戦争の後は、国王ルイの遺児であるユミナ・ユベロ姉弟が王位継承者として生存しているが、両名ともまだ子供であるためか直ちに即位はせずユミナはアカネイア連合王国の首都・パレスへ、ユベロはアリティアへそれぞれ留学している。

国旗[編集]

ゲーム中には一切登場せず、設定画のみ存在する。長方形ではなく斜方形という珍しいデザイン。背景(フィールド)は斜め十字(サルタイアー)の形で4分割され、上下がベージュ、左右が白地。縁は茶色に縁取られる。エスカッシャン)は波模様によって構成される不規則な菱形。内部は左右に分割され、右側は白地。左側はさらに上下に分割され、上が赤、下は暗青色である。左上には太陽と一株の、左下には三日月が置かれており、これらはそれぞれアカネイアとドルーアを象徴している。右側には緑のヘビが配され、城壁の上に立つ灰色の猟犬が置かれる。またエスカッシャンの中央にはインエスカッシャンが入る。インエスカッシャンの内部は桃色の地に白いペイルが入り、金色のフルール・ド・リスチャージされている。猟犬はこれを支えており、実質サポーターである[2]

人物[編集]

声優は『箱田』は「GファンタジーコミックCDコレクション」(原作・箱田真紀)・『#FE』は、『幻影異聞録♯FE』(開発・アトラス (ゲーム会社))の配役。

王族[編集]

オードウィン (Audwin)
グルニア王国の初代国王。アカネイア自由騎士団において、団長のカルタス伯爵を助け数々の武功をあげた勇将であった[3]。建国後、強大な軍事力(騎士団)を背景に周辺部族を次々と下し、グルニアを一大強国に押し上げる礎を築いた。『紋章』からの追加キャラクターである。
ルイ (Louis)
暗黒戦争時のグルニア王。メディウスを恐れ、ドルーア帝国と同盟を結んだ。しかしアリティア軍がグルニアに侵攻した際には病床に伏せっていた。敗戦が続いた心労のために病を患ったとされている。第2部ではすでに病死。『紋章』からの追加キャラクターで『暗黒竜』では「王」と言う表記しかない。
佐野&わたなべ版にも登場するが、名前は一切記載がない。
ユミナ (Yumina)
クラスはシスター→司祭。『紋章』(第2部)に登場。
グルニア王女。ユベロとは双子で姉に当たる。年齢は13〜14歳。弟よりしっかりしており、父に似ず極めて強気で他者に媚びない。年齢に見合わず毅然とした性格。暗黒戦争時はガーネフを恐れた父ルイの手により、カダインに送られ幽閉されていた。しかし、死に瀕していたところをウェンデルに手により助け出され、その後は修道院にて保護されていた。当初はユベロと共にロレンスにかくまわれていたが、追討軍の将がマルスだとはまだ知らなかったロレンスは、ユミナ達をオグマの手でウェンデル司祭の下へ送るように頼んでしまっていた。その後、ラング将軍に連行されるもののオグマの孤軍奮闘により救出。共にホルム海岸にいたところで無事に合流し、ユミナ自身も戦力としてアリティア軍に参加した。英雄戦争後はパレスに設立された魔道学院に留学した。
『新・紋章』では自分とユベロを助けようとしたマイユニットにお礼をしたかったのだがなかなか言えず、ずっと彼(彼女)の後ろを見ていた。また王族は深い知識と強い力を身につけることが必要だと感じ、日々勉強も欠かせない面も。
『紋章』の第2部でロレンスを倒した(ロレンス自身が自決する場合もある)マルスに対し、「けだもの」と罵倒するが、この言葉は後のFEシリーズ作品にも起用されている(表記はひらがな、またはカタカナ)。キャラクターは以下の通り。
ユベロ (Yubello)
クラスは魔道士賢者(司祭)。『紋章』(第2部)に登場。
第2部にて登場する、グルニア王子。ユミナとは双子で弟にあたる。父に似て争うことを嫌う気弱な性格。ユミナと同じくホルム海岸にてアリティア軍へ参加した。自分たちのために犠牲になったロレンスのことを憂いており、自分の前では無理して毅然とした態度を取っているユミナを心配している。英雄戦争後はアリティアで暮らし勉学に励んでいるようだ。ゲーム内では性格に反して力と武器レベルの成長率が高い。
『新・紋章』では守られてばかりの自分に嫌悪し、自分を守ってくれた人を守りたいと発言をしたり、責任感が強すぎるユミナに「無理はしないでほしい」と説得するなど、臆病ながらも芯が強い面も見せた。

騎士団[編集]

カミュ (Camus)
大陸に名だたる名将軍であり、グルニアの精鋭部隊・黒騎士団の団長。
ライデン (Leiden)
クラスはソシアルナイトパラディン。『アカネイア戦記』『新・アカネイア戦記』『新・紋章』に登場。
黒騎士団のメンバーで、カミュの忠実な部下。ニーナを逃がそうとするカミュに付き従う騎士でカミュと共に闘うべく脱走兵となり、英雄戦争でマルスと合流するまで脱走兵仲間と自由騎士として活動していた。『新・紋章』ではカミュが生きていたらそうするだろうと、カミュの仇であるマルスたちの正義を信じてベルフとライデンと共に助太刀するべく参上、12章終了後にアリティア軍に加入する。
真面目で実直な性格。いらないと判断した物はすぐ捨ててしまう癖があるが貴重な古本を捨ててしまったり人から借りた物をうっかり捨ててしまいかけたこともある。ロベルトとの会話でもジェイガンから借りた本を何の躊躇いもなく捨てようとしていた。エンディングでは祖国を守るため帰国したとともに、「カミュと再会したという噂がある」と書かれており、後にシリウスが生きていたカミュだと気づいたようだが詳細は不明。
ベルフ (Belf)
クラスはソシアルナイトパラディン。『アカネイア戦記』『新・アカネイア戦記』『新・紋章』に登場。
黒騎士団のメンバーで、カミュの忠実な部下。ニーナを逃がそうとするカミュに付き従う騎士でカミュと共に闘うべく脱走兵となり、英雄戦争でマルスと合流するまで脱走兵仲間と自由騎士として活動していた。『新・紋章の謎』では、ライデンとロベルトと共に12章終了後に仲間として加入する。軍を抜けた後は仲間たちと共に亡きカミュの思想である「国に拘わらず弱きものを守る」ため力なき民を救ってまわっている。
丁寧な性格で礼儀作法に通じている。マイユニットの頼みで礼儀作法を教えたり「みんなの様子」でも紅茶を嗜んだりと軍人とは思えないほどに紳士的。しかし本人はあくまで礼儀作法とは形でしかなく、その人物の人柄までは取り繕う事は出来ないという様な考えを持っている。シリウスの正体を見抜くが彼が頑なに否定するのを見て、遠回しに自分の迷いを告白する。
ロベルト (Robert)
クラスはホースメン。『アカネイア戦記』『新・アカネイア戦記』『新・紋章』に登場。
黒騎士団のメンバーで、カミュの忠実な部下。ニーナを逃がそうとするカミュに付き従う騎士でカミュと共に闘うべく脱走兵となり、英雄戦争でマルスと合流するまで脱走兵仲間と自由騎士として活動していた。『新・紋章』では、ライデンとベルフと共に12章終了後に仲間として加入する。
のんびりした性格で馬の面倒をよく見ており、争いごとを好まない。軍議の時間を忘れたりボタンを掛け間違えたり、右手の手袋を二つ持って来て左手の手袋をライデンに借りるが置き忘れてしまい、ジェイガンに左右で違う手袋を訝しまれるなど抜けている部分もある。
なお、『聖戦の系譜』では敵軍に同名の人物が登場する。ただしクラスは「パラディン」。また『トラキア776』にも自軍に同名の人物が参戦し、クラスもホースメンと同系統の「アーチナイト」である。
ロレンス (Rolence/Lorenz)
声:佐々木省三(#F[ゲーム内 1]
クラスは将軍。『紋章』ではジェネラル。『暗黒竜』『紋章』に登場。
グルニアの老ジェネラル。国への忠誠が厚い人物。グルニアを併合したドルーアを快く思っていない。『暗黒竜』では、アリティア軍唯一の「将軍」である。タリス国王・モスティンとは旧知の間柄で、彼のタリス統一に助力していた。モスティンの娘であるシーダも幼い頃にロレンスと出会っており、彼女の説得を受けてアリティア軍に加わる。暗黒戦争終結後、一時期ニーナからグルニアを任されたが、ウェンデルの下からユミナとユベロを引き取ったことが露見したため、ハーディンによって追放されてしまう。第2部ではユミナ王女らをかくまっていたことが発覚し、反乱軍の首謀者となってしまった。マルスと面会すると事情を話した後、自決(『紋章』では自爆、『新・紋章』では演出から見て自刃)する。
『新・紋章』では前作を知らないプレイヤーへの説明を兼ねてで、グルニアに向かう道中でマルスがマイユニットに対して「グルニアを代表する偉人」と彼のことを話した直後の出来事となっており、よりこの戦いと彼の死の不条理さが強調されている。
なお、マルスがロレンスに説得を試みず攻撃をすることも可能であり、ロレンスを倒してもストーリー上には何の影響もなかったが、『新・紋章』では説得した場合に限り、クリア後に村人から「事情を聞いてくれた礼」としてアイテムを入手できる。
『#FE』では、呪いをかけられたミラージュとして登場。
ロジャー (Rojar/Roger)
クラスはアーマーナイトジェネラル。『暗黒竜』『新・暗黒竜』『新・紋章』に登場。
グルニア軍のアーマーナイト。戦争を嫌ってはいるが仕方なく戦っている単純な性格の男。シーダの美貌と「あなたは愛を信じますか?」の台詞を含む勧誘じみた説得でアリティア軍に寝返る。『紋章』では登場しない。
『新・紋章』ではカシミア大橋の守備に当たっており、再びシーダにより説き伏せられ「あの時とは違う」と言ってはいたものの結局仲間になる。恋人が欲しいらしいが自身は女心をまったく理解しておらず、軍の女の子なら誰でもいいという暴言を口から滑らせ、理想の女性の基準を挙げればキリがない。FE半ば恒例のナンパキャラと化した。
ジェイク (Jeik/Jake)
クラスは『暗黒竜』『新・暗黒竜』ではシューター、『新・紋章』ではウォーリアー。『暗黒竜』『新・暗黒竜』『新・紋章』に登場。
グルニア軍のシューター。アンナの恋人で、彼女の思いを知ってアリティア軍に寝返る。『紋章』では登場しない。
その後『聖戦の系譜』第8章で登場するが「森の中でシューターが動けない」との理由でセリス軍への参戦を断念し、リンダ(アカネイアのリンダとは同名の別人)に魔除けをプレゼントする。また『烈火の剣』にもシューターではなく船乗りとして登場するが、やはりユニットとしては参戦せず『新・暗黒竜』でユニットとして再登場した。
『新・暗黒竜』に再登場したものの『暗黒竜』や『烈火の剣』で登場した際は茶髪で赤い鎧を着ていたのに対し青髪に青い鎧、かつ『聖戦の系譜』の村人流用グラフィックカラーに準じていると言う不思議な仕様になっている。マルスのとの会話では秘密の店のヒントを教えてくれる。アンナの言うとおり女性に弱く、女性が周りにいるとハッスルするようで支援を受けられる相手もすべて女性ユニットだが、彼の方からそれらのユニットに支援を与えるということはない。
『新・紋章』ではアンナに会うために彼女が経営する秘密の店に訪れようとしていた際砂の部族に紛れ込んでしまう。その折シーダと接触し彼女の説得により再び仲間となるが、今回はシューターが移動しない仕様なのでウォーリアとして加入する。
なお、同じシューターのベックとは『暗黒竜』のエンディングで顔グラフィックが入れ替わっている。
ハーマイン (Harmein)
声:龍田直樹(箱田)
クラスは将軍。『紋章』第1部ではジェネラル。『暗黒竜』『紋章』(第1部)に登場。
レフカンディ砦を守護するグルニア軍のジェネラル。マケドニア軍と合同でアリティア軍をレフカンディ近郊の村へおびき出して村の入り口を封鎖する作戦を立てるが、マケドニア第一王女兼白騎士団長のミネルバがこの作戦への協力を拒否して撤収したことから失敗に終わる。
『暗黒竜』では禿頭に髭面だが『紋章』(第1部)では髪は多く小太りで口髭を蓄えており、全く別人のような顔になっている。
島田ひろかずの『ファイアーエムブレム』と佐野&わたなべ版にも登場しているが、出身が両者共、異なっている。
カナリス (Chanaris)
クラスはアーマーナイト。『暗黒竜』『紋章』(第1部)に登場。
港町ワーレンにいるアリティア軍を包囲した、グルニア軍の将軍。アリティア軍を包囲・殲滅する作戦の成功を信じて疑わなかったため、アリティア軍が城に到達した時には動揺した反応を見せている。
『暗黒竜』では大柄な体格で口髭を蓄えているが、『紋章』(第1部)では痩身かつ髭は生やしておらず顔が大きく異なる。
ジューコフ (Jucaph)
クラスは将軍。『紋章』第1部ではジェネラル。『暗黒竜』、『紋章』(第1部)に登場。
ディールの要塞にミネルバの妹マリアを監禁するために置かれた将軍。ミネルバの監視統括役も兼ねていた模様。
ボーゼン (Bozen)
クラスは司祭。『暗黒竜』、『紋章』(第1部)、『新・暗黒竜』に登場。
超破壊魔法ボルガノンの使い手。ボアの魔道書トロンを隠し持っていたがカミュに奪われた。
『暗黒竜』ではトロンを隠し持っていたのはヒムラーとされていた。しかし、後作の『紋章』、『新・暗黒竜』ではボーゼンの仕業とされている。
なおSFC版で率いているのはドルーア軍になっている。
ヒムラー (Himmler)
クラスはパラディン。『暗黒竜』第12章に登場。
パレスの外にある武器屋に陣取っており、倒すと騎士の勲章が手に入る。後に、マルスがグラ北部の村を訪れた際にカミュ(ただし、この時点では自らの立場を明かしていない)からヒムラーがアカネイアの司祭・ボアから没収し、隠し持っていたというトロンの書を託される。
『紋章』(第1部)には登場せず、トロンの書を隠し持っていたのはボーゼンとされている。
デジャニラ (Dejanira)
クラスはパラディン。『新・暗黒竜』に登場。
アカネイア西部にあるの制圧を任されたグルニア軍のパラディン。アカネイアの領民を人質に、領主であるホルスを同盟軍と戦わせようとしていた。
ギガッシュ (Gigashu)
クラスはシューター。『暗黒竜』第13章に登場。
ディールでアリティア軍を迎撃する任を負ったグルニア木馬隊の隊長。『紋章』(第1部)には登場しない。
ホルサード(新・暗黒竜) / ホルスタット(暗黒竜、紋章)(Hollstadt Third)
クラスは将軍。『紋章』第1部ではジェネラル。『暗黒竜』、『紋章』(第1部)に登場。
占領していたアリティア城城門を固めていたジェネラル。
『新・暗黒竜』では、「ホルサード」と言う名前に改名されている。
ダクティル (Dactyl)
クラスはジェネラル。『新・暗黒竜』に登場。
マクロニソスの制圧を任されたグルニア軍のジェネラル。旅の魔道士エッツェルを捕らえ自軍の味方になることを強要していた。己の目的を実現するためならば、暴力も辞さない傲慢な人物。
スターロン (Starone)
クラスはパラディン。『暗黒竜』第18章に登場。
グルニアとの国境にあるカシミア大橋でアリティア軍を迎撃する任を負った黒騎士団の前線隊長。『紋章』(第1部)には登場しない。
ラリッサ (Larissa)
クラスはジェネラル。『新・暗黒竜』に登場。
洞窟の制圧を任されたグルニア軍のジェネラル。グルニアの将の身にありながら、自国の領民をかどわかし、同盟軍に対する人質として洞窟に拉致監禁していた。

領民[編集]

ユミル (Hymir/Ymir)
初期クラスはウォーリアー。『新・暗黒竜』、『新・紋章』に登場。
グルニアで一、二を争う力持ち。単身で故郷の村を守っていた。驚異的な力と巨体にいかつい面持ちという風貌からバケモノ扱いされることを気にしているが、見た目に反して非常に心優しい性格であり、人間扱いしてくれる者には心を開く。一人称が「オラ」で語尾に「〜だ」が付くことが多いなど、やや田舎っぽい口調が特徴。
『新・紋章』では終盤にて竜の祭壇へ向かうマルスたちに下に協力者として駆けつける。最初マイユニットは外観ゆえに蛮族かと警戒心を見せるがマルスの説明を受けてすぐに和解し、ユミルからも気に入られ、動物の帽子を贈られる。また、「マルスの下に集まる人はみんな優しい」とマルスやマイユニットの人徳を高く評価する発言をしている。
マリーシア (Malliesia)
クラスはシスター司祭。『紋章』(第2部)に登場。
第2部に登場。ラング将軍の娘狩りを避けるため村に隠れていたシスター。祖母の推薦と自己の意思でアリティア軍に参加する。レナの弟子であるためハマーンの杖を使うこともできる。マルスに好意を持つ。英雄戦争終結後、姿を消した(「不良娘になったのかも」と書かれているが、詳しい理由は不明)。
『紋章』では銀髪だったが、『新・紋章』では藍色の髪になった。乙女チックさが暴走気味な性格だと強調され、出陣前の会話ではマルスに対して激しい恋愛妄想を見せる会話が連続シリーズで展開される。さらにシーダに対しても(彼女がマルスの婚約者と知らず)相談を持ちかけ、シーダが事情を説明できないほどの勢いで愛について語り、ジェイガンに直談判しては雷を落とされ、男性のマイユニットを新たな王子にしたり、女性のマイユニットにはマルスの寝室に忍び込もうとしたところを取り押さえられたりと、よりコメディリリーフなキャラクターとなっている。また、エンディングでは「新しい王子様を探してみる」という旨を言っており、姿を消した理由がおぼろげながらも登場している。
成長率が比較的良好なことに加え、『紋章』二部では、ハマーンの杖を利用し経験値を獲得できる有名なバグが存在しているため育成も容易である。
レナの祖父
グルニアに住むレナの祖父。マルスに家宝のハマーンの杖を託す。マリーシアがレナの弟子であることも伝えた。マチスの祖父でもあるのだが、彼の柔弱な性格が災いしたのか、2度にわたって無理やり兵役に就かされているにも拘らず、彼についての心配は一切していない。
ダール
クラスは盗賊。『紋章』(2部)に登場。ラーマン神殿周辺を根城にしている盗賊(ラーマンシーフ)のボス。旅の一座からはぐれたフィーナを慰み者にしようとしていた。ラーマン神殿を目指していたマルス達と衝突の末倒される。ゲーム内のボス敵で唯一剣(サンダーソード)を使う、他のボスキャラと比して突出して情けない散り際の台詞を放つなど印象に残るキャラ作りがなされている。
『新・紋章』では痩身で長髪のグラフィックに変更された。情けない台詞は健在だが、最高難度でプレイした場合には味方キャラが誰一人として近づけず攻略が困難になるほどの強化がなされている。


脚注[編集]

  1. ^ 『ザ・コンプリート』p.220
  2. ^ 『ザ・コンプリート』pp.216 - 217
  3. ^ 『ザ・コンプリート』p.160

作中出典[編集]

  1. ^ エンディングスタッフロールより。

参考文献[編集]

  • 『ファイアーエムブレム・ザ・コンプリート』NTT出版、1996年5月20日。ISBN 978-4-87188-822-6