オマー・インファンテ

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オマー・インファンテ
Omar Infante
デトロイト・タイガース(マイナー)
IMG 0052 Omar Infante.jpg
ロイヤルズ時代
基本情報
国籍 ベネズエラの旗 ベネズエラ
出身地 アンソアテギ州プエルト・ラ・クルーズ英語版
生年月日 (1981-12-26) 1981年12月26日(35歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 二塁手遊撃手三塁手外野手
プロ入り 1999年 アマチュア・フリーエージェントとしてデトロイト・タイガースと契約
初出場 2002年9月7日 ニューヨーク・ヤンキース
年俸 $7,750,000(2016年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム ベネズエラの旗 ベネズエラ代表
WBC 2013年

オマー・ラファエル・インファンテOmar Rafael Infante, 1981年12月26日 - )は、ベネズエラアンソアテギ州プエルト・ラ・クルーズ英語版出身のプロ野球選手二塁手内野手外野手)。右投右打。現在は、デトロイト・タイガース傘下に所属。

経歴[編集]

プロ入りとタイガース時代[編集]

1999年デトロイト・タイガースと契約。

2002年9月7日フランシスコ・ロドリゲスに次ぐリーグ2番目の若さでメジャーデビューを果たした[2]。この年18試合に出場し、打率.333を記録した。

2003年ラモン・サンティアゴと出場機会を分け合いながら主に遊撃手としてプレーし、69試合に出場した。

2004年1月8日に遊撃手のカルロス・ギーエントレードで加入したため、この年は二塁手コンバートされることとなった。

2004年は前年オフに獲得したベテランのフェルナンド・ビーニャとのポジション争いを制し、打撃部門で自己ベストとなる142試合に出場し、16本塁打、55打点を記録した。二塁手以外にも、遊撃手・三塁手外野手も守り、ギーエンと同じく、前年オフに加入したイバン・ロドリゲスら共に、チームの最下位脱出に大いに貢献した。

2005年は開幕当初は二塁手としてプレーしていたが、ギーエンが怪我で長期離脱を余儀なくされてしまった。そのため、タイガースはインファンテを遊撃手に移し、チェイス・アトリーが台頭し始めていたフィラデルフィア・フィリーズから、好守の二塁手であるプラシド・ポランコをトレードで獲得することで、ギーエンの穴を埋めた。結局、遊撃手と二塁手をほぼ半分ずつ守りながら121試合に出場。

2006年はユーティリティープレイヤーとして、チームのワールドシリーズ進出に大いに貢献した。

2007年は出場機会こそ少なかったものの、得点圏打率.413をマークし、持ち前の勝負強さを発揮した。

ブレーブス時代[編集]

2007年11月12日ジャック・ジョーンズ外野手とのトレードでシカゴ・カブスへ移籍し、同年12月4日にトレードでアトランタ・ブレーブスへ移籍した。

2008年は150打数以上記録したシーズンとしては自己最高の打率.293をマーク。得点圏打率も.341と、2年連続で.340以上の数字を残し、93安打で40打点をたたき出した。一方で2004年には13個も記録していた盗塁は1つも出来なかった(盗塁死が1つある)。

2009年1月12日に2年340万ドルの契約をアトランタ・ブレーブスと結んだ。

2010年オールスターに初選出された。

マーリンズ時代[編集]

2010年11月16日ダン・アグラとの1対2のトレードで、マイク・ダンと共にフロリダ・マーリンズに移籍した。

2011年9月27日にマーリンズと2年800万ドルで契約延長したことが発表された。

タイガース時代(第2期)[編集]

2012年7月23日ジェイコブ・ターナーら若手3選手とのトレードで、アニバル・サンチェスと共に古巣・タイガースへと移籍した。タイガースには5シーズンぶりの復帰となった[3]

2013年開幕前の3月に第3回WBCベネズエラ代表に選出された[4]。オフの10月31日FAとなった。

ロイヤルズ時代[編集]

2013年12月13日カンザスシティ・ロイヤルズと4年総額3000万ドルで契約に合意したことを報道され[5]12月16日に球団が発表した[6]

2014年は、腰痛で故障者リスト入りした期間があったものの、満塁の場面でよく打って、自己最多の66打点を記録した[7]。打率は.252だった。守備成績は、134試合で二塁手を守って11失策守備率.978・DRS + 1という内容だった。

2015年は124試合の出場に留まり、規定打席到達を逃した。この年は打撃面で不振に陥り、打率.220・2本塁打・44打点という成績に終わった。また、選んだ四球が僅かに9個であり、出塁率は.234という低さだった。一方、二塁手の守備では調子を維持し、前年比マイナス1となる10失策・DRS + 3という成績を残した。

2016年6月15日DFAとなり[8]、23日に自由契約となった[9]

ブレーブス復帰[編集]

2016年6月30日にブレーブスとマイナー契約を結んだ[10]。傘下のAAA級グウィネット・ブレーブスでプレーしていたが、8月16日に自由契約となった[11]

タイガース時代(第3期)[編集]

2016年12月9日に古巣タイガースとマイナー契約を結んだ[12]

選手としての特徴[編集]

もともと、遊撃手だったが、2003年オフにカルロス・ギーエンが加入後に二塁手に転向。ギーエンが長期離脱すると遊撃手に再転向したが、ギーエン復帰以降は、バッテリーと一塁手以外をすべて守るユーティリティ性の高い選手となった。しかし、2011年にマーリンズに移籍してからは、レギュラー二塁手として一本化された。それ以降も二塁専門としてプレーし、2011年から2016年シーズン終了時点までの間で二塁出場は705試合。それ以外のポジションでは三塁がわずかに6試合だけだった。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2002 DET 18 75 72 4 24 3 0 1 30 6 0 1 0 0 3 0 0 10 0 .333 .360 .417 .777
2003 69 244 221 24 49 6 1 0 57 8 6 3 3 2 18 0 0 37 1 .222 .278 .258 .536
2004 142 556 503 69 133 27 9 16 226 55 13 7 7 5 40 3 1 112 4 .264 .317 .449 .766
2005 121 434 406 36 90 28 2 9 149 43 8 0 8 2 16 0 2 73 5 .222 .254 .367 .621
2006 78 245 224 35 62 11 4 4 93 25 3 2 2 2 14 0 3 45 5 .277 .325 .415 .740
2007 66 178 166 24 45 6 1 2 59 17 4 1 2 1 9 0 0 29 4 .271 .307 .355 .662
2008 ATL 96 348 317 45 93 24 3 3 132 40 0 1 2 5 22 2 2 44 4 .293 .338 .416 .755
2009 70 229 203 24 62 9 1 2 79 27 2 0 2 4 19 0 1 28 5 .305 .361 .389 .750
2010 134 506 471 65 151 15 3 8 196 47 7 6 4 2 29 1 0 62 14 .321 .359 .416 .775
2011 FLA
MIA
148 640 579 55 160 24 8 7 221 49 4 2 17 8 34 1 2 67 12 .276 .315 .382 .696
2012 85 347 328 42 94 23 2 8 145 33 10 1 4 2 12 0 1 42 7 .287 .312 .442 .754
DET 64 241 226 27 58 7 5 4 87 20 7 2 4 2 9 0 0 23 2 .257 .283 .385 .668
'12計 149 588 554 69 152 30 7 12 232 53 17 3 8 4 21 0 1 65 9 .274 .300 .419 .719
2013 118 476 453 54 144 24 3 10 204 51 5 2 0 3 20 1 0 44 11 .318 .345 .450 .795
通算:12年 1209 4519 4169 504 1165 207 42 74 1678 421 69 28 55 38 245 8 12 616 74 .279 .319 .402 .721
  • 2013年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高
  • FLA(フロリダ・マーリンズ)は、2012年にMIA(マイアミ・マーリンズ)に球団名を変更

記録[編集]

背番号[編集]

  • 20 (2002年 - 2007年)
  • 4 (2008年 - 2010年、2012年途中 - 2013年)
  • 13 (2011年)
  • 12 (2012年 - 同年途中)
  • 14 (2014年 - 2016年)

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Omar Infante Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2016年6月17日閲覧。
  2. ^ 2002 American League Expanded Leaderboards” (英語). Baseball-Reference.com. 2008年2月15日閲覧。
  3. ^ Marlins trade Anibal Sanchez, Omar Infante for Tigers prospects MLB.com
  4. ^ 2013 Tournament Roster The official site of World Baseball Classic (英語) 2016年3月3日閲覧 [リンク切れ]
  5. ^ Omar Infante agrees with Royals ESPN MLB
  6. ^ Twitter / #Royals officially sign INF Omar Infante to a 4-year contract, with a club option for 2018.
  7. ^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015』 廣済堂出版、2015年、135頁。ISBN 978-4-331-51921-9
  8. ^ http://m.royals.mlb.com/news/article/184236214/royals-dfa-omar-infante-recall-brian-flynn
  9. ^ “Veteran Infante a free agent after clearing waivers”. ESPN.com. Associated Press. (2016年6月23日). http://espn.go.com/mlb/story/_/id/16456674/omar-infante-clears-waivers-becomes-free-agent 2016年7月3日閲覧。 
  10. ^ Adler, David (2016年6月30日). “Infante signs Minor League deal with Braves”. MLB.com. http://m.braves.mlb.com/news/article/187130592/omar-infante-signs-with-braves 2016年7月3日閲覧。 
  11. ^ Staff, Rotowire (2016年8月16日). “Omar Infante: Released by Braves”. CBS Sports. http://www.cbssports.com/fantasy/baseball/news/omar-infante-released-by-braves/ 2016年9月13日閲覧。 
  12. ^ “O.インファンテ、マイナー契約でタイガース復帰”. iSM(Yahoo!JAPAN). (2016年12月10日). http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161210-00000215-ism-base 2016年12月23日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]