エイリアン (架空の生物)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

エイリアン (Alien)は、映画エイリアン』シリーズ及び『エイリアンVSプレデター』シリーズに登場する架空の地球外生命体の通称。

概要[編集]

一般的には「エイリアン」という名称で通っているが、劇中の英語では“Xenomorph”(ゼノモーフ、日本語字幕吹き替え台詞では「異星人」) [1] [2]と言う名称が使われることもある。本来のエイリアン (Alien) という単語は「異邦人」「外国人」の意味であったが、同映画公開と前後して、本来の生息環境ではない人間の世界に入り込んだ「異星人もしくは異星生物」を指す表現としても使われるようになった[3]。 一方、英語のゼノモーフ (Xenomorph) についてはジェームズ・キャメロンが『エイリアン2』で採用した語であるが、他の映画作品で「特殊生物」の英訳[4][5]に用いられるなど用例が広がっている。 なお、地質学においては英語のゼノモーフ (Xenomorph) は他形[6]鉱物#外形による分類を参照)を意味するが、ジェームズ・キャメロンは『エイリアン2』の後になって地質学ですでに使われている用語であることを知ったと語っている[7]

強酸性の体液宇宙空間等の真空中でも生存可能(ただし作品により異なる)な強靭な身体組織、優れた運動能力、強い生存本能から、第一作『エイリアン』においては「完全生物」と言われ、何らかの生物兵器として作られた可能性が示唆されている[8]。シリーズを通してこの生命体を生物兵器に利用しようと目論む企業「ウェイランド湯谷」が暗躍し、それを阻もうとするエレン・リプリーの苦闘が描かれた。

一方『エイリアンVSプレデター』では、既に異星人プレデターの手で地球にエイリアンが持ち込まれていたと設定されているが、これがエイリアンシリーズ本編と同じ世界の出来事かパラレルワールドかどうかは不明である[9]

生態[編集]

アリハチなどのハチ目シロアリといった社会性昆虫のように、一体の女王体エイリアン・クイーンを中心に繁殖を行う。現在、エイリアンにオスが存在するという描写はなく、「エイリアン4」ではクイーンが他の個体と一切接触することなく産卵していたことから、有性生殖は行わず、単為生殖のみで繁殖すると思われる。クイーンが産む卵、エイリアンエッグからは、エイリアンの幼体そのものではなく、寄生体を植え付けるための中間体であるフェイスハガーが孵化する。

フェイスハガーは宿主となる生物の顔面に貼り付き、尾のような器官でその首を絞め、宿主を昏睡状態に陥らせる。次に宿主の口へ管のような器官を挿入し、後に成体となるフェイスハガー本体を体内に植え付ける。フェイスハガーに貼り付かれた生物は、鼻や口などを塞がれ自力での呼吸が不可能な状態に陥るが、挿入した器官を使ってフェイスハガー自身が空気を送り込むため窒息はせず、昏睡状態のままとなる。

その後、しばらくするとフェイスハガーは抜け殻のようになり自然に宿主から離れる。宿主は昏睡状態を脱するまでに至るが、その間に植え付けられた寄生体は幼体であるチェストバスターに成長、これが体を突き破って体外へ出てくるため、宿主は死亡する。チェストバスターは脱皮を繰り返し急速に成体エイリアンへ成長する。エイリアンは宿主の性質を受け継ぐため、成体にも様々な種類が存在し、多種多様な能力を持っている。

成体になったエイリアンは、睡眠をとる。一作目では脱出艇のパイプに紛れて、2作目では巣のなかで眠っていた。

第3作や第4作の描写から、宿主と通常の獲物の区別がつくようであり、特にクイーンの宿主は殺さない[10]

起源
第1作の監督リドリー・スコットはDVD付属オーディオコメンテータリーにおいて「宇宙の彼方で繰り広げられる大規模な細菌・生物兵器戦」「エイリアンの卵はそれに利用されている」と発言している。
この発言を汲んだものか、第5作プロメテウスにおいて、エイリアンはエンジニア(Engineer)と呼ばれる人間型の異星人(かつてファンからはスペースジョッキーと呼ばれていた存在)の遺伝子操作によって誕生した生物である可能性が示唆された。人類もこのエンジニア(Engineer)なる異星人の遺伝子操作によって創造されたものであると設定されている。

成体の特徴[編集]

成体の生物的特徴には、以下の様なものがある。 設定上は身長200cm・体重160kg

頭部
頭部は前後に細長い形状をしており、その上部は半透明のフードで覆われている(後述のエイリアン・ウォーリアーのみ、アクションシーンにおける破損への懸念、及びジェームズ・キャメロン自身の趣味によりフードが省略された)。頭部のデザインは、骸骨と男性器を基にしている(ギーガーが好んで使用するモチーフでもある)。
顔にはそれと判るような形状の鼻や耳、目などは存在しない。
視覚
一作目に登場したビッグチャップは眼窩を持っていたが、眼球は無い。ニューボーンには眼球が発生している。第3作に魚眼レンズのような主観視点が登場したが、実際のエイリアンの視覚がどのようなものなのかは定かではない。
PCゲーム『Aliens Vs Predator』シリーズでは、明かりのある場所では人間と変わらないが、暗闇などでは白黒写真のような視界になる。さらに、嗅覚にて生体フェロモンを感知して対象の輪郭が浮かび上がる表現を加えた視覚効果が採用されており、壁の向こうにいる相手や一定距離内のプレデターの光学迷彩を見破る事も出来る。これらはあくまでゲーム中の演出であり、映画の描写からは通用するともしないとも言い切れない。『エイリアンVSプレデター』のノベライズによれば、プレデターの光学迷彩は通常用の他にエイリアン用など複数あるとされる。
口顎
エイリアンは口の中にインナーマウスと呼ばれる第二の顎を持つ(人間との混血であるニューボーンのみ存在しない)。ウツボヤゴの口器やカメレオンの舌のように伸縮し、口腔内から外へ向けて一直線に数十cmの長さまで飛び出す。射出される際の勢いによる対象物への打撃(及び貫通)やその後の噛み付きによって、主に攻撃のために使われる。その射出力は、人間をはじめとする生物の骨格はおろか、人間の武器では破壊不可能なプレデターが使用する金属をも破壊するほどの威力を持っている。映画AVPではプレデターのヘルメットを貫通し殺害している。
歯は人間の物に酷似しており、門歯犬歯にあたる形状を見て取れる。人間に比べて犬歯が長い。歯を剥き出している事が多いが、唇も存在している。
手足
手足の力は人間をはるかに凌ぐ。特に脚力は非常に強く、極めて高い瞬発力を備えている。指[11]の先端には鋭いを備えており、これと強い握力とを併用することで、凹凸の無い滑らかな天井や壁に張り付くことも可能である。
尾は身の丈以上に長い。先端はの穂先のように鋭利な形状をしていて、金属や岩石を砕くほどの力と硬度を持っている。戦闘時には、のように振り回すか、槍のように突き刺して使用する。力も非常に強く、200キロ近い体重を持つプレデターを先端に刺したまま持ち上げることができる。
第2作のノベライズによれば、獲物に突き刺して麻痺毒を注入することも可能。この毒は対象の生命活動を一切損なうことなく、意識を残したまま活動のみを制限する。24時間ほどで代謝によって体外へ排泄され、対象は一切の後遺症なく回復する。ただしこの麻痺毒の設定はノベライズのみ、それもゴーマン中尉にのみ使用しており、劇中や以後の作品では反映されていない。
外殻
フェイスハガー及びチェストバスター形態の外皮は白いタンパク質によって構成されている。チェストバスターから脱皮を繰り返し成体へと成長する過程で、外皮[12]は硬質化し黒いシリコン樹脂状に変質していく。赤外線に写らないという特徴があり、第2作では赤外線ゴーグルを付けても何も見えないために海兵隊員達がパニックに陥るシーンが存在する。温度や湿度など環境の変化にすぐさま適応し、宇宙空間などの真空状態にも耐えうるが、硬質感のある見た目ほどに強靭ではない。20世紀相当の銃火器等によっても破壊でき(ただし、拳銃弾程度で致命傷を与えるのは容易ではない)、プレデターの装備するレイザーディスクなどの切断兵器や、プラズマキャノンの攻撃も防ぐ事はできない。
炎や液体窒素を浴びせられるといった、極端な温度変化にも耐えうるが、反応からするとダメージは受けているようである。エッグチェンバーやチェストバスターの状態では炎に耐えることはできず、燃え上がってしまう。『エイリアン2』のノベライズや、エイリアンが登場するゲームでは、火炎放射器でエイリアンの成体を殺傷する描写もある。
体液
幼体・成体を問わず体液は黄色い強酸性で、金属その他のあらゆるものを腐食させる性質を持つ。そのため、うかつに攻撃すると攻撃者側も大きな被害を受ける。さらに自らの出血を利用して拘束状態を脱したり、武器として使用した例も見られる。当然ながらエイリアン自身の外殻は溶けることはなく、『エイリアンVSプレデター』シリーズでは、プレデターがエイリアンの体を対エイリアン用の武装に加工する様が描写されている。体液は持ち主が死亡すると酸性から中和されていく。武器として使用の描写から、胃のような粘膜による耐酸性ではなく、体組織自体が根本的に酸で溶けないことが判明している。しかし、『AVP2』のラストでは、雨の降りしきる中でプレデリアンと刺し違えて大量の返り血を浴びていたクリーナーの肉体がまったく溶解しなかったり、同じように雨の中で殺されたエイリアンの返り血で物が溶けるという描写がまったく無かった。
この酸の他に、エイリアンは涎をはじめ全身から大量の粘液を分泌している。作品によって涎も酸性を持ったり持たなかったりしている。『エイリアン4』に登場したニューウォーリアーは口から酸を吐いて攻撃することができる。ゲームでもエイリアンが酸を吐いて攻撃する作品がある。
死後中和する、体積以上の量を溶かすといった点から、海外のファンサイトなどでは酸ではなく腐食性の細菌が体液中に存在しているのではないかと考察する向きもある。
分泌液
樹脂状に固まる分泌液によって幾何学的なを構築する。さらに犠牲者をこれで拘束し、チェストバスターを寄生させる。分泌のプロセスは不明。薄い状態なら人力でも破壊は可能。
巣の模様にはエイリアンの姿が溶け込むため、これを利用して侵入者に対する不意打ちが可能となっている。
身体能力
チェストバスターやフェイスハガーも動きは敏捷である。フェイスハガーは強靱な尾によって、獲物に飛びかかったり首を締め上げたりする。成体になっても俊敏性は衰えず、天井や床下などを自在に音もなく動き回る。
人間が素手でエイリアンに対抗する事はほぼ不可能であり、場合によってプレデターをも倒す。至近距離で連射された弾丸をかわすなど反射にも優れる。また、その気になれば動作探知機に感知されないほどの隠密性も持つ。
酸素呼吸をしているかは不明だが、劇中では睡眠中に呼吸音と共に身体を上下させる様子が描写されている。また、大気組成が地球と異なる環境下や真空の宇宙空間でも長期間生存する事が出来る。
知能
機械動力を意図的に断つ程度の知能があり、クイーンに関しては卵を守ろうとする母性も見せている。
同族同士で連携し集団戦を展開する事も出来る。第2作ではリプリーの威嚇を受けたクイーンが卵を守るためにウォリアーに彼女への攻撃を控えさせた。第4作のノベライズなどではテレパシーのようなもので意思疎通を図っている事が示唆されているが、劇中でそれが具体的に描写された事はない。『エイリアンVSプレデター』のノベライズでは、クイーンの怒りを感じたグリッド以外のエイリアンが怯えるという描写があった。同様の描写は『エイリアンVSプレデター2』のノベライズにも存在する。
作品を重ねるごとに高い知能を持つような描写が増えてきており、最新作においてはある程度の意思の疎通が描かれている。

種類[編集]

エッグチェンバー[編集]

中間体であるフェイスハガーを内部に保護する卵のようなもの。「エイリアン・エッグ」ともよばれている。形状は卵形だが、上部には花弁状の開口部があり、殻のような硬質感はない。根が生えており、内部には血管や神経のようなものが見られる。寄生対象が近づくと花弁が開き、内部からフェイスハガーが飛び出し襲い掛かる。外殻部分は半透明で、光を当てると中で蠢くフェイスハガーが透けて見える。
生物の発する気配や振動を感知してフェイスハガーを排出する性質があるため、フェイスハガーを内包した状態で持ち運ぶことは不可能に等しいようである[13]。エイリアンを儀式に利用していたプレデターたちも、エッグを産み落とすクイーンそのものか、フェイスハガーの状態で持ち運んでいる。エイリアンの軍事利用を図っていたウェイランド湯谷社も、エッグではなく人間に寄生させた状態での運搬を企み、第4作ではクイーンを使ってエイリアンを増産していた。初期設定によれば、体表から靄のような有色の気体を放出してそれらの振動を感知する事で排出する仕組みになっており、一作目で靄がかかっているのはそれらの設定の名残である。
第4作ではエイリアン自身もこの性質を利用。通路を水没させて水面にエッグを大量に設置し、水中を移動する人間が息継ぎのために水面へ顔を出した気配を察知してエッグから生まれたフェイスハガーに襲わせるという、一種の地雷のような使い方をしていた。
初期の設定では、エッグチェンバーは捕らえられた人間が変質させられた物であり、クイーンが出産する物ではなかった。第1作において、ダラス船長とブレッドが卵になりかけた姿が撮影されたがカットされている(ディレクターズカット版に収録)。デザイン画におけるエッグチャンバーの口は女性器の形そのままであり、プロップを造形される段階で現在の十字型の花弁状へと変更されている。ギーガーによればこの変更は20世紀FOX側からの指示によるものであったものの、当のスタッフ達は「十字架を連想させる」と喜んでいたという。

フェイスハガー[編集]

宿主となる生物に寄生体を植え付けるための中間体。名前の由来は「Face(顔に)Hugger(張り付くもの)」。
人間の手に節足動物(特に甲殻類クモ綱)を掛け合わせたような形態をしており、胴体は人間の顔ほどの大きさである。『エイリアンVSプレデター』ではサソリと仮称された事もあった。
俊敏に動き[14]、8本の脚で宿主となる生物の顔面を抱え込む。さらに簡単に引き剥がされないよう、長い尻尾を首に巻きつける[15]。力も強く、第1作では気密服を着用していたケインのヘルメットのフードを破って寄生体を植え付け[16]、第2作ではリプリーの顔に貼り付こうとしたフェイスハガーを引き離すのに海兵隊員が二人がかりであった。
顔に張り付いた後は、尾で首を絞めて宿主を昏倒させ、腹部にある女性器状の器官から長い寄生管を伸ばして相手の口内に挿入、エイリアンの胎児を体内に寄生させる。一度完全に貼り付かれると外科手術で分離するしかないようであるが、傷をつけると強酸の体液が噴き出すため、除去は困難である[17]。事実上、寄生された人間を救うにはフェイスハガーが離れた後で外科手術により後述のチェストバスターを除去するしか方法がないようである。フェイスハガーの寄生対象は人間とは限らず、第3作では四足獣、AVPではプレデターに寄生した。今のところ、劇中においてフェイスハガーを自力で引き剥がした人間は、エイリアンの遺伝子によって超人化したクローンリプリーだけである。また、描写されてはいないが、『AVP』においてスカー・プレデターがフェイスハガーに取り付かれた際もすぐに引き剥がしている。このフェイスハガーはスカーを窒息させること無く、一瞬の間に寄生卵を植えつけたため、スカー自身も寄生されたことに気づかなかった。
寄生を果たすとフェイスハガー自体は死に、宿主の顔から剥がれる。体液は酸性から中性に変わるため、解剖し観察する事も可能になる。
クイーンフェイスハガー
三作目に登場した、エイリアンクイーンを産み付ける為のフェイスハガー。
劇中では指だけが映された為確認できないが、指の間に被膜があり、体色や体長が異なるなど通常の個体とは大きな差異がある事がプロップなどから確認する事ができる。
トリロバイト
第5作プロメテウスに登場した巨大な軟体生物。乳白色の体色に7本の太い触手と、無数の細長い触腕、さらに裏面には目と口があるのが特徴。
エンジニアの遺跡にあったDNAのエキスで汚染されたホロウェイがショウと情交した結果誕生した。ショウを追って現れたエンジニアに襲い掛かって絞殺し、さらに口腔から寄生体を植え付けた。
大きさや目の有無などの差異はあるが、わずかな時間で数十センチ程度から数メートルにまで及ぶ大きさへ成長した事や、獲物の顔面に取り付いて窒息させながら寄生体を植え付ける事など、外見上の相似だけでなく性質においてものちのエイリアンに通じる要素を多数備えている[18]

チェストバスター[編集]

フェイスハガーによって植え付けられた寄生体が成長した幼体。「Chest(胸を)burster(破壊するもの)」という名前の通り、宿主の体を突き破って体外へ出てくる。このため宿主は必ず死亡するが、外科手術による摘出も可能である(現時点において、外科手術によりエイリアンを摘出することで生存できた人間は4作目のクローンリプリーのみである)。
大まかな形状は成体に近く、細い手を持つが足のない蛇のような姿をしており[19]、体色は白色~肌色である。移動スピードは非常に早い。成長速度も速く、誕生直後は比較的脆弱だが、何度かの脱皮を繰り返して成体へ至る(餌は不明だが、肉を食べる描写が登場する)。
宿主の性質を受け継ぐことがあり、第3作では獣に寄生したためそれと同様の素早さを持ち、『エイリアンVSプレデター』では寄生したプレデターと同様の外顎を持ったチェストバスター(後のプレデリアン)が誕生した。 また宿主や植え付けた個体によって、チェストバスターの大きさや成長率は異なるようである[20]
作品を重ねるごとに潜伏期間が短くなっており、第1作では数日だったものが『AVP』シリーズに至っては数時間となっている。
フェイスハガーが剥がれた後、宿主は意識を取り戻しているため、チェストバスターが誕生する際は想像を絶する苦痛に襲われる。

ビッグチャップ[編集]

第1作に登場した個体。名前の意味は「大きな頭部」。『エイリアン』シリーズに登場するエイリアンの中でも、このビッグチャップのみ眼窩を持つが、眼球らしきものは無い。プロップなどでは頭部に人間の頭蓋骨を模した造形が確認できるが、半透明のフードによりほとんど見えなくなっている。
小惑星に下りたノストロモ号の乗組員・ケインに寄生し、宇宙へと船が飛び立った後、彼の腹を突き破って出現する。以後、船内で成長し、孤立した宇宙船の中で暗闇から一人ずつ乗組員を襲う悪魔のような存在として描かれる。リプリーを除く全乗組員を惨殺するものの、最期はリプリーによって宇宙空間へ放出され、脱出艇のジェット噴射で焼かれる。宇宙空間の彼方へと飛ばされたが、明確な死の描写自体はない。ノベライズ版では船外に放出された後に真空のため破裂している。
背中にパイプ状の突起物が5本生えており、手足は人間より長く見えるほど。
初期の設定では、このビッグチャップ単体で繁殖可能であり、劇中で姿を消したダラスとブレッドを巣に拘束し、エッグチェンバーへと変貌させようとしていた。このシーンは公開当時はカットされ、後にディレクターズカット版にのみ収録されている。

エイリアン・ウォーリアー[編集]

第2作から登場した種類。名称は本作キャッチコピー「今度は戦争だ」とその役割から。以降の作品で同様の役割を担う種類を指す総称でもある。
ビッグチャップと違い、頭部のフード状の部分が無くなっている。前作の機械的な容姿から、細身の昆虫を思わせる外見となり、腕には外骨格状の突起物が追加され、牙は前方へ突き出ている。
社会性昆虫で言えば働きバチや働きアリ、兵隊アリの様な生態を持ち、エイリアン・クイーンを中心とした社会においては、寄生対象となる獲物の捕獲と拘束、産卵中のクイーンの護衛およびコロニーに近づく脅威の排除などを行う。群生コロニーを形成し、獲物がいない時には天井や壁などで休眠状態で待機し、敵や獲物が接近した場合には集団で襲い掛かる。寄生対象がいる時は積極的に襲撃をかける。
知能が高く、一度襲撃に失敗した通路は使用せずに他の進入経路(天井の隙間や通気口など)を見つけ出して侵入してみせた。巣が大気変換施設にあるのも、暖かく過ごしやすいことと人間がその場所を破壊出来ないと看破した為である事がノベライズにて示唆されている。
大群で登場し設定上は100体近く生息しているが、実際の撮影に用いられたスーツは5体程度で、アニマトロニクスも活用されている。
ノベライズではコロニーの人口総数157名のうち、半分強の100人程度がエイリアンになったと仮定していた。その内50体が植民地住人達との戦いと最初の海兵隊との戦いで倒され、セントリーガンで攻撃してきたエイリアンの半分以上が倒されていた。

エイリアン・クイーン[編集]

第2作から登場した、エイリアン社会のトップに君臨する種類である。社会性昆虫の「女王体」がそうであるように、クイーンの体のサイズも、通常のエイリアン・ウォーリアーを遥かに上回る。腕は大きいものと小さい物が左右2対、計4本生えている。必要に応じて二足歩行する。頭部からは2〜3mほどもある冠のような器官が後方に伸びており、目の無い顔面部分は普段その下へ格納されている。背中の突起もパイプ状ではなくトゲ状で、左右3対計6本である。
クイーンの役割は主にエッグの産卵である。高い運動能力を持つが、通常は体を天井や柱に固定され、下腹部につながる巨大な卵嚢から産卵管を伸ばしてひたすら産卵行動を続けているため、移動は不可能である。危急の際は自ら卵嚢を切り離し機動性を回復するが、通常産卵状態にあるクイーンの防衛や餌の調達はエイリアン・ウォーリアーが行うようである。
第2作では、巣を破壊したリプリーを追跡してスラコ号に侵入(この際船内に卵を生み落していた)。パワーローダーに乗ったリプリーと格闘した後、遠隔操作で開いたエアシャフトから宇宙空間へ放出された。
第3作では、上記の卵から生まれたフェイスハガーによってリプリーの体内に密かに寄生。終盤、溶鉱炉に身を投げたリプリーの胸から飛び出すも間に合わず、抱きかかえられるようにして共に溶鉱炉の中へと落下、焼死した[21]
第4作では宿主リプリーと共にクローンとして再生された。その際、リプリーの遺伝情報を得た事で子宮を生じ、胎生により人間とエイリアンとの融合体であるニューボーンを出産するが、直後、そのニューボーンに殺された。今のところ、クイーン(クローンではあるが)の明確な死の描写はこれのみである。
エイリアンVSプレデター』では、“プレデターが宇宙から地球に持ち込んでいた”という設定で登場する。プレデター達の儀式のために、エッグチェンバーを産ませる道具として冷凍保存されていたが、レックス達がピラミッド内の仕掛けを踏んだことで復活する(鎖と枷で拘束されており、特殊な器具から放出される電気ショックによって強制的に卵を生まされ続けていた)。その後、子供であるバトル・エイリアンを呼び寄せ、自らの体を傷つけさせて強酸性の血液で拘束具を破壊して逃亡。ピラミッド爆破後に地上でレックスとスカー・プレデターに襲いかかるが、体に残っていた拘束鎖を鯨油精製用の大釜に結びつけられ、共に南極海に沈められた。
ノベライズでは、エイリアン・ウォーリアーが長期間単独で存命した場合に体器官の変態を生じクイーンへと変化、単独での繁殖行動が可能とされている。
また、ゲーム「エイリアンVSプレデター3」では、エイリアン編の主人公「Specimen 6」が、最終的にクイーンエイリアンへと成長する。
寄生する際、クイーンは胸郭ではなく子宮に寄生し、成長にもウォーリアーより時間がかかるようである[22]
シリーズを通して何度も登場していながら、一度も人を殺した事が無く、[23]殺害が確認できるのは『エイリアンvsプレデター』のスカー・プレデターのみである。
プレトリアン
「ローマ皇帝の親衛隊」という名前の通り、エイリアン・クイーンの親衛隊兼時期女王候補となった種類であるメスエイリアン。ウォリアーなどと比べると大きい、身体能力は非常に高く、耐久能力や攻撃力はウォリアーよりもはるかに高い。
クイーンに似ている、同じくエイリアン・ウォーリアーを統率する能力を持っているが、若干小柄で、産卵もできない模様。
なお、現クイーンが死んだ時点で、その中での最強のプレトリアンは成長し、新しいクイーンとなる。
今のところゲーム作品にのみ登場し、映画には登場したことがない。

ドッグ(バンビ)・エイリアン[編集]

第3作で登場した個体。犬(完全版では牛)に寄生して誕生したことからこう呼ばれる。宿主が四足獣だったため、趾行性の後脚を持ち、四足歩行で素早く移動する。背中にはパイプ状突起がない。
天井を逆さまに走り、垂直の壁にへばり付いてそのまま素早く駆ける事も出来る。溶鉱炉に沈められて全身を溶けた鉛で覆われても死なないなど、非常に高い耐久力を持つ。肉食で、獲物を捕食する描写がある。ノベライズでは特殊素材セラモカーバイド製の扉を変形させており、力も強い。
スラコの脱出艇に潜んでいたフェイスハガーから誕生。武器を持たない囚人達を次々と虐殺したが、前述の溶鉱炉で銑鉄を浴びせられた後、さらにスプリンクラーから水をかけられ、温度差による熱疲労で全身が破裂した。

ニュー・ウォーリアー[編集]

第4作で登場した種類。リプリーの遺伝子が組み込まれたクローンのエイリアンクイーンから生まれたフェイスハガーが、実験体である人間に寄生して生まれたものであり、他のエイリアンと比べて人間の遺伝子をより多く含んでいる。初めて水中を泳ぐ姿を見せたエイリアンでもあり「アクア・エイリアン」とも呼ばれる。
施設の構造や仕組みを学習し利用したり、自身の身体的特徴や獲物の性質を活用して罠を仕掛けるなど、シリーズに登場するウォーリアー・エイリアンの中でも、知能が高い。
劇中での具体的な描写として、躾用の冷凍ガスのメカニズムを学習し利用する、銃を餌にエルジンを誘き寄せて殺害する、さらにそのエルジンの死体を餌にベティ号クルーを誘き寄せる、通路一帯を水没させその水面にエイリアンエッグを設置し、息継ぎの為に顔を出したところをフェイスハガーに襲わせる、獲物以外の目的でリプリーを連れ去る、などが見られた。これらの知能の高さは人間の知能を引き継いだためともされており、ノベライズでは人間の言語を理解している描写もある。
同族を殺しその出血で檻を破る、口から酸性の体液を敵に吐きかけるなど、自身の酸を利用する戦法を見せた。口から吐く酸は血液に比べて酸性度が低いようで、これをまともに浴びたクリスティーの半顔は焼け爛れたのみで溶解には至らなかった。
従来のエイリアンよりも生物的な意匠が組み込まれており、背中の突起が4本、後脚が趾行性、ヒレや水かきがある、などの違いがある。劇中では体色が黒く見えるが、実際の撮影で使用されたプロップの体色は茶色。

ニューボーン[編集]

第4作で登場した個体。名称のNewborn(ニューボーン)は新生児の意味であるが、新種と言う意味も匂わせている。体格はかなり大きいものの、「5本指」「眼球がある」「口内にはインナーマウスがなく、代わりに舌が付いている」「乳白色の柔軟な外皮を持つ」「血液の色が赤色」「尾がない」など、その外見は人間に近く、さらに胸部に乳房らしきものもあるなど、これまでのエイリアンとは著しく異なる存在である。
母親と慕うリプリーに対して穏やかな表情を浮かべたり、クイーンを殺害する際に殺意をこめた表情をするなど感情表現は豊か。力はニュー・ウォーリアーはおろかエイリアン・クイーンをも凌駕しており、腕の一振りでクイーンを殺害し、片手で人間の頭部を握りつぶすほどである。リプリーから受け継いだ人間のDNAによる影響で胎生となったクイーンから誕生するも、自身は生みの親であるクイーンを母と認識せず、遺伝上は祖母に当たるリプリーを母と慕う。
ニューボーンは、リプリー以外の人間を平気で殺害する姿を見たリプリーに危険と判断された(尤も、リプリーは最早人間ではない新たな生物に生まれ変わってはいたが)。リプリーが自らの強酸性の血液で窓に宇宙空間に繋がる穴を開けると、ニューボーンの身体はその小さな穴に吸い付けられ、そのままその穴から体組織を真空中に吸い出され、バラバラになった。

バトル・エイリアン[編集]

エイリアンVSプレデター』で登場した種類。劇中にてプレデターと戦う事からこう呼ばれる。
第4作のニューウォーリアーをベースに造形されているが、体色は黒く、背中のパイプ状の突起は5本、鉤爪や尻尾などがより攻撃的になり、成長が著しく早いなどの相違点も見られる。
ドッグ・エイリアンと同じくほとんどの場面で四つん這いで行動しており、天井や垂直な壁を床と同じように走る事が出来る。知能も高く、ニューウォーリアー同様に酸を利用していた。
グリッドエイリアン(アルファエイリアン)
バトルエイリアンの中で、プレデターのネットランチャーによる攻撃で頭部と肩に網目(グリッド)状の傷を負った個体[24]
ノベライズによれば最初に生まれた個体であり、他の物に比べ体格も大きく知能も高い。
劇中ではチョッパー・プレデターを不意打ちで殺害した後、ケルティック・プレデターと激しい肉弾戦の末に勝利。この際、尾を切断された上、プレデターのタックル(石柱がへし折られるほどの威力)をまともに受け、さらにジャイアントスイングで何度も壁や柱に頭をぶつけたのちに投げ飛ばされても平然と立ち上がって反撃するなど、ニューウォーリアーと比べても圧倒的なタフネスを備えている。神殿を脱出しようとするレックスとスカーに迫るが、僅差で間に合わず、ガントレットの爆発により他のバトルエイリアンもろとも死亡した。

『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』に登場するエイリアン・ウォーリアー[編集]

第2作で登場したエイリアン・ウォーリアーの頭部を組み合わせた姿をしている[25]。性質もそれまでのエイリアンとほぼ同じで、獲物を繭にしたり、食事をするシーンなどがある(この時の描写ではインナーマウスを使用していた)。
プレデターの宇宙船の墜落で解き放たれたフェイスハガーの群れにより誕生。プレデリアンをリーダーとして、ガニソンの街を暗躍した。このウォーリアー群に関してはプレデター・ザ・クリーナーによって掃討されている。
デザインの変更は監督のストラウス兄弟の指示によるもの。頭部は第2作のプロップを元に製作されているため、フードが存在しない。
ヌーヴェルウォーリアー
本作のエイリアンは、プレデターの宇宙船のフェイスハガーによって誕生した個体と、プレデリアンによって生み出された個体がそれぞれ複数登場しているが、ヌーヴェルウォーリアーの名称は主に後者を指す。名称はノベライズからで、ヌーヴェル (nouvelle)とはフランス語で「新しい」の意であるが、作中でそれが示された事はない。姿に関してはどちらもほぼ同一で差異はない。
従来のウォーリアーたちのような成長過程を経ず、プレデリアンによって妊婦の胎児がチェストバスター化したもので、いままでのウォーリアーが一人の宿主に対して一体しか誕生できなかったのに対し、ヌーヴェル・ウォーリアーは一人の宿主から複数で誕生することができる。
監督の解説によればその役目は生みの親たるプレデリアンの護衛であるが、通常のクイーンと違ってプレデリアンは単体で繁殖が可能であり、ウォーリアーに人間を生け捕りにさせる必要が無いため、ヌーヴェル・ウォーリアーは“チェスト・バスターの宿主となる人間の捕獲”という目的から開放された初めてのウォーリアー類である。故に、ヌーヴェルウォーリアーによって人間が捕獲されるシーンはあるが、繭にされた死体は登場しない(どこへ、何の為に捕獲されたのかは描かれなかった)。
プレデリアンの敵たるザ・クリーナーに対しては率先して攻撃を仕掛けて負傷させ、不意打ちながらもプラズマ・キャノンの片方を破壊し、フェイス・マスクの照準装置を損傷させてプラズマ・キャノンそのものを使用不能にする戦果を挙げた(このため、クリーナーは残った片方のキャノンをハンドガン型へ変形して対応した)。この他にも、プレデター掃討に派遣されたコロラド州軍第89中隊を襲って一方的に殲滅している。

プレデリアン[編集]

元々はダークホースコミックスにおいてイラストが描かれたのが初出[26]のプレデターに寄生したエイリアンの成体[27]
その後各種コミック作品・PCゲーム『Alien vs Predator』シリーズのみの存在に留まっていたが映画『エイリアンVSプレデター』『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』で登場[28]。以下はあくまで映画AVP2のプレデリアンの個体の記述である。
スカー・プレデターに寄生して成長し、プレデターのDNAを取り込んだ混合体である。身長213cm。割合は、エイリアンが85%に対し、プレデターが15%とされる。
外見としては、姿形はバトルエイリアンに頭部のドレッドのような触手や4本の外顎などプレデターの特徴を組み込んだ姿をしており、また頭部や背中にはエイリアン・クイーンやビッグチャップの意匠も見受けられ、頭部のドレッドは、第3作で登場したドッグチェストバスターの尾を流用した物である。鳴き声はプレデターとクイーンのそれを組み合わせたものである。
地球人類を宿主とした他のエイリアン・ウォーリアーよりも身長や体格も大きく、従来のエイリアンのように甲殻質の細身な体型ではなく、外骨格の上から筋肉のような筋に全身を覆われている。力も他のエイリアン・ウォーリアーより強く、アスファルトを粉砕し、人間を片手一本で殺害し、プレデターを一撃で弾き飛ばす程である。さらに宇宙船の墜落の衝撃でも全く傷を負わず[29]、胸にスピアを突き刺されても反撃へ転じるほどの耐久力を持つ。また尾の先端の形状がウォーリアーと異なり、エイリアン・ウォーリアーのそれが鎌状に湾曲しているのに対し、こちらは槍状で巨大な棘の様な形となっている。皮膚の色も黒ではなく、プレデター同様に白く、またプレデターのスキャン視覚に対してもエイリアンではなくプレデターに近い反応を示す。
性格はエイリアン・ウォーリアーよりも残忍であるとされ、ウォーリアーを殴りつける、クリーナーの挑戦に応じて闘うなど好戦的である。プレデターを度々出し抜き不意打ちする、病院内の赤ん坊を見て人間の生殖を理解するなど、知能も高い。
外見だけでなく、プレデターの性質や能力も一部取り込んでいる。ノベライズではエイリアン・クイーンとは似て非なる物であることを強調されており、女王ならぬエイリアンの王であると繰り返し述べられていた。
本作のプレデリアンについて最大の特徴は、単独での生殖活動が出来る事である。プレデリアンは、クイーン・エイリアンのように卵を産み付けるフェイスハガーを生産するエッグを生まなくても、口移しで宿主の体内に卵を産み付け、短期間で大量のチェストバスターを誕生させることが出来る。人間の妊婦の体内に卵を産み付けられると宿している胎児にエイリアンの遺伝子が組み込まれ、それがチェストバスターへ変換される[30]。またプレデターの特徴の一つであるスキャン視覚も併せ持ち、この機能によって妊婦の女性とそうでない女性を見分けている。


この他、ゲームや玩具などで寄生した生物の特徴を取り込んだバリエーションや、変異体などが多数登場する。

デザイン・造型[編集]

第1作のエイリアン成体のスーツ原型は、デザインを手掛けたH・R・ギーガー自ら製作している。当初はデザインのみの参加のつもりが、アメリカのスタジオで制作されたモデルがイメージとかけ離れているという理由でロンドンでの撮影に志願した。第1作におけるギーガーによるデザイン過程は画集『ギーガーズ・エイリアン』に詳しい。ギーガーはエイリアンの体表を透明な皮膚で覆うことを希望していたが、十分な強度のある透明素材が無く断念している。また首廻りの管状の器官には、日本製の灯油ポンプが流用されており、プロップから作られた精巧なコピーを仔細に観察すると、元の灯油ポンプに刻印された文字とJISマークが確認できる。没になったが、ロン・コップによるクトゥルフをモチーフとしたタコ頭の初期デザインも存在する。

第2作にギーガーは参加せず、キャメロン監督の意見を多数反映してスタン・ウィンストンのチームがエイリアン・エフェクトを担当した。ウィンストンは第2作の後に『プレデター』2作に参加するが、『プレデター2』でプレデターのコレクションとして後頭部の長く伸びたエイリアンそっくりの頭蓋骨を登場させたため、後年プレデターとエイリアンという2大モンスターの対決/競演がメディアを超えて展開する事になる。

第2作でウィンストンのチームに参加していたアレック・ギリスとトム・ウッドラフJr.は独立してアマルガメイテッド・ダイナミクスを設立。ギーガーの指示も採り入れつつ『エイリアン3』のエイリアン・エフェクトを手掛ける。以後『AVP2』まで実際の造形はアマルガメイテッド・ダイナミクスが行っているため、成体エイリアン後頭部の曲線や2作目までより一回りサイズアップしたフェイスハガーの質感と顔にしがみつく指の配置などはほぼ一貫している。トム・ウッドラフJr.は担当全作で実際にスーツを着用しエイリアンを演じている。

全身像が映される場合、第1作でブレットを連れ去るエイリアンはワイヤーで吊るされているが、第3作ではゴー・モーションやデジタル合成が試みられており、第4作以降ではフルCGによるエイリアンが登場している。第2作のメイキング映像ではフェイスハガーを走らせる様々な工夫も紹介されている。

脚注[編集]

  1. ^ ジェームズ・キャメロン(原案、監督)、1986年. 『エイリアン2』(DVD). 20世紀フォックス. スラコ号でのブリーフィングの場面
  2. ^ ヴィンセント・ウォード(原案)、デヴィッド・フィンチャー(監督)、1992年. 『エイリアン3』(DVD). 20世紀フォックス. 完全版では本社に指示を求める通信を行う場面において、劇中の通信端末の画面で綴りが確認できる。
  3. ^ 平安京エイリアンなど。
  4. ^ 三村渉(脚本)、手塚昌明(監督)、2002年. 『ゴジラ×メカゴジラ』. 東宝ゴジラ#ゴジラと戦った組織及び東宝特撮映画の怪獣対策組織#特生自衛隊も参照
  5. ^ 横谷昌宏(脚本)、手塚昌明(脚本、監督)、2003年. 『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』. 東宝
  6. ^ EPACS自然史博物館、「かながわの自然図鑑1 岩石・鉱物・地層」、神奈川の大地:用語解説:、有隣堂
  7. ^ 『エイリアン2』(DVD) の音声解説にて
  8. ^ 第一作DVDの音声解説にて監督であるリドリー・スコットが述べている。
  9. ^ エイリアン2』・『エイリアン3』において「ウェイランド湯谷」が、AVPシリーズにおいて「チャールズ・ビショップ・ウェイランド」と「ミス・ユタニ」なる人物が、それぞれ登場している。逆に言えば共通項はこの部分のみである。
  10. ^ AVPでクイーンがプレデリアンを宿したスカープレデターを殺害しているが、この時も胎児の潜む胸部ではなく腹部を串刺しにしている。
  11. ^ 指の本数は作品毎に異なり、1作目は6本、2作目は5本、3作目以降から4本となっている。
  12. ^ エイリアンシリーズでは外骨格扱いで外皮は存在しなかったがプレデター2では白い頭蓋トロフィーとして登場し映画「エイリアンVSプレデター2」において”頭部の黒い外皮を剥く”描写が描かれ内骨格生物の可能性が高くなっている
  13. ^ ただし『エイリアン2』ノベライズには運搬する専用のエイリアン・ウォーリアーが卵を持ち運ぶ描写がある。
  14. ^ エイリアンVSプレデター』では数メートルの跳躍を見せている。
  15. ^ ノベライズではさらに吸盤で吸い付いている。ギーガーの初期デザインにも吸盤が存在する
  16. ^ ノベライズでは一度フードに張り付いた後、分泌した粘液でフードを溶かしてから侵入すると描写されており、劇中のヘルメットにも溶かされたような跡がある
  17. ^ 第2作では「外科手術によって分離するも宿主は死亡」との報告がある。
  18. ^ ただし、フェイスハガーが対象を、ある程度、生かすのに対し、トリロバイトはそのまま殺害し、誕生したディーコン(プレエイリアン)の姿も、後頭部がややとがっており、エイリアンに特徴的な長い尾がなく、上顎が突き出る形でむき出すものの、第二の顎が形成されておらず、成体のまま誕生するところに相違がある。
  19. ^ 第1作のチェストバスターには手が無いように見えるが、「2」の準備段階で「1」のチェストバスターのレプリカを元に撮影用モデルを作り直したトム・ウッドラフJr.は劇中見えなかった「腕のようなもの」が既に具わっていた事を証言している。「2」のメイキングドキュメンタリー参照。
  20. ^ 第3作のチェストバスターは宿主である犬のサイズを上回っており、同じく第3作のクイーン・チェストバスター(胎内にいるときはクィーン・フュータス)は手足を完全に生やした状態で誕生した。プロメテウスにおいて巨大なフェイスハガーによってEngineerに植え付けられた個体もまた完全に手足を生やした状態で誕生した。
  21. ^ これは劇場公開版に登場するシーンであり、のちに公開された完全版には存在しない。
  22. ^ 第3作では、後から寄生したはずのドッグエイリアンよりも後に誕生しており、ノベライズではリプリーもその事に言及している。
  23. ^ 第2作で身体を裂かれたビショップはアンドロイドであり、また機能停止(=死亡)に至ったわけでもない。
  24. ^ ノベライズではアルファ・エイリアンと呼ばれている。
  25. ^ 鳴き声も第2作のウォーリアーと同じものを使用している。
  26. ^ http://davedorman.blogspot.jp/2007/10/aliens-v-predator-and-dave.html
  27. ^ http://ironjoe.blog7.fc2.com/blog-entry-94.html
  28. ^ ただし映画誌等ではFOX直轄の著作物以外はアンオフィシャルとみなしていた為か本映画シリーズにおいて『初創作・初登場』したかの様な記述がなされている資料が多い
  29. ^ 一緒に墜落したプレデターは行動不能の重傷を負った
  30. ^ 通常のチェストバスターは胸部を突き破って出てくるが、このチェストバスターは胎児が変化したものであるため、腹部を突き破って出てくる